「書物の可能性はここから始まる。愛書家へ贈る、個性あふれる出版社の世界」と銘打たれた「TOKYODO PRIME COLLECTION」の第6弾として、弊社の全点フェア「月曜社書店」が展開中です。フェアの命名は企画者の清都さん。こんな素晴らしい位置の広いスペースを占領してしまって申し訳ないというか、恐縮するばかりです。写真では分かりにくいかもしれませんが、品切本も並んでいます。クリフォード『ルーツ』、毛利嘉孝『文化=政治』、上野俊哉『アーバン・トライバル・スタディーズ』、森山大道『新宿+』『大阪+』、平井浩編『ミクロコスモス 第1集』。今では全巻揃えるのが難しくなってしまった『表象』誌も既刊全5冊が並んでいます(現在は、01、04、05号が品切)。保存用の弊社備品扱いの貴重本を出しましたので、書目によっては最終出荷になりそうです。森山大道さんのサイン本『ハワイ』もあります。
写真がブレておりますので、鮮明なものは東京堂さんご提供のものをご覧ください。新しい神保町店のコンセプトはWORSHIP OF MANKIND <人間礼賛>。曰く「“地球”という惑星に、未曾有な規模でのパラダイム・シフトが起こっていると誰しもがリアルに感じている、“今”という時代……。その小さな惑星の中で、思想を巡らし、活動し、今日という“未来”を積み重ねてきた“人間”、という存在……。人間は今、どこへ行こうとしているのでしょうか…。そんな時代だからこそ、人間を見つめなおしたい。かつての時代の要請がルネッサンスを巻き起こしたように、今こそ、「人間礼賛」」とのことです。リニューアル後のフロア構成は、
1F:Foresee "FUTURE" of Mankind <人間の"未来"を読むフロア>・・・各ジャンル新刊、書評コーナー、週間ベスト、サイン本、雑誌、文庫、新書・選書など。
2F:Grasp "ACT" of Mankind <人間の"活動"を掴むフロア>・・・経済・経営・法律、ビジネス、社会・政治、辞書・語学、自然科学、建築・工学・コンピュータ、芸術など。
3F:Trace "MIND" of Mankind <人間の"思考"を辿るフロア>・・・文学・全集、人文科学、地方・章出版・リトルプレス、豆本、アウトレットなど。
となっています。レジは1Fに集中。2Fにトイレと、禁煙専用のカフェスペース。3Fには喫煙用のカフェスペースがあって、1Fでお茶を買って右手の座席ないし階段を上って2Fないし3Fの座席を使用、ということになります。かつてTSUTAYA TOKYO ROPPONGIやブックファースト新宿店がオープンした時、書店空間の新時代を感じさせたものでしたが、東京堂書店のリニューアルはまさに、コンセプトも什器も照明も、洗練された新しさを感じます。蔦屋代官山と同様に格好のモデルケースとして業界の見学者が今後絶えないだろうという予感がします。