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2004年 09月 28日

イベント情報:大竹伸朗「『UK77』と写真」スライドトークセッション

来たる2004年10月4日(月)夜7時より、青山ブックンセンター青山本店主宰で、大竹伸朗さんのイベント、「『UK77』と写真」スライドトークセッションが開催されます。

日時:2004年10月4日(月)19:00~20:30 開場18:30予定
会場:東京ウイメンズプラザホール(青山ブックセンター本店隣り)
定員:200名様 
入場料:¥500(税込) 電話予約の上、当日精算
電話予約&お問い合わせ電話:03-5485-5511

内容:画家・大竹伸朗氏が画家になる直前、パンクの風吹き荒れる‘77年にロンドンで目にしたものを語る。月曜社より6月に刊行された写真+ドローイング+コラージュ作品集『UK77』をもとに、写真をスライド上映しながらのトークセッション。トーク後半にゲストを迎える予定。トーク終了後、本店店内にてご希望の方に大竹氏著作へのサインをいたします。

……一時は中止になったこのイベントが、青山BCの復活とともに早々に実現されることになり、喜ばしい限りです。皆様のご来場を心よりお待ちしております。
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by urag | 2004-09-28 10:23 | 芸術書既刊 | Trackback(1) | Comments(0)
2004年 09月 28日

11月刊行予定「燈火節(とうかせつ)」片山廣子/松村みね子

再来月に刊行予定の、片山廣子(松村みね子)さんの随筆・小説を集成した『燈火節(とうかせつ) 』の書誌情報を公開しております。

初めての本格的集成ということで、近刊予告を公開した直後から、多くの読者の方からお問い合わせを頂戴して参りました。いよいよ刊行です。どうぞよろしくお願いいたします。

ところで遅ればせのご報告ですが、書評紙「週刊読書人」の7月30日号「特集=印象に残った本」における、「43人へのアンケート《二〇〇四年上半期の収穫から》」で、阿部潔先生に
小社の『マルチチュードの文法』パオロ・ヴィルノ著を、そして陣野俊史先生には『文化=政治』 毛利嘉孝著をご選定いただきました。たいへん光栄です。ありがとうございました。
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by urag | 2004-09-28 10:16 | 近刊情報 | Trackback | Comments(0)
2004年 09月 17日

07号=特集「ナショナリズム考」目次のラフです

2004年11月下旬刊行予定の『舞台芸術』07号では、「ナショナリズム考」をテーマにすえ、国民国家および国民意識の形成と(舞台)芸術の関係について、多面的に再検討します。

「現代演劇とナショナリズム」(すが秀実、内野儀、太田省吾など出席)に関する共同討議、高嶺格やマリーナ・アブラモヴィッチといった現代美術で注目を集めてきた2人のアーティストのインタビューを掲載する予定です。

鵜飼哲の「演劇とナショナリズム」は書き下ろし、多和田葉子、マラン・ブラゼビッチ、ラビア・ムルエ氏の原稿は、今年8月にドイツで行われたラオコオン演劇祭シンポジウムの発表稿です。

戯曲「アル・ハムレット・サミット」は、今年2、3月に行われた東京国際芸術祭2004で上演された作品です。

また、ジェイムソンの翻訳が本号より再開し、木戸敏郎と観世榮夫の連載が最終回となる予定です。

『舞台芸術07』 特集=ナショナリズム考
2004年11月下旬刊行予定

目次(2004年9月15日現在)

〔巻頭言・扉〕
太田省吾/鴻英良

[巻頭インタヴュー〕
高嶺格 聞き手=鴻英良

[共同討議]
すが秀実×内野儀×太田省吾×八角聡仁×森山直人×鴻英良

[特集寄稿]
鵜飼哲「演劇とナショナリズム」
フロランス・デュポン(仏語)「ローマ帝国の形成に果たした演劇の役割」 翻訳:横山義志
熊谷謙介「アヴィニョン演劇祭がナショナル・アイデンティティ形成に果たした役割」
多和田葉子
マリーナ・アブラモヴィッチ「インタビュー」
港大尋
藤井慎太郎「『屏風』、あるいは裏切りという名のゲーム」
マラン・ブラゼヴィッチ
ラビ・ムルエ

[時評]
内野儀
桜井圭介
小林昌廣

[連載]
フレドリック・ジェイムソン「ブレヒトと方法」第4回 翻訳:大橋洋一
観世榮夫「わが演劇、わが闘争」最終回 聞き手:茂山千之丞
川村毅「やさしい現代演劇」第7回
木戸敏郎「北座はいま」最終回
森山直人「過渡期としての舞台空間」第6回

[戯曲]
「アル・ハムレット・サミット」(スレイマン・アルバッサーム構成・演出)
「訳者解題」(エグリントン佐藤みか)
スレイマン・アルバッサーム「インタビュー」(インタビュアー:鴻英良)
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by urag | 2004-09-17 23:32 | 舞台芸術 | Trackback | Comments(0)
2004年 09月 16日

森山大道サイン会および写真展

今週火曜日14日に東京駅前に開店し、大盛況の様子がTV等で伝えられている丸善丸の内本店ですが、オープン記念の一環で、4Fギャラリーにて「森山大道写真展」が今月23日(木・祝)まで開催されています(最終日は5時閉場)。

この写真展では先だってパリのカルティエ現代美術財団で開催された「森山大道展」に出品され絶賛を得た、日本初公開の大型フォーマット版(150x100cm)の作品を中心として、総数30点が展示されています。展示構成は森山さん自身によるものです。

会場では、森山さんの著作・写真集の販売も行っており、来週月曜日の9月20日午後5時から、サイン会も行われます。当日会場にて森山さんの書籍をお買上げの先着100名様限りのサイン会とのことですので、どうぞよろしくお願いいたします。

詳しくは丸善丸の内本店のウェブサイトをご参照くださいませ。
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by urag | 2004-09-16 17:35 | 森山大道 | Trackback | Comments(0)
2004年 09月 14日

非売品「いのちの力になりたい」完成

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今年(2004年)の12月21日に生誕百周年を迎える詩人・竹内てるよさんのベスト詩集『静かなる夜明け』を小社は昨年刊行しましたが、この詩集からさらに選抜された詩編が『いのちの力になりたい』という一冊になりました。

これは、ナガイレーベン株式会社という、医師や看護士のための制服や用品を製造しているメーカーさんがお得意様に無償で配布するために発行されたもので、21編の詩を収録し、それぞれに細川晃さんによるイメージ写真が添えられています。一般の書店市場では流通しない非売品です。

写真で見比べていただければお分かりになると思いますが、判型は、46判の『静かなる夜明け』よりずいぶん大きく、タテ264mm×ヨコ202mm×ツカ15mmで、白地のシンプルな装丁です。企画制作を担当されたのは、株式会社イメージェント・コーポレーションさん。

竹内てるよさんの、生への真摯な姿勢が、ナースの皆さんの懸命な生き方に重なり、相通じるものがあるように思えてなりません、と本書の巻頭には刊行の意義が簡潔に述べられています。

素敵な本に仕上がったことに共感し、関係者の皆様に、御礼申し上げる次第です。
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by urag | 2004-09-14 01:49 | 文芸書既刊 | Trackback | Comments(0)
2004年 09月 10日

「本屋さんになる!」

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近頃、本屋さんの話題をずいぶん書いたものですから、参考までに。メタローグから今年7月に刊行された『本屋さんになる!』はとても面白いです。

個性的な小零細書店が何軒も取り上げられているのですが、月曜社の芸術書を重点的に扱ってくださっている大阪の「カロ・ブックショップ・アンド・カフェ」さんのI店長による開業日記も掲載されています。巻頭ページで紹介されている川崎の「プロジェット」さんも小社の芸術書を扱っていただいていることは皆様ご承知の通りです。

下北沢の「フィクショネス」の店長さんで作家でもある藤谷治さんも取材を受けたりコラムを書かれたりしているのですが、いずれも秀逸な読み物になっています。これぞ「書店人魂」! (しょてんひとだま、と読まないでくださいね。読まないか。) 私は藤谷さんにはお会いしたことはないですが、すっかり好きになってしまいました。

多元的で群島的な書店横丁、という私の夢想がこの本を読んだ時に、より激しくかきたてられたのは確かです。本屋さんが好き、という方はぜひお読みになってください。おすすめします。(H)
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by urag | 2004-09-10 22:41 | 雑談 | Trackback | Comments(0)
2004年 09月 08日

青山BCとペヨトル工房

今晩配信されたばかりのメールマガジン「F L A S H * M E M O R Y」12号で、ペヨトル工房の今野裕一さんが、青山BCと直取引をしていた版元の一人として、率直に今回の閉店事件の顛末について体験を語っておられます。

新生した雑誌『夜想』をはじめとして精算が済んでいないまま閉店されてしまったこと、取次の栗田が間違えてペヨトル工房の商品も引き上げてしまったこと、債権者会議でのうやむやな説明、等々。特に債権者会議での質疑応答の場面は、私もかつて鈴木書店の時に苦い思い出があるせいか、緊迫した空気がリアルに文章から伝わってきます。

「巨大な規模のメガシステムと個性を発揮するインディの両極しか生き残れない」日本社会の現状においては、書店が「個性をもったままミドルで生き残れるか、それが最大の課題だろう」と今野さんは書かれています。ミドルというのは単なる規模のみの意味ではなく、百貨店化と特化とのへだたりに生じたニッチに新たな個性の息吹を吹き込んでいくような、開発的活力を意味していると思います。

なお、10月15日に発売される『夜想』の復刊第2号「ドール」特集にあわせ、青山BCでは「夜想+人形」フェアが行われる予定だそうです。おそらくは本店で、でしょうか。

ペヨトル工房
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by urag | 2004-09-08 23:59 | 雑談 | Trackback | Comments(0)
2004年 09月 07日

季刊「本とコンピュータ」

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私たち月曜社もたびたび取り上げられてきた季刊誌「本とコンピュータ」(通称「本コ」)ですが、終刊まであと四号ということで、このたび発売された第二期13号から「総まとめ特集」となるそうです。その第一弾は、「本」のために「コンピュータ」はなにができたか、というお題。

一般読者が読むには、ちょいと内容のレベルが高い気もしますが、専門的な方向に逃げてやろう、というようなことではありません。私たち現代人にとって身近な存在である「本」をめぐって、これほどまじめに、ある時は深刻に、そしてまたある時は楽しく、深く掘り下げている雑誌はありません。ただし、一般読者にとってはそれでもやはり依然として敷居が高いという難点は残らざるを得ないのでしょうけれども。

私個人は第14号では、小熊英二さんが語る、書く行為における「編集」の意味ですとか、東浩紀さんがしばらく前から試みておられる自主流通の試みの話を読んでいて、そのリアリティに共感し、非常に興味をそそられました。一方で、作家の山之口洋さんの「デジタル書斎」は私から見るととても進歩的ですごいです。もちろん世間にはここまでやっておられる方も当然いらっしゃるのでしょう。共感と言うよりはうらやましい感じがします。

今後の特集予定ですが、
2004年12月の第14号では、「日本人の読書週間――消えたのか?変わったのか?」、
2005年3月の第15号では、「出版ビジネス」
2005年6月の第16号(最終号)では「出版の国際化」
を、それぞれ取り上げるそうです。

どれもこれも難題ばかり。それだけに、楽しみですね。残りの三号で、「本コ」のこれまでの問題構制や枠組みを破壊するくらいの展開=転回を期待しています。(H)
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by urag | 2004-09-07 22:48 | 雑談 | Trackback | Comments(0)
2004年 09月 03日

「現代思想」と「未来」

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月刊誌『現代思想』の最新号(2004年9月号・特集「家族とは何か」)では、小社より『文化=政治』を刊行させていただいた毛利嘉孝さんが、「ポスト家族の時代」という論考を寄稿していらっしゃいます。ヴィルノの『マルチチュードの文法』にも言及してくださっています。

同号では、ハーバーマスの75歳の誕生日に寄せるデリダのエッセイ「われらの誠実さを!」や、青山の国連ビル前で座り込みデモを行っているクルド難民家族へのインタビュー(入江公康さんと渋谷望さんによる)などが掲載されていて、必読です。

一方、PR誌「未来」の9月号では、書店員さんのリレーエッセイで「書店のABC」という連載が始まり、その第1回に、私(H)も親しくさせていただいている紀伊國屋書店新宿本店の人文書担当係長・和泉仁士さんが「うれしい接客」という一文を書かれています。サンフランシスコ店での勤務経験など、書店員さんの心情が見えてくる文章です。

ちなみに、和泉さんが中心となって企画した今月開催のブックフェアに、私も少しだけ選書とPOP提供というかたちで参加しています。たしかフェアのお題は「子供が大きくなったら読ませたい本」だったかと思います。

なお、「未来」同号では未来社の代表取締役の西谷能英さんが「青山BCは再生できるのか」という論説を書かれています。この論説の中で、西谷さんは青山BCの実績を評価しながら、「メガストア化への単一方向の拡大ばかりではなく、規模の大小や地域性に応じた書籍展開がまだまだ可能である」ことを、その実績のうちに見ていらっしゃいます。

先日私が六本木店でのフェアで「9月1日にサプライズ」があると言ったのは、ほかならぬハリポタ最新刊の販売のことです。大阪屋さんの手配があったからでしょうが、和書を一から集め直すのも一苦労あるのに、ハリポタをよくぞ確保したなと感心します。もちろん発行部数が多いからという背景もあるのでしょうけれど。ノルマ(?)にあえぐ大書店もあれば、街の本屋さんには確保に苦労されている店もあるでしょう。ともあれ青山BCにとって、ハリポタ販売が開店への勢いになるならば、それはそれで良しとしていい気がします。
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by urag | 2004-09-03 18:06 | 雑談 | Trackback | Comments(0)
2004年 09月 01日

青山BCの元スタッフの方が・・・・

本日配信された「[書評]のメルマガ」(まぐまぐメールマガジンIDナンバー36518)に、青山BC商品部に文芸書担当学芸員として先ごろまで勤めておいでだったTさんのお書きになった記事「青山ブックセンターの破産と再建」が掲載されており、たいへん印象深く拝読しました。以下にいちばん心に残った箇所を引用します。

「こうなってしまった原因[全店が閉店まで追い込まれた原因――引用者補足]は、書店自体の経営ではなく、不動産建設の際の入金にあったというのに、本はもうダメだとか、あそこで売っているような高額商品はもう売れないとか、オシャレ書店だからABCはだめになったんだ、90年代になってからはもうダメだったよ、とおっしゃる方もあり、それはある意味仕方がないことなんだけれど、楽しんで本を買ってくださっていたお客様や協力してくださった皆さんのことを思うと、悔しい気持ちでいっぱいでした。」

これは一連のマスコミ報道等を踏まえて書かれていることかと拝察します。「~はもう終わった」とか、「~はもうだめだ」という、分析以前の断定的言説がしばしばまかり通る「界隈」では、たしかにTさんが悔しがっていらっしゃるような吹聴はあったと思います。それだけに、Tさんの指摘は見えざる真実を照らしていて、重要です。
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by urag | 2004-09-01 18:13 | 雑談 | Trackback | Comments(0)