書評紙「週刊読書人」
2012年4月13日号に弊社昨年12月刊、近藤和敬『
構造と生成(Ⅰ)カヴァイエス研究』の書評「日本初の研究書――「概念の哲学」を導入した思想家」が掲載されました。評者は原田雅樹さん(仙台白百合女子大学准教授)です。「20世紀は、ナチスによる大量虐殺など、人間による多くの悲劇が引き起こされ、それと共に、哲学界では合理主義に対する大きな懐疑がおき、そして批判がなされた。また、現在、日本でも原子力発電所の事故とそれによる放射能汚染が引き起こされ、科学、そして技術のあり方に対する様々な批判が起きている。そのような現在、カヴァイエスの思想を紐解くことは、もう一度、われわれが学知とは何かを反省する機会を与え、知に対する誠実が行為に対する誠実さにつながらなければならないことをおもいおこさせてくれるのではあるまいか」と評していただきました。原田先生、ありがとうございました。
いっぽう、ニュースサイト「本が好き!BOOKニュース」では、弊社1月刊、ガシェ『
いまだない世界を求めて』の紹介記事が掲載されました。2012年2月16日付記事「
芸術作品の根源とは何なのか」で、記者はかの「
終りの会」の同人誌「クロニック・ラヴ」「モダン・ラヴ」を手掛けられている永田希(1979-)さんです。本書に収録された三本の論考について端的に要約して下さっています。特にハイデガー論「作品、現実性、形態」について、「写真などの複製技術や電信などの通信技術が普及し、芸術作品とそうでないものの違いがいよいよ不明瞭になってきている現代に、この論考を読むことの意義は大きい」と評していただきました。永田さん、ありがとうございました。
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