2026年 12月 31日
2025年05月23日取次搬入予定:江澤健一郎『思想家 岡本太郎』本体2,600円。 ◆新刊(書籍の発売日は、取次への搬入日であり、書店店頭発売日ではありません) 2025年04月28日発売:『表象19:記憶の支持体――アンゼルム・キーファー』本体2,000円。 2025年04月18日発売:『HAPAX III-1:革命』本体2,200円。 2025年04月18日発売:秋元康隆『意志の倫理学 第2版』本体2,100円、シリーズ〈哲学への扉〉第11回配本。 2025年03月04日発売:クリストフ・フリードリヒ・ハインレ『ハインレ詩文集』本体4,500円。 2025年02月14日発売:井口時男『井口時男批評集成』本体4,500円。 2024年12月12日発売:豊田市美術館編『しないでおく、こと。――芸術と生のアナキズム』本体2,600円。 2024年12月09日発売:本橋哲也『鈴木忠志の演劇――騙る身体と利賀の思想』本体2,400円。 2024年12月09日発売:長崎浩『他力という力――叛乱論終章』本体3,200円。 2024年11月27日発売:H・G・ウェルズ『モダン・ユートピア』本体3,400円、叢書・エクリチュールの冒険、第25回配本。 2024年10月30日発売:ゲルハルト・クリューガー『カントの批判における哲学と道徳』本体5,400円、シリーズ・古典転生第31回配本(本巻30)。 2024年10月24日発売:中山幸雄『暴動の時代に生きて――山谷 '68-'86』本体3,200円。 2024年09月18日発売:『多様体6(第1期終刊号)特集:展開/分岐』本体2,600円。 2024年09月02日発売:ジュディス・バトラー『改訳決定版 権力の心的な生』本体3,200円。 2024年07月25日発売:東京藝術大学未来創造継承センター『Creative Archive vol.1』本体1,500円。 2024年06月05日発売:表象文化論学会『表象18:皮膚感覚と情動――表象から現前のテクノロジーへ』本体2,000円。 2024年05月16日発売:谷川雁『筑豊からの報告――大正行動隊から退職者同盟へ』本体3,600円。 2024年04月30日発売:ジョヴァンニ・ジェンティーレ『純粋行為としての精神の一般理論』本体5,400円、シリーズ・古典転生第30回配本(本巻29)。 2024年04月30日発売:アンヌ・ソヴァニャルグ『ドゥルーズと芸術』本体3,600円。 2024年04月10日発売:江川隆男『内在性の問題』本体4,300円。 2024年03月21日発売:『平岡正明著作集』上下巻、各3,200円。 ◆販売情報(重版・品切・サイン本、等々) ◎重版出来: 2024年06月19日:小田原・山本編『この国の芸術』2刷(2023年11月初刷) 2024年07月24日:マルム『パイプライン爆破法』2刷(2021年12月初刷) 2024年08月01日:モリス『小さな芸術』2刷(2022年11月初刷) 2025年02月20日:中山幸雄『暴動の時代に生きて』2刷(2024年10月初刷) 2025年02月21日:久保明教『ブルーノ・ラトゥールの取説』6刷(2019年8月初刷) 2025年02月26日:ソヴァニャルグ『ドゥルーズと芸術』2刷(2024年5月初刷) ◆出版=書店業界情報:リンクまとめ ◎業界紙系:「新文化 ニュースフラッシュ」「文化通信」 ◎一般紙系:Yahoo!ニュース「出版業界」「電子書籍」「アマゾン」 ◎話題系:フレッシュアイニュース「出版不況」「電子書籍」「書店経営」 ◎新刊書店系:日書連 全国書店新聞 ◎雑談&裏話:5ちゃんねる 一般書籍 ※このブログの最新記事は当エントリーより下段をご覧ください。 ※月曜社について一般的につぶやかれている様子はYahoo!リアルタイム検索からもご覧になれます。月曜社が公式に発信しているものではありませんので、未確定・未確認情報が含まれていることにご注意下さい。ちなみに月曜社はtwitterのアカウントを取得する予定はありませんが、当ブログ関連のアカウントはあります。 #
by urag
| 2026-12-31 23:59
| ご挨拶
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2025年 05月 13日
2025年06月13日取次搬入予定 芸術・思想・人文 アート×リサーチ×アーカイヴ――調査するアートと創造的人文学 毛利嘉孝=監修 東京藝術大学未来創造継承センター=編 月曜社 本体2400円 46判(縦188mm×横130mm×束幅19mm, 重量310g)272頁(内カラー8頁)ISBN:978–4–86503–207–9 C0070 現代芸術は社会学や文化人類学などのリサーチ手法を採用することでその領域を拡大し、伝統的な人文学も視覚や聴覚などにかかわる新たな試みをその研究に取り込み始めた。アーカイヴは文化を単に支えるだけでなく、それらを積極的に生み出す役割を担いつつある。横断的な領域で活動するアーティストや研究者による、複数の異なる実践から紹介するアートの最前線!【本書は、東京都と三菱地所と東京藝術大学の三者連携による「有楽町藝大キャンパス」公開講座の一部を収録した講義録です。】 ※アマゾン・ジャパン、HMV&BOOKSonlineにて予約受付中。 目次: アート×リサーチ×アーカイヴ|毛利嘉孝 第一回二〇二四年五月九日(木)アーカイヴのB面を考える|幅谷和眞 第二回二〇二四年五月一六日(木)戦災・災害のデジタルアーカイヴ|渡邉英徳 第三回二〇二四年六月六日(木)イメージの話法|川瀬慈 第四回二〇二四年六月一三日(木)アーティストと住民で作る地域のアーカイヴ|下道基行 第五回二〇二四年六月二〇日(木)ABRと社会調査~Keio ABRの実践について|岡原正幸 第六回二〇二四年七月四日(木)演劇とアーカイヴ|高山明 第七回二〇二四年七月一八日(木)スペキュラティヴ・デザイン|長谷川愛 あとがき|毛利嘉孝 著者:渡邉英徳(東京大学大学院教授)、川瀬慈(映像人類学者)、下道基行(アーティスト)、岡原正幸(慶應義塾大学名誉教授)、高山明(演出家・アーティスト)、長谷川愛(アーティスト、慶應義塾大学)、幅谷和眞(東京藝術大学未来創造継承センター) #
by urag
| 2025-05-13 16:48
| 近刊情報
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2025年 05月 11日
『技術的対象の存在様態について』ジルベール・シモンドン(著)、宇佐美達朗/橘真一(訳)、みすず書房、2025年5月、本体6,800円、四六判上製440頁、ISBN978-4-622-09762-4 『心が共有しているもの――アネット・バイアー著述集』アネット・バイアー(著)、 竹山重光/品川哲彦/平出喜代恵(訳)、叢書・ウニベルシタス:法政大学出版局、2025年5月、本体4,100円、四六判上製340頁、ISBN978-4-588-01182-5 『世界思想 52号 2025春』世界思想社編集部(編)、世界思想社、2025年4月、A5判並製95頁 ★『技術的対象の存在様態について』は、フランスの哲学者ジルベール・シモンドン(Gilbert Simondon, 1924–1989)の国家博士号請求論文の副論文である『Du mode d'existence des objets techniques』(Aubier, 1958; Nouvelle édition revue et corrigée〔改訂新版〕, 2012)の全訳。帯文に曰く「技術的対象の徹底的な考察がわれわれの知的体系を再編し、技術哲学に新たな地平を拓く――。人間と機械の関係を根本から問いなおす始動の書、待望の邦訳」。目次詳細は書名のリンク先でご確認いただけます。 ★「力への欲望によって機械は覇権を得るための手段として神聖化され、現代の秘薬となる。同胞を支配せんとする人間がアンドロイドという機械をうみだすのだ。この人間はそのときアンドロイドをまえにしてその地位を退き、みずからの人間性をこの機械に譲りわたす。つまり思考する機械を構築しようとし、意志する機械、生きている機械が構築可能だと夢想するのだが、それは、そうした機械の背後で、不安を覚えることなく、あらゆる危険から解放され、あらゆる無力感を免れ、みずからが発明したものによって間接的に勝利をおさめ続けるためになのである。ところでこの場合、想像力によってロボットという人間の分身となった内面性を欠いた機械は、きわめて明白かつ不可避に、まったく想像上のものであり神話的でしかない存在を表している。/まさにわたしたちが示したいのは、そうしたロボットは存在しないということ、そして彫像が生物ではないように、そうしたロボットは機械ではなく、空想や虚構から生み出されたもの、つまり錯覚術の産物でしかないということである」(「序論」11頁)。 ★訳者あとがきでは「教養という大きなテーマ」「技術の哲学としての特色」「生物のアナロジー」「『個体化の哲学』と共通する概念」について解説されており、難解な本書を読解する糸口が示されています。2012年の原著改訂新版では、1989年の増補版に収録されていたジョン・ハートの序文とイブ・ドゥフォルジュの跋文は含まれておらず、今回の訳書でも収録されていません。一方で改訂新版には「シモンドン自身によって1958年に執筆されたものの未刊のままであった主意書が収録され〔…本書の〕見取り図がコンパクトに示されており、大きな見通しを得るのに役立つだろう」(訳者あとがきより)とのことです。なお主論文『L'Individuation à la lumière des notions de formes et d'information』(Millon, 2005; Édition révisée, 2013)は『個体化の哲学――形相と情報の概念を手がかりに』(藤井千佳世監訳、法政大学出版局、2018年;新装版、2023年)として訳されています。 ★『心が共有しているもの』は、ニュージーランドの哲学者アネット・バイアー(Annette Clair Baier, 1929-2012)の「主著『心が共有しているもの』と、関連する古典的な論文3本、「正義よりもっと多くのものが必要である」「女たちは道徳理論に何を欲するか」「信頼と信頼に背反するもの」を収録〔…〕した日本語版独自アンソロジー」(帯文より)。中核となる『The Commons of the Mind』(Open Court, 1997)は講演録。論文3本「Needs for More than Justice」(1987年)、「What Do Women Want in a Moral Theory?」(1985年)、「Trust and Antitrust」(1986年)は、後年に『Moral Prejudice: Essays on Ethics』(Harvard University Press, 1995)に収められたものです。翻訳分担について以下に転記しておきます。 Ⅰ 『心が共有しているもの』 第一講 理性 |竹山重光訳 第二講 意図 |竹山重光訳 第三講 道徳的反省 |平出喜代恵訳 第一講への補遺 理性と啓示についての二つの見方 |平出喜代恵訳 第二講への補遺 示唆に富んだ二つの信頼の失敗 |平出喜代恵訳 第三講への補遺 適切な哲学的怒りとするには足りない、二つの実例 |竹山重光訳 Ⅱ 正義よりもっと多くのものが必要である |品川哲彦訳 Ⅲ 女たちは道徳理論に何を欲するか |品川哲彦訳 Ⅳ 信頼と信頼に背反するもの |竹山重光訳 ★訳者解説では本書の意義が次のように綴られています。「〔バイアーは〕デヴィッド・ヒューム研究の泰斗であり、日本では主にそれをもって知られてきたと思われる。けれども本書では、バイアーの数多い業績のうちヒューム研究を主眼としていないものを選んで訳出した。これは彼女のヒューム研究を軽視したのではない。選ばれたのは、ヒューム研究に勝るとも劣らず重要で先駆け的な、いまでは古典的と評しうる業績である。そうした業績、すなわち、適用可能なジャンル名を列挙するなら道徳心理学、心の哲学、フェミニズム哲学、ケア論、そして信頼論にかかわる彼女の多くの仕事は、現在のさまざまな問題関連において参照され、ときに研究の基盤とされ、ときに批判的に受けとめられている。ごくかぎられた数とはいえその一端を日本語で接しうるものとすることは、専門的哲学的な研究の枠を越えた広い範囲に浸透することを希望して良い思想的意義をもつと訳者は考えている」(254頁)。 ★『世界思想 52号 2025春』は、特集「争う」。「争いとは何か」「歴史と希望」「みる、話す、考える」の三部構成で、18氏が寄稿。三牧聖子、梯久美子、五十嵐元道、越智萌、阿部利洋、つやちゃん、山本真也、永井陽右、小澤英実、三船恒裕、中川朋美、佐川徹、武井彩佳、山本健介、三木那由他、河野真太郎、永井玲衣、勅使川原真衣。巻末には寄稿陣と編集部が選書したブックリスト「争う」が付されています。寄稿とブックリストのあいだには、世界思想社の創業者、髙島國男(たかしま・くにお, 1924-2009)さんがしたためた「出版の道を志して」(1998年)から次の言葉が抜粋して掲出されています。「私は、争いや戦争を抑止するためには、学問の進歩と広い教養の必要なことも学んだ。これらを人間が学んで身につけておれば、少なくとも戦争や争うことの否定につながると考えた。これが、私が出版の道を志した理由である」。この言葉の前後の文章は、同社の図書目録(2025年用)の巻頭で読むことができます。非売品につき未確認ですが、髙島さんの編著書として刊行された『出版五十年創業者の理念と記録』(世界思想社、1998年11月)にもともとは収められていた文章なのではないかと推測しました。なお髙島さんの著書にはこのほかに『エチュードの青春志』(世界思想社、1998年12月)がありますが、こちらは「戦中の若き日のドキュメント」とのことです。
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by urag
| 2025-05-11 20:02
| ENCOUNTER(本のコンシェルジュ)
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2025年 05月 06日
★まず注目新刊および重版について列記します。 『アグリッパ 儀礼魔術――原典訳『オカルト哲学第四書』』大橋喜之(訳)、八坂書房、2025年5月、本体4,500円、A5判上製304頁、ISBN978-4-89694-376-4 『真言秘密加持集成』稲谷祐宣・荒城賢真(著)、東方出版、2025年3月9刷(初版1刷1998年6月、本体20,000円、A5判上製612頁、ISBN978-4-88591-566-6 『江戸東京 庶民信仰事典』川副秀樹(編著)、国書刊行会、2025年2月、本体4,500円、A5判493頁、ISBN978-4-336-07565-9 『技術哲学入門――ポスト現象学とテクノサイエンス』ドン・アイディ(著)、稲垣諭/増田隼人/沖原花音(訳)、晶文社、2025年4月、本体1,900円、四六判並製236頁、ISBN978-4-7949-7470-9 『偶像の黄昏/アンチクリスト――ニーチェ・コレクション』ニーチェ(著)、西尾幹二(訳)、白水Uブックス「思想の地平線」:白水社、2025年4月、本体1,800円、新書判335頁、ISBN978-4-560-72140-7 『町の本屋はいかにしてつぶれてきたか――知られざる戦後書店抗争史』飯田一史(著)、平凡社新書、2025年4月、本体1,200円、新書判352頁、ISBN978-4-582-86079-5 『バビロンの吸血鬼――戦前日本モダンホラー傑作選』高垣眸ほか(著)、会津信吾(編)、創元推理文庫、2025年4月、本体1,300円、文庫判474頁、ISBN978-4-488-59503-6 ★『アグリッパ 儀礼魔術』は、16世紀ドイツの神秘思想家アグリッパ(Heinrich Cornelius Agrippa von Nettesheim, 1486-1535)の主著『隠秘哲学(De occulta philosophia)』三部作(本書では「オカルト哲学」と表記)の続篇として偽作された第四書『儀礼魔術(de Cerimonijs Magicis)』(1559年)の全訳。二部構成で、第一部に第四書を収め、第二部に「20世紀イタリア・オカルティズムの泰斗」(版元紹介文より)で数学者のアルトゥーロ・レギーニ(Arturo Reghini, 1878–1946)によるアグリッパ伝「アグリッパと魔術(Enrico Cornelio Agrippa e la sua Magia)」(1926年)の翻訳を併録しています。レギーニの論考は彼が編纂したアグリッパの『隠秘哲学』のイタリア語訳書(翻訳者はアルベルト・フィディ)に序文として付されていた長篇です。上記二部のほか、付録としてアグリッパ『隠秘哲学』第三書の第26章「諸霊および諸守護霊の名を諸天体の配置から見出す方法」と第27章「カバラ学者たちによる諸霊の名の計算法」を訳出し、同書のアメリカ議会図書館蔵本の影印として主に図版など30頁分を資料として添えています。 ★『真言秘密加持集成』は、9刷出来。版元紹介文によれば「古来真言宗の事相伝授門において、聖教目録外の大事として相承されてきた、いわゆる「諸大事」と呼ばれる「十結諸大事」「要法授訣鈔」「諸大事類蔵」「五十通口訣」のそれぞれを書き下し、解説したものを一書にまとめて集成した」と。通販サイトには「小ロットの重版につき、ケース入りからカバー装に変更しました」ともあります。凡例がないので、素人目には分かりにくい箇所(どこが書き下しでどこが解説なのか、また、各記号の使用方針など)もありますが、貴重な一書であることに変わりはありません。 ★『庶民信仰事典』は、帯文に曰く「稲荷や地蔵、石仏・石塔から、地獄の神々、幽霊の供養碑まで、東京の庶民信仰スポット約500件を取り上げ、その縁起、迷信や俗信、御利益などを解説。通読するもよし、散歩のお供にするもよし、事典としても有用な現代版「江戸神仏願懸重宝記」。掲載写真700枚以上、現地の略地図付きで、索引もあります。必携の一書ではないでしょうか。著者紹介によれば川副秀樹(かわぞえ・ひでき, 1949-)さんは「Gデザイン事務所経営を経て著作・編集業。民俗学や庶民信仰・民間神仏の研究、取材を重ね、飯縄信仰・第六天信仰・憑物などの関係著書を執筆。2014年より著書読者を対象とした「東京発掘散歩隊」を主催。1960~70年代黒人音楽にも造詣が深く、自身もライブを行うなど多彩な活動を行う。現在サブカルチャー教室『狐狸囃子塾』を主催。月に一回「江戸東京の庶民信仰」や「想山著聞奇集」の解説を行っている」とのこと。 ★『技術哲学入門』は、米国の哲学者ドン・アイディ(Don Ihde, 1934-2024)の著書『Postphenomenology and Technoscience』 (SUNY Press, 2009)の全訳。高名な哲学者ですが、今回が単独著初訳とのことで驚きです。帯文に曰く「技術哲学の開拓者たるドン博士が生前に行った北京大学での講義+国内の専門家による概論で本領域全体の俯瞰が可能になる」と。著者自身による要約を本書巻頭の「イントロダクション」から以下に引きます。 「第1章の「ポスト現象学とは何か?」は、プラグマティストの導きの糸と科学研究の経験的転回が、私が活用する現代現象学へとどのように組み込まれるのかを記述し、説明する。/第2章「テクノサイエンスとポスト現象学」では、技術(テクノロジー)の哲学の簡潔な歴史を跡づけるが、その際、それはテクノサイエンスという現代的なアイデアへ向かって展開していく。/第3章「見えないものの可視化――イメージング・テクノロジー/画像化技術」は、本書の「経験的転回」の事例として、画像化技術の10年間の具体的な研究をまとめたものである。/第4章「事物は語るか?――物質の解釈学」では、先のリサーチプログラムの成果を、それまでのものと並行しながら、人文科学や社会科学へと還元する、より新しい研究プログラムが記述される」(9~10頁)。 ★『偶像の黄昏/アンチクリスト』は、白水社のレーベル「Uブックス」内の新シリーズ「思想の地平線」の第1弾。デ・グロイター版を底本とする白水社版『ニーチェ全集』の第Ⅱ期第4巻(1987年)より2篇を抜き出したもの。巻末には三島憲一さんによる解説「批判精神の自己陶酔」、吉本隆明さんによる解説「思想を初源と根底とから否定する」(1991年刊「イデー選書」版より再録)、西尾幹二さんによる解題・訳者あとがき「ニーチェ『偶像の黄昏』『アンチクリスト』」(全集第Ⅱ期第4巻より再録)の三本が配されています。レーベル内シリーズ「思想の地平線」は、カバーソデ表4の紹介文によれば「時代とともに遠のいていく思想たちを叢書化する、白水Uブックスの新たな試み」とのこと。白水社ウェブサイトでは同シリーズの続刊として、5月にアラン『幸福論』(串田孫一/中村雄二郎訳)、6月に『悲劇の誕生――ニーチェ・コレクション』(浅井真男訳)が掲出されています。 ★『町の本屋はいかにしてつぶれてきたか』は、飯田一史(いいだ・いちし, 1982-)さんによる『「若者の読書離れ」というウソ』に続く平凡社新書での2冊目。「発売即重版決定!5月中旬出来予定!」とのこと。カバーソデ紹介文に曰く「出版流通の課題を歴史とデータから読みとき、戦後、書店がたどった道を明らかにする」と。政府による新刊書店支援計画が進むなか、まずはひもといておきたい一冊です。 ★『バビロンの吸血鬼』は、帯文に曰く「昭和初期――人々が新奇な刺激と快楽を追い求めた時代。犯罪実話雑誌から少年誌まで、〈新青年〉誌以外から精選した21編。全編に詳細な解説を付す」と。目次詳細は書名のリンク先でご確認いただけます。 ★続いて、まもなく発売となるちくま学芸文庫新刊6点を列記します。 『古代ギリシア哲学講義――生きるヒントを求めて』三嶋輝夫(著)、ちくま学芸文庫、2025年5月、本体1,600円、文庫判480頁、ISBN978-4-480-51307-6 『米と小麦の戦後史――日本の食はなぜ変わったのか』高嶋光雪(著)、ちくま学芸文庫、2025年5月、本体1,300円、文庫判336頁、ISBN978-4-480-51303-8 『精神の幾何学』安永浩(著)、ちくま学芸文庫、2025年5月、本体1,400円、文庫判352頁、ISBN978-4-480-51302-1 『現代文の学び方』高田瑞穂(著)、ちくま学芸文庫、2025年5月、本体1,200円、文庫判272頁、ISBN978-4-480-51300-7 『映画 視線のポリティクス――古典的ハリウッド映画の戦い』加藤幹郎(著)、ちくま学芸文庫、2025年5月、本体1,100円、文庫判256頁、ISBN978-4-480-51299-4 『料理山海郷/料理珍味集』博望子(著)、原田信男(訳)、ちくま学芸文庫、2025年5月、本体1,200円、文庫判272頁、ISBN978-4-480-51254-3 ★『料理山海郷/料理珍味集』について特記します。1988年に教育社より刊行された『料理山海郷』を増補・改訂のうえ、文庫化したもの。収録された二書『料理山海郷』『料理珍味集』はともに江戸中期に京都で刊行された料理本。著者の博望子(はくぼうし)は版元紹介文によれば、1700年代の京都東山在住の料理茶屋主人もしくは料理人と推測されるとのことです。焼豆腐を使ったレシピを各書から一例ずつ挙げると、『料理山海郷』巻之五の「九二いし(くにいし)」は、「酒九杯に醤油二杯、これに水四杯を入れて焼豆腐を煮る。夕飯に用いるときは、朝飯後から炭火で煮る。ある程度は右の分量を加減する」(97頁)。『料理珍味集』巻之四より「二度焼(ふたたびやき)」は、「焼豆腐を醤油で煮しめ、しばらく置く。水気を切って油で揚げ、味噌を薄くつけて田楽味噌とする。乾くくらいがよく、焦げないように焼く」(190頁)。 ★ほか5点はそれぞれの親本を記しておきます。新たに付された解説やあとがきなどについては各書目のリンク先で目次をご確認ください。『古代ギリシア哲学講義』は、NHK出版のNHKライブラリーの1冊として2005年に刊行された『汝自身を知れ――古代ギリシアの知恵と人間理解』を改題し「アップデートしたもの」(学芸文庫版あとがきより)。『米と小麦の戦後史』は家の光協会より1979年に刊行された『アメリカ小麦戦略――日本侵攻』を改題増補改訂のうえ文庫化。『精神の幾何学』は岩波書店より1987年に刊行され、1999年に新装版が出たものの文庫化。『現代文の学び方』の親本は至文堂より1955年刊。『映画 視線のポリティクス』の親本は筑摩書房より1996年刊。 ★このほか最近では以下の新刊との出会いがありました。 『啓蒙の海賊たち――あるいは実在したリバタリアの物語』デヴィッド・グレーバー(著)、酒井隆史(訳)、岩波書店、2025年4月、本体2,400円、四六判上製230頁、ISBN978-4-00-061685-0 『輶軒語――清朝科挙受験指南』張之洞(著)、深澤一幸(訳注)、東洋文庫:平凡社、2025年4月、本体3,900円、B6変型判上製256頁、ISBN978-4-582-80924-4 『世界史からみたプラットフォーム資本主義』平野泰朗(著)、藤原書店、2025年4月、本体2,600円、四六変型判上製168頁、ISBN978-4-86578-456-5 『満洲引揚げ少年、ブラジル移民となる』加藤仁紀(著)、藤原書店、2025年4月、本体2,800円、四六判並製312頁、ISBN978-4-86578-457-2 『玉井義臣の全仕事 あしなが運動六十年(4)世界のASHINAGAへ』玉井義臣(著)、藤原書店、2025年5月、本体8,000円、A5判上製584頁+カラー口絵4頁、ISBN978-4-86578-458-9 ★『啓蒙の海賊たち』は、米国の人類学者デヴィッド・グレーバー( David Rolfe Graeber, 1961-2020)の「最後の単著」(訳者あとがきより)で死後刊行の著書である『Pirate Enlightenment, or the Real Libertalia』(Farrar, Straus and Giroux, 2023)の訳書です。「本書は、2023年の英語版を底本にはしているが、かなりの部分で、最初に公刊されたフランス語版〔2019年〕を参照し、随所に採用している」(訳者あとがきより)とのことです。目次詳細は書名のリンク先でご確認いただけます。 ★「海賊のロマンティックな魅力を語ることが本書の主要な目的ではない。本書は、人類学に裏打ちされた歴史研究である。17世紀末から18世紀初頭にかけて数千人の海賊がマダガスカルの北東海岸に定住していた。そんな時代に、実際になにが起きたのか、できるかぎり正確にたどること、広い意味でリバタリアが実在したということ、そして、ある意味でそれを啓蒙主義の最初の政治的実験とみなしうるということ、本書で論証したいのはこれである」(序文、xvi頁)。リバタリアというのは訳者の言葉を借りると「王もいなければ横暴なボスもいない、過酷な労働も搾取もない、自由で平等な共同体」(訳者あとがき、169頁)のこと。かつてマダガスカルに存在した「海賊の平等主義や集権的権力への反感やその民主主義的でアナーキーな組織方法に依拠し、奴隷貿易に参加せず、ヒエラルキーの強度の低い参加型かつ分散型の「疑似王国」だった」(同)といいます。 ★『輶軒語(ゆうけんご)』は東洋文庫第924巻。版元紹介文に曰く「19世紀後半から20世紀初頭の中国・清朝において洋務派の代表人物である張之洞が著した学問指南書」。行動規範を説く「行を語る 第一」では「アヘンを吸引するを戒めよ」という項目があります。「世間で人を害する物で、これより酷いものはない。〔…〕一たびその中に落ち込んだら、おぼれたまま返らない。〔…〕ああ。春の素晴らしい景色を幽暗な地下世界に抛り投げ、白昼を長夜に変える。富者は極貧に転じ、志士は廃人となる。〔…〕」(25頁)。東洋文庫次回配本は7月、『尹致昊日記(8)』上下巻。 ★藤原書店の4月新刊は3点。それぞれの帯文から引くと、『世界史からみたプラットフォーム資本主義』は「情報の国家管理と資本主義の形成史の観点から、西欧型・中国型の類型化を試み、プラットフォームの公共化への展望を探る」。『満洲引揚げ少年、ブラジル移民となる』は日伯連帯研究所ONG Trabras(オンギ・トゥラブラス)代表の加藤仁紀(かとう・よしのり, 1941-)さんが自身の「日伯交流に尽した半生」を書きしるしたもの。『世界のASHINAGAへ』は『玉井義臣の全仕事 あしなが運動六十年』全6巻の第4回配本。「90年代末から世界の遺児に向けられた支援の記録と、世界各地での講演や各界著名人との対談、エレノア・ルーズベルト・ヴァルキル勲章、世界ファンドレイジング大賞などの受賞・叙勲挨拶を収録。さらに、「読売」長期連載「遊友録」で活動を振り返る」と。 #
by urag
| 2025-05-06 15:57
| ENCOUNTER(本のコンシェルジュ)
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2025年 04月 28日
★最近出会いがあった新刊を列記します。時間の都合により、ルリユール叢書の新刊2点についてのみ後段で特記します。 『心霊学の理論』ユング=シュティリング(著)、牧原豊樹(訳)、ルリユール叢書:幻戯書房、2025年4月、本体4,800円、四六判変上製464頁、ISBN978-4-86488-321-4 『デイジー・ミラー/ほんもの』ヘンリー・ジェイムズ(著)、齊藤昇(訳)、ルリユール叢書:幻戯書房、2025年4月、本体2,700円、四六判変上製248頁、ISBN978-4-86488-322-1 『攻殻機動隊論 新版_2025』藤田直哉(著)、作品社、2025年4月、本体2,700円、46判並製384頁、ISBN978-4-86793-093-9 『山本周五郎[未収録]時代小説集成』山本周五郎(著)、末國善己(編)、作品社、2025年4月、本体5,400円、四六判上製544頁、ISBN978-4-86793-087-8 『公共内芸術――民主主義の基盤としてのアート』ランバート・ザイダーヴァート(著)、篠木涼(訳)、人文書院、2025年4月、本体5,400円、四六判並製476頁、ISBN978-4-409-10046-2 『普通の組織――ホロコーストの社会学』シュテファン・キュール(著)、田野大輔(訳)、作品社、2025年4月、本体6,000円、四六判上製440頁、ISBN978-4-409-24169-1 『現代思想2025年5月号 特集:「表現の自由」を考える――ヘイトスピーチ、ネット炎上、そして「トランプ2.0」…』青土社、2025年4月、本体1,800円、A5判並製246頁、ISBN978-4-7917-1481-0 『現代思想2025年5月臨時増刊号 現代思想+ 久里洋二――1928-2024』青土社、2025年4月、本体2,000円、B5変型判並製214頁、ISBN978-4-7917-1480-3 ★〈ルリユール叢書〉第45回配本は、64冊目の『心霊学の理論』と65冊目の『デイジー・ミラー/ほんもの』。『心霊学の理論』は、ドイツの小説家ユング=シュティリング(Jung-Stilling: Johann Heinrich Jung, 1740-1817)による1808年の著書『Theorie der GeisterKunde oder was von Abnungen, Gesichten und Geistererscheinungen geglaubt und nicht geglaubt werden müßte』(心霊学の理論――予感・幻視・心霊現象の何を信じ、何を信じてはいけないか)の全訳。帯文に曰く「ヴィルヘルム・グリム、フケー、C・G・ユングらを魅了し、人心を惑わす「危険な書」として発刊即、発禁となった禁断の書。霊界、幽体離脱、ドッペルゲンガー、テレパシー等々を克明に詳述したユング゠シュティリングの哲学的思索の総決算の書にして、スヴェーデンボリを超える心霊書。本邦初訳」。章立ては「序論」「第一章 機械論的哲学の吟味とその反証」「第二章 人間本性についての省察」「第三章 予感、予知、魔術、予言」「第四章 幻視と心霊現象」「第五章 心霊学の理論のまとめと結論」。同叢書でのユング=シュティリングの訳書は、『ヘンリヒ・シュティリング自伝――真実の物語』(牧原豊樹訳、2021年5月)に続く2冊目です。 ★『心霊学の理論』が禁書となったのはそのキリスト教批判によるものかと思われますが、一方で様々な興味深い超常的逸話を蒐集しており、読む者を飽きさせません。そのなかにはフランスの作家カゾット(Jacques Cazotte, 1719-1792)の有名な「予言」が含まれます。カゾットの訳書はわずかに『悪魔の恋』(渡辺一夫・平岡昇訳、逍遥書院、1948年;世界幻想文学大系(1)、国書刊行会、1976年;バベルの図書館(19)、国書刊行会、1990年;新編バベルの図書館(4)所収、国書刊行会、2012年)をひもとくことができるくらいですが、彼がとある会食の席で臨席者たちに語った、フランス革命と死をめぐる予言については、ネルヴァルの『幻視者(上)』(入沢康夫訳、古典文庫:現代思潮新社、1968年;原著1852年)所収の一章「カゾット」でも読むことができます。ユング=シュティリングもネルヴァルも、典拠としたのはジャン=フランソワ・ド・ラ・アルプの遺稿※です。ネルヴァル『幻視者』をすでにお読みの方はぜひユング=シュティリング『心霊学の理論』もお手に取ってみてください。 ※ド・ラ・アルプの遺稿『Prédiction de Cazotte, faite en 1788』(1817年)にある「カゾットの予言」の逸話は創作であったかもしれない、という説があります。平岡昇さんが「ジャック・カゾットの生涯と作品――解説に代えて」でこう書いています。「彼〔カゾット〕のこの種の幻覚ないし予言として有名なのは、晩年のラ・アルプが書き残し、死後、遺稿中に発見されたいわゆる「カゾットの予言」(前掲、入沢訳ネルヴァル『幻視者』上巻、124-131頁に全訳されている)である。これはネルヴァル、サント・ブーヴ、テーヌなどに取り上げられ、この予言の真否についてはカゾットに近かった人々の多くの証言が残っているが、結局、サント・ブーヴのいうようにおおよそのところはラ・アルプの創作とみなしていいようだ(サント・ブーヴ『月曜閑談』第五巻参照)。大革命の前年1788年の諸島、カゾットがあるサロンでの会話で、近くフランスに革命が起ると断言し、同席者の一人一人の悲惨な運命と、併せて自分の刑死をも無気味なほど冷淡にしかも詳しく予言した話である。その予言を受けた列席者はコンドルセ、シャンフォール、マルゼルブ、ルーシェらの思想家、作家、詩人、高官から大貴族の婦人に及んで、この文全体に一種凄愴な気分がみなぎっている。これがラ・アルプの創作だとしても、晩年の病的に神経の鋭敏になったカゾットの口からは、迫りくる危機に対する不吉な予感が幾度か漏れただろうことは想像に難くない」(『世界幻想文学大系(1)悪魔の恋」』渡辺一夫/平岡昇訳、国書刊行会、1976年、377~378頁)。 ★『デイジー・ミラー/ほんもの』は、米国の哲学者ウィリアム・ジェイムズの実弟で高名な作家のヘンリー・ジェイムズ(Henry James, 1843–1916)の代表作のひとつ『Daisy Miller』(1878年)と『The Real Thing』(1893年)をカップリングした新訳本です。帯文に曰く「ヨーロッパにおける、アメリカ人女性の無垢で奔放な生を描き、〈国際テーマ〉の名作として文名を高めた短編「デイジー・ミラー」。画家とモデルと絵画の関係を寓話的に描き出す〈芸術もの〉の短編「ほんもの」。ヘンリー・ジェイムズの小説的リアリティの特性が浮かび上がる珠玉の2篇」。2篇とも既訳がありますが、特に『デイジー・ミラー』は幾度となく翻訳されています。
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by urag
| 2025-04-28 00:32
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