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URGT-B(ウラゲツブログ)

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2011年 11月 28日

新規開店情報:月曜社の本を置いてくださる予定の本屋さん

2011年12月22日(木)オープン
ジュンク堂書店松本店⇒丸善松本店:図書850坪・文具200坪
長野県松本市深志1-3-11 コングロM B1,1,2F
帳合はO。弊社へのご発注は人文書全点、音楽書全点、文芸書および芸術書の主力商品でした。ジュンク堂書店の代表取締役社長、岡充孝さんのお名前で出されている挨拶状によれば、「弊社がこれまで培ってきた経験を踏まえ、さらに進化した「立地に相応しい洗練された店」を目指すべく、今後とも努力を惜しまない所存」とのことです。JR松本駅周辺には駅ビル内の改造社書店や、松本パルコの地下1階にあるリブロ松本店などの新刊書店のほか、堅実な品揃えが魅力的な古書店、アガタ書房もありますね。ジュンク堂が入店するのは、井上百貨店本館に隣接する旧野口ビル(ベルモール25)。「信濃毎日新聞」2011年10月27日付記事「松本・旧野口ビルに書店大手ジュンク堂が入居へ 年内にも」にはこうあります。「工藤会長は「書店は街のインフラ。松本市街地の空洞化を防ぐ意味でも、人が常に出入りし、専門書が手に入る店舗にしたい」と説明。藤巻社長は「ビルを活用したい一心で入居をお願いし、応じてもらった。改修を急ぎ、クリスマスに開店が間に合うように全力を尽くす」としている」。工藤会長とは周知の通りジュンク堂書店の会長である工藤恭孝さんのこと。藤巻社長とはビルの所有者「富岡開発」の親会社であるエム・ケー・ケーの社長である藤巻好實さん。ジュンク堂の入店のために、空きビルを改修するわけで、なかなか大変な決意ではないでしょうか。

【2011円12月14日追記:「新文化」12月9日付記事「ジュンク堂書店、松本店を「丸善」で出店」によれば、ジュンク堂松本店は「丸善松本店」に店名を変更するとのことです。「丸善ブランドを前面に押しだす戦術」と報じられています。こういう使い分けはきっと、地元での評判などをもとに判断するのでしょうね。確かにその昔も、池袋店ができるまで、東京住まいの読者の大半はジュンク堂の名前を知らなかったかもしれません。なお、書店コードの変更はないそうです。】

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一方、閉店情報ですが、今月末でブックファーストルミネ新宿2店が閉店となるのには驚きました。数週間前、返品依頼の電話がかかってきた当日に早くもtwitterで情報が流れ始めていましたから、すでに皆さんもお聞きおよびのことでしょう。かつてここが青山ブックセンターだった頃、森山大道の高額写真集『新宿』(2002年)の実売数が3桁に至ったことがありました。その頃のことを思うと隔世の感があります。ルミネ側が「1にも本屋があるので、2つも要らない」という考えを持っていたと聞いています。同じくルミネ2内のヴィレッジヴァンガードが閉店したのが今年1月。あくまでも私の印象にすぎませんが、ベルクへの立ち退き要求ですとか、テナントへの容赦ない態度ですとか、どうもルミネ(JR東日本)のやり方というのはどこか高圧的に映りがちですねえ。

by urag | 2011-11-28 00:28 | 販売情報 | Comments(0)


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