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URGT-B(ウラゲツブログ)

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2011年 10月 17日

新規開店情報:月曜社の本を置いてくださる予定の本屋さん

2011年11月18日(金)リニューアル・オープン
ジュンク堂書店仙台イービーンズ店:図書1200坪
宮城県仙台市青葉区中央4-1-1 仙台駅前イービーンズ
帳合はT。弊社へのご発注は芸術書メイン商品と文芸書を少々。二次発注が今後来るのかもしれない。ジュンク堂の工藤会長と岡社長のお名前が記された挨拶状によれば、概況は以下の通り。東日本大震災での被災により休業していた「イービーンズ」が耐震改修工事を経て来月リニューアルオープンの予定。テナントであるジュンク堂は900坪から1200坪へ増床して再出店します。なお、震災後に仙台TRビル(ヤマダ電機)の地下1階に移転したジュンク堂書店仙台店では今後「一般書を中心とした品揃えに変更し、専門書ジャンルについてはイービーンズ店へ移管し展開する」とのことです。仙台でのジュンク堂の展開を再整理すると、「仙台ロフト店はコミック・児童書・実用書を中心としたファッショナブルな女性向けの店舗」になり、「仙台TRビルの仙台店は文芸・文庫・芸術などを中心とした一般書店」になり、「仙台イービーンズ店は地域最大の専門書を中心とした総合書店に生まれ変わ」る、ということです。同一市内に三店舗というのはジュンク堂で初めてのことではないかと思います。

2011年11月18日(金)オープン
リブロ福岡天神店:330坪
福岡県福岡市中央区天神2-5-35 岩田屋本店本館7階
帳合はN。弊社へのご発注は芸術書の売れ筋1点を平積用に。もう一点は人文書で開店フェア用にとご発注をいただきましたが、品切で出荷できず。リブロの新着情報によれば、同店のショップコンセプトは「本の広場で、世界と出会う」。「こだわりの品揃と上質なサービスで、リブロの次世代モデルとなるような店舗を創り、天神に集まる高感度で好奇心旺盛な読者・お客様に「最も愛される書店」を目指してまいります」とのことです。掲げられた5点の特色は以下の通り。

・九州一の絵本ゾーン「わむぱむ」
・ジャンル越境の独自編集で現代を表現する「Cartographia(カルトグラフィア)」
・デザインされたカジュアルライフを提案する本と雑貨の「Atelier Nouveau(アトリエ・ヌーヴォー)」
・新鮮な情報を随時発信するデジタルサイネージ「LIBRO Vision(リブロ・ヴィジョン)」
・経験豊富な専門スタッフ「コンシェルジュ」によるご案内サービス

「読売新聞」2011年9月22日付の記事「天神・岩田屋に「リブロ」、8年ぶり復活」によれば、「リブロは2003年9月に岩田屋から撤退しており、8年ぶりの復活となる。店名は「リブロ福岡天神店」で、店舗面積は1095平方メートル。〔…〕天神地区では1990年代以降、百貨店などに大型書店の進出が続いたが、競争激化を受けて相次いで撤退した」とあります。店舗面積を換算すると約330坪。大きさからすると、専門書を充実させるというところまではいかないかもしれませんが、その分、上記の特色にある通り、分野横断的な棚編集でコンパクトにまとめるということなのでしょう。1000坪超の大型店戦略との差別化として、重要だと思います。

【2011年10月25日追記】追加発注で、弊社人文書、芸術書、文芸書の主力商品24点をご注文いただきました。うち2点は品切で出荷できず。

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このほか、2011年10月21日(金)に「BIBLIOPHILIC & bookunion新宿」がオープンすると聞いています。発注があったかどうか未確認ですが〔追記:後日ご発注いただいたことを知りました〕、おそらく帳合はTyだろうと思います〔追記:後日Tyで間違いないと聞きました〕。「BIBLIOPHILIC」というのは、内沼晋太郎さんプロデュースと聞く「本のある生活を楽しむための読書グッズを提供するブランド」。これと、書籍販売専門のbookunionが合体した店舗が、ディスクユニオン新宿中古センターと同じフロアにオープンするとのことです。なお、bookunionの9月度の書籍販売ベスト10には、弊社7月刊の大里俊晴『ガセネタの荒野』が9位にランクインしたとのお知らせがありました。ありがたく、嬉しいです。

by urag | 2011-10-17 16:45 | 販売情報 | Comments(0)


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