現代における地球規模の人身売買の実態をリサーチし続けているケヴィン・ベイルズさんが来月再来日します。彼の著書『グローバル経済と現代奴隷制(原題:Disposable Poeple)』(大和田英子訳、
凱風社、2002年)では、こうした地球規模の人身売買(ヒューマン・トラフィック)の諸特徴を「新たな奴隷制(ニュー・スレイヴァリー)」と定義して、追究しています。
グローバリゼーション時代における世界資本主義の最暗部である「人身売買」への認識と取り締まりについては日本はまだまだ遅れているだけに、彼が教えてくれる胸を締め付けるような現実は、多くの読者を驚かせるだろうと思います。現代人必読の書です。この本のことやベイルズさんのことは、私自身、『
インターコミュニケーション』43号をはじめ、様々な機会に紹介してきましたが、本も人柄も本当に素晴らしいです。(H)
以下、転載歓迎とのことですので、来日情報を掲載します。
■□■□■ 人身売買の世界的現状とNGOの取り組み ■□■□■
~3・8国際女性デーによせて~
世界では、毎年少なくとも60~80万人もの人々が国外へ人身売買されており、その半数以上が性的搾取の被害者になっているとみられています。日本においても、アジア各国、南米、東欧から女性たちが人身売買のブローカーによって日本に連れてこられ、性産業などに送り込まれています。日本政府は人身売買の取締強化に向けて動き出しましたが、被害者の救済のための法制度はまだ何もありません。わたしたち市民には何ができるでしょうか?講師のケビン・ベイルズさんと一緒に考えてみましょう。
【参加費】無料 <逐次通訳あり>
講演:人身売買の世界的現状と国際的防止運動
講演者:ケビン・ベイルズ(Kevin Bales)氏
★アメリカ、ミシシッピー州在住。現代奴隷制および人身売買問題の専門家。国連における人身売買問題コンサルタント。ワシントンDCに本部をもつNGO フリー・ザ・スレイブズ(Free the Slaves)代表であり、サリー大学ローハンプトン校教授。少なくとも2700万人といわれる「21世紀の奴隷」の人権回復に向けた具体的な行動を精力的に展開している。著書『グローバル経済と現代奴隷制』(Disposable People)は、 2000年にピュリッツァー賞候補となった。
<福岡会場>
【日 時】2005年3月4日(金) 14:00~16:30
【会 場】福岡アメリカン・センター(Tel 092-761-6661)福岡市中央区天神2-2-67 ソラリアパークサイド・ビル8F(三越デパート5Fから連絡通路あり)
★お問い合わせは アジア女性センターへ(Tel 092‐513-7333)
<熊本会場>
【日 時】2005年3月5日(土) 14:00~16:30
【会 場】熊本テルサ研修室(Tel 096-387-7777)熊本市水前寺公園28-51(熊本県庁西門横)
★お問い合わせは コムスタカー外国人と共に生きる会
電話 096-383-4136 叉は 0968-25-4511
<大阪会場>
【日 時】2005年3月7日(月)18:30~21:00
【会 場】大阪市立総合生涯学習センター第一研修室(大阪駅前第二ビル5階)
電話 06-6345-5000
http://www.manabi.city.osaka.jp/Contents/lll/center/acc.html【参加費】無料 <逐次通訳あり>
★お問い合わせは 京都YWCA APTまで 電話075-431-0351
以上