人気ブログランキング |

ウラゲツ☆ブログ

urag.exblog.jp
ブログトップ
2005年 04月 11日

ブランショ政治論集とアガンベンの「バートルビー」論

a0018105_221994.jpg

近刊予告を二つ。

右の書影が、モーリス・ブランショの「政治論集(エクリ・ポリティーク)」です。1958年から1993年にかけての政治論文が収録されています。アルジェ戦争反対運動や、五月革命など、同時代人のサルトルに劣らず、ブランショは常に政治参加をしてきました。戦後の彼の政治的歩みの一端が本書で辿れることになるでしょう。日本語版では二編ほど関連論文を増補して刊行します。5月末刊行予定です。ちなみに原書は2003年にフランスのリーニュ&マニフェスト社(レオ・シェール社)から刊行されました。

左の書影は、ジョルジョ・アガンベンの「バートルビー」です。1993年にイタリアのクオドリベット社から刊行されました。原書では、ドゥルーズの論文「バートルビー、または決まり文句」が併録されていますが、これはドゥルーズの『批評と臨床』(河出書房新社)に収録されている論文なので、日本語訳版では訳出しません。そのかわり、元ネタであるハーマン・メルヴィルの小説「バートルビー」の新訳を併載します。この小説には既訳がいくつもありますが、悲しむべきことにほとんどが新刊書店で入手できなくなってしまいました。こちらも6月には刊行できるものと思います。

それにつけてもここ数日の投稿画像だけでもよくわかることですが、和書の装丁は洋書のこうしたシンプルな美しさから学びたいものです。(H)

by urag | 2005-04-11 22:22 | 近刊情報 | Trackback | Comments(0)
トラックバックURL : https://urag.exblog.jp/tb/1837377
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。


<< 『現代思想』5月号「特集=公共...      デュットマンのエイズ論、ハイデ... >>