
先日、ブレポルスの「インタープラン」を愛用していると書きましたが、プライヴェートでは
モールスキン(Moleskine)の手帳が好きです。しかし去年あたりでしょうか? 日本でも代理店のサイトができたり、一気にブレイクした感じがするのは。正直、びっくりです。たしかにモールスキンの手帳はシンプルで美しいです。でもこんなに流行(?)するとは。国産ものより断然高価なのに。
写真は、奥に二冊重なっているのがモールスキンのポケット版手帳です。下の厚いのが2005年版のダイアリーで、一日一頁のレイアウトです。厚さは22ミリもあります。上のはスクエアード・ノートブックです。私は購入してませんが、楽天市場に出店している神戸の
ナガサワ文具センターさんでは、モールスキン製品への名入れや、特製皮カバーの販売をされているのですね。けっこう人気のようです。
モールスキンと言えばゴムバンドが特徴なのですが、他社製品でもゴムバンドがついているものはあります。たとえば
クオバディス社のMaorとか。写真の手前に写したのはそれです。
Maorとモールスキンのポケット手帳との違いですが、まずサイズは、見た目では左右はほぼ一緒で、天地がMaorの方が短いのですが、公式データではMaorがヨコ8.5cm×タテ13 cm、モールスキンのポケットがヨコ9cmテ14cmとなっています。Maorは角が四角く、モールスキンのは角が丸みを帯びています。ゴムバンドは、Maorは硬めでモールスキンはしなやかです。紙はモースルキンのほうは白と言うよりクリーム色に近いです。モールスキンには布製のしおりがついていますが、Maorにはありません。Maorには過ぎた日付のページの端をちぎって現在のページをすぐに開けるような仕様がありますが、モールスキンにはありません。
その他、皮の風合いの違いから中味のレイアウトまで、いろいろ異なっていてそれぞれに長所はありますが、強いてどちらがより好きかといえば、私はモールスキンのほうです。(H)
後日付記――Moleskineは日本での正規代理店が説明するところでは「モールスキン」ではなく「モレスキン」と表記しています。古いエントリーなので、訂正するのをすっかり忘れていました。(09年10月30日)