2009年 09月 26日
大阪心斎橋の書店「アセンス」さんと言えば、芸術書に強い本屋さんとして有名ですよね。そのアセンスさんのブログ「アセンス書店日記」で、発売されたばかりの弊社新刊『にっぽん劇場』と『何かへの旅』が紹介されました。曰く、「森山大道写真集は私の中の“モテ本”でもある。自分が好きなだけじゃく、自宅を訪れて本棚に無造作に差さっていれば株は一気に急上昇してしまう。(中略)森山大道写真集をすべて揃えているよりもインパクトがある。そういう2冊をオススメします」。無記名記事なので、イニシャルを記すのも控えておきますが、**さん、ありがとうございます、とてもうれしいです。
2009年 09月 17日
このたび弊社では森山大道写真集2点を同時刊行します。『にっぽん劇場 1965-1970』(本体3,200円)、『何かへの旅 1971-1974』(本体3,600円)です。これは、1965年から1974年までの10年間に、写真誌「カメラ毎日」「アサヒカメラ」「アサヒジャーナル」「フォトアート」などに掲載された作品を復刻したものです。 『にっぽん劇場 1965-1970』 B5判変型(タテ261ミリ×ヨコ180ミリ)/並製カバー装410頁(カラー45頁)/重量980g/本体3,200円/ISBN:978-4-901477-48-2 『何かへの旅 1971-1974』 B5判変型(タテ261ミリ×ヨコ180ミリ)/並製カバー装484頁(カラー150頁)/重量1,100g/本体3,600円/ISBN:978-4-901477-49-9 「ぼくの20代後半の写真へのおもなこだわりは「写真とは何か?」だった。そして、30代前半のこだわりの多くは「写すとは何か?」だった。発刊される2巻の本におさめられた10年間は、写真雑誌を実験の場として、写真について、もっとも思いをめぐらせた、写真と自身へのたえざる問いかけの時代だった。いわば、ぼくと写真との格闘の軌跡であり記録なのである」(森山大道)。 おもな収録作品:ヨコスカ(1965年)/あたみ(1966年)/にっぽん劇場(1967年)/ACTOR・シミズイサム(1967年)/浅草木馬館(1967年)/信濃路のさぶちゃん(1967年)/バトントワラー(1967年)/2人の城 1DK(1967年)/暁の1号線(1968年)/オン ザ ロード(1969年)/歪む都市空間(1969年)/アクシデント〈連載12回〉(1969年)/ニューヨーク・シチー(1972年)/桜花(1972年)/地上(1973年・連載12回)/日本三景(1974年)など。 森山大道(もりやま・だいどう):1938年生まれ。最近の作品集・著書に、『もうひとつの国へ』(朝日新聞出版、08年9月)、『森山大道、写真を語る』(青弓社、09年3月)、『Light&Shadow 光と影 新装版』(講談社、09年4月)、『NORTHERN』(図書新聞、09年6月)、『BUENOS AIRES 新装版』(講談社、09年7月)などがある。 ![]() この2点の新刊は、早い書店さんでは今月19日以降から順次店頭に並び始めます。シルバーウィークの関係で、おおかたの店舗では28日以降の発売となると思われます。また、以下の通り関連イベントが行われますので、お立ち寄りいただけたら幸いです。 ◎森山大道『NORTHERN』(図書新聞刊)トーク&サイン 日時:09年9月22日(火・祝)17:00-19:00 場所:ナディッフ・アパート(渋谷区恵比寿1丁目18-4 1F Tel:03-3446-4977 営業時間 12:00-20:00 無休) 聞き手:長澤章生(Akio Nagasawa Publishing) 内容:森山大道が北海道時代と作品を語るトーク&サイン。「ぼくの写真のルーツ」とまで言わしめた北海道、その魅力と現在の取組みについておおいに語っていただきます。現在、北海道各地で大規模展覧会が巡回中です。これにあわせて出版された写真集『NORTHERN』は175点のモノクロ図版に加え、スライド220枚、インタビューを収録したDVDが付きます。ぜひお楽しみ下さい。 ※月曜社の新刊2点も、部数限定で入荷し、サイン会でご利用できます。 http://www.nadiff.com/fair_event/moriyama_Talk.html ◎森山大道写真展「北海道 - 序章 街のざわめき・人のにおい - 記憶が、記録が、語りだす。」 会期:2009年9月12日(土)~9月28日(月) 時間:10:00~20:00(土曜日のみ20:30迄/入場は閉場の30分前迄/最終日は18:00閉場) 会場:札幌パルコ 本館7F スペース7 入場:一般300円・学生200円・小学生以下無料 主催:札幌パルコ/札幌宮の森美術館 内容:森山大道写真展「北海道」は、30年以上も前に撮影されながらこれまで封印されていた無数のネガから、入念なチェックを経て新たにプリントされた約2000点を、地域や展示コンセプトにあわせ会場ごとに異なる構成て展覧するユニークな試みです。本年6月の宮の森での開催を皮切りに、夕張、美唄と巡って開催されてきた本展が、9月札幌パルコで開催することが決定いたしました。札幌パルコ展では「都市の雑踏やそこに蠢く人々」をテーマに、未公開作品約60点を中心に構成し、まさにストリート・カメラマン森山大道の真骨頂ともいうべき展示になっております。併設のショップでは書籍をはじめオリジナルグッズなど、森山大道さんの商品を多数販売。 ◆ニュースペーパースタイルの大型写真集を発刊――北海道から全世界へ!森山大道「NORTHERN PRESS」。新聞サイズの大型写真集、限定2,000部で緊急発刊。会場ごとに異なる展示コンセプトで話題を呼んでいる森山大道写真展「北海道 -序章-」札幌パルコでの展覧会にあわせ制作されたこの「NORTHERN PRESS」にも、初公開写真が多数収められている。サイズ : 54.5×41cm/限定2,000部/定価2,000円のところ写真展開催期間中は1部1,500円。 ◆【当日先着順】森山大道映像上映会決定!――札幌パルコ「森山大道写真展」会期中の祝日および土、日曜、7階特設イベントスペースにて森山大道の魅力に迫る3作品を上映します。『≒森山大道』 (2001年, 84分)、『森山大道 in Paris カルティエ・ファウンデーションにて』(2004年, 58分)、『光と影』(2009年, 60分)。 日時 : 2009年9月19日(土)/20日(日)/23日(水)/26日(土)/27日(日) 会場 : 札幌PARCO本館7F・スペース7 入場料 : 一日券 300円 定員 : 30名 当日先着順 ◆【受付終了】スペシャルトーク「森山大道×大竹伸朗」――ホームページ上での受付は終了いたしました。たくさんのお申し込みありがとうございました。なお、9月26日(土)はイベント開催の為、写真展への一般入場は17:00までとさせていただきます。 日時 : 2009年9月26日(土)18:00~ 会場 : 札幌PARCO本館7F・スペース7 参加費 :800円(来場者プレゼントあり) ◆work shop!!――シルクスクリーンで森山大道ブックカバーorエコバッグをつくろう! 日時:2009年9月20日(日)12:00-17:00 会場 : 札幌PARCO本館7F・スペース7 参加費:500円 定員:先着100名 http://www.parco-sapporo.com/page/event/ http://miyanomori-art.jp/special06_4.html 2009年 07月 07日
アート書に強い大阪心斎橋の本屋さん「アセンス」さんのギャラリー「アセンス美術」で森山大道さんの写真展が以下の通り開催されています。同店では写真展に合わせてブックフェアも開催中。弊社の森山本もここでお買い求めになれますし、あのメチャメチャデカい傑作写真集「北海道」(RAT HOLE GALLERY/Hysteric Glamour発行、08年12月刊、限定1500部)も店頭で買うことができます(同店のウェブサイトでも)。一般書店にはこの写真集はほとんど置いてありませんから、ぜひこの機会にお求めください。 ◎森山大道写真展 『光と影』 会期:09年7月11日(土)~ 8月2日(日) 会期中無休 時間: 昼12時~午後7時 (最終日 午後5時まで) 入場料:無料 会場:ギャラリー・アセンス美術 心斎橋アセンス 5階 (大阪市中央区心斎橋筋1-6-10) 問合せTEL:06-6253-0185 心斎橋アセンス この写真展は写真集『光と影』(82年、冬樹社)が四半世紀以上経った今年、新書サイズの『Light&Shadow~光と影~』として講談社から再刊されたことを受けて開催されるものです。写真展もさることながら、見逃さないでいただきたいのはブックフェアで店頭販売されている写真集「北海道」です。こちらは70年代後半に撮影されたものを初単行本化。280×364mmという特大サイズで、664頁の大冊です。重さは5キロを超えます。立ち読みできません! 膝の上に乗せても重くてめくるのがたいへん! 足にでも落とそうものなら骨折必至! このサイズとこの分量でこそ見えてくる森山さんの写真の迫力というものがあります。古い時代の写真ですが、とにかくメチャメチャかっこいいです。2万円という値段にも納得(というか、このボリュームでこの値段はむしろ安いくらいで驚きます)。お宝間違いなし!サンプル画像を、RAT HOLE GALLERYのウェブサイトのpublicationのコーナーで見ることができます。ぜひご覧ください。 ![]() 2009年 03月 20日
NHK教育テレビの番組「ETV特集」で、さる日曜日09年3月15日、「犬の記憶~森山大道・写真への旅」が放映されました。 内容・・・・「まるで淋(さみ)しき野良犬のように、時代の路上をさすらい続ける写真家森山大道。1960年代のデビュー以来、徹底して都市の路上スナップにこだわり続けてきた森山の写真が、今、世界的注目を集めている。パリ、ニューヨーク、ブエノスアイレス、ハワイ、東京・・・。なまめくモノクロームの世界に、日々、凶々(まがまが)しく変貌(へんぼう)を遂げる都市と人間たちのありさまを、まさに犬の眼(め)で記録した圧倒的な作品群。昨年秋、70歳を迎えた森山は、これまでの集大成ともいうべき新シリーズ、「TOKYOオン・ザ・ロード」の撮影にとりかかった。京成立石、三ノ輪、南千住など東京の下町からライフワークである新宿の路上へ、らせん状に東京を撮り尽くす予定だ。写真とは記憶と現在のゆくりなき邂逅(かいこう)だと森山はいう。番組では、森山の写真家的日常に密着しながら、大阪釜ヶ崎、東京新宿、青森三沢など、森山の生きた都市と時代の記憶を辿って、その写真の世界を旅していく。それは、虚(うつ)ろな現代日本の失われた未来を探し求める、写真の旅である」。 弊社では森山大道さんの写真集として、『新宿+』、『大阪+』、『ハワイ』を刊行しており、全国の大型書店にて好評発売中です。このほかにも品切重版未定ですが、『新宿』、『NOVEMBRE』といった写真集も刊行しておりました。この2点についてはごくまれに返品が生じることがあります。今回の放送をきっかけに在庫を総ざらいしたところ、この2点をそれぞれ数冊ずつ「発掘」しました。美本ではありませんので、コレクター向きではありません。「どうしても欲しい、なんとか入手したい」という方で、本のコンディションが「難あり」という条件を許容してくださる方にのみ、お分けいたします。弊社公式ウェブサイトに掲げてあるEメールアドレスまでお問い合わせ下さい。先着順の限定販売です。なお、実物を事前に見たい、というご要望には申し訳ありませんがお応えすることができませんので、なにとぞご了承下さい。税込書籍代のほか、送料が実費でかかります。お支払いは郵便振替による前金となります。発送は4月上旬を予定しております。 なお、ウェブ販売限定で、『ハワイ』サイン本やポスターセットなども販売しておりますので、こちらの特設ページをご覧下さい。 2007年 12月 27日
「10+1」誌への寄稿論文をまとめた田中純さんの著書『都市の詩学--場所の記憶と徴候』が東京大学出版会さんより前月刊行され、売行好調と聞いています。A5判上製478頁、税込3,990円。本書の第10章「犬の街――境界の叙事詩、森山大道『新宿』」では、弊社刊行の写真集『新宿』が取り上げられています。 「森山の写真集『新宿』には、すでにして膨大な写真の集積である新宿という「森」のあらゆる表情を、「タタミイワシのように」平面化して複写しようとする、写真家の陶酔感が横溢している。それがこの写真集を見る者にも伝染する。分析的なまなざしをそこに凝らせば、類似したパターンやアングルの反復とそれが創り出すリズムが容易に見つけ出せるだろう。しかし、むしろそんな凝視によっては失われてしまう速度、写真家のそれと同じく、横目でちらっと一瞥するだけで移動してゆく速度を、この写真集は要求しているのではないか。前後にページをせわしなくめくりながら、読者はそうやって森山の新宿を通過してゆく」(258-259頁)。 02年の大判写真集『新宿』は残念ながら現在品切ですが、昨年末に刊行した文庫サイズの増補版『新宿+』はいまなお好評発売中です。 2007年 10月 22日
■VIOROストリート・ミュージアム 『森山大道展 HUNTER OF LOVE 』 日時:07年10月19日~11月28日 場所:VIORO(福岡市中央区天神2-10-3)地下2Fエントランス ※関連イベント「森山大道サイン会」 日時:10月27日(土)12:00~13:30 場所:VIORO地下2階エントランス 対象:書籍『記録』(Akio Nagasawa Publishing)をお買い上げのお客さま 同VIORO地下1階で、洋書販売とカフェを展開している“cafe&books bibliotheque”(カフェ&ブックス ビブリオテーク)にて、弊社の『ハワイ』『新宿+』『大阪+』のほか、他社さんから刊行されている森山さんの写真集や、ポスター、時計、カメラなどのグッズが販売されています。 ■森山大道写真展「記録そして記憶」 日時:07年10月26日~11月25日 ※11月20日は休館 場所:三菱地所アルティアム(福岡市中央区天神1-7-11 イムズ8F) 入場料:一般400円(300円)、学生300円(200円) ※( )内は前売料金/チケットぴあ扱い。再入場可、中学生以下無料。 内容:これまで世に出された膨大な作品の中から森山大道を交えて選出されたベスト作品を大判で、また最新作となる写真誌「記録」6,7,8号から初公開作品を含めたオリジナルプリント合計約100点を一堂に展示。更に、「写真よさようなら」の8ミリビデオ版とも言える貴重な映像作品「25時 Shinjuku、1973」も上映いたします。 ※オープニングレセプション 日時:07年10月26日18:00~20:00 入場無料、ドリンクつき。作家も来場いたします。 ※「森山大道トークショウ」 日時:07年10月27日18:30開場、19:00開演 会場:イムズホール 入場料:1,000円/チケットぴあにて販売中! アルティアムに併設されているミュージアムショップ「The Corner Shop」で弊社の森山本が販売されています。どうぞお立ち寄りください。 ■『ハワイ』書評&紹介記事 「エスクァイア」21巻11号(07年11月)の連載「ビジュアルブック採集」第8回に、『ハワイ』が取り上げられました。評者は清水穣さんです。「森山大道はいま、『ヒステリック』とは異なる新しい過去を辿り直そうとしている」と評していただきました。また、『美術手帖』や『プリンツ21』の各誌や、ウェブサイト「ハイフォトジャパン」のニュース欄などでも紹介されています。 2007年 09月 05日
8月31日号での巻頭グラビアに続き、昨日発売された9月14日号の「週刊朝日」に、飯沢耕太郎さんによる『ハワイ』評が掲載されています。 「神話的といいたくなるような始原的な光景と、観光地の猥雑な眺めが違和感なく同居しているところに、森山大道の写真世界の不思議さがあるのではないだろうか」と評していただきました。飯沢さん、ありがとうございました。 2007年 08月 27日
「週刊朝日」07年8月31日号の巻頭グラビア6頁にわたって森山大道『ハワイ』が取り上げられています。 また、「アサヒカメラ」07年9月号の連載対談「今日の写真」第9回の冒頭で『ハワイ』が取り上げられています。対談者は写真家のホンマタカシさんと、写真評論家の竹内万里子さん。ホンマさんには「ここ最近の森山さんの写真集の中では一番」と評価していただきました。ホンマさん、ありがとうございました。 2007年 08月 22日
飯沢耕太郎さんによる『ハワイ』評が、富士フイルムの「フォトモア」サイト内の、スクール/イベント/ブックガイド「PickUp」ページに掲載されました(vo.47)。 「『ハワイ』を見て、文字通りぶっ飛んでしまった。そこには「森山大道のハワイ」としかいいようのない、不思議な魔力を発するイメージがぎっしりつまっていた。(・・・)ハワイという島の根っこの部分にある、スピリチュアルとしかいいようのない神秘的な気配(・・・)『ハワイ』はこれまでの森山の仕事の中でも一番「怖い」写真集かもしれない」と絶賛していただきました。飯沢さん、ありがとうございました。 2007年 08月 13日
作家の大竹昭子さんが紀伊國屋書店「書評空間」に、森山大道写真集『ハワイ』の書評をお書きになっておられます。次のように評してくださいました。大竹さん、ありがとうございます。 「新宿のような魑魅魍魎の跋扈する暗黒街を撮る写真家が、どうしてあんな健康指向のリゾートに出掛けていったのか、まったく解せないと首を振る人がいても、不思議はない。森山大道とハワイとの関係性は一見、どこにも見当たらないのだ。 あるいは森山がかつて熱海を撮ったことを覚えていて、それを重ね合わせて理解する人も、いるかもしれない。ワイキキを熱海に見立てて、熱海の国際版を撮ろういう魂胆で、森山ばりのハイコントラストのプリントで、ハワイの猥雑さが映像化されるにちがいない、と。 だが、4センチほどの分厚い写真集を広げているいま、そうした目論みが見事に破られている小気味よさを感じる。たしかにここに撮られているのは紛れもないハワイである。だが、きめ細かな視線の先に浮かび上がってくるのは、ハワイという固有名詞を超えた、島空間の孤独だ。写真家の眼は、イメージの海を超えて裸の島に到達している。かつてハワイをこのように見た人はいなかった」。 < 前のページ次のページ >
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