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2010年 03月 17日

『ミクロコスモス』創刊イベント動画

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さる3月13日(土)に紀伊國屋書店新宿本店9Fで行われた、『ミクロコスモス』創刊イベントは満席御礼にて好評のうちに終了しました。Y係長を始め、紀伊國屋書店新宿本店の皆様にはたいへんお世話になりました。まことにありがとうございました。編者の平井浩さんが運営されている「『ミクロコスモス』ブログ」に紹介されている通り、同イベントの動画が公開開始になりました。以下は第一回「ミクロコスモス」大賞の授与風景の動画です。



続いて列記するのは、平井浩さんと、作品社の新刊『フランシス・イェイツとヘルメス的伝統』の共訳者であり、平凡社の『中世思想原典集成』や『ヴァールブルク・コレクション』を手掛けた編集者でもある二宮隆洋さんのお二人にピックアップしていただいた、『ミクロコスモス』および『フランシス・イェイツとヘルメス的伝統』の関連書60点です。

『ミクロコスモス 第1集』 (月曜社、2010年、3000円)
ジョーンズ 『フランシス・イェイツとヘルメス的伝統』(作品社、2010年、3600円)
『哲学の歴史(4)ルネサンス』(中央公論新社、2007年、3200円)
グラフトン『カルダーノのコスモス:ルネサンスの占星術師』(勁草書房、2007年、4000円)
エヴァンス『魔術の帝国(上下)』(ちくま学芸文庫、2006年、各1400円:品切)

根占献一『フィレンツェ共和国のヒューマニスト:イタリア・ルネサンス研究』(創文社、2005年、6500円)
根占献一『共和国のプラトン的世界:イタリア・ルネサンス研究 続』(創文社、2005年、5300円)
ウォーカー『ルネサンスの魔術思想』(ちくま学芸文庫、2004年、1400円:品切)
パラケルスス『奇蹟の医の糧』(工作舎、2004年、3800円)
パラケルスス『奇蹟の医書』(工作舎、新装版2004年、3800円)

池上俊一編訳『原典イタリア・ルネサンス人文主義』(名古屋大学出版会、2009年、15000円)
パノフスキー『イデア』(平凡社ライブラリー、2004年、1500円)
シュミットほか『ルネサンス哲学』(平凡社、2003年、7000円)
シャステル『ルネサンス精神の深層』(ちくま学芸文庫、2002年、1500円:品切)
ホームヤード『錬金術の歴史』(朝倉書店、1996年、5500円)

コイレ 『パラケルススとその周辺』(水声社、1987年、3000円)
ドッブズ『錬金術師ニュートン:ヤヌス的天才の肖像』(みすず書房、2000年、7500円)
イエイツ『薔薇十字の覚醒』(工作舎、1986年、3800円)
イエイツ『記憶術』(水声社、1993年、6000円)
イエイツ『世界劇場』(晶文社、1978年、3200円)

エイトン『ライプニッツの普遍計画』(工作舎、1990年、5340円)
ショーレム『ユダヤ神秘主義』(法政大学出版、1985年、7300円)
ショーレム『カバラとその象徴的表現』(法政大学出版、1985年、3800円)
ショーレム『サバタイ・ツヴィ伝』 (法政大学出版局、2009年、15000円)
ショーレム『錬金術とカバラ』(作品社、2001年、2800円)

ロッシ『魔術から科学へ』(みすず書房、1999年、3000円)
ブルーノ『カンデライオ』(東信堂、2003年、3200円)
ブルーノ『原因・原理・一者について』(東信堂、1998年、3200円)
ブルーノ『英雄的狂気』 (東信堂、2006年、3600円)
オルディネ『ロバのカバラ』 (東信堂、2002年、3600円)

ゴドウィン『キルヒャーの世界図鑑』(工作舎、1986年、2900円)
カウフマン『綺想の帝国』(工作舎、1995年、3800円)
クリステラー『イタリア・ルネサンスの哲学者』 (みすず書房、新装版2006年、3200円)
伊藤博明ほか『イタリア・ルネサンスの霊魂論』 (三元社、1995年、2913円)
伊東俊太郎『十二世紀ルネサンス』(講談社学術文庫、2006年、1000円)

カンパネッラ『ガリレオの弁明』(工作舎、1991年、2800円)
ケプラー『宇宙の調和』(工作舎、2009年、10000円)
ケプラー『宇宙の神秘』(工作舎、新装版2009年、4800円)
カッシーラー『個と宇宙:ルネサンス精神史』 (名古屋大学出版会、1991年、3800円)
ヴィント『シンボルの修辞学』 (晶文社、2007年、4800円)

ザクスル『イメージの歴史』 (ブリュッケ、2009年、4600円)
ザクスル/ウィトカウアー『英国美術と地中海世界』 (勉誠出版、2005年、15000円)
パノフスキー『イコノロジー研究(上下)』 (ちくま学芸文庫、2002年、1300円/1400円)
パノフスキー『象徴形式としての遠近法』 (ちくま学芸文庫、2009年、1000円)
パノフスキー『ルネサンスの春』 (新思索社、新装版2006年、3500円)

ディディ=ユベルマン『残存するイメージ』 (人文書院、2005年、9800円)
田中純『アビ・ヴァールブルク 記憶の迷宮』 (青土社、2001年、3600円)
ステノ『プロドロムス』 (東海大学出版会、2004年、4500円)
アルベルトゥス・マグヌス『鉱物論』 (朝倉書店、2004年、3600円)
ラヴジョイ『観念の歴史』 (名古屋大学出版会、2003年、4800円)

リーヴズ『中世の預言とその影響』 (八坂書房、2006年、9800円)
ボッシー『ジョルダーノ・ブルーノと大使館のミステリー』 (影書房、2003年、9500円)
スクリーチ『ラブレー』 (白水社、2009年、20000円)
スクリーチ『モンテーニュとメランコリー』 (みすず書房、1996年、4300円)
ストヤノフ『ヨーロッパ異端の源流』 (平凡社、2001年、4200円)

森正樹『ジョン・ディーの「金星の小冊子」』 (リーベル出版、2004年、18,900円)
グタス『ギリシア思想とアラビア文化』 (勁草書房、2002年、3800円)
フィチーノ『「ピレボス」注解』(国文社、1995年、4500円)
ピコ・デッラ・ミランドラ『人間の尊厳について』(国文社、1985年、4500円:品切)
クザーヌス『神学綱要』(国文社、2002年、3500円)

紀伊國屋書店新宿本店5F人文書売場では、まもなく、西欧思想における中世と初期近代をテーマにしたブックフェアが開始される予定です。また、工作舎さんではフランセス・イエイツの代表作『ジョルダーノ・ブルーノとヘルメス教の伝統』(前野佳彦訳)が来月(2010年4月)以降に刊行予定と聞いています。楽しみですね!

最後に、大事なことをひとつお伝えしなければなりません。『ミクロコスモス 第1集』は現在「版元在庫僅少」で、早ければ月内に、一時的な「版元品切」状態になる可能性が高いです。しかし「市場在庫」(書店店頭に置いてある状態のこと)はまだあちこちにありますので、見つけていただけると幸いです。どこの本屋さんに置いてある可能性が高いかは、地域を特定してお問い合わせいただければお答えできます。コメント欄からのご質問でもOKです。

by urag | 2010-03-17 09:05 | Comments(2)
Commented by 文具やさん at 2010-03-31 21:33 x
ジョルダーノ・ブルーノとヘルメス教の伝統 1万なり 
5月刊行ほんと。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
Commented by urag at 2010-04-01 14:29
文具やさんこんにちは。A5判上製888頁なので、出版社目線からすると1万円は妥当な見積もりだろうと思いますが、昨今専門書はますます高額化していますから、私も一読者としては辛いです。


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