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2006年 01月 30日

月曜社 品切 僅少 品目一覧(2006年1月30日現在)

2006年1月30日現在の月曜社品切僅少品目一覧です。

◎在庫僅少

 『アウシュヴィッツの残りのもの』ジョルジョ・アガンベン (税込2,520円)→重版予定あり
 『新宿』森山大道 (税込7,560円)→重版未定


◎品切

・通常商品

 『NOVEMBRE(ノヴァンブル)』 森山大道×滝沢直己 限定1500部 (税込6,930円)
 『White Casket』 やなぎみわ 限定250部 (税込12,600円)
 『文化=政治』 毛利嘉孝 (税込1,890円)

※上記3点のご購入を希望されるお客様は、書店店頭に残っている在庫をお探しいただくか、返品待ちをご了解いただいた上で小社まで直接ご発注下さい(ただし確実にご購入いただけるかどうかはお約束できませんので、あらかじめご了承下さい)。書店店頭の在庫を調べるには、たとえば紀伊國屋書店BOOKWEBなどが便利です。AMAZONなどのオンライン書店が在庫している場合もあります。

・限定商品

 『新宿』ネット限定販売セット・・・・300セット完売 (税込11,550円)
 (ナンバリング付き特製函+サイン本、ポスター2種類[B1判728×1030mm])

 『NOVEMBRE』ネット限定販売セット・・・・150セット完売 (税込7,730円)
 (BOX内側にサイン入り、ポストカード6枚)

 『地図』ネット限定販売サイン本・・・・100部完売 (税込12,600円)


以上です。
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by urag | 2006-01-30 12:17 | 販売情報 | Trackback | Comments(0)
2006年 01月 30日

東京新聞/中日新聞29日付読書欄で「picnic」が紹介されました

a0018105_1115133.jpg昨日(1月29日)付けの東京新聞/中日新聞の読書欄で、無記名氏による『picnic (瀬戸正人写真集)』の紹介記事が写真付で掲載されました。

「(公園に憩うカップルたちの)あっという間に過ぎ去るその濃密な時間こそ、幸福のよき記憶となるに違いない。」

PLACE Mの写真集新刊2点はどちらも好評発売中です。どうぞよろしくお願いします。(H)
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by urag | 2006-01-30 11:05 | PLACE M | Trackback | Comments(2)
2006年 01月 29日

今週の注目新刊(第36回:06年1月29日)

花粉症+風邪。グロッキーです。

***

アメリカ建国とイロコイ民主制
ドナルド・A・グリンデ・Jr.ほか著 / 星川淳訳 / みすず書房 / ¥5,880
■帯文より:独立革命、合衆国憲法に刻印された「自由の手本」先住民社会の驚くべき影響。歴史の闇に埋もれた文化的転移、世界史的実験のプロセスを、一時史料から立証する「もうひとつのアメリカ建国史」。

アメリカ人であるとはどういうことか――歴史的自己省察の試み
M・ウォルツァー著 / ミネルヴァ書房 / ¥3,360

サイボーグ化する私とネットワーク化する世界
ウィリアム・J・ミッチェル著 / NTT出版 / ¥3,780
■原書:Me++ : The Cyborg Self and the Networked City
■帯文より:変貌するユビキタス時代の情報社会論。

イメージ・リテラシー工場――フランスの新しい美術鑑賞法
ジャン=クロード・フォザほか著 / フィルムアート社 / ¥3,360

ルーマン 法と正義のパラドクス――12頭目のラクダの返還をめぐって
G・トイプナー編 / ミネルヴァ書房 / ¥4,200

「アジア的価値」とリベラル・デモクラシー
ダニエル・A・ベル著 / 風行社 / ¥3,885

ナチズムの歴史思想――現代政治の理念と実践
フランク=ロタール・クロル著 / 柏書房 / ¥5,460

ひとつの土地にふたつの民――ユダヤ‐アラブ問題によせて
マルティン・ブーバー著 / 合田正人訳 / みすず書房 / ¥5,775
●版元紹介文より:「マハトマ・ガンディーへの書簡」をはじめとする、1918年から1965年までに発表された論考66篇。

私をブンガクに連れてって
芳川泰久著 / せりか書房 / ¥2,310
■版元紹介文より:カフカの『審判』の主人公のように、ある日呼び出され、文学とは無縁な、さまざまな場所に連行される。カマボコ博物館、メイドカフェ、裁判所、山奥のダム、皇居、オートレース場――文学から消えてしまった〈リアル〉に遭遇したいと願う、痛快な批評のアクロバット。

晶子とシャネル
山田登世子著 / 勁草書房 / ¥2,310
●与謝野晶子とココ・シャネルを「魂の姉妹」として見立て、視えざるコレスポンダンスを日仏近代史のうちに再構成するもの、のようです。

サド侯爵――新たなる肖像
シャンタル・トマ著 / 三交社 / ¥3,675
●トマはフランスの作家で女性文化史研究家。これまでに軽いエッセイ本と小説の既訳書あり。

未知なるものへの生成――ベルクソン生命哲学
守永直幹著 / 春秋社 / ¥3,675
●渾身のベルクソン論。

ことばの意味とは何か――字義主義からコンテクスト主義へ
フランソワ・レカナティ著 / 新曜社 / ¥3,990
■帯文より:ことばの意味は文そのものに宿るのか?それとも文脈に抱かれた発話行為から生まれるのか?分析哲学界・言語哲学界を二分してきた大論争に終止符を打つ希薄の力作。
●レカナティはヨーロッパ分析哲学会の設立者の1人。会長を務めたこともある。

哲学体系
スピノーザ著 / 小尾範治訳 / 一穂社 / ¥4,515
●ふるーい岩波文庫の復刻シリーズからの一点。旧版からの復刻のため、一部の印刷の読みにくさもそのまま。 名著/古典籍文庫というシリーズだそうです。およそ図書館向けの商品なのでしょうが、こういう商売もありうるのか、と関心。

ドン・ジョヴァンニ 音楽的エロスについて
ゼーレン・キルケゴール〔著〕 / 白水社 / ¥998

新版 図書館の発見
前川恒雄著 / 日本放送出版協会 / ¥966

ゲイの民俗学
礫川全次編 / 批評社 / ¥4,725
●礫川さんの「民俗学」史料シリーズは好事家にはたまらない世界かも。

図説 天使百科事典
ローズマリ・エレン・グィリー著 / 原書房 / ¥6,090
●類書はあまたありますが、グスタフ・デイヴィッドスンの高名な本『天使辞典』(創元社、2004)が出て、 もはや打ち止めかと思いましたが、まだまだのようです。

ネクロノミコン――アルハザードの放浪
ドナルド・タイスン著 / 大瀧啓裕訳 / 学研 / ¥2,625
●ギリシア語訳者やラテン語重訳者の序文まで付いて、本文もヴォリュームがあって、かなりがんばって「創作」しています。途方もない作業だったでしょう。徒労を厭わない作家タイスンに戦慄すら覚えます。大瀧先生の訳文もいい感じです。

***

以上です。(H)
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by urag | 2006-01-29 19:00 | 本のコンシェルジュ | Trackback | Comments(0)
2006年 01月 27日

アマゾンの個人向けおすすめ本が時におかしいことについて

以前からたまに「あれれ?」と思うことがあったのですが、また似たような体験をしたので、今回は書きます。今日、アマゾン・ジャパンを訪問したんです。とある用事があって。そうしたら、トップ・ページのどあたまに、「あなたへのおすすめ」という私個人向けの推薦本が並んでいるのですが、その先頭にあったのが、

星咲美由G-17ウルトラの乳ドル[DVD]

なんですよ。

はァ? なっ、何でだよ、この手の商品は買ったことないぞ、と動揺しつつ、この商品の「おすすめの理由は?」のリンクをクリックしました。

すると、

この商品をおすすめしたのは…
以下の商品が購入または評価されていたからです…


ときて、

かくれキリシタンの聖画

という書籍が。むむむ。

この本はたしかに以前買ったことがあります。小学館から刊行されているマトモな研究資料本です。良書ですよ。数百年の昔から長崎で土着化してきたキリスト教信仰における、和風の特異な宗教画や日本語聖書の世界を垣間見ることができます。

なぜだ、なんなのだこの関連付けは。

正直全然分からない。おかげで、いましがた自分がなぜアマゾンを訪問したのか、その目的をすっかり忘れてしまった私。

でも、こうしたわけのわからない状態がほかにもどれくらいあるものなのか、俄然興味が沸いたので、DVDの下にあるアイコン「興味がありません」はクリックせずにおきました。そのとなりには「持っています」というボタンもありますが、もちろん持ってないのでクリックしません。

それとも買ったほうがいいのか?なにかとんでもない発見が待ち受けているのか?!

もし月曜社が将来、何かいきなり若い肌色系な本を出したら、「ああひょっとするとあれがきっかけだったんだな」と笑ってください。(H)
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by urag | 2006-01-27 22:15 | 雑談 | Trackback | Comments(2)
2006年 01月 26日

洛北出版よりリンギス『何も共有していない者たちの共同体』

a0018105_1912353.jpg何も共有していない者たちの共同体
アルフォンソ・リンギス(1933-)=著、野谷啓二(1956-)=訳、
洛北出版、本体2600円、ISBN4-903127-02-8

●すべての「クズ共」のために。どこから来たか、ではない。なにができるか、でもない。私たちと何も共有するもののない人々の死が、私たちと関係しているのではないか、という実感をこんにちますます持ちつつある現代人のために。人種的つながりも、言語も、宗教も、経済的な利害関係もない人々、そこに生まれる未聞の共同体へ。堀田義太郎(1974-)と田崎英明(1960-)による二篇の解説付。序文立ち読みはこちら

●ついに刊行されました!私が大好きな本が日本語でも読めるようになりました。装丁もとても綺麗です。Lingoさんというお名前のデザイナーの方。本書は洛北出版さんに直接注文すれば、郵便振替による代金後払いで、送料も振込手数料も無料。ぜひご利用ください。

●これで次には、アガンベンの"The Coming Community"が訳されれば一読者としては言うことなしです。

●洛北出版さんの次の新刊は、浅野俊哉著『スピノザ 共同性のポリティクス』だそうです。今春刊行予定。さらに続刊予定として、マサオ・ミヨシさんの自伝やルディネスコの本がエントリーしているとのことです。前者は原書を翻訳したものとかではなくて、本書自体がオリジナル版だそうですよ。楽しみですね。(H)
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by urag | 2006-01-26 01:33 | 本のコンシェルジュ | Trackback | Comments(0)
2006年 01月 25日

2005年を振り返りつつ、下半期のベスト新刊10点を挙げる(下)

「[本]のメルマガ」1月25日付238号に寄せた拙稿を転載します。
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■「ユートピアの探求」/五月
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【2005年を振り返りつつ、下半期のベスト新刊10点を挙げる(下)】

かつて都内のとある中堅書店の人文書売場にNさんという定年間近の女性社員の方がいた。何年か前に惜しまれつつ引退されたけれども、Nさんは版元営業マンを常に刺激してくださる素晴らしい書店人だった。

とにかく好奇心旺盛。広い人脈と情報網をつかって、いつも新しい話題を仕入れていた。営業マンの扱いも上手くて、いつのまにかNさんに「課題」を与えられる。営業マンのルーティンワークに「プラスアルファ」の工夫を積極的に求める方で、こちらがボヤボヤしていると「もっとしっかり勉強なさい!」とたしなめられたものだ。

売場に活用できそうな自分なりの本のネタを常時更新しておき、書店さんに提供することに喜びを覚える性分の私は幸い、「勉強しなさい」と一喝されたことはなかったが、自分自身の母親より年上のNさんの「書店員魂」には多くのことを学んだ。

店内リニューアルに伴い、人文書棚が減らされるかもしれない危機にも、Nさんは粘り強く自分の売場を守り抜いた。ある時Nさんはこう言った、「人文書棚からは時代が良く見えるのよね」と。

流行の移り変わりの激しいビジネス書や実用書よりも、時代の深層に届くまなざしを人文書は提供してくれる。そうNさんは見ていたのだった。日々移り変わりゆく様々な社会現象にも、歴史や文化の背景がある。時間の堆積層に分け入っていこうとするまなざしがある本たちを、Nさんは人文書売場の最大の武器と考えていた。

ニュース番組の短い時間の中ではとうてい説明しきれない、文化の諸相における複雑で長期的な利害関係の生成に迫る鍵を、人文書棚で読者に提供する。時代を見抜く目を養おう。売場から時代と本を眺め続けてきた経験豊かなNさんならではの勘が、そこには働いていたはずだ。

私は2005年下半期で印象に残った本をピックアップしていきながら、自分が拾っていく本が、そうした時間の堆積層を掘り下げていく強靭な知性によって書かれたものが多いことに気づいて、Nさんのことを思い出していた。

知覚の宙吊り――注意、スペクタクル、近代文化
ジョナサン・クレーリー著 岡田温司監訳 石谷治寛+大木美智子+橋本梓訳
平凡社 05年8月 本体7,200円 A5判554頁 ISBN4-582-70257-0

ティツィアーノの諸問題――純粋絵画とイコノロジーへの眺望
エルヴィン・パノフスキー著 織田春樹訳
言叢社 05年8月 本体7,600円 A5判316+131+29頁 ISBN4-86209-003-6

美の歴史
ウンベルト・エーコ編著 植松靖夫監訳 川野美也子訳
東洋書林 05年11月 本体価格8,000円 A4変形判439頁 ISBN4-88721-704-8

自然の占有――ミュージアム、蒐集、そして初期近代イタリアの科学文化
ポーラ・フィンドレン著 伊藤博明+石井朗訳
ありな書房 05年11月 本体8,800円 A5判782頁 ISBN4-7566-0588-5

世界の読解可能性
ハンス・ブルーメンベルク著 山本尤+伊藤秀一訳
法政大学出版局 05年11月 本体5,500円 46判449+44頁 ISBN4-588-00831-5

残存するイメージ――アビ・ヴァールブルクによる美術史と幽霊たちの時間
ジョルジュ・ディディ=ユベルマン著 竹内孝宏+水野千依訳
人文書院 05年12月 本体9,800円 A5判770頁 ISBN4-409-10020-3

こうして見ると、美術史や文化史、思想史といった分野で今年は収穫が多かったのかなと思う。上半期でも、やはりこの分野が目立っていた。シャーマ『風景と記憶』河出書房新社、『グリーンバーグ批評選集』勁草書房、ザクスル+ウィトカウアー『英国美術と地中海世界』勉誠出版、『ディドロ「百科全書」産業・技術図版集』朝倉書店、などである。

いずれも素晴らしい書籍で、おおかた高額書ではあるけれども、購読して損はない。強いてこの中からさらに絞り込むと、ヴィジュアルを楽しみたい読者は『美の歴史』がお奨めである。古代から現代までの「美」のかたちの変遷を、大判の全頁フルカラーで見せてくれる。時代ごとの古典的テキストの膨大な引用も楽しい。これで8,000円というのは驚異的なコストパフォーマンスだ。

活字中心で楽しむ読者には、『自然の占有』をお奨めしたい。本書では、西欧文明において、全世界をくまなく理解し支配したいという人間の飽くなき欲望が博物学や博物館を誕生させ、どのように成長させていったかを追っている。本書の舞台となる16世紀後半からの百年間における、アルドロヴァンディやキルヒャーのような一種過剰な知の探究者らの驚異的な著書群からの図版が多数収録されていて、人間の想像力の逞しさに圧倒される。

本書に触発されて様々なことに思いが及んだ。世界を掌握したいという欲望は時代とともに変異し肥大し続けて怪物化し、それによって今やこの星が衰滅しようとさえしている。けれどもその怪物も当時は自然の脅威に打ち勝ちつつある人間の誇らしげな探究心から生まれたものだったのだろう。

探究の喜びと快活さと冒険心がやがて自らを滅ぼしかねない怪物となる。つづめて言うと詰まらない警句にしかならないが、それは別にフィンドレンの教えではない。ただ、こうした豊穣な歴史書を読む際には、過去がこうであったのだろうと示唆しているのだな、とだけ読むのでは足りない。

怪物にもまた、誕生時の希望の痕跡が残っており、歴史をひもとくことは、世界が別様でもありうるかもしれない可能性の源泉を検証することにほかならないのだ。私たちはタイムマシンがなくとも、過去を眼光鋭く省みることによって現在を変えることができる。

書店員のNさんはひょっとするとそうしたすべを知っていたのかもしれない。知識の森(あるいは海)に分け入り、過ぎ去った物事のうちにも未来を変えうるヒントがあることを、読者とともに分かち合いたかったのかもしれない。

過ぎ去ったことはすべてもう現在に関係のないことで、だから過去に固執しても仕方がない――もちろん、そんなわけはない。むしろ、私たちはあまりにも過去に学ばないまま、何度も同じ過ちを繰り返しながら過ごしているのではないだろうか。

書物は過去のものではない。頁が開かれ文字が読まれ、文章が読み手の意識に流れ込んでくる時、書物は常に新しい現在を獲得する。それが今しがた書かれたものであれ、千年前に書かれたものであれ、書物は個々の読者において常に真新しい存在として生まれ変わる。……

先月の記事で3点の本を掲げ、今回はここまで6点を挙げた。最後の1点は次の書物である。

センス・オブ・ウォールデン
スタンリー・カベル(1926-)著 斎藤直子訳
法政大学出版局 05年10月 本体2,800円 46判244頁 ISBN4-588-00833-1

『ウォールデン』とは言うまでもなく、ソローの名著『森の生活』のことである。カベルが上記書でソローやエマソンに言及するとき、そこには懐かしくも新しい二人の死者がたえず雄弁に語りかけ、ふいに沈黙を置いて去る。読むことにおける注意深さについて、カベルは大胆かつ繊細である。こう読まねばならないというのではない。ただ、無数の道がある中にも光と影があり、読むことは読む者の生きざまそのものなのだ。


◎五月(ごがつ):本誌25日号編集同人。http://urag.exblog.jp
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by urag | 2006-01-25 23:45 | 本のコンシェルジュ | Trackback | Comments(0)
2006年 01月 24日

花粉シーズン到来?

おさまらない鼻のムズムズ感と腫れ、目のかゆみと連続クシャミ。公式の「飛散情報」がまだ出ていないようですが、花粉シーズン到来の気配です。すでに10日ほど前に症状が出ていた方もいるようで。私が先日、軽い風邪と思っていたのは花粉症の影響があったのか。とてもひどかった昨シーズンの20%ていどだと聞いていますが、こんなに早く症状が出るのでは困ります。憂鬱です。(H)
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by urag | 2006-01-24 15:52 | 雑談 | Trackback | Comments(0)
2006年 01月 23日

どうなるんだろう

業界的にはブックスパブリッシングがあるわけですが、後者に出資した会社はこの先をどう考えているんだろう。この会社は、昨年某女優と離婚した渋谷の社長が代表をやっている関連企業発売元にもなっているのですが、インターネットコンテンツの書籍化の「波」は今回の一件でどのような影響を蒙っていくのか。それと、「ダディ」や「マイライフ」などを世に送り出した「実績」を考えると、「獄中記」が将来出版される確率はどれくらい?
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by urag | 2006-01-23 23:06 | 雑談 | Trackback | Comments(0)
2006年 01月 23日

トークセッション「サッカーの熱狂の影に」

今週木曜日の1月26日、19時より、ジュンク堂書店池袋店4F喫茶コーナーにて、有元健さんと小笠原博毅さんによるトークセッション「サッカーの熱狂の影に」が行われます。有元健(1969-)さんは、弊社より刊行している『ルーツ』の共訳者です。今回のイベントは有元さんと小笠原さんが編纂された『サッカーの詩学と政治学』(人文書院)の出版記念だそうです。お申し込みは池袋本店1Fサービスカウンター(電話:03-5956-6111)まで。参加費はワン・ドリンク付で1000円。どうぞ皆様ふるってご参加ください。(H)
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by urag | 2006-01-23 22:51 | イベント告知 | Trackback | Comments(0)
2006年 01月 22日

今週の注目新刊(第35回:06年1月22日)

先週後半あたりから軽い風邪が抜けないままで、嫌な感じです。軽いのですがだるい。頭痛と咽喉の痛み。背中や肩の凝りが辛いです。

今週は辞典類で見るべきものがいくつかあります。

ユダヤ大事典
ユダヤ大事典編纂委員会編 / 荒地出版社 / ¥2,520

音の百科事典
音の百科事典編集委員会編 / 丸善 / ¥24,150

日本古代史大辞典
上田正昭監修・編集 / 大和書房 / ¥29,400

二つ目と三つ目もぜひ購読したいところですが、この値段では簡単には手が出ません。

***

そのたびごとにただ一つ、世界の終焉 I
ジャック・デリダ著 / 岩波書店 / ¥3,570
●弔文の集成ですね。

サルトル
梅木達郎著 / 日本放送出版協会 / ¥1,050
●昨年逝去された仏文学研究者による最後の本。

初期ヘーゲル哲学の軌跡
ヘーゲル著 寄川条路編訳 / ナカニシヤ出版 / ¥2,730
●帯文によれば、「フランクフルト期からハイデルベルク期までの、ヘーゲルの断片集・講義録・書評の本邦初訳を含む」ものだそうです。

食の歴史 1
J‐L・フランドランほか編 / 藤原書店 / ¥6,300
●食から西洋文明を見る。全三巻の壮大な通史となるようです。

ヨーロピアン・ドリーム
ジェレミー・リフキン著 / 日本放送出版協会 / ¥2,940
●帯文に曰く「もはやアメリカン・ドリームは輝きを失ってしまった。民族国家の概念を超えたネットワークを構築するEU。環境の保護、平穏な社会、真に豊かな生活を実現する理想社会がここにある」。これまで数々の話題作を世に送り出してきたリフキン。多岐にわたる問題を扱ってきたせいか、彼の本が本屋さんで一まとまりになっているのはあまり見かけません。

知識人の責任
ノーム・チョムスキー著 / 青弓社 / ¥2,730
●上野俊哉さんも寄稿されています。目次は以下の通り。
第1部 知識人の責任 ノーム・チョムスキー
 第1章 知識人と学校についての考察 清水知子訳
 第2章 知識人の責任 浅見克彦訳
 第3章 抵抗について 野々村文宏訳
 第4章 「抵抗について」の補遺 野々村文宏訳
第2部 「知識人」という文体
 第1章 普遍的知識人の現在 浅見克彦
 第2章 チョムスキー、知識人の十字路 上野俊哉
 第3章 音の不服従、映像の不服従 野々村文宏
あとがき 浅見克彦

ネット社会の未来像
宮台真司ほか著 / 春秋社 / ¥1,680

面白いほどよくわかるフロイトの精神分析
立木康介監修 / 日本文芸社 / ¥1,575

ヴァチカン・アカデミーの生命倫理
秋葉悦子訳著 / 知泉書館 / ¥4,200

芸術の条件 近代美学の境界
小田部胤久著 / 東京大学出版会 / ¥5,460
●『象徴の美学』(東京大学出版会、95年1月)、『芸術の逆説:近代美学の成立』(東京大学出版会、 01年11月)に続く、第三作。

さすらい姫考
小林とし子著 / 笠間書院 / ¥1,995

ジェラール・ド・ネルヴァル
田村毅著 / 東京大学出版会 / ¥9,660

イリアス
アレッサンドロ・バリッコ著 / 白水社 / ¥2,100
●著名作家による古典の「小説化」だそうです。

プロセス・アイ
茂木健一郎著 / 徳間書店 / ¥1,890
●小説です。小林秀雄賞受賞第一作とのこと。

わが同時代人の歴史 第1巻
ヴラジーミル・ガラクチオーノヴィチ・コロレンコ著 / 文芸社 / ¥2,415
●自費出版なのでしょうか。地道な翻訳者の方がいらしたものです。

***

★今週の注目文庫、新書(値段は税込)

全体性と無限(下)
E・レヴィナス著 / 熊野純彦訳 / 岩波文庫 / 903円
●訳者解説に曰く「合田氏の訳は、この国におけるレヴィナス受容の方向を決定づけた訳業であり、今回の拙訳の作業にあっても絶えず参照し、多くを学んでいる。訳註のいくつかには、氏の研究成果をそのまま活用させて頂いたものもある」とのことです。

チベット遠征 改版
S・ヘディン著 / 金子民雄訳 / 中公文庫BIBLIO / 1,050円
●中公文庫BIBLIOはいいシリーズですよね。

人間の安全保障
A・セン著 / 東郷えりか訳 / 集英社新書 / 714円
●センの新書はこれで二冊目。

日中一〇〇年史 二つの近代を問い直す
丸川哲史著 / 光文社新書 / 798円

***

以上です。(H)
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by urag | 2006-01-22 18:47 | 本のコンシェルジュ | Trackback | Comments(4)