人気ブログランキング | 話題のタグを見る

URGT-B(ウラゲツブログ)

urag.exblog.jp
ブログトップ
2004年 09月 17日

07号=特集「ナショナリズム考」目次のラフです

2004年11月下旬刊行予定の『舞台芸術』07号では、「ナショナリズム考」をテーマにすえ、国民国家および国民意識の形成と(舞台)芸術の関係について、多面的に再検討します。

「現代演劇とナショナリズム」(すが秀実、内野儀、太田省吾など出席)に関する共同討議、高嶺格やマリーナ・アブラモヴィッチといった現代美術で注目を集めてきた2人のアーティストのインタビューを掲載する予定です。

鵜飼哲の「演劇とナショナリズム」は書き下ろし、多和田葉子、マラン・ブラゼビッチ、ラビア・ムルエ氏の原稿は、今年8月にドイツで行われたラオコオン演劇祭シンポジウムの発表稿です。

戯曲「アル・ハムレット・サミット」は、今年2、3月に行われた東京国際芸術祭2004で上演された作品です。

また、ジェイムソンの翻訳が本号より再開し、木戸敏郎と観世榮夫の連載が最終回となる予定です。

『舞台芸術07』 特集=ナショナリズム考
2004年11月下旬刊行予定

目次(2004年9月15日現在)

〔巻頭言・扉〕
太田省吾/鴻英良

[巻頭インタヴュー〕
高嶺格 聞き手=鴻英良

[共同討議]
すが秀実×内野儀×太田省吾×八角聡仁×森山直人×鴻英良

[特集寄稿]
鵜飼哲「演劇とナショナリズム」
フロランス・デュポン(仏語)「ローマ帝国の形成に果たした演劇の役割」 翻訳:横山義志
熊谷謙介「アヴィニョン演劇祭がナショナル・アイデンティティ形成に果たした役割」
多和田葉子
マリーナ・アブラモヴィッチ「インタビュー」
港大尋
藤井慎太郎「『屏風』、あるいは裏切りという名のゲーム」
マラン・ブラゼヴィッチ
ラビ・ムルエ

[時評]
内野儀
桜井圭介
小林昌廣

[連載]
フレドリック・ジェイムソン「ブレヒトと方法」第4回 翻訳:大橋洋一
観世榮夫「わが演劇、わが闘争」最終回 聞き手:茂山千之丞
川村毅「やさしい現代演劇」第7回
木戸敏郎「北座はいま」最終回
森山直人「過渡期としての舞台空間」第6回

[戯曲]
「アル・ハムレット・サミット」(スレイマン・アルバッサーム構成・演出)
「訳者解題」(エグリントン佐藤みか)
スレイマン・アルバッサーム「インタビュー」(インタビュアー:鴻英良)

by urag | 2004-09-17 23:32 | Comments(0)


<< 11月刊行予定「燈火節(とうか...      森山大道サイン会および写真展 >>