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2013年 10月 11日

新規開店情報:月曜社の本を置いてくださる予定の本屋さん

2013年11月22日(金)プレオープン、12月21日(土)グランドオープン
明文堂書店TSUTAYA小松沖町店:書籍雑誌600坪(文具カフェ含む)、レンタル200坪
石川県小松市沖周辺土地区画整理事業施工地区内4街区
トーハン帳合。弊社へのご発注はここ一年の新刊の主力商品。JR北陸本線「小松」駅の東側、小松市のほぼ中心部に建設予定のイオンショッピングセンターの隣接地にオープン予定です。明文堂プランナーによる出店。同社は石川、富山、埼玉で21店舗の明文堂書店およびTSUTAYAを展開。代表的な大型複合店には、石川で金沢ビーンズや金沢野々市店、富山で新庄経堂店や高岡射水店、埼玉でイオンレイクタウン越谷店があります。

明文堂プランナー代表取締役社長・清水満さんのお名前でいただいている挨拶状によれば、1Fは書籍雑誌、文具、タリーズコーヒー、2FがコミックとTSUTAYA(レンタル)を展開、とのことです。「書籍を豊富に取りそろえたエリア随一の品揃えの店舗とし、さまざまな新しいチャレンジを行う未来志向の新しい書店像を目指します」と。また、イベントスペースも設けているそうです。「新文化」2013年10月7日付記事「明文堂書店、11月22日に1000坪級プレオープン」には、タリーズのほかにフードコートの併設なども紹介されており、さらに「店内には国内の書店で初めて暖炉を設置。シルバー層を意識した店づくりを目指す」とも書かれています。

このところCCCさんやそのフランチャイジーといい、あるいは合弁会社といい、TSUTAYAブランドの出店攻勢には目を見張るものがあります。ここしばらくナショナルチェーンの大型店が、巨大ショッピングモールや駅ビルなどへのテナント入居のかたちでしかオープンしない(できない)このご時世に、TSUTAYAブランドでは、代官山や函館、盛岡、そしてこの小松沖町店などに見るように、複合店とはいえ単立の施設を建設しているわけで、もはやこうした単立型書店はTSUTAYAしか造れないのでは、と思えるほどです。一出版社としてはしかし懸念も覚えています。TSUTAYAブランド(蔦屋書店やTSUTAYA)の昨今の大型店では、大きな売場を維持するために特に専門書や中小版元の新刊への目配りが欠かせないはずです。取次や版元のパターン配本に依存しない独自の仕入力と選書眼を発揮することが必要となるわけです。ところが代官山のような旗艦店を除くと、そういう動きはあまり版元サイドにははっきりとは見えてきていない気がします。専門書に詳しい人材を確保するのもおそらくたいへんなのだろうと思いますし、そもそも専門書がリアル書店の店頭では売れておらず、趣味実用書や文芸書など一般書に力を傾注するのが現実的なのかもしれません。ただ、せっかく専門書の棚があるのにそこの仕入機能が不活性化すればいずれお店の売上にも響くはずです。大型複合店が3年後、5年後、10年後にどうなっていくのか、書店の未来だけでなく、専門書や中小版元の出版物の未来に一抹の不安がよぎります。

by urag | 2013-10-11 00:01 | 販売情報 | Trackback | Comments(0)
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