『原子の光(影の光学)』は、幻、X線、原爆、透明人間などをめぐり、映画作品や文学、哲学における「没視覚的なもの」を考察する、画期的な映像文化論です。月曜社より2013年6月4日発売。原書はAtomic Light(Shadow Optics), University of Minnesota Press, 2005です。
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以下の映像は、カリフォルニア大学バークレー校のCJS(日本研究センター)の50周年記念イベント「ハイブリッド・ジャパン」の一環として2009年1月23日(金)に開催されたシンポジウム「Pacific War Revisited: Scholar's View of "Letters from Iwo Jima"」の様子です。クリント・イーストウッドの映画「硫黄島からの手紙」(2006年)をめぐって、歴史家のタカシ・フジタニさん、キャロル・グラックさん、そしてアキラ・ミズタ・リピット(リピット水田堯)さんが発表と討議を行っています。リピットさんの発表「The History of the Representation of Japan in Hollywood Films」は、57:30あたりから始まります。