2012年 06月 12日
★森山大道さん(写真集:『新宿』『NOVEMBRE』『新宿+』『大阪+』『ハワイ』『にっぽん劇場』『何かへの旅』『オン・ザ・ロード』『カラー』) 弊社4月刊、最新写真集『カラー』をめぐって、インタビュー記事が各紙に出ています。 1)「共同通信」による森山さんインタビューの配信記事が、各紙に掲載されています。「誰もが見ているのに誰にも取れない写真にこそ、森山大道さんの真骨頂がある。「〔…〕街に一歩出れば、時間も物も人も、絶え間なく流動している」。〔…〕街をうろつき、反射的にコンパクトカメラのシャッターを切るスタイル。「90%は偶然です。でもその偶然を呼び寄せるように、自分に仕掛けていく」」。 「京都新聞」2012年5月25日(金)文化欄「“聴”流」、「欲望映す街の色彩を撮る」 「山陰中央新報」2012年5月26日(土)文化欄「“聴”流」、「欲望反映した色彩撮る」 「千葉日報」2012年6月3日(日)学芸欄「“聴”流」、「欲望反映した色彩を撮る」 「新潟日報」2012年6月4日(月)文化欄「“聴”流」、「欲望反映した色彩を撮る」 2)「読売新聞」2012年5月31日付朝刊「文化欄」の、前田恭二さんによるインタビュー記事「「スナック色」の現在進行形」では、弊社4月刊『カラー』について、「この5年、東京に氾濫する色彩に反応しながら、手軽なデジタルカメラで撮りためた。「場末感のある、卑俗な色が好きでね。“スナック色”と言ってるんだけど、昼間見るスナックの看板の色なんていいよね」」と言及していただきました。 このほか、『カラー』書評や紹介記事が以下のように出ています。 1)「産経新聞」2012年5月19日付朝刊書評欄「産経書房」にて、弊社4月刊『カラー』についての、「存」氏の記名短評が掲載されました。「サイケデリックでエネルギッシュで、どこか物悲しい異世界が、見慣れたはずの日常風景から立ち現われる」とご紹介いただきました。 2)同じく、2012年5月19日発売の月刊誌「日本カメラ」2012年6月号では口絵で『カラー』をご紹介いただいています。 3)現代アートの情報サイト「ART iT」内の清水穣さんによる連載「批評のフィールドワーク」の第26回「脱色でも褪色でもなく ? 森山大道の最新作カラー写真〈1〉」2012年6月5日付では、森山さんのカラー写真が以前のモノクロ写真作品(弊社刊『ハワイ』など)との比較の中で論じられています。以後、複数回に渡って論及されることになりそうです。 4)2012年6月6日発売の月刊誌「ダ・ヴィンチ」2012年7月号の「この本にひとめ惚れ」コーナーで、アートディレクターの秋山具義さんが『カラー』を取り上げて下さっています。「大道さんと大竹さん、それぞれの持ち味が見事に融合している。とてもうまい作品だ」(209頁)と評価してくださいました。 ★大竹伸朗さん(著書『UK77』『権三郎月夜』『ネオンと絵具箱』) 1)現代アートの書籍・グッズ販売の「ナディッフ」で、森山大道写真集『カラー』の題字を手掛けられた大竹さんのオリジナルTシャツが通販開始になっています。幻の『ハワイ』Tシャツも復刻。 2)現代アートの情報サイト「ART iT」で、連載「夢宙」を執筆しておられます。過去にご覧になった夢の記録(夢日記)です。最新エントリーは2012年6月8日付の第6回。 3)2012年6月9日より9月16日までドイツ、カッセルにて開催中のドクメンタ13に参加されています。大竹さんは日本からの唯一の参加アーティストで、カールスアウエ公園内にて「MON CHERI: A Self-portrait as a Scrapped Shed モンシェリー――廃小屋としての自画像」【正しくは「モンシェリ:スクラップ小屋としての自画像」】と題したインスタレーション作品を公開されています(動画を以下に貼ります)。ドクメンタの公式ウェブサイトはこちら。「ART iT」の紹介記事はこちら。公式カタログ情報はこちら。 ★鈴木慎一郎さん(共訳書:ポール・ギルロイ『ブラック・アトランティック』) 共著書『ディアスポラの力を結集する』(松籟社、2012年6月刊)の刊行を記念して、以下の通りトークセッションが行われます。入場無料です。また、このイベントに連動して、会場であるジュンク堂書店難波店の人文書店頭では、パネラーの先生方の著書を中心にミニフェアが開催されます。 ◎〈ディアスポラの力を結集する〉 出演:鈴木慎一郎(関西学院大学教授)+細見和之(大阪府立大学教授)+小笠原博毅(神戸大学准教授) 司会:赤尾光春(大阪大学非常勤講師) 日時:2012年6月24日(日)17:00~ 会場:ジュンク堂書店難波店 3階カウンター前特設会場。 受付:同店カウンター、お電話06-4396-4771にて予約承ります。 ★表象文化論学会さん(発行誌「表象」) MARUZEN&ジュンク堂書店渋谷店サブカウンター横人文フェア台で、6月23日~7月下旬に、『ムネモシュネ・アトラス』(ありな書房)刊行記念+表象文化論学会賞ブックフェアとして「表象文化論のアトラス」が展開されます。『ムネモシュネ・アトラス』の共著者である田中純さんをはじめ、学会賞を受賞した3名(学会賞=大橋完太郎さん『ディドロの唯物論──群れと変容の哲学』法政大学出版局、奨励賞=小澤京子さん『都市の解剖学──建築/身体の剥離・斬首・腐爛』ありな書房、奨励賞=鯖江秀樹さん『イタリア・ファシズムの芸術政治』水声社)、計4人の選者が「著作をより深く/広く/遠くまで理解するための書籍をセレクト」されたとのことです。
by urag
| 2012-06-12 00:13
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