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2011年 01月 07日

月曜社1月新刊、重版、書評

◎1月新刊情報

取次搬入予定が本日(1月7日)と昨年末御案内していた『アンフォルム』ですが、最終的に来週水曜日12日搬入で確定いたしました。お待たせしてすみません。

今月はさらに2点発売開始いたします。

遠藤水城編著『曽根裕 Perfect Moment』は、来週末より開催される同名の展覧会「曽根裕展 Perfect Moment」(2011年1月15日~3月27日)の会場(東京オペラシティアートギャラリー)に併設されたギャラリー5(ナディッフ)にて発売されます。一般の書店様では「お取り寄せ」がメインになりますので、ご注意ください。

中平卓馬写真集『都市 風景 図鑑』(マガジンワーク1964-1982)は1月27日取次搬入予定で現在進行しております。明日から開催される中平卓馬写真展「Documentary」(2011年1月8日~2月13日)の会場となる銀座BLD GALLERYでは来週末以降に同書が先行販売される予定です。書誌情報を以下に記します。

書名:都市 風景 図鑑
写真:中平卓馬
判型:B5判(タテ257ミリ×ヨコ182ミリ)ソフトカバー652頁(4C=172頁)
定価:税込6,720円(本体価格6,400円)
ISBN:978-4-901477-82-6

内容:1964年から1982年にかけて雑誌に発表した写真群を収録。「プロヴォーク」時代、その総括としての1970年『来るべき言葉のために』から「植物図鑑」へ。また、1977年の記憶喪失をはさんで、1978年の「写真原点」から翌年の『新たなる凝視』以来現在まで続くカラー作品へ。中平卓馬の写真の連続と切断を、この一冊に集約。中平にとって極めて重要な「原点」の形成過程が明らかになる。解説=清水穣。

※本書収録の写真は、発表当時の雑誌などから複写したものです。

中平卓馬(なかひら・たくま):1938年生まれ。東京外国語大学スペイン科卒業後、「現代の眼」誌で寺山修司、東松照明の編集担当者となる。1968年、高梨豊、岡田隆彦、多木浩二らと共に、写真同人誌「プロヴォーク」創刊(2号から森山大道も参加)。1973年ころ、過去の自らの表現を自己批判し、撮影された写真のネガ・フィルムやプリントのほとんどを焼却する。1977年9月11日未明、飲酒により昏睡状態となり入院。その後、身体と意識は回復したものの、言語能力と記憶に障害が残る。回復後、写真家としての活動を再開する。2003年には、初めての本格的な個展「原点復帰—横浜」が横浜美術館で開かれた。現在も旺盛に撮影しつづけている。主な著書・写真集に、『来たるべき言葉のために』(写真集、オシリス、2010年)、『なぜ、植物図鑑か』(批評集、ちくま学芸文庫、2007年)、『見続ける涯に火が 批評集成1965-1977』(オシリス、2007年)、『ADIEU A X』(写真集、河出書房新社、2006年)、『日本の写真家36 中平卓馬』(写真集、岩波書店、1999年)、『決闘写真論』(批評集、篠山紀信との共著、朝日文庫、1995年)、『新たなる凝視』(写真集、晶文社、1983年)。


◎重版情報

ロベール・ドアノー『不完全なレンズで』(2刷)が本日出来上がりました。事前にご発注いただいていた書店様の分は、連休明けから順次取次搬入いたします。なお、同書については、鈴村和成さんのよる書評が「文藝」2011年春号に掲載されました。「写真家・ドアノーの本であると同時に、訳者・堀江敏幸の本である。作者と訳者――両人が分身の関係を構成する。理想の関係だ」と評していただきました。

ジョルジョ・アガンベン『バートルビー』(3刷)は2月上旬の出来予定です。出来上がり次第、再度お知らせします。


◎既刊書評情報

大里俊晴『マイナー音楽のために』(11月刊行)が、「讀賣新聞」2010年12月26日付の文化欄「本 よみうり堂」の特集記事「今年はこの本にしびれました!」において、音楽評論家の片山杜秀さんが選ぶ2010年のベスト3冊に選ばれました。「音楽書は四半世紀遅れてやってくる。音楽は言葉にしにくい。工夫が要る。だから遅れる。今年は1980年代の現代思想ブームのノリの音楽書が大豊作。『マイナー音楽のために』は現代音楽文化の混沌を断片的文章の集積で尖鋭に表現。ドゥルーズかガタリか。仰天」と評していただきました。なお残る2点には椎名亮輔『狂気の西洋音楽史』(岩波書店、2010年11月)と小鍛冶邦隆『作曲の思想――音楽・知のメモリア』(アルテスパブリッシング、2010年10月)を挙げておられます。

by urag | 2011-01-07 20:09 | 近刊情報 | Trackback | Comments(0)
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