2017年 04月 17日

『表象11』取次搬入日について

『表象11:ポスト精神分析的主体の表象』の取次搬入日は、日販および大阪屋栗田が4月14日(金)、トーハンが本日17日(月)です。週末をまたいでの搬入なりますので、書店さんへの着店日に差が出ておりますこと、ご報告申し上げます。
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# by urag | 2017-04-17 13:26 | 販売情報 | Trackback | Comments(0)
2017年 04月 16日

注目新刊:鈴木祐丞訳『死に至る病』講談社学術文庫、ほか

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死に至る病』セーレン・キェルケゴール著、鈴木祐丞訳、講談社学術文庫、2017年4月、本体1,000円、A6判並製296頁、ISBN978-4-06-292409-2
人類の未来――AI、経済、民主主義』ノーム・チョムスキー/レイ・カーツワイル/ マーティン・ウルフ/ビャルケ・インゲルス/フリーマン・ダイソン著、吉成真由美インタビュー・編、NHK出版新書、2017年4月、本体940円、新書判並製320頁、ISBN978-4-14-088513-0
デカメロン(中)』ボッカッチョ著、平川祐弘訳、河出文庫、2017年4月、本体1,000円、文庫判並製560頁、ISBN978-4-309-46439-8

★鈴木祐丞訳『死に至る病』は版元紹介文に曰く「気鋭の研究者が最新の校訂版全集に基づいてデンマーク語原典から訳出するとともに、簡にして要を得た訳注を加えた、新時代の決定版と呼ぶにふさわしい新訳」と。創言社より1990年に刊行された『原典訳記念版キェルケゴール著作全集』第12巻所収の、山下秀智訳「死に至る病」(その後、2007年に同版元から単行本として刊行)以来の新訳です。現在も入手が可能な文庫では斎藤信治訳『死に至る病』(岩波文庫、1939年;改版1957年;著者名表記は「キェルケゴール」)や、桝田啓三郎訳『死にいたる病』(ちくま学芸文庫、1996年;元版は筑摩書房版『キルケゴール全集』第24巻所収、1963年;著者名表記は「キルケゴール」)がありますが、そろそろ新訳が望まれるところではあっただけに、今回の刊行はたいへん嬉しいものではないでしょうか。

★『人類の未来』は、NHK出版新書での吉成真由美さんによるインタビュー本2点、『知の逆転』(ジャレド・ダイアモンド/ノーム・チョムスキー/オリバー・サックス/マービン・ミンスキー/トム・レイトン/ジェームズ・ワトソン著、吉成真由美インタビュー・編、NHK出版新書、2012年12月、本体860円、ISBN978-4-14-088395-2)、『知の英断』(ジミー・カーター/フェルナンド・カルドーゾ/グロ・ハーレム・ブルントラント/メアリー・ロビンソン/マルッティ・アハティサーリ/リチャード・ブランソン著、吉成真由美インタビュー・編、NHK出版新書、2014年4月、本体780円、ISBN978-4-14-088432-4)に続く第3弾です。目次詳細は書名のリンク先をご覧ください。個人的にはカーツワイルのインタビューに一番惹かれますが、それは科学技術の進歩によって人間が被る変化の近未来が、出版や読書に対しても影響を及ぼすためで、業界人として無関心ではいられないためです。帯文によれば約5年前の第1弾『知の逆転』は20万部を突破しているのだとか。今後の続刊にも期待したいです。

★『デカメロン(中)』では第四日から第七日までを収録。平川さんの解説は第三章「ボッカッチョの生涯とその革新思想」、第四章「ダンテを意識するボッカッチョ」、第五章「寛容という主張」が収められています。第五日第八話はかのボッティチェルリの連作絵画全四作の元ネタとなった、ナスタージョ・デリ・オネスティ(Nastagio degli Onesti)の物語です。呪いによる永劫の繰り返しは、主人公が迎えたハッピーエンドよりも古今の読者に衝撃を与えたことでしょう。下巻の発売予定日は5月8日とのことです。

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★このほか最近では以下の新刊との出会いがありました。

心を操る寄生生物――感情から文化・社会まで』キャスリン・マコーリフ著、西田美緒子訳、インターシフト発行、合同出版発売、2017年4月、本体2,300円、四六判上製328頁、ISBN978-4-7726-9555-8
ほどける』エドウィージ・ダンティカ著、佐川愛子訳、作品社、2017年4月、本体2,400円、四六判上製303頁、ISBN978-4-86182-627-6
啓蒙と神話――アドルノにおける人間性の形象』藤井俊之著、航思社、2017年4月、本体3,800円、A5判上製368頁、ISBN978-4-906738-22-9
和歌のアルバム――藤原俊成 詠む・編む・変える』小山順子著、平凡社:ブックレット〈書物をひらく〉4、2017年4月、本体1,000円、A5判並製112頁、ISBN978-4-582-36444-6
異界へいざなう女――絵巻・奈良絵本をひもとく』恋田知子著、平凡社:ブックレット〈書物をひらく〉5、2017年4月、本体1,000円、A5判並製112頁、ISBN978-4-582-36445-3
陳独秀文集3 政治論集2 1930-1942』陳独秀著、江田憲治/長堀祐造編訳、平凡社:東洋文庫881、2017年4月、B6変型判上製函入504頁、ISBN978-4-582-80881-0

★特記したいのは『心を操る寄生生物』です。ネコを飼っている読者が衝撃を受けるかもしれない一冊。トキソプラズマの話でしょ、という賢明な読者にもお薦めします。それだけの話では終わらないからです。原書は『This Is Your Brain on Parasites: How Tiny Creatures Manipulate Our Behavior and Shape Society』(Eamon Dolan/Houghton Mifflin Harcourt, 2016)。ブレイザー『失われてゆく、我々の内なる細菌』(みすず書房、2015年7月)、コリン『あなたの体は9割が細菌――微生物の生態系が崩れはじめた』(河出書房新社、2016年8月)、モントゴメリー&ビグレー『土と内臓――微生物がつくる世界』(築地書館、2016年11月)、デサール&パーキンズ『マイクロバイオームの世界――あなたの中と表面と周りにいる何兆もの微生物たち』(紀伊國屋書店、2016年12月)など、ここ最近増えているマイクロバイオーム関連の既刊書を堪能した読者は、きっと本書の神経寄生生物学(neuroparasitology:ニューロパラサイトロジー/ニューロパラシトロジーとも)に興味を持たれるだろうと思います。「私たちはこれまで寄生生物の政治的な影響力を過小評価してきた。〔・・・〕たぶん地政学は寄生生物の観点から教えるべきものだ」(268頁)とも著者が書いている通り、文系の研究にも侵食しうる議論があります。類書に小澤祥司『ゾンビ・パラサイト――ホストを操る寄生生物たち』(岩波書店:岩波科学ライブラリー、2016年12月)があります。ちなみに著者のマコーリフさんはカール・ジンマー『パラサイト・レックス――生命進化のカギは寄生生物が握っていた』(光文社、2001年)を本書執筆の出発点として言及しています。

★『ほどける』の原書は『Untwine』(Scholastic Press, 2015)。訳者はあとがきで本書を「さまざまの形の愛と葛藤」を描いた作品と説明しつつ、次のような一節を引いています。「たぶんわたしたちはあまりに多くを持ちすぎ、他の人たちはあまりに持たなすぎる。他の人たちが絶えず苦しみのなかで生きているのに、わたしたちには喜びを味わう資格があると、いったい誰がいうのだろう? 毎日を死とともに過ごす人たちがいるのにわたしたちはいい人生を送らなければならないと、誰が言うのだろう?」(248頁)。

★『啓蒙と神話』は京都大学人文科学研究所助教の藤井俊之(ふじい・としゆき:1979-)さんの博士論文を改稿したものです。目次詳細は書名のリンク先をご覧ください。「過ぎた昔を懐かしむのでもなく、まだ見ぬ明日の世界を希望的観測のもとに眺めるのでもなく、この現在において過去となり、また未来として現れもする時間の様相を、いまここから地続きに果てしなく続く地獄として冷徹に見据えるところから、アドルノの歴史哲学は構想されている。/地獄としての現在というアドルノの認識は、本書もまた共有するところである」(292-293頁)。本書のあとがきによれば藤井さんは岡田暁生さんとの共訳でアドルノの音楽論集『幻想曲風に』の翻訳作業を進めておられ、法政大学出版局から刊行される予定なのだそうです。

★『陳独秀文集3』はまもなく発売。全3巻の完結編です。帯文に曰く「近代中国の大先導者でありながら不等にその存在意義を貶められてきた思想家の主要論説を編訳。第3巻はトロツキズム転向後から晩年まで。生涯にわたる反対派の真面目」と。次回配本は5月刊、揖斐高訳注『柏木如亭詩集1』とのことです。

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★最後にナカニシヤ出版さんの最近の新刊の一部を列記します。

モダン京都――〈遊楽〉の空間文化誌』加藤政洋編、ナカニシヤ出版、2017年4月、本体2,200円、4-6判上製244頁、ISBN978-4-7795-1166-0
リバタリアニズムを問い直す――右派/左派対立の先へ』福原明雄著、ナカニシヤ出版、2017年4月、本体3,500円、4-6判上製280頁、ISBN978-4-7795-1156-1
ヒューム哲学の方法論――印象と人間本性をめぐる問題系』豊川祥隆著、ナカニシヤ出版、2017年3月、本体3,500円、4-6判上製228頁、ISBN978-4-7795-1126-4
交錯と共生の人類学――オセアニアにおけるマイノリティと主流社会』風間計博編、ナカニシヤ出版、2017年3月、本体5,200円、A5判上製320頁、ISBN978-4-7795-1144-8
響応する身体――スリランカの老人施設ヴァディヒティ・ニヴァーサの民族誌』中村沙絵著、ナカニシヤ出版、2017年3月、本体5,600円、A5判上製404頁、ISBN978-4-7795-1019-9
国際関係論の生成と展開――日本の先達との対話』初瀬龍平/戸田真紀子/松田哲/市川ひろみ編、ナカニシヤ出版、2017年3月、本体4,200円、A5判上製402頁、ISBN978-4-7795-1147-9
社会運動と若者――日常と出来事を往還する政治』富永京子著、2017年3月、本体2,800円、4-6判上製280頁、ISBN978-4-7795-1164-6
代表制民主主義を再考する――選挙をめぐる三つの問い』糠塚康江編、ナカニシヤ出版、2017年3月、本体4,600円、A5判上製348頁、ISBN978-4-7795-1145-5
交錯する多文化社会――異文化コミュニケーションを捉え直す』河合優子編、ナカニシヤ出版、2016年12月、本体2,600円、4-6判並製234頁、ISBN978-4-7795-1114-1

★特記したいのは加藤政洋編『モダン京都』と、富永京子『社会運動と若者』。前者は「文学作品、地図・絵図、そして古写真などを材料にして、モダン京都における〈遊楽〉の風景を探訪しながら、都市空間の随所に埋もれた場所の意味と系譜を掘り起こす試み」(序章、7頁)。目次詳細は書名のリンク先をご覧ください。4月15日に放映されたNHK「ブラタモリ」の第70回「京都・祇園――日本一の花街・祇園はどうできた?」を楽しまれた方は本書でいっそう興味深い歴史の細部が学べます。『社会運動と若者』は、立命館大学准教授の富永京子(とみなが・きょうこ:1986-)さんによる、博士論文の書籍化である『社会運動のサブカルチャー化――G8サミット抗議行動の経験分析』(せりか書房、1986年)に続く単独著第2作。「「世代」や「学生」であることに基づく運動の特質があるという論じ方ももはや有効ではなく、ネガティブな批判にせよ、ポジティブな持て囃しにせよ、年長者が自らのものさしで若者を論じているだけなのではとも感じている。私たち年長者は自分たちが思うほど若くないし、若者たちは思った以上に年長者とは異なる体験を生きている。だからこそ、彼らの意味世界を汲み尽くす試みからまずは始める必要があるのではないか」(ii-iii頁)と富永さんは巻頭の「はじめに」で読者に問いかけておられます。

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# by urag | 2017-04-16 18:37 | 本のコンシェルジュ | Trackback | Comments(0)
2017年 04月 13日

【訃報】松本俊夫さん:『逸脱の映像』著者

弊社2013年刊行『逸脱の映像――拡張・変容・実験精神』(金子遊編)の著者で映画監督の松本俊夫さんが4月12日、85歳でお亡くなりになりました。衷心よりお悔やみ申し上げます。「読売新聞」4月13日付記事「【訃報】松本俊夫さん=映画監督


『逸脱の映像――拡張・変容・実験精神』
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# by urag | 2017-04-13 15:52 | ご挨拶 | Trackback | Comments(0)
2017年 04月 12日

注目新刊:日本語版オリジナル論集にして初の単行本、ホワイト『歴史の喩法』作品社

上村忠男さん(訳書:カッチャーリ『抑止する力』、アガンベン『到来する共同体』、パーチ『関係主義的現象学への道』、スパヴェンタほか『ヘーゲル弁証法とイタリア哲学』、共訳書:アガンベン『アウシュヴィッツの残りのもの』『涜神』、スピヴァク『ポストコロニアル理性批判』)
ヘイドン・ホワイト(Hayden White, 1928-)の主要論考7本を編んで1冊とした日本語版オリジナル論集の訳書をご刊行されました。編訳者あとがきによれば、本書は、『メタヒストリー――19世紀ヨーロッパの歴史的想像力』(1973年)の後に刊行された3冊の批評論集である『言述の喩法』(1978年)、『形式の内容』(1987年)、『フィギュラル・リアリズム』(1999年)のなかから、主要な論考を選んで訳出したもので、編訳を担当された上村さんが各論文の解題や、巻末解説をお書きになっておられます。『メタヒストリー』は岩崎稔監訳で作品社さんより続刊予定とのことです。なおホワイトの著書の展開場所ですが、歴史書売場でカルロ・ギンズブルグを扱っていらっしゃる書店さんはその隣に置かれると良いかもしれません。ギンズブルグとホワイトの対立については後段で言及する『アウシュヴィッツと表象の限界』をご参照ください。

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歴史の喩法――ホワイト主要論文集成
ヘイドン・ホワイト著 上村忠男編訳
作品社 2017年4月 本体3,200円 46判上製305頁 ISBN978-4-86182-635-1

帯文より:“メタヒストリー”によって歴史学に革命的転換をもたらしたヘイドン・ホワイト――その全体像を理解するための主要論文を一冊に編纂。

目次:
日本の読者のみなさんへ(ヘイドン・ホワイト)
第1章 歴史という重荷〔The Burden of History. 初出1966年、『言述の喩法』収録〕
第2章 文学的製作物としての歴史的テクスト〔The Historical Text as Literary Artifact. 初出1974年、『言述の喩法』収録〕
第3章 歴史の喩法――『新しい学』の深層構造〔The Tropics of History: The Deep Structure of the New Science. 初出1976年、『言述の喩法』所収〕
第4章 現実を表象するにあたっての物語性の価値〔The Value of Narrativity in the Representation of Reality. 初出1980年、『形式の内容』所収〕
第5章 歴史的解釈の政治――ディシプリンと脱崇高化〔The Politics of Historical Interpretation: Discipline and De-Sublimation. 初出1982年、『形式の内容』所収〕
第6章 歴史のプロット化と歴史的表象における真実の問題〔Historical Emplotment and the Problem of Truth in Historical Representation. 初出1992年、『フィギュラル・リアリズム』所収〕
第7章 アウエルバッハの文学史――比喩的因果関係とモダニズム的歴史主義〔Auerbach's Literary History: Figural Causation and Modernist Historicism. 初出1996年、『フィギュラル・リアリズム』所収〕
編訳者による解題
解説「ヘイドン・ホワイトと歴史の喩法」(上村忠男)
編訳者あとがき

なお、第4章「現実を表象するにあたっての物語性の価値」には以下の既訳があります。海老根宏・原田大介訳『物語と歴史』(《リキエスタ》の会、2001年;初出「歴史における物語性の価値」、W・T・J・ミッチェル編『物語について』所収、平凡社、1987年)。また、第6章「歴史のプロット化と歴史的表象における真実の問題」はもともと、ソール・フリードランダー編『アウシュヴィッツと表象の限界』(未來社、1994年)に上村さん自身の訳で「歴史のプロット化と真実の問題」という題名で収録されています。

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# by urag | 2017-04-12 15:57 | 本のコンシェルジュ | Trackback | Comments(0)
2017年 04月 11日

辻山良雄×竹田信弥×小林浩「出版不況が叫ばれるいま、なぜあえて本屋をはじめたのか」

ゲンロンカフェさんのトークイベントに登壇させていただくことになりました。皆様とお目に掛かれるのを楽しみにしております。

◎辻山良雄(Title)× 竹田信弥(双子のライオン堂)× 小林浩(月曜社)「出版不況が叫ばれるいま、なぜあえて本屋をはじめたのか

日時:2017年5月31日(水)19:00-21:30
会場:ゲンロンカフェ(東京都西五反田1-11-9 司ビル6F)
料金:2,600円(前売券 1ドリンク付 ※当日、友の会会員証/学生証提示で500円キャッシュバック)

※友の会会員限定最前列席:2,600円(前売分 1ドリンク付、共有サイドテーブル・電源あり ※ キャッシュバックはありません ※複数予約される場合はお連れの方が会員でなくても結構です)

イベント概要:出版ベンチャーとして成長を続けるゲンロンが、出版業界・書店業界のこれからについて考えるイベントを行います。/すでに20年にわたり、出版業界全体の売上は落ち込み続けています。この間に倒産した出版社、閉店した書店は数え切れません。一方で、この厳しい状況のなか、希望を持ってこの業界で挑戦し続けている方々もいます。/話題の新刊『本屋、はじめました』の著者である辻山良雄さんは、長く全国のリブロで勤務した経験を活かし、本屋Titleの店主としてさまざまな試みを行っています。一方、もともとネット古書店として創業し現在は赤坂に実店鋪を構える双子のライオン堂の竹田信弥さんは、独特の選書サービスで読書家を魅了し続け、各方面で話題となっています。/そんな新しいタイプの本屋を運営するおふたりとともに、出版業界の状況について積極的な情報発信を行っている月曜社の小林浩さんをお迎えし、本を作り、本を売り続けるために必要なことは何か、さまざまな視点から考え、語り合っていただきます。

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# by urag | 2017-04-11 15:52 | イベント告知 | Trackback | Comments(0)
2017年 04月 10日

新規開店情報:月曜社の本を置いてくださる本屋さん

このところMUJI BOOKSさんの新規開店分出品依頼が日販さんから複数ありました。いずれも写真集のご発注で、棚番号で分類されており、1点を複数の棚で複数冊展開されるご予定らしいのが特徴です。

2017年4月21日(金)開店:MUJI BOOKS木更津店(坪数:??;千葉県木更津市築地1-4 イオンモール木更津 1F)
2017年4月22日(土)開店:MUJI BOOKS函館店(坪数:??;北海道函館市本町24-1 シエスタハコダテ 1F)
2017年4月27日(木)開店:MUJI BOOKS熊本店(坪数:??;熊本県熊本市中央区下通1-3-8 COCOSA熊本下通 4F)

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今春はとにかく新規店が多めなのですが、弊社が受注した印象としては蔦屋さんの出店が多いように感じます。むろんすべて日販帳合。草叢BOOKSはCCCの新業態。短冊のみのご発注なので公式情報は得ていませんが、2月17日開店のアピタ新守山店を取材したホラノコウスケさんによる2017年2月17日付記事「ツタヤ×スタバの新業態!ブック&カフェ『草叢BOOKS』アピタ新守山店が今日2/17(金)オープンしたので行ってみた」や、「名古屋情報通」2017年2月17日付記事「蔦屋書店プロデュースのブック&カフェ『草叢BOOKS』アピタ新守山にオープン。」などをご参照ください。ちなみにアピタ新守山店から弊社への発注短冊があったかどうかは記憶が定かではありません。蔦屋さん関係の場合、たいていのご発注は写真集中心です。

4月14日(金)開店:エディオン蔦屋家電
4月14日(金)開店:草叢BOOKS各務原店(岐阜県各務原市鵜沼各務原町8-7 アピタ各務原 1F)
4月26日(水)開店:銀座蔦屋書店
4月27日(木)開店:TSUTAYA ハレノテラス東大宮店(埼玉県さいたま市見沼区島町393 ハレノテラスD棟)
4月28日(金)開店:広島蔦屋書店

MUJI BOOKSにせよ蔦屋書店にせよ、日販さんは次世代型書店の推進に力を入れておられるご様子と見るべきでしょうか。既存の帳合店でも例えば、昨秋(2016年10月28日)にリニューアルグランドオープンした紀伊國屋書店福岡本店は「ニトリ デコホーム」が併設される、という工夫が見られます。

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一方、トーハン帳合はというと、今月は17日開店の三省堂書店名古屋本店さんですね。ごく至近距離に同帳合の三省堂書店名古屋高島屋店があり、こちらは昨秋9月29日に縮小リニューアルオープンしました。トーハンさん関連のニュースでは書原が先月、大阪屋栗田からトーハンに全店帳合変更されました。以前は仙川店だけがトーハン帳合でした。これについては弊社のような零細版元は非公式情報はともかく公式なリリースをどこからも聞いておらず、業界紙のウェブサイトにも情報が上がらず、釈然としません。

大阪屋栗田さんで気になっていた帳合店のジュンク堂書店大分店さんの閉店および再オープンの件は、帳合変更はなく、4月28日(金)に大分市中央町2-3-4の雑居ビル1~5Fに420坪で再オープンとのことでご発注が人文書1点のみありました。どうやら返品予定だった書籍を再活用していただけるようで、返品明細を出してもらって確認したところ半分近く減っていました。

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# by urag | 2017-04-10 10:58 | 販売情報 | Trackback | Comments(0)
2017年 04月 10日

重版2刷出来:森山大道『通過者の視線』

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森山大道さんの写真論、エッセイ、対話をまとめた『通過者の視線』(2014年刊)の2刷が4月7日にできあがりました。今週末には同じく森山さんの写真集『Osaka』(2016年9月刊)の2刷もできあがる予定です。初版本は書店さんの店頭でほどなく消えていくと思われますので、ご購入ご希望のお客様はお早目にお探しいただけると幸いです。オンライン書店hontoの商品個別頁での丸善やジュンク堂の店頭在庫情報などが有益かと想像します。

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# by urag | 2017-04-10 09:37 | Trackback | Comments(0)