
今週金曜日11月5日(公式発表では8日)以降に、いよいよドゥルーズ=ガタリ『千のプラトー』下巻が店頭発売開始になります。これで河出文庫版全3巻が完結。記念に、文庫で読めるドゥルーズとガタリの著書の集合写真を撮りました。『アンチ・オイディプス』全2巻からスタートし、河出文庫で読めるドゥルーズ=ガタリの共著は5冊、ドゥルーズの単独著は8冊にのぼります。文庫化の編集はすべてAさんによるもの。まさに瞠目すべき仕事です。河出書房新社で刊行されているドゥルーズ=ガタリの単行本でまだ文庫化されていないのは、ドゥルーズ=ガタリ『哲学とは何か』、ドゥルーズ=パルネ『対話』、ドゥルーズ『経験論と主体性』『襞』『無人島』『狂人の二つの体制』、ガタリ『カオスモーズ』です。ゆくゆくは文庫化されていくのではないでしょうか。
千のプラトー――資本主義と分裂症(下)
ジル・ドゥルーズ+フェリックス・ガタリ著 宇野邦一ほか訳
河出文庫 2010年11月 本体1,200円 文庫判408頁 ISBN978-4-309-46345-2
カバー紹介文より:遊牧民が発明した「戦争機械」は国家の外部にあり、国家をたえず危機に陥れる。「国家装置」はそれを捕獲し、労働を発明し、やがて資本主義の公理系と結び合う。しかし戦争機械とマイノリティの革命的な生成変化がやむことはない。かつてない国家、戦争、技術、資本への問いから、平滑空間/条里空間の考察を経て非有機的生に向かう壮大な歴史哲学。
◎文庫で読めるドゥルーズ=ガタリ(★印は新訳、◆は初訳)
『
ニーチェ』ドゥルーズ著、湯浅博雄訳、ちくま学芸文庫、1998年5月
『
ヒューム』ドゥルーズ=クレソン著、合田正人訳、ちくま学芸文庫、2000年2月◆
『
ニーチェは、今日?』デリダ+ドゥルーズ+リオタール+クロソウスキー著、林好雄ほか訳、ちくま学芸文庫、2002年1月※ドゥルーズ論文「ノマドの思考」本間邦雄訳◆
『
スピノザ――実践の哲学』ドゥルーズ著、鈴木雅大訳、平凡社ライブラリー、2002年8月
『
アンチ・オイディプス――資本主義と分裂症』全2巻、ドゥルーズ=ガタリ著、宇野邦一訳、河出文庫、2006年10月★
『
意味の論理学』全2巻、ドゥルーズ著、小泉義之訳、河出文庫、2007年1月★
『
記号と事件――1972-1990年の対話』ドゥルーズ著 宮林寛訳、河出文庫、2007年5月
『
フーコー』ドゥルーズ著、宇野邦一訳、河出文庫、2007年8月
『
差異と反復』全2巻、ドゥルーズ著、財津理訳、河出文庫、2007年10月
『
カントの批判哲学』ドゥルーズ著、國分功一郎訳、ちくま学芸文庫、2008年1月★
『
ニーチェと哲学』ドゥルーズ著、江川隆男訳、河出文庫、2008年8月★
『
三つのエコロジー』ガタリ著、杉村昌昭訳、平凡社ライブラリー、2008年9月
『
批評と臨床』ドゥルーズ著、守中高明ほか訳、河出文庫、2010年5月
『
千のプラトー――資本主義と分裂症』全3巻、ドゥルーズ=ガタリ著、宇野邦一ほか訳、河出文庫、2010年9~11月
※続報【2010年11月8日】:河出文庫では12月7日発売で、加賀野井秀一訳注『
哲学の教科書――ドゥルーズ初期』を発売予定とのことです。これは、夏目書房からかつて刊行されていた『ドゥルーズ初期――若き哲学者が作った教科書』(1998年)の文庫化ではないかと思います。これは、ジル・ドゥルーズの最初期の論文「キリストからブルジョアジーへ」と、ドゥルーズが28歳の折に古今の哲学者・思想家の言葉を集めてつくった教科書『本能と制度』をあわせて一冊としたものです。夏目書房は残念ながら2007年秋に倒産してしまい、購入できなくなっていましたから、嬉しい文庫化です。
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