ウラゲツ☆ブログ

urag.exblog.jp
ブログトップ

<   2010年 03月 ( 12 )   > この月の画像一覧


2010年 03月 26日

エルンスト・ユンガー『パリ日記』

「毎日新聞」2010年3月5日朝刊の6面コラム「ひと」は、「山本尤さん=エルンスト・ユンガーの「パリ日記」を完訳し自費出版」との見出しで、エルンスト・ユンガー「パリ日記」を完訳し2008年に自費出版された山本尤先生を紹介しています。写真はこの記事を書かれた伊藤一博さんからお借りした私家版『パリ日記』の現物です。

毎日新聞さんにはこの記事を読んだたくさんの方から「どこでこの自費出版本を入手できるのか」という問い合わせがたくさんあったと聞きます。かく言う弊社にも、問い合わせがありました。ユンガー著/川合全弘編訳『追悼の政治』を刊行した版元だからでしょうか。某書店の人文書担当者氏から「何か情報を知らないか」と電話があったのです。私も知りたかったので、伊藤記者にお尋ねしていたところでした。「30部限定で非売品。すでに全冊配布を終えられています」とのことでした。もったいない話です。

その後、幸運な御縁が重なり、弊社で『パリ日記』を再刊させていただくことになりました。川合先生訳『労働者』ともども進めて参ります。

古典的名著の渾身の訳稿を「自費出版」するという例を、たまに見かけます。自費出版になる理由はさまざまでしょうが、「これは弊社でお引き受けしたかったな」と思うことがあります。作品の古今東西を問わず、また国内外も問わず、名著古典の訳稿を温めておいでの大学の諸先生、在野の研究者の皆様、よろしければ、弊社にお声をかけてください。弊社はいわゆる自費出版はやっておりませんが、企画次第では弊社で出版することが可能です。電話やメールなどで、月曜社小林までご連絡をいただけると幸いです。
a0018105_14282269.jpg

[PR]

by urag | 2010-03-26 14:17 | 近刊情報 | Trackback | Comments(0)
2010年 03月 26日

『ミクロコスモス 第1集』@紀伊國屋書店新宿本店

現在「版元品切/返品待ち/重版検討中」の『ミクロコスモス 第1集』ですが、紀伊國屋書店新宿本店5F人文書売場の哲学書売場では平積みされています。ご担当のYさんから売場の写真を頂戴しました。中世哲学のミニフェア(3月24日~4月中旬)のそばで展開されています。
a0018105_129457.jpg

[PR]

by urag | 2010-03-26 12:09 | 人文書既刊 | Trackback | Comments(0)
2010年 03月 26日

みすず書房フェア@紀伊國屋書店新宿本店

2010 年みすず書房×在庫僅少本フェア(今こそ!人文書宣言第11弾)

場所:紀伊國屋書店新宿本店5階 人文書売場エレベーター横壁棚
会期:2010年3月22日(月)~2010年5月30日(日)
お問合せ:03-3354-0131

昨年「今こそ!人文書宣言」第一弾として開催し、大好評を頂きました「みすず書房×在庫僅少本フェア」。2010年は、更にバージョンアップして開催いたします。 ロングセラー・新刊書は勿論のこと、在庫僅少本・月刊「みすず」バックナンバーも一堂にまとめて展示いたします。冊数なんと1500冊以上!!この機会、是非お見逃しなく。★フェア途中より「僅少本コーナー」設置予定!!
a0018105_11535724.jpg


***
【書店員の皆様へ】

当ブログでは、弊社の出版物を活用してくださっているブックフェアの積極的な告知を心がけております。未紹介のフェアはまだまだたくさんあると思います。よろしければフェアの開催情報をEメール(アドレスは弊社ウェブサイトに明記してあります)でお知らせ下さい。フェア名、実施期間、売場名、フェアの趣旨説明などは必ず書き添えてください。売場の写真を添えていただけるとフェアの様子が分かってたいへん嬉しいです。どうぞよろしくお願いいたします。

また、ブックフェアでなくても、売場自体を宣伝したい、開店したので宣伝したい、という場合の告知でも構いません。条件は「弊社の本を扱っていること」ですが、弊社の本が置いていない場合でも、当方が「これは面白い」と判断したお店の紹介はできます。新刊書店だけではなく、古書店さんや図書館さんでも紹介します。

個人の方からの「こんな面白いフェアがありますよ」という投稿も歓迎しますが、店内を撮影する場合は、撮影とウェブ公開の了解をお店からきちんと得てくださいね。よろしくお願いします。
[PR]

by urag | 2010-03-26 11:54 | イベント告知 | Trackback | Comments(0)
2010年 03月 25日

新規開店情報:月曜社の本を置いてくださる予定の本屋さん

2010年4月5日(月)
東北大学生協工学部店:90坪
宮城県仙台市青葉区荒巻字青葉6-6 東北大学工学部
増床リニューアルするとのことです。取次はN。写真集をご発注いただきました。出品依頼書によれば、「新たに購買棟を新築し、移転増床」するとのこと。「リニューアルのコンセプトは「ブックカフェ」で、現状の書籍在庫を15,000冊から25,000冊へ大幅に増やし、本を読みながらコーヒーが飲める〈理工書主体〉の書籍売場へ生まれ変わります」とのこと。

学生さんにとってより親しみやすい売場に転換するのは一計です。ただし配慮してほしいのは、購入していない本をもしもカフェで読めるようにする場合、本の扱い方を学生さんにマナーとして知ってもらうよう啓発活動をしてほしい、ということです。生協さんが本を返品しないという前提ならば、扱い方は自由で構いませんが(常備や長期委託で出荷してくれ、というのですから実際は買切るお考えはないようですが)、さんざん座り読みされてくたびれてしまった汚損本を返品されるのは版元にとって複雑な話です。

このへんに、書店さんと版元とのあいだで若干齟齬があるように思います。見本としてお客様に自由に見てもらう本を「実物による宣材」として考え、その効果によって同じ本が複数冊売れていく(はずだ)、という見込みないし販促計画を事前に版元営業に説明できていれば、将来的にショタレ本を返品入帳してもいいと考える出版社がいなくもないでしょう。しかし、何の説明もなしに「サンプルとして利用していて、汚なくなったので、新しいのと交換してくれませんか」といきなり言われるのは、本の種類によっては困惑してしまうのですね。サンプルとして利用していいかどうかというのは、本当は版元によって(あるいは銘柄によって)それぞれ事情(卸条件)が異なるので、事前に版元に確認した方がトラブルを避けやすいわけです。仕入れに主体的に取り組んでいる書店さんは別として、取次の送品に任せているような場合、きちんと一点ごとの条件の違いを意識的に把握している書店さんがどれほどいらっしゃるのか、たまに疑いたくなるような電話を受けたりします。

ようするに「ほとんどの本はいつでもなんでも返品できる」という委託制度の便利さが、ぬるい商習慣の免罪符にもなっている、と言えなくもありません。本当は「ほとんどの本はいつでもなんでも返品できる」というのは現実にはない話です。「貴社の本はフリー入帳ですか」などと電話口で尋ねられるたびに思わず噴き出しそうになります。なぜ噴き出しそうになるのか。流通のしくみについて長い説明が必要なのでここでは省略します。
[PR]

by urag | 2010-03-25 15:03 | 販売情報 | Trackback | Comments(0)
2010年 03月 24日

『ミクロコスモス第1集』版元品切です

『ミクロコスモス第1集』の弊社在庫が本日すべてハケました。オンライン書店でもしばらく品切状態になると思いますが、リアル書店の店頭ではまだ残っているお店もあるようですので、店頭をお探しいただけると幸いです(弊社の本はたいていは数百坪以上の大書店でしか扱いがありません)。現在、返品や市場在庫の推移を見ながら、重版を検討しているところです。
[PR]

by urag | 2010-03-24 14:35 | 販売情報 | Trackback | Comments(0)
2010年 03月 22日

ランシエール『イメージの運命』が平凡社より刊行

a0018105_21441957.jpg
ランシエールの訳書の刊行が続いています。先週は平凡社から堀潤之さんの訳で『イメージの運命』が刊行されました。写真左側は市田良彦さんによる超絶的ランシエール論『ランシエール――新〈音楽の哲学〉』(白水社、2007年)です。弊社でもランシエールの訳書の企画があったので、なんとか前進させたいところではあります。ランシエールの単独著の既訳書は以下の通り。

ジャック・ランシエール(1940-):アルジェリア生まれのフランスの哲学者。パリ第8大学(サン-ドゥニ)名誉教授。
『イメージの運命』堀潤之訳 平凡社 2010年3月 46判197頁 本体2,400円 ISBN978-4-582-70285-9
『感性的なもののパルタージュ――美学と政治』梶田裕訳 法政大学出版局 2009年12月 46判192頁 本体2,200円 ISBN978-4-588-00931-0
『民主主義への憎悪』松葉祥一訳 インスクリプト 2008年7月 46判241頁 本体2,800円 ISBN978-4-900997-18-9
『不和あるいは了解なき了解――政治の哲学は可能か』松葉祥一+大森秀臣+藤江成夫訳 インスクリプト 2005年4月 46判260頁 本体3,700円 ISBN4-900997-09-9

論文単位での収録ではこの他にも何点かありますが、中でも読者を困惑させているのは、長編論考「『1844年の草稿』から『資本論』までの批判の概念と経済学批判」を収録した『資本論を読む(上)』(今村仁司訳、ちくま学芸文庫、96年10月)の品切状態ではないかと思います。アルチュセール、マシュレー、バリバール、エスタブレとの共著である『資本論を読む』の1965年初版本の翻訳は、今は亡き今村仁司さんの訳で全三巻で文庫化されていましたが、ここしばらく品切が続いているようで、残念なことです。ちなみに1968年の改訂版(訳書は『資本論を読む』権寧+神戸仁彦訳、合同出版、1974年)では、アルチュセールとバリバールの論考を残して、あとは収録されていません。

ランシエールの著書で翻訳が待たれているのは、第一に、彼の博士論文『プロレタリアの夜』だろうと思います。その昔、月刊誌『現代思想』編集長の池上善彦さんが、PR誌『未来』2004年4月号の特集「Books Not Found――編集者が推す絶版・品切・未刊本」という興味深い特集で、この本について熱く語っておられます。「ある時はユートピアを夢見、ある時はストライキのリーダーであり、そして出してはつぶれる雑誌の編集者であった、さわやかな労働者たちの夢について、いや、夢と言うよりは妄想について考えてみたいのだ。妄想こそが我々の真の、そして唯一の武器なのだから」(11頁)。この特集には私も実は寄稿していますが、そこで書いた夢はまだ果たせていません。ハンス・イェニーの『波動学』を翻訳出版したいと私は書いたのでした。
[PR]

by urag | 2010-03-22 21:46 | 本のコンシェルジュ | Trackback | Comments(0)
2010年 03月 19日

大竹昭子連載「森山大道のOn the Road」第七回公開

大竹昭子さんのウェブ連載「森山大道のOn the Road」の第七回を公開開始いたしました。
[PR]

by urag | 2010-03-19 10:08 | ウェブ限定コンテンツ | Trackback | Comments(0)
2010年 03月 17日

インテル×マガジンハウス「あなたを作家にするプロジェクト」

ブログが流行する少し前、「さるさる日記」が人気だったころ、「あなたも日記作家になりませんか」という惹句を目にするようになり、誰もが作家になりうる時代が到来しました。実際に職業作家になるのはたいへんなことで、誰もがなれるわけではありません。しかし、それでも、作家という言葉にはまだ誘惑の魔力が秘められているのですね、インテルがマガジンハウスと組んで、「あなたを作家にするプロジェクト」というのを始めました。面白いのは、書きあがったものから少しずつでもまるで本が実際に出来上がっていくかのようにパソコンの画面上で文章や図版を組み上げていけることと、なおかつ、投稿できるジャンルがとても広い、ということでしょうか。どれくらいの人数が参加するか予想もつきませんが、自費出版と違ったこうした手軽さは多くの「作家になりたい人々」を集めていけるのかもしれません。

ただ、上記プロジェクトで、登録した作家同士で二回にわたって投票させ、上位から最終選考する、というのはどうなんだろう。すべての登録者の作品をマガジンハウスがチェックするのは確かに大変でしょうが、投票という政治的行動で本当にすぐれた作品が残るかどうか。見守りたいと思います。
[PR]

by urag | 2010-03-17 16:52 | 雑談 | Trackback | Comments(0)
2010年 03月 17日

『ミクロコスモス』創刊イベント動画

a0018105_931573.jpg

さる3月13日(土)に紀伊國屋書店新宿本店9Fで行われた、『ミクロコスモス』創刊イベントは満席御礼にて好評のうちに終了しました。Y係長を始め、紀伊國屋書店新宿本店の皆様にはたいへんお世話になりました。まことにありがとうございました。編者の平井浩さんが運営されている「『ミクロコスモス』ブログ」に紹介されている通り、同イベントの動画が公開開始になりました。以下は第一回「ミクロコスモス」大賞の授与風景の動画です。



続いて列記するのは、平井浩さんと、作品社の新刊『フランシス・イェイツとヘルメス的伝統』の共訳者であり、平凡社の『中世思想原典集成』や『ヴァールブルク・コレクション』を手掛けた編集者でもある二宮隆洋さんのお二人にピックアップしていただいた、『ミクロコスモス』および『フランシス・イェイツとヘルメス的伝統』の関連書60点です。

『ミクロコスモス 第1集』 (月曜社、2010年、3000円)
ジョーンズ 『フランシス・イェイツとヘルメス的伝統』(作品社、2010年、3600円)
『哲学の歴史(4)ルネサンス』(中央公論新社、2007年、3200円)
グラフトン『カルダーノのコスモス:ルネサンスの占星術師』(勁草書房、2007年、4000円)
エヴァンス『魔術の帝国(上下)』(ちくま学芸文庫、2006年、各1400円:品切)

根占献一『フィレンツェ共和国のヒューマニスト:イタリア・ルネサンス研究』(創文社、2005年、6500円)
根占献一『共和国のプラトン的世界:イタリア・ルネサンス研究 続』(創文社、2005年、5300円)
ウォーカー『ルネサンスの魔術思想』(ちくま学芸文庫、2004年、1400円:品切)
パラケルスス『奇蹟の医の糧』(工作舎、2004年、3800円)
パラケルスス『奇蹟の医書』(工作舎、新装版2004年、3800円)

池上俊一編訳『原典イタリア・ルネサンス人文主義』(名古屋大学出版会、2009年、15000円)
パノフスキー『イデア』(平凡社ライブラリー、2004年、1500円)
シュミットほか『ルネサンス哲学』(平凡社、2003年、7000円)
シャステル『ルネサンス精神の深層』(ちくま学芸文庫、2002年、1500円:品切)
ホームヤード『錬金術の歴史』(朝倉書店、1996年、5500円)

コイレ 『パラケルススとその周辺』(水声社、1987年、3000円)
ドッブズ『錬金術師ニュートン:ヤヌス的天才の肖像』(みすず書房、2000年、7500円)
イエイツ『薔薇十字の覚醒』(工作舎、1986年、3800円)
イエイツ『記憶術』(水声社、1993年、6000円)
イエイツ『世界劇場』(晶文社、1978年、3200円)

エイトン『ライプニッツの普遍計画』(工作舎、1990年、5340円)
ショーレム『ユダヤ神秘主義』(法政大学出版、1985年、7300円)
ショーレム『カバラとその象徴的表現』(法政大学出版、1985年、3800円)
ショーレム『サバタイ・ツヴィ伝』 (法政大学出版局、2009年、15000円)
ショーレム『錬金術とカバラ』(作品社、2001年、2800円)

ロッシ『魔術から科学へ』(みすず書房、1999年、3000円)
ブルーノ『カンデライオ』(東信堂、2003年、3200円)
ブルーノ『原因・原理・一者について』(東信堂、1998年、3200円)
ブルーノ『英雄的狂気』 (東信堂、2006年、3600円)
オルディネ『ロバのカバラ』 (東信堂、2002年、3600円)

ゴドウィン『キルヒャーの世界図鑑』(工作舎、1986年、2900円)
カウフマン『綺想の帝国』(工作舎、1995年、3800円)
クリステラー『イタリア・ルネサンスの哲学者』 (みすず書房、新装版2006年、3200円)
伊藤博明ほか『イタリア・ルネサンスの霊魂論』 (三元社、1995年、2913円)
伊東俊太郎『十二世紀ルネサンス』(講談社学術文庫、2006年、1000円)

カンパネッラ『ガリレオの弁明』(工作舎、1991年、2800円)
ケプラー『宇宙の調和』(工作舎、2009年、10000円)
ケプラー『宇宙の神秘』(工作舎、新装版2009年、4800円)
カッシーラー『個と宇宙:ルネサンス精神史』 (名古屋大学出版会、1991年、3800円)
ヴィント『シンボルの修辞学』 (晶文社、2007年、4800円)

ザクスル『イメージの歴史』 (ブリュッケ、2009年、4600円)
ザクスル/ウィトカウアー『英国美術と地中海世界』 (勉誠出版、2005年、15000円)
パノフスキー『イコノロジー研究(上下)』 (ちくま学芸文庫、2002年、1300円/1400円)
パノフスキー『象徴形式としての遠近法』 (ちくま学芸文庫、2009年、1000円)
パノフスキー『ルネサンスの春』 (新思索社、新装版2006年、3500円)

ディディ=ユベルマン『残存するイメージ』 (人文書院、2005年、9800円)
田中純『アビ・ヴァールブルク 記憶の迷宮』 (青土社、2001年、3600円)
ステノ『プロドロムス』 (東海大学出版会、2004年、4500円)
アルベルトゥス・マグヌス『鉱物論』 (朝倉書店、2004年、3600円)
ラヴジョイ『観念の歴史』 (名古屋大学出版会、2003年、4800円)

リーヴズ『中世の預言とその影響』 (八坂書房、2006年、9800円)
ボッシー『ジョルダーノ・ブルーノと大使館のミステリー』 (影書房、2003年、9500円)
スクリーチ『ラブレー』 (白水社、2009年、20000円)
スクリーチ『モンテーニュとメランコリー』 (みすず書房、1996年、4300円)
ストヤノフ『ヨーロッパ異端の源流』 (平凡社、2001年、4200円)

森正樹『ジョン・ディーの「金星の小冊子」』 (リーベル出版、2004年、18,900円)
グタス『ギリシア思想とアラビア文化』 (勁草書房、2002年、3800円)
フィチーノ『「ピレボス」注解』(国文社、1995年、4500円)
ピコ・デッラ・ミランドラ『人間の尊厳について』(国文社、1985年、4500円:品切)
クザーヌス『神学綱要』(国文社、2002年、3500円)

紀伊國屋書店新宿本店5F人文書売場では、まもなく、西欧思想における中世と初期近代をテーマにしたブックフェアが開始される予定です。また、工作舎さんではフランセス・イエイツの代表作『ジョルダーノ・ブルーノとヘルメス教の伝統』(前野佳彦訳)が来月(2010年4月)以降に刊行予定と聞いています。楽しみですね!

最後に、大事なことをひとつお伝えしなければなりません。『ミクロコスモス 第1集』は現在「版元在庫僅少」で、早ければ月内に、一時的な「版元品切」状態になる可能性が高いです。しかし「市場在庫」(書店店頭に置いてある状態のこと)はまだあちこちにありますので、見つけていただけると幸いです。どこの本屋さんに置いてある可能性が高いかは、地域を特定してお問い合わせいただければお答えできます。コメント欄からのご質問でもOKです。
[PR]

by urag | 2010-03-17 09:05 | 人文書既刊 | Trackback | Comments(2)
2010年 03月 08日

弊社出版物の著者や訳者の方々の最近の御活躍

弊社出版物の著者や訳者の方々の最近の御活躍の一端をお知らせします。

★高桑和巳さん(アガンベン『バートルビー』、アガンベン『思考の潜勢力』訳者)
先月、アガンベンの「ホモ・サケル」シリーズ第二部第二分冊『王国と栄光』の訳書を青土社さんから刊行されました。

★増山麗奈さん(澤田サンダー『幼なじみのバッキー』挿絵作者)
増山さんの活動をドキュメンタリー映画化した『桃色のジャンヌ・ダルク』が今月末から公開されます。紹介記事「女性の性を武器に世界と戦う芸術家!飛び散る母乳を男性客がよける横に子どもがいるすさまじさ」(「シネマトゥデイ」2010年3月6日)

★廣瀬純さん(ヴィルノ『マルチチュードの文法』訳者、コレクティボ・シトゥアシオネス『闘争のアサンブレア』共著者)
さ来週來再予定の、新宿の独立系書店「模索舎」さんの40周年イベントに出席されます。以下詳細。

◎模索舎40周年イベント:40年目の、シコシコ・模索舎

時間:2010年3月22日(月・祝) 12:30開場 13:00スタート
場所:大久保地域センター 多目的ホール 東京都新宿区大久保2丁目12-7(JR新大久保駅徒歩8分/地下鉄副都心線東新宿徒歩5分/地下鉄大江戸線東新宿徒歩8分)
資料代:500円/カンパ歓迎!
主催:模索舎/模索舎再建実行委員会
連絡先:模索舎 tel.03-3352-3557

タイムテーブル:
第1部 13:20~14:50 模索舎の時空間をめぐって
出演:五味正彦(模索舎元代表)、平井玄(音楽批評家)、矢部史郎(模索舎元舎員)
第2部 15:20~16:50 勝手に生きよ/人生!
出演者:廣瀬純(映画批評家)、五所純子(文筆業)、アサダワタル(日常編集家)

主催者コメント:<40周年イベントに際して> 
模索舎は今年で創立40周年を迎えました。
1970年に「情報センターへのシコシコ・模索舎」として設立され、これまで存続してこられたのも、皆様の温かいご支援の賜物です。謹んで感謝申し上げます。
しかしながら現在、模索舎の経営は逼迫しています。
オンライン通販や大型書店による寡占化、未曾有の出版不況が加速度的に進むなか、売り上げの落ち込みは深刻であり、40年にあたる今年の10月に果たして存続できているか、確約できない状況です。
3人の舎員で話し合いを重ねましたが、もはや舎員だけの経営努力では存続は困難であり、抜本的な改革が必要だ、という結論にいたりました。そこで舎外にも協力を求め、有志により再建実行委員会を結成し、組織運営や活動のあり方に関して何度も協議を重ねて参りました。
模索舎は通常の書店とは異なり、取次(卸業者)を経由せず、出版社や制作者の方々と直接取引し、一般書店では置かれない少部数の出版物やミニコミを、原則無審査で店頭に置いています。小流通と無審査にこだわるのは、商業的な流通システムから弾かれる出版物も貴重な民衆の財産であり、表現の自由を保障する場であることを、その理念に掲げているからです。
出版の世界は激動期にあり、創立40周年は模索舎にとって非常に厳しい試練の年となると思われます。そこで、まずは40周年を乗り切り、再出発を図るため、当イベントを開催することとしました。第一部では、世の中や暮らしのあり方を捉え返す場としての模索舎の実践を振り返り、第二部では現下の時代・社会状況のなか、模索舎がいかなる場=メディアであり得るのか、率直に討議できる場にできればと思います。
またイベント開催後も、運営のあり方を見直し、より多くの方々の参加を得ながら、再生のための動きを作り出していく所存ですが、そのためにも皆様の後押しがどうしても欠かせません。カンパのお願い、サポーターズクラブの開設、イベントの開催など、追ってブログ等でご案内させていただきたいと思います。
改めてこれまでのご愛顧に感謝申し上げますとともに、いま一度のご支援をお願いいたします。

40周年ブログ
※ミニコミ・少部数流通出版物取扱書店「模索舎」:〒160-0022 東京都新宿区新宿2-4-9  電話03-3352-3557  fax050-3505-8561 営業時間 11:00~21:00
[PR]

by urag | 2010-03-08 22:22 | イベント告知 | Trackback | Comments(0)