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2017年 03月 24日

取次搬入日確定:上野俊哉『[増補新版]アーバン・トライバル・スタディーズ』

弊社新刊、上野俊哉『[増補新版]アーバン・トライバル・スタディーズ』の取次搬入日が確定しましたので書店様にご報告申し上げます。日販および大阪屋栗田は3月28日(火)、トーハンは3月30日(木)です。年度末につき、取次さんも大忙しのご様子です。読者の皆様へ。書店さんでの店頭発売開始は全国の大型書店さんを中心に30日以降順次となろうかと思われます。

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by urag | 2017-03-24 14:48 | 販売情報 | Trackback | Comments(0)
2017年 02月 22日

新規開店情報:月曜社の本を置いてくださる本屋さん

2017年4月17日(月)開店
三省堂書店名古屋本店:1,000坪
愛知県名古屋市中村区名駅1-1-3 タカシマヤゲートタワーモール 8F
トーハン帳合。弊社へのご発注は、芸術書の主要書と人文書の主要書。出品依頼書の「書店概況」欄や、トーハンの挨拶状によれば、2017年4月7日に開業する、JR名古屋駅の新駅ビル「JRゲートタワー」の2階~8階を占める「タカシマヤゲートタワーモール」の8階にオープン。「店名を「名古屋本店」とし、現〔三省堂書店〕名古屋高島屋店様を上回るワンフロア1,000坪の東海地区最大級の出店となります」とのこと。また、三省堂の挨拶状に曰く「2027年にはリニア中央新幹線の開業も控え、より幅広い顧客の多様な知的欲求に応え、かつ出会いと発見のある「次世代型アメージング・ブックストア」を目指します」と。書籍や雑誌のほか、文具と雑貨、さらにカフェも併設するそうです。

それにしても「次世代型アメージング・ブックストア」というのはすごいキャッチフレーズですね。隣接するジェイアール名古屋タカシマヤの11Fにある既存店、三省堂書店名古屋高島屋店もトーハン帳合で、同じチェーンで競合している気がしないでもないですが、他チェーンに踏み込まれるよりかはいい、ということなのでしょうか。駅前にはジュンク堂書店名古屋店(大阪屋栗田帳合)がありますし、電車で5分の栄地区にはジュンク堂書店名古屋栄店(日販帳合)、ジュンク堂書店ロフト名古屋店(大阪屋栗田帳合)、丸善名古屋本店(大阪屋栗田帳合)、等々、大型店がひしめいています。

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このほか、短冊のみのご発注で詳細を自力で調べるしかなかったのは、

・未来屋書店りんくう泉南店
エディオン蔦屋家電

の2店舗です。前者は2016年11月6日(日)に閉店したと聞く、旭屋書店イオンモールりんくう泉南店の後継店のようです。南海本線「樽井」駅徒歩10分のイオンモールりんくう泉南(大阪府泉南市りんくう南浜3-12)の2Fで、12月5日(月)~2017年3月12日まで、Right-on隣のイオンホールにて仮店舗営業中臨時版フロアガイドを確認する限り、イオンシネマの隣でユニクロとともに3月16日(木)に正式オープンするようです。弊社への発注はトーハン経由で、音楽書主要書と昨年の新刊数点でした。なお同モールにはヴィレッジヴァンガードも入店しており、イオンシネマとユニクロを挟んでほぼ隣り合わせで営業しています。

後者は二子玉川店に続く、蔦屋家電の2店舗目になるかと思います。弊社へのご発注は日販経由で、写真集主要アイテムと人文書少々。公式サイトやその他の情報源によれば4月14日(金)に広島駅南口の複合施設「EKICITY HIROSHIMA」内にグランドオープン。店舗コンセプトは、「居心地の良い時間(とき)を楽しむ 新しい発見に出会える家電店」で、お店のテーマは「くらしを遊ぼう」だそうです。曰く「旅行したり、家でゲームしたり、遊園地に出かけたりするだけが、遊びでしょうか。大人にとって「遊び」ってなんでしょう? それはきっと、新しい刺激を受けたり、何かを発見したり、自分がワクワクできる場所ですごす、心地のよい時間のこと。読書したり、お茶したり、好きな小物を探したり、部屋の模様替えを想像したり・・・そんな、ふだんの生活を上手に遊べたら、人生はもっと楽しく、もっと充実するはず。エディオン蔦屋家電には、家電はもちろん、独自にセレクトした本や文具、それにカフェもあって、行くたびに、今を感じるライフスタイルや、新しい出会いのひとときでいっぱい。さあ、いっしょに新しい「遊び」、はじめませんか」と。店長の渡辺伸一さんのインタヴュー記事も公開されています。

同店については、エディオンの2016年12月9日付プレスリリース「「エディオン蔦屋家電」のオープンについて」や同日に出た日経新聞記事「エディオン+蔦屋の新業態、広島駅前に来年4月開業」もご覧ください。後者に曰く「カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)とフランチャイズ契約を結び、美容や料理など関心の高い分野の本を多くそろえる。ソファを多く設け、くつろげる空間づくりを重視する。/広島駅南口Cブロックの商業棟1~3階に展開する。各階にカフェを設け、カップ片手に売り場全体を周遊できるようにする。〔・・・〕久保氏〔エディオンの久保允誉会長兼社長〕は「消費者に満足のいく空間づくりをすることで中国地方のエディオンのブランド価値を高められる」と話した。/1階にはレストランやスーパー、電動自転車販売店などが入居する。美容家電や美容に関する書籍を書棚に置き、自由に読んだり購入したりできる。2階はテレビやパソコンなどの主力家電を品ぞろえする。3階の生活家電を中心とする売り場には、子どもの遊び場も用意する。調理家電ではすでに料理の専門家を採用し、併せて料理本を豊富に品ぞろえする」。

【2017年2月24日追記:さらにまたしても挨拶状なしの短冊のみのご発注(各種写真集)が日販からあったので調べてみると、広島駅南口の「エディオン蔦屋家電」のほかに、「広島蔦屋書店」という店舗が2017年4月開業予定の複合施設「LECT」(広島県広島市西区扇2-1-45)内に出店することが分かりました。この新店は「youme 食品館」「カインズ」と並んでLECTのキーテナントとなり、ほかには約150もの専門店がオープンする様子です。LECTについては公式サイトのほか、「広島ニュース・食べタインジャー」2016年1月30日付記事「カインズ・イズミ・蔦屋書店など130の複合施設(レクト)、商工センターに2017年春 開業」もご参照ください。 】

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いっぽう閉店情報が出ているのは、ジュンク堂書店秋田店(トーハン帳合)と、ジュンク堂書店大分店(大阪屋栗田帳合)。どちらも2月26日に閉店で、常備ではなく必備扱いの版元にとっては悶絶の返品量になりがちです。弊社の場合、それでも版元品切本などの扱いでずいぶんと工夫していただきました。ジュンク堂さんの挨拶状によれば、秋田店さんは入居するビルの耐震工事に伴い閉店となり、今年冬(というのは年末ないし来年初めということでしょう)に耐震工事が完了次第、再入居の予定だそうです【本件では新しい選択肢が生まれたようです。当エントリーコメント欄をご覧ください】。いっぽう、大分店は挨拶状によれば、デベロッパーの都合によるビルの取り壊し・建て替えでの退店で、「また新たな場所が見つかり次第再開したい思いはございます」とやや弱いトーンです。

このほか、ブックファースト銀座店(トーハン帳合)が3月10日(金)に閉店(ブックファースト1月31日付お知らせ)、あゆみBOOKS小石川店(日販帳合)が3月19日(日)に閉店(「新文化」2017年2月7日付記事)、ヴィレッジヴァンガード渋谷宇田川(トーハン帳合)が3月26日(日)に閉店(開店閉店ドットコム2月10日付)とのこと。「開店閉店ドットコム」の「書店・文具」部門を見ると、やはり開店より閉店の方が目立ちます。日販傘下のあゆみBOOKSでは仙台青葉通り店が1月15日閉店、綱島店が2月14日閉店と続いており、小石川店の閉店で3か月連続の店じまいということになります。

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by urag | 2017-02-22 18:57 | 販売情報 | Trackback | Comments(2)
2017年 02月 14日

「SLASH」「Hashima」取次搬入日決定とイベント情報

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佐野方美写真集『SLASH』は2月10日に日販と大阪屋栗田に搬入し、トーハンには明日15日に搬入となります。「i-D」マガジン「the fifth sense」欄2月1日付記事「至極感覚的な組合せの美を追求する、佐野方美の作品世界」(SHIN FRANCIS MIYAGI氏記名)で写真集の一部をご覧いただけます。

一方、松江泰治写真集『Hashima』は2月16日に日販、トーハン、大阪屋栗田に搬入です。発売を記念して以下のトークイベントが行われます。

松江泰治×タカザワケンジ「写真家の初期と現在」

日時:2017年2月24日 (金)19:00~20:30 開場18:30
料金:1,080円(税込)
定員:50名様
会場:青山ブックセンター本店内 小教室
お問合せ先:青山ブックセンター本店 03-5485-5511 (10:00~22:00)

内容:1983年に軍艦島=端島(Hashima)の廃墟をとらえた完全未発表作品を上梓した松江泰治さん。初期作品といえる今回の写真が、現在の精緻な作品とどう繋がっているのか、あるいはどう断絶しているのか、写真家の初期と現在に焦点をあて、松江作品の真髄を探る。スライド上映あり。

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by urag | 2017-02-14 22:39 | 販売情報 | Trackback | Comments(0)
2016年 12月 19日

新規開店情報:月曜社の本を置いてくださる本屋さん

新規開店の依頼書や挨拶状が届かないながらもこのところ弊社芸術書の注文短冊のみ散発的に送られてきているのは、柏市・柏の葉蔦屋書店(日販帳合)。2017年春に完成予定と聞く「KASHIWANOHA T-SITE」内にオープンするお店かと思われます。「KASHIWANOHA T-SITE」は公式ウェブサイトによれば「柏の葉スマートシティに新しい文化拠点が生まれます。この場所ならではの生活提案を、ここで。/代官山の蔦屋書店とT-SITEが、柏の葉キャンパスに新しい「文化拠点」を作ります。それは、世界の未来に向けて歩む街の憩いの場に相応しい文化拠点です。/ここで私たちが提案したいのは、この地にふさわしいライフスタイル。また、この街で過ごす皆さまと一緒に、毎日を素敵な日常に彩る場所。あなたと、あなたの大切な人の生活がより豊かになるように。そんな想いをこめた提案をご用意いたします」と。

ここしばらく蔦屋の常套句になっている「新しい文化拠点」「ライフスタイルの提案」は私のような人文書好きの変人からすればふわっとしすぎているというか、ありていに言えばぬるくて仕方ありません(湘南蔦屋で弊社『統治性』を激賞して下さったご担当者様にはきっとご想像いただけるはず)。文化やライフスタイルという言葉にどんな意味を込めているのか、まずそこから論理の組み立てを聞きたい、という話(面倒くさい客として切り捨てられるのがオチでしょうか)。おそらくCCCは変人をターゲットにしているのではないのでしょう。ではどの辺がターゲットで、その層はどんな消費行動をすると分析しているのか。その辺が気になるものの、先方としてはT-POINTカードで充分研究できているということなのかと思われます。

また、ここ最近、同じく日販帳合で、高梁市・蔦屋高梁という店名の発注短冊(人文書)があり、調べてみたところ、こちらは来年2月オープンの岡山・高梁市図書館であることが分かりました。「T-SITE Lifestyle」2016年11月9日付記事「「高梁市図書館」が2017年2月オープン。コーヒーを飲みながら読書できる空間に」によれば、「岡山県高梁市が、JR備中高梁駅隣接の複合施設内に建設中の「高梁市図書館」を、2017年2月4日(土)に開館する。カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社(以下「CCC」)が指定管理者として運営する」とのことです。「コーヒーとともに読書を楽しむ“Library & Café”」を謳う同図書館では「「地域コミュニティ・憩いの空間・地域物産が知れる・高梁の良さを知れる」という市民価値を実現するため、図書館内への観光案内所を移設、CCCがスターバックス コーヒー ジャパン 株式会社とのライセンス契約に基づき展開するBook & Caféスタイルの店舗を出店する。/市民も観光客もコーヒーを飲みながら図書館の本にふれ合える“Library & Café” のスタイルのもと、くつろぎの時間を利用者に提案する。開館時の蔵書数は、約12万冊」とのこと。開館時間は9:00~21:00だそうです。【2017年3月7日追記:図書館オープン後の館内マップを見ると2Fに蔦屋書店が入っています。弊社への発注が図書館分だったのかお店用だったのかは判然としません。】

ここまでくっきりと「コーヒーを飲みながら図書館の本にふれ合える」ということを打ち出されると、図書館利用者性善説に寄りかかるのもたいがいにしておけ(言い換えれば「日販さん、CCCがこんなこと言ってるけど大丈夫?」)、と心配になるばかりです。いくら図書館は新刊書店と違って本の返品はしないとはいえ、ビジネスに好都合なこの種の「お客様のマナーに期待する」態度は、いささか難があると感じます。既存書店の現況を見る限りでは、それは半ば破綻しています。某書店では座り読み用の椅子を減らし、椅子の脇にあったテーブルもすでに撤去済です。大げさな話ではなく、一部利用者の身勝手なふるまいに図書館員さんや書店員さんが日々うんざりしているのを耳にするのは、版元にとってけっして心地よいものではありません。マナーについて利用客各自の判断に丸投げするような施策には明らかに限界があります。図書館や本屋の「格」を上げるには、ここにしっかりとメスを入れるよりほかないはずです。

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by urag | 2016-12-19 11:50 | 販売情報 | Trackback | Comments(0)
2016年 12月 14日

新規開店情報:月曜社の本を置いてくださる本屋さん

2017年1月27日(金)リニューアルオープン
ジュンク堂書店明石店:約424坪(図書約366坪、文具約57坪)
兵庫県明石市大明石町1-6-1 パピオスあかし 2F
大阪屋栗田帳合。弊社へのご発注は人文書および芸術書の主力商品。JR山陽本線「明石駅」の駅前南地区の再開発に伴い2013年9月より一時閉店していたジュンク堂書店明石店が、駅前商業ビル建て替え完了によりリニューアルオープンします。パピオスあかしは今月(2016年12月)1日にすでにオープン。ジュンク堂の営業時間は10時から21時。明石駅周辺では同じく駅南側にリブロ明石店、駅を挟んで反対側には喜久屋書店明石駅ビル店があります。弊社の書籍を扱っていただけるのは今のところジュンク堂さんのみです。なおパピオスあかし内には、ジュンク堂の開店と同じ1月27日、4階にあかし市民図書館が開館します。ジュンク堂と同じく平日は10時から21時まで開館しているとのことです。

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by urag | 2016-12-14 15:22 | 販売情報 | Trackback | Comments(0)
2016年 11月 29日

丸善お茶の水店に新設された2Fの芸術書売場

さる7月25日に、丸善お茶の水店が増床オープンしたのは皆様ご承知の通りです。2階フロア150坪が新設され、1階と合わせて約400坪に広がりました。新設された2階には芸術書のほか、語学書、洋書、学参、コミックが展開されています。お茶の水店さんから芸術書売場の店頭写真を何枚か頂戴したのでご紹介します。

1枚目は写真評論および写真家別写真集の棚です。日本の写真家を巨匠から若手まで、コンパクトにまとめておられます。弊社の今月新刊、森山大道×鈴木一誌『絶対平面都市』を面陳で置いていただいています。
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2枚目は1枚目の棚の裏側で動物写真の棚です。リボンで飾られている二段では年末年始のギフト向け商品を展開されています。3枚目はそのギフトコーナーの接写です。好評を博している某版元さんのパラパラブックスですね。
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芸術書売場では写真、美術、音楽、演劇、映画、デザイン書を陳列。鑑賞するだけでなく、実際に描いたり、作ったり、演じたりするための本も並べているとのことです。
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by urag | 2016-11-29 20:38 | 販売情報 | Trackback | Comments(0)
2016年 10月 13日

新規開店情報:月曜社の本を置いてくださる本屋さん

2016年11月1日(火)オープン
B&B銀座:60坪(図書30坪、その他)
東京都中央区銀座5-3-1 ソニービル 6F
トーハン帳合。下北沢店に続く2店舗目(別名もカウントすると、福岡のRethink Booksを入れて3店舗目)。弊社へのご発注は人文書主力商品と、芸術・文芸書少々。出品依頼書によれば「「東京」をコンセプトにした品揃えと平日毎日開催される出版編集者のトークイベントにて集客を図っていきます」と。図書以外の残り30坪はイベントスペースやカフェスペースかと想像できます。

【追記】「文化通信」2016年10月13日付速報「本屋B&B、銀座ソニービルに期間限定で書店開店へ」によれば「ソニー企業(株)は10月11日、銀座ソニービルに期間限定の書店「本屋 EDIT TOKYO」を11月1日にオープンすると発表した。NUMABOOKS(代表・内沼晋太郎)と博報堂ケトル(代表・嶋浩一郎)が…」(以下有料)。出品依頼書にある書店名「B&B銀座」はあくまでも流通サイドの名前のようです。なおかつ、期間限定とありますから、福岡のRethink Booksと同じタイプということですね。内沼さんが手がけている本屋といえば、青森の八戸ブックセンターさん分のご発注だったか在庫確認だったかを先日トーハンさんから頂戴した記憶があります。オープンはそう遠くないのかもしれません。【追記終】

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なお、まもなくプレスリリースが出るはずの、銀座に来春オープン予定の某チェーンの新規店は、初期在庫発注が版元にすでにかかっています。ただしリリース前なので、まだ詳細はご報告することができません(所在地や正式店名などがそもそも公開されていません)。取次の出品依頼書では、この店舗は芸術、建築、デザイン、ファッション、カルチャーに商品を特化し、図書だけでなく喫茶、ギャラリー、イベントスペースを併設したものになるとのことです。弊社には写真集のご発注あり。

ちなみに来春に銀座でオープンするお店と言えば、銀座松坂屋跡地の複合施設がありますね。「屋上には地域に開かれた大庭園「銀座ガーデン」〔・・・〕。企業が入るオフィスフロアは7階から12階と13階の一部〔・・・〕。1階には銀座初の「銀座観光ステーション(仮称)」として観光案内所や、観光バスの乗降スペース〔・・・〕。目玉は地下3階の文化施設〔・・・〕「観世能楽堂」」(「asoview!NEWS 」2016年5月17日更新記事「銀座・松坂屋跡地に東京最大級の商業施設が誕生!地下には東京五輪を前に「観世能楽堂」が帰参」)という、あれです。 J. フロントリテイリングの「銀座六丁目プロジェクト」については、リンク先や5月9日更新のIR情報「J. フロントリテイリングは、銀座地区最大の再開発計画『銀座六丁目10地区第一種市街地再開発事業』に取り組んでいます。」をご覧ください。

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2016年11月17日(木)オープン
平安堂新長野店:520坪(図書350坪、その他)
長野県長野市南千歳1-1-1 ながの東急百貨店別館シェルシェ 2~3F
トーハン帳合。北陸新幹線「長野駅」駅前のウエストプラザビルで9月11日まで営業していた長野店が来月に移転オープンします。出品依頼書によれば「平成9年にグループ本店として出店。新修を代表する書店として営業して参りました。新規店につきましても得意のイベントやフェアの開催、また「ながの東急」との連携MDにより、読者に強力なアピールを行い売上向上に努めます」。図書以外の残り170坪ですが、同依頼書に「セルCDや文具・雑貨売場を継続・強化、客層及び集客の拡大を図ります」とのことから売場構成が想像できそうです。

旧長野店で展開されていた古書販売はいったん終了。8月時点での長野店の案内「古書売場終了のご案内」によれば、一時休業と移転オープンに伴い「古書売場は本年8月31日(水)で営業を終了させていただきます。多年にわたるご利用、まことにありがとうございました」とあります。また、「長野店での「古書の探索隊」サービスは9月11日の営業をもって一時休業させていただきます。「出張買取り」サービスは、継続いたしております。詳しくは店頭にてお問合せくださいますよう、お願いいたします」とも。新店では古書売場は設けないご様子ですが、将来的には売場が復活しない可能性もゼロではないようです。

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by urag | 2016-10-13 14:17 | 販売情報 | Trackback | Comments(0)
2016年 09月 16日

新規開店情報:月曜社の本を置いてくださる本屋さん

2016年10月27日(木)オープン
ジュンク堂書店柏モディ店:図書500坪
千葉県柏市柏1-2-26 柏モディ 2F
トーハン帳合。弊社へのご発注は、人文書主要14点、芸術書主要9点。JR柏駅に隣接するショッピングビル「柏モディ」のリニューアルに伴い5Fに新規出店。営業時間は10:30~20:00です。柏モディは柏マルイの旧「マルイ館」。すぐ下の4Fはユニクロで、上の6Fは山野楽器になるとのことです。来たる10月27日のリニューアル後の柏マルイは、マルイ(旧「VAT館」)とモディの2つのストアブランド体制で新生する、と。

周知の通り、旧マルイ館よりも駅に近いVAT館の7Fにはかつて八重洲ブックセンター丸井柏店が出店していました(2012年4月27日~2016年3月27日、図書270坪、日販帳合)。美しい内装や外景の眺めの良い書見コーナーなどが話題を呼んでいました。天狼院書店ウェブサイト「書店をゆく」欄の2015年5月5日付記事「魅惑のS字棚 八重洲ブックセンター丸井柏店」や、リビングかしわwebの地域特派員レポート「あの「八重洲ブックセンター」が柏駅前/丸井VAT館にやってきた」などをご覧ください。流麗なS字棚や、眺望の良い書見コーナーなど、ありし日の様子が偲ばれます。ちなみにグーグル・ストリートビューでは八重洲BCの名前があるビルの映像が今なお残っています。

駅前の好立地ですし、写真を見る限りではとても良い雰囲気の本屋さんに見えるものの、数年で撤退を余儀なくされたのは昨今の出版業界の厳しさを物語っているのかもしれません。VAT館はその後リニューアルし、2016年4月28日に2~6Fが先行オープン。現在はヴィレッジヴァンガードなどが出店している7Fや、英会話のイーオンなどがある8Fは5月20日にオープンしました(参考記事:「流通ニュース」2016年5月20日付記事「柏マルイ/全館をリニューアル、マルイ館は秋にモディに転換」)。

柏駅前ではスカイプラザ専門店街B1Fの古参である浅野書店や、カルチェ5の新星堂などがあるものの、後者は昨春売場縮小となり、それなりの点数の専門書を見たいというお客様にとっては八重洲BCの撤退は痛手だったようです(参考記事:「坂口勇人日記」2016年3月19日付エントリー「柏駅の周りから本屋が無くなっていく・・・ 」;「流山の住人から」2016年1月29日付エントリー「柏丸井にある八重洲ブックセンターが閉店」)。さっぱり思い出せないのですが、その昔、柏マルイには紀伊國屋書店が入っていたこともあったのですね。

そうした経緯を考えると、ジュンク堂の新店は八重洲BCの倍近い売場なので、大型店の再来を待ち望んでいたかもしれない地元の方々にとっては朗報なのかもしれません。ただ、版元サイドとしては、いくらビル全体がリニューアルして来客数が見込めるからといっても、他チェーンが苦戦した地域でジュンク堂が踏ん張れるのか、本当に専門書の需要があるのか、心配がないとは言いにくい状況です。既存店との共存が可能なのかどうかも、よく分かりません。今後の推移を注視したいです。
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by urag | 2016-09-16 17:04 | 販売情報 | Trackback | Comments(4)
2016年 09月 13日

新規開店情報:月曜社の本を置いてくださる本屋さん

2016年10月1日(土)オープン
THE CALENDAR(ザ・カレンダー):書籍売場5坪
滋賀県大津市春日町1-3 大津駅ビル 2F
トーハン帳合。弊社へのご発注は芸術書ロングセラー1点。「THE CALENDAR」はJR大津駅舎がリニューアルし、380坪の複合施設になるというもの。フロア構成は、60床のカプセルホテル「CALENDAR HOTEL」、ロビー・ラウンジ(レストラン・カフェ・バー)、食堂・バー・多目的ルーム、野外テラス(ビアガーデン・BBQテラス)。公式ウェブサイトによればホテル部分に「ブックコーディネーターによる無料で読める(購入もできる)ブックストアも」との説明あり。経営主体は東京と大阪に本部を置く「株式会社バルニバービ」。東京、千葉、神奈川、大阪、京都、兵庫、滋賀、福岡、鹿児島などに多数飲食店を展開しています。

「無料で読める」というニュアンスは、完成予想図だけ見るとショップ内で座り読みできるだけの話ではないかとも思えます。最近他店で良く見るような、未購入の本を隣接するカフェなどに持ち込んで読むことができるのかどうかは不明。近年のブックカフェなどの複合施設では「カフェ持ち込み可能」というスタイルが増えてきているのは周知の通りです。版元としては無料で本を貸し出しているわけではないので、実際のところ、なし崩し的にこうしたやり方が議論もなしにスタンダードになるのは疑問なしとしません。カフェ持ち込み可、とするなら返品は勘弁して欲しいというのが版元の本音です。
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by urag | 2016-09-13 13:46 | 販売情報 | Trackback | Comments(0)
2016年 09月 12日

バタイユ『マネ』書評と注目新刊

「週刊読書人」2016年9月9日号4面に弊社7月の新刊、バタイユ『マネ』江澤健一郎訳、の書評「期待を裏切る至高のタブロー――バタイユによるマネ論」が掲載されました。評者は青山学院大学教授・濱野耕一郎さんです。「本書はバタイユ作品への恰好の入口になると同時に、画家をめぐる様々な思索に触れるきっかけとなるのではないか」と評していただきました。なお、下記の画像は某書店さんで開催されたバタイユ・フェア「『マネ』から探るバタイユの横断的現在性」の店頭の様子です。

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つづいて、弊社本でお世話になっている著訳者の皆様の最近のご活躍をご紹介します。

★上村忠男さん(訳書:アガンベン『到来する共同体』、パーチ『関係主義的現象学への道』、スパヴェンタほか『ヘーゲル弁証法とイタリア哲学』、共訳書:アガンベン『アウシュヴィッツの残りのもの』『涜神』、スピヴァク『ポストコロニアル理性批判』)
今月、ギンズブルグの最新論考7篇をまとめた編訳書を上梓されます。まもなく発売(版元サイトによれば9月21日発行予定)。上村さんによるギンズブルグの編訳書は『歴史を逆なでに読む』(みすず書房、2003年)に続き2冊目となります。収録論文の原題や発表年、目次詳細については書名のリンク先をご覧ください。

ミクロストリアと世界史――歴史家の仕事について
カルロ・ギンズブルグ著 上村忠男編訳
みすず書房 2016年9月 本体4,200円 四六判上製304頁 ISBN978-4-622-08545-4

帯文より:〈ほとんど無名に近い個人でも、はるかに大規模な現象にかんする省察への道を拓くことがありうる〉。ミクロストリア研究の真髄をしるす、歴史家の仕事7編。


★中山元さん(訳書:ブランショ『書物の不在』)
全8巻予定の新訳『存在と時間』の第2巻が先週発売開始となりました。第2巻に収録されているのは、第一部第一篇第一章第九節から第三章第一六節まで。本書の半分以上は中山さんによる詳細な解説です。第1巻は2015年9月刊。約1年ぶりの刊行ということになります。なお今月創刊10周年を迎えた光文社古典新訳文庫の近刊予定には丘沢静也さんによるニーチェ『この人を見よ』が見えます。

存在と時間2
ハイデガー著 中山元訳
光文社古典新訳文庫 2016年9月 本体1,200円 文庫判371頁 ISBN978-4-334-75338-2

カヴァー紹介文より:現存在とは「みずからおのれの存在へとかかわっている」存在者であること、つまり現存在は実存する。この第二分冊では、その実存の概念として「そのつどわたし」である各私性、平均的な日常性の概念が提起され、現存在の基本的な構造が「世界内存在」であることが詳細に考察される。


★柿並良佑さん(共訳:サラ-モランス『ソドム』)
岩波書店の月刊誌「思想」2016年9月号(1109号)にラクー=ラバルトとナンシーの共著論考「政治的なものの「退引」」のご高訳が掲載されました(7-33頁)。これはパリの高等師範学校にある「政治的なものに関する哲学的研究センター」の成果をまとめた論集『政治的なものの退引』(Le retrait du politique, Galilee, 1983)に収録された同名論考(厳密に言えば論考の題名ではretraitがギュメで括られています)を討議の要約も含めて訳出したもので、論集の緒言と補遺も併せて訳されています。80年代の二人の共著は翻訳の空白部分となっていましたが、柿並さんをはじめ若手研究者によって再評価が進んでいます。


★近藤和敬さん(著書:『カヴァイエス研究』、訳書:カヴァイエス『論理学と学知の理論について』)
青土社の月刊誌「現代思想」2016年10月臨時増刊号「未解決問題集――リーマン予想、ABC予想、P≠NP予想…」にご高論「「内在の哲学」序説:知性の問題論的転回」が掲載されました(193-213頁)。同特集号は「シリーズ現代思想の数学者たち」の1冊。同シリーズではすでに2016年3月臨時増刊号「リーマン――リーマン予想のすべて」が刊行されています。また、近藤さんのご論考に付された注によれば、近刊として『コギトなきスピノザ主義――20世紀フランス「概念の哲学」(仮)』(上野修・米虫正巳・近藤和敬編著)が言及されています。

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また、現在弊社ウェブサイトではジャン=ジャック・ルソー「化学教程」の翻訳が好評連載中ですが、ルソーの『言語起源論〔Essai sur l'origine des langues〕』の新訳が先月、岩波文庫で発売されています(同文庫では今月16日には今野一雄訳『演劇について』〔1979年10月刊〕の重版も再開されるようです)。巻末の解説で訳者の増田さんは『言語起源論』を「ルソーが自分の作品の中で音楽論と政治思想の融合をめざしていたことを示す象徴的な作品」と評価しておられます。なお、同論考の既訳には、竹内成明訳「言語起源論 : あわせて旋律と音楽的写生について論ず」(白水社『ルソー選集』第6巻所収、1986年;白水社「ルソー・コレクション」、『起源』所収、2012年)や、小林善彦訳『言語起源論 : 旋律および音楽的模倣を論ず』(現代思潮社「古典文庫」、1970年;新装版1976年;現代思潮新社、オンデマンド版2007年)などがあります。

言語起源論――旋律と音楽的模倣について
ルソー著 増田真訳
岩波文庫 2016年8月 本体580円 文庫判160頁 ISBN978-4-00-336237-2

カヴァー紹介文より:ルソーが言語の起源と本質を論じた著作。言語の本質とは情念の表現にあり、もとは言語と音楽の起源は同一であったという。言語の起源と変遷、諸言語の地理的差異、音楽の起源、旋律、和声の原理と歴史が分析され、南方と北方の言語の抑揚の相違、言語の現状が言語の変遷といかに関係しているかなどが論じられる。

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★ロドルフ・ガシェさん(著書『いまだない世界を求めて』)
今週再来日を果たされ、東大駒場で講演されます。入場無料、予約不要です。

◎ロドルフ・ガシェ セミナー
The Destruction of the Inalienable, or Storytelling in the Age of Disaster: Wilhelm Schapp’s Philosophy of Stories

日時:2016年9月17日(土)16:00~19:00
場所:東京大学駒場キャンパス 18号館4階コラボレーション・ルーム3

内容:災厄以後の生き残りたちの証言の問い、記憶の伝承、物語論の問題設定から、ヴィルヘルム・シャップ(Wilhelm Schapp, 1884-1965:フッサールの弟子でハイデガーと同世代の現象学者)の歴史哲学を考察する。

使用言語:英語(通訳なし)、英語原稿配布あり。

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by urag | 2016-09-12 00:30 | 販売情報 | Trackback | Comments(0)