2010年12月1日(水)
丸善書店札幌北一条店:210坪
北海道札幌市中央区北一条西3丁目2 井門ビル 1F
帳合は
O。
Nや
Tをメインにしてきた「丸善」でしたが、「丸善書店」になって
ジュンク堂書店のメイン帳合であるOと本格的な関係を結び始めたということでしょうか。札幌における丸善は、札幌南一条店が2005年10月に閉店、札幌ピヴォ店が2010年1月に閉店。現在は
札幌アリオ店と
ら・がぁーる新札幌Duo店が営業中です。今回で3店舗目が開店、と言いたいところですが、出品依頼書に付された挨拶状によれば、屋号は丸善書店でも、経営はジュンク堂書店が行うと明記されています。注文内容はごく少量の人文書と文芸書。弊社の刊行図書のほぼ全点を発注するジュンク堂とは傾向が違います。区別としては、文具など書籍や雑誌以外のものも併売しているのが、従来からある「丸善」と新しい「MARUZEN&ジュンク堂書店」、書籍と雑誌のみを売る中規模店が「丸善書店」、大規模店が「ジュンク堂書店」ということなのでしょうか。そう単純な話でもなく、名前の違いのポイントはCHIグループによる再編の前か後か、ということになるのだろうと思います。
もう少し整理します。
CHIグループ下では「丸善書店」は店舗での小売に特化した会社で、これとは別会社で、小売以外の従来の業務を「丸善」が担っています。現在展開している本屋の「丸善」は「丸善書店」の一部分であり、「丸善書店」に移行してからの新店舗が「丸善」ではなく「丸善書店」という名前になるわけですね(ややこしい)。つまり、札幌で3店舗目という言い方をしても完全な間違いではないのですが、ジュンク堂書店による運営下ではもはや「丸善であって丸善ではない」とも言えなくもない気がします。
「丸善書店」は事業内容が「内外図書・雑誌、文具事務用品、洋品・衣料品・雑貨その他百貨の販売業」とされており、本以外も本来的には扱えます(2010年6月29日付CHIグループ・プレスリリース「
CHIグループ株式会社と株式会社ジュンク堂書店の株式交換による経営統合及び連結子会社である丸善株式会社における会社分割による店舗事業の分社化に関するお知らせ」参照)。ジュンク堂書店は来年2月にCHIグループの完全子会社になります。同じく2月には洋書輸入販売会社である
雄松堂書店がCHIグループの傘下に正式に入ります(現時点は業務提携)。「新文化」2010年10月20日付記事「
CHIグループ、来年2月に雄松堂書店と経営統合」によれば、「将来的には取次・小売業の機能をもつ日本最大の洋書取扱いグループの構築を目指す」のだとか。
一方、丸善内で「松丸本舗」をプロデュースしている松岡正剛さんの
編集工学研究所は昨年末(2009年12月)、丸善に経営権を譲渡し、子会社となっています。編集工学研究所が期待されているのは書棚編集という以上に知財流通における貢献で、丸善書店ではなくあくまでも丸善の傘下として数えられています。
ジュンク堂書店や雄松堂書店による、和書販売や洋書販売への強力なバックアップは、それに携わっていた旧「丸善」の人々の〈立場〉をどう変えつつあるのでしょうか。そして、「丸善」「MARUZEN&ジュンク堂書店」「丸善書店」「ジュンク堂書店」はどう住み分けていくのでしょうか。
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