2012年2月24日(火)頃オープン
ヴィレッジヴァンガード阪急三番街:??坪
大阪府大阪市北区芝田1-1-3 北館B1F
帳合は
O。弊社へのご発注は大竹伸朗さんの既刊書。阪急三番街南館1Fには紀伊國屋書店梅田本店がありますが、VVはこれまでも既成の書店と共存してきましたから出店は珍しいことではありません。北館B1Fは「ホビー枠」で、画材屋「カワチ」と「フットセラピー」の間の空き店舗に入居するようです(フロアマップは
こちら)。
2012年3月17日(土)オープン
蔦屋書店フォレオ菖蒲店:図書1,000坪
埼玉県久喜市菖蒲町大字菖蒲字寺田4900
帳合は
N。弊社へのご発注は芸術書や人文書の主力商品。経営主体であるトップカルチャーの挨拶状によれば「売場面積は全体で2,300坪、うち書籍は1,000坪と、昨年8月に開店した弊社店舗「前橋みなみモール店」の900坪を上回る、過去最大規模の旗艦店舗となり〔…〕新たな楽しみを発見し、楽しみを通じて家族や仲間が集う場の提供、そして「感動の力」をコンセプトに掲げ、Life Style提案を行って参ります」とのことです。店内構成を再整理すると、2,300坪のうち1,000坪が書籍と雑誌、300坪がDVD/CDセル(レンタルはなし)、1,000坪が「その他」とのこと。同店のパート・アルバイト募集(現在は終了)の
ウェブページを見ると、70万冊の本、10万点の文具雑貨、音楽CD、映画DVD、ゲームソフト/トレーディングカード、タリーズコーヒーを展開することになっており、DVD/CDセルが音楽CDと映画DVDでしょうから、その他1,000坪というのは文具雑貨、ゲーム、タリーズの三者の合計でしょうね。
入店先となるショッピングモール
フォレオ菖蒲の主要テナントは蔦屋のほかに、ケーズデンキや二木ゴルフなど。蔦屋は規模から推察すると、A棟のコスモボウルの跡地にオープンするのだろうと思います。隣接するショッピングモールに「
モラージュ菖蒲」があり、こちらでは109シネマズやヨークマート、ノジマなどを擁するため、トップカルチャーとしても「売上も当社最大となる見込み」とのことです。ちなみにモラージュの3Fにもくまざわ書店系列の700坪もの大型書店「
ACADEMIA菖蒲店」があり、ACADEMIAはくまざわ書店の中でも専門書にも強い店舗なので、蔦屋と厳しい競合状態になると予想されます。なお、トップカルチャー系列の蔦屋書店は、信越を中心に埼玉、東京、神奈川でも展開しています。店舗一覧は
こちら。
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一方、閉店情報です。返品依頼などがないかぎり、書店さんの閉店を知るのはだいたい事後的で寂しいものです。多摩センター駅前のくまざわ書店カリヨン店さんが先月(2012年1月)14日に閉店。
多摩カリヨン館の5Fで1995年12月に開店し、約16年間営業されていました。同店の
twitterアカウントでは、商品搬出が終わった空っぽの棚の
写真などがあり、胸に迫るものがありました。5Fは現在改装中で、3月8日オープンで
BOOKOFFが入店するようです。