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2015年 06月 23日

首都大人文研『人文学報』511号で特集「デリダ没後10年」

弊社出版物でお世話になった訳者の先生方の最近のご活躍をご紹介します。

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★西山雄二さん(訳書:デリダ『条件なき大学』、共訳:『ブランショ政治論集』)
首都大学東京人文科学研究科が発行する紀要「人文学報」511号が今月発行され、西山雄二さんのディレクションのもと、「ジャック・デリダ没後10年」の特集が組まれました。同号のPDFは首都大学東京機関リポジトリ「みやこ鳥」で順次無料配布されます。紙媒体をご希望の方は「返信用封筒に300円を貼って送って下さい。192-0397八王子市南大沢1-1首都大学東京 5号館5階仏文・西山雄二まで」とのことです。下記に特集頁の目次を掲出します。

人文学報 no.511(フランス文学)
首都大学東京人文科学研究科 2015年6月刊 非売品 A5判並製340頁 ISSN0386-8729

【ジャック・デリダ没後10年】
はじめに|西山雄二
民主主義の恒常性と一貫性|ジェローム・レーブル(訳=松田智裕、横田祐美子)
デリダとランシエールにおける民主主義と他者の問い|亀井大輔
ドゥルーズとデリダ、両者の運動は同じではない……|ジャン=クレ・マルタン(訳=大江倫子、西山雄二)
「最後のユダヤ人」──デリダ、ユダヤ教とアブラハム的なもの|ジゼル・ベルクマン(訳=佐藤香織)
供儀に捧げられた、動物の二つの身体──ジャック・デリダの哲学における動物‐政治概念についての考察|パトリック・ロレッド(訳=吉松覚)
ジャック・デリダ、動物性の詩学──無人間的なものについて|ジェラール・ベンスーサン(訳=桐谷慧)
猫、眼差し、そして死|ダリン・テネフ(訳=南谷奉良)
ダリン・テネフ「猫、眼差し、そして死」への応答|大杉重男、南谷奉良、山本潤
デリダにおける贈与と交換(Derridative)|ダリン・テネフ(訳=横田祐美子、松田智裕、亀井大輔)

★鵜飼哲さん(共訳:ジュネ『公然たる敵』)
上記特集で論考が訳出されているパトリック・ロレッドさんが来月来日し、東京と大阪、京都で講演を行います。西山さんや鵜飼さんが参加されています。ロレッドさんはリヨン第三大学講師で、博士論文「動物性のポリティックス──ジャック・デリダの哲学における主権、動物性、脱構築」が今年2015年にVrinから刊行予定とのことです。既刊著書に、Jacques Derrida : Politique et éthique de l'animalité (Sils Maria, 2013)があります。

◎パトリック・ロレッド(Patrick Llored:リヨン第三大学)連続セミナー「デリダの動物哲学 La philosophie animale de Derrida」

内容:ジャック・デリダの動物論研究の第一人者Patrick Lloredパトリック・ロレッド氏(リヨン第三大学)を招聘して、連続セミナー「デリダの動物哲学 La philosophie animale de Derrida」を開催します。昨2014年、日本では『動物を追う、ゆえに私は(動物で)ある』『獣と主権者』の日本語訳が刊行されました。ロレッド氏とともに、デリダの動物論の可能性をめぐって、ベンヤミン、ドゥルーズ、レヴィナスとの比較を通じて、政治、哲学、倫理といった分野で議論します。全4回とも使用言語:フランス語、日本語翻訳配布、通訳付で、入場無料、事前予約不要とのことです。

◆「供犠、暴力、正義の可能性──国家をめぐるデリダとベンヤミンの論争」
« Le sacrifice, la violence et la possibilité de la justice. Le débat sur l'Etat entre Derrida et Benjamin »

日時:2015年7月7日(火)17.00-20.00
場所:早稲田大学 (戸山)33号館3階第1会議室
司会:藤本一勇(早稲田大学)
コメント:鵜飼哲(一橋大学)
主催:早稲田大学文学学術院 表象・メディア論系、脱構築研究会

◆「動物たちは死ぬのか?──動物、死、私たち」
« Les animaux meurent-ils ? L'animal, la mort et nous »

日時:2015年7月8日(水)16.30-18.00
場所:首都大学東京(南大沢) 本部棟2階 特別会議室
司会:西山雄二(首都大学東京)
主催:首都大学東京・傾斜的研究費「日本における「フレンチ・セオリー」の受容と展開」

◆「動物たちは人間たちと同じく、愚かになることができるのか?──超越論的愚かさをめぐるデリダとドゥルーズの論争」
« Les animaux, comme les humains, peuvent-ils être bêtes ? Le débat sur la bêtise transcendantale entre Derrida et Deleuze »

日時:2015年7月9日(木)17.00-20.00
場所:大阪大学(吹田)人間科学部東館303
司会:檜垣立哉(大阪大学)
主催:科研費(基盤B)「ドゥルーズ研究の国際拠点の形成」

◆「人間の倫理は供犠的なものか?──あらゆる倫理のアポリアをめぐるデリダとレヴィナスの論争」
« L'éthique humaniste est-elle sacrificielle ? Le débat sur les apories de toute éthique entre Derrida et Levinas »

日時:2015年7月10日(金)17.00-19.00
場所:立命館大学(衣笠)末川記念会館・第三会議室
司会:加國尚志(立命館大学)、亀井大輔(立命館大学)
主催:科研費(基盤C)「遺稿調査にもとづくジャック・デリダの脱構築思想の生成史の解明」、立命館大学間文化現象学研究センター


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by urag | 2015-06-23 19:27 | イベント告知 | Trackback | Comments(0)
2015年 02月 16日

紀伊國屋じんぶん大賞2015&連動フェア

紀伊國屋じんぶん大賞2015の結果が発表されました。東浩紀さんの『弱いつながり――検索ワードを探す旅』(幻冬舎)が大賞を受賞され、2位は石岡良治さんの『視覚文化「超」講義』(フィルムアート社)、3位は加藤直樹さんの『九月、東京の路上で――1923年関東大震災 ジェノサイドの残響』(ころから)でした。現在、紀伊國屋書店さんの47店舗(上記リンクで詳細をご確認いただけます)で、ブックフェア「紀伊國屋じんぶん大賞 2015────読者と選ぶ人文書ベスト30」が行われています(3月上旬まで)。フェアでは「読者と選んだ人文書ベスト30作品」が並べられ、記念小冊子が無料配布されています。

記念小冊子は、東浩紀さんの大賞受賞コメントと、ベスト30作品の読者推薦コメント、さらに、大澤聡さんと大澤真幸さんの特別対談 「人文と批評の再起動へ────『全体性』と『参照軸』が喪われた時代に」が掲載されています。東さんのコメントとベスト30の読者コメントは上記リンク先でも読めますが、W大澤の対談は小冊子でしか読めませんので、ぜひ入手されてみてください。

また、新宿本店3階では、特別対談を記念した、大澤聡さんと大澤真幸さんによる選書フェア 「『全体性』と『参照軸』が喪われた時代に────2014年の人文書を振り返る」と、東大院生有志による、「現代(いま)と戯れるための人文書」選書フェア「『現代(いま)』を動かす人文書────東大・研究者のタマゴが選ぶ50冊」が同時開催中とのことです。

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by urag | 2015-02-16 17:32 | イベント告知 | Trackback | Comments(0)
2015年 02月 10日

注目イベント:デリダ没後十年関連とピーター・ホルワード来日

弊社出版物でお世話になっている著訳者の皆様の最近のご活躍をご紹介します。

◆ジャック・デリダさん(著書:『条件なき大学』)
◆西山雄二さん(訳書:デリダ『条件なき大学』、共訳:『ブランショ政治論集』)
◆佐藤嘉幸さん(共訳:バトラー『自分自身を説明すること』『権力の心的な生』)
◆宮崎裕助さん(共訳:ド・マン『盲目と洞察』)
◆郷原佳以さん(共訳:『ブランショ政治論集』)
◆高桑和巳さん(訳書:アガンベン『バートルビー』『思考の潜勢力』、共訳:クラウス+ボワ『アンフォルム』)
◆中井亜佐子さん(共訳:ロイル『デリダと文学』)


★ジャック・デリダ没後十年関連イベント

◎「ジャック・デリダ──思考の勇気」映画上映+講演

日時:2015年02月20日(金) 18:00-
場所:日仏会館ホール(渋谷区恵比寿3丁目)
参加費:無料(定員120名、要事前登録)
予約:日仏会館ウェブサイトのトップページの「イベント参加登録」からアカウントを作成し、事前申し込みをお願いいたします。インターネットを利用していない方はファックス03-5424-1200または電話03-5424-1141にて参加登録をお願いいたします。

主催:日仏会館
協力:フランス著作権事務所

内容:昨年2014年は哲学者ジャック・デリダの没後10年にあたり、世界各地でシンポジウムが開催され、関連書籍が数多く刊行された。フランスのテレビ局アルテではちょうど命日の10月8日に、映像作家ヴィルジニー・リナールとデリダの伝記著者ブノワ・ペータースによるドキュメンタリー映画「ジャック・デリダ──思考の勇気」が放映された。デリダのテクストと関係者の証言(ジャン=リュック・ナンシー、アヴィタル・ロネル、エティエンヌ・バリバール、サミュエル・ウェーバー、フィリップ・ソレルス、エリザベト・ルーディネスコなど)が交互に引用され、貴重な資料映像が用いられている本作を通じて、私たちは脱構築の思想家のさまざまな顔をうかがい知ることができる。

ドキュメンタリー映画「ジャック・デリダ──思考の勇気」
"Jacques Derrida : Le courage de la pensée"
ヴィルジニー・リナール/ブノワ・ペータース製作
フランス、2014年、53分
フランス語、字幕なし

上映後の講演
藤本一勇(早稲田大学)
西山雄二(首都大学東京)
日本語、フランス語通訳なし


◎Workshop ジャック・デリダ『獣と主権者I』を読む

日時:2015年2月22日(日)13.00-18.00
場所:東京大学(駒場) 18号館4階コラボレーションルーム1
参加費:無料(事前予約不要)

主催:脱構築研究会

内容:ジャック・デリダの死後、講義録(全43巻)が続々と刊行されており、日本語訳の第一弾『獣と主権者I』が没後10年目の2014年に出版された。『獣と主権者I』では、主権者と獣という両極的な法外者が主題化され、ラ・フォンテーヌ、マキャベリ、ホッブズ、ルソー、シュミット、ヴァレリー、ラカン、ドゥルーズ、ロレンス、ツェラン、アガンベンらのテクストが参照され、狼、子羊、狐、獅子、蛇、猿、イルカ、象などの多種多様な動物とともに、人間─動物政治論が縦横無尽に展開される。デリダ講義録の日本語訳刊行を記念して実施される今回のワークショップは、翻訳者による各回の解説、識者によるコメント、デリダ研究者による討論で構成される。未読者も既読者も『獣と主権者I』の魅力に触れることができる、入門的かつ応用的なワークショップである。

13.00 趣旨説明:西山雄二(首都大学東京)
13.10-14.00 ​第1-3回 解説:​西山雄二/コメント:守中高明(早稲田大学)/​司会:増田一夫(東京大学)
14.00-14.50 ​第4-5回 ​解説:佐藤朋子(東京大学)/コメント:佐藤嘉幸(筑波大学)/司会:宮﨑裕助(新潟大学)
14.50-15.10 休憩
15.10-16.00 ​第6-9回 ​解説:郷原佳以(関東学院大学)/コメント:立花史(早稲田大学)/司会:西山雄二
16.00-16.50 ​第10-13回 ​解説:亀井大輔(立命館大学)/コメント:高桑和巳(慶應義塾大学)/司会:藤本一勇(早稲田大学)
16.50-17.10 休憩
17.10-18.00 総合討論​:増田一夫、藤本一勇、宮崎裕助/司会:西山​雄二


◎宮﨑裕助×東浩紀「デリダ研究の最前線

日時:2015年2月24日 (火) 19:00-21:00
会場:ゲンロンカフェ
料金:前売は2600円(1ドリンク付き)/ゲンロン友の会会員証または学生証の提示で2100円(1ドリンク付)

概要:昨年、没後10年を迎え、続々とシンポジウムが開かれ、関連書が刊行されたジャック・デリダ。ブノワ・ペータースによる決定版『デリダ伝』の邦訳も刊行され、今年1月22日には『現代思想』増刊号でデリダ特集が組まれます。そこでゲンロンでは、デリダ研究者でデリダ特集にも論文を寄せている宮﨑裕助さんをお招きし、かつて『存在論的、郵便的』で中期デリダ読解に独自の境地を切り開いた東浩紀を聞き手として、イベントを開催します。


ピーター・ホルワード (Peter Hallward) 来日講演会

主催:科研費基盤(B)プロジェクト「モダニズムの越境性/地域性――近代の時空間の再検討」(研究代表者:中井亜佐子)
共催:立命館大学大学院先端総合学術研究科
問合せ先:中井亜佐子(一橋大学大学院言語社会研究科)

◎「自己決定と政治的意志」
"Self-Determination and Political Will"

日時:2015年3月15日(日) 15:00~18:00
場所:一橋大学 東キャンパス国際研究館4階 大教室 (地図44番の建物)
Guest Speaker:ピーター・ホルワード(Peter Hallward)
コメント:佐藤嘉幸(筑波大学)
司会:中山徹(一橋大学大学院言語社会研究科教授)
使用言語:英語(日本語翻訳配布、質疑応答通訳あり)
その他:予約不要、入場無料


◎「ジル・ドゥルーズと政治」
"Politics after Deleuze: Immanence and Transcendence Revisited"

日時:2015年3月19日(木) 14:00~17:00
場所:立命館大学 衣笠キャンパス 創思館401・402
Guest Speaker:ピーター・ホルワード(Peter Hallward)
コメント:千葉雅也(立命館大学)/山森裕毅(大阪大学)
使用言語:英語(日本語翻訳配布、質疑応答通訳あり)
その他:予約不要、入場無料
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by urag | 2015-02-10 13:44 | イベント告知 | Trackback | Comments(0)
2014年 12月 09日

12月20日「日本ヤスパース協会」第31回大会

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★佐藤真理人さん(共訳書:デュフレンヌ+リクール『カール・ヤスパースと実存哲学』)
★日本ヤスパース協会さん(機関誌:「コムニカチオン」)
弊社で学会誌「コムニカチオン」の制作のお手伝いを第21号よりさせていただいている「日本ヤスパース協会」さんが今月開催される第31回大会についてご紹介します。「コムニカチオン」誌は一般書店での販売はありません。協会に年会費4,000円をお支払いいただいてご入会いただくか、下記大会会場にて頒価1,000円(税込)にてお買い求めいただけます。

◎「日本ヤスパース協会」第31回大会

日時:2014年12月20日( 土)13:15~17 :00
場所:お茶の水女子大学 文教育学部 1階 第一会議室
主催:日本ヤスパース協会(〒162-8644東京都新宿区戸山1-24-1 早稲田大学文学部哲学専修室内)

※協会会員以外の方も来聴歓迎いたします。参加無料です。
※参加ご希望者の方は、お茶の水女子大学校門にて守衛に、ヤスパース協会の大会に参加するために来校した旨を伝えていただく必要があります。身分証の提示を要求される場合があることもご承知おきください。
※協会へのご入会をご希望の方は、大会受付にて年会費4,000円を申し受けます。


1.理事長挨拶(13:15~) 日本ヤスパース協会理事長・羽入佐和子
2.会員総会
3.研究発表(13:30~) 司会:早稲田大学教授・佐藤真理人
 フリッツ・ブーリの「実存の神学」――ヤスパース哲学の神学的実現?―― 早稲田大学大学院・岡田聡
4.講演(14:30~) 司会:上智大学名誉教授・増渕幸男/代表質問者:お茶の水女子大学准教授・中野裕考
 ヤスパース・コミ ュニケーション思想の射程――大学で哲学を学ぶこと・教えること―― お茶の水女子大学教授・羽入佐和子
5.懇親会(17:30~19:30)場所:大学食堂「マルシェ」、会費:4,000円


★ジュディス・バトラーさん(著書:『自分自身を説明すること』『権力の心的な生』)
岩波書店さんより先月刊行されたメンディエッタ+ヴァンアントワーペン編『公共圏に挑戦する宗教――ポスト世俗化時代における共棲のために』(箱田徹・金城美幸訳、岩波書店、2014年11月)において、講演「ユダヤ教はシオニズムなのか?」と、コーネル・ウェストさんとの対談、さらに同ウェストさんとユルゲン・ハーバーマスさん、チャールズ・テイラーさん、バトラーさんの4人での総括討議が掲載されています。バトラーさんは「オルタナティヴな政治を擁護するユダヤ的な伝統と倫理をあらためて打ち出さなければならない」(80頁)と主張し、主にアーレントをひもときつつユダヤ性に関わる諸問題を考察しています。「ユダヤ人という集団への帰属意識は、非ユダヤ人となんらかの関係を築くことと対になっているのではないか、また他者性の問題にこうして取り組むことが、ユダヤ性に「帰属」することの根本なのではないか〔・・・〕。言い換えれば、帰属とは、逆説的に響くかもしれませんが、そのカテゴリーから追い払われる〔ディスポゼッション〕経験なのです」(97頁)。


★間章さん(著書:『間章著作集』全三巻)
「図書新聞」2014年12月6日付3185号において、『間章著作集』全三巻をめぐる、山崎春美さんと渡邊未帆さんの対談「再考一九七八――いま、間章を読むとはどういうことなのか」が掲載されています。お二人の発言からいくつか拾いますと、山崎さん「間章の葬式で骨を拾いにいくわけだけど、棺桶の中に彼が好きだった本を入れたりするよね。「なんだろう、シュタイナーかな」と思ったら、ジョージ・スタイナーだった」。次も山崎さん「パリの書店でモーリス・ブランショの新刊を見つけて、そのタイトルが「友愛」で、その題名だけで自分(間章)はすべてわかった、として三〇分くらい泣いたりする」。渡邊さん「世の中がどんどん合理的になって、国公立大学から人文系が外されようとしている時代に、この役に立たないものの極みのような分厚くて重たい間章の本は、それへの抵抗として存在すべきものだと私は思う」。それに対する山崎さんの答え「「魂の問題」だと。間章の場合、全方位的にというか、あるジャンルの音楽に限って「これはいい、これはダメ」と言っているわけではなくて、思想も哲学も嗜好も愛も、全部がカオスに浮かんでいるわけだからね」。
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by urag | 2014-12-09 16:21 | イベント告知 | Trackback | Comments(0)
2014年 11月 11日

映画「シャトーブリアンからの手紙」フェア@八重洲BC本店4F

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フォルカー・シュレンドルフ監督の映画『シャトーブリアンからの手紙〔La mer à l'aube / Das Meer am Morgen〕』(フランス・ドイツ合作、2012年)の公開に併せて、東京駅前の八重洲ブックセンター本店4F人文書売場で関連書コーナーが設けられています。そこには版元品切のユンガー『パリ日記』が! フロア長Kさんの調達力はさすがです。
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by urag | 2014-11-11 14:16 | イベント告知 | Trackback | Comments(0)
2014年 11月 06日

ロドルフ・ガシェ2014年11月来日講演:東大および新潟大

弊社出版物でお世話になっている著者の皆様方に関連する最新情報をご紹介します。

★ロドルフ・ガシェさん(著書:『いまだない世界を求めて』)
★宮崎裕助さん(共訳:ド・マン『盲目と洞察』)
★吉国浩哉さん(訳書:ガシェ『いまだない世界を求めて』)
★西山達也さん(訳書:サリス『翻訳について』)
ガシェさんの来日講演の続報です。「ジャック・デリダ没後10年シンポジウム」の2日目、11月23日(日)テーマ2「デリダと哲学」における講演「The Force of Deconstruction」(通訳付)に続き、東大と新潟大学でも以下の通り講演されます。

◎ロドルフ・ガシェ・セミナー「THE WIND OF THOUGHT: On Hannah Arendt」

日時:2014年11月25日(火)13:00~
場所:東京大学駒場キャンパス コラボレーション・ ルーム2 (18号館)

13:00 Rodolphe Gasché (SUNY at Buffalo), “The Wind of Thought”(followed by responses and discussion)
15:30 Yusuke Miyazaki (Niigata University), “Arendt on Aesthetico-Political Judgment”
16:00 Hiroki Yoshikuni (University of Tokyo), “Romanticism in Transit”
16:30 Response from Gasché (followed by discussion)


◎シンポジウム「ハイデガー、テオーリアと翻訳の使命 Heidegger, or the Task of Theoria and Translation

日時:2014年11月26日(水)13:00~18:00(入場無料、事前予約不要、通訳付)
会場:新潟大学駅南キャンパス「ときめいと」(025-248-8141、新潟駅連接「プラーカ1」2F)

13:00-14:00
栗原隆(新潟大学)/Takashi KURIHARA (Niigata Univerität) Tiefe der Seele und Schacht der Intelligenz -- Mit Rücksicht auf Hegels Revision der „Philosophie des Geistes"(心の深処と知性の竪坑──ヘーゲル『精神哲学』の改訂を視野に入れて)

14:00-15:00
西山達也(西南学院大学)/Tatsuya NIshiyama (Seinan Gakuin University) La tâche du traducteur dans le temps des conceptions de monde (Heidegger)(世界像の時代における翻訳者の課題(ハイデガー))

15:00-16:30 Keynote Lecture
Rodolphe Gasché (SUNY at Buffaro)
Watching over What is Still to Come
ロドルフ・ガシェ(ニューヨーク州立大学バッファロー校)
いまだ来たるべきままのものを見張ること

16:45-18:00 共同討議

+++

★渡名喜庸哲さん(共訳:サラ-モランス『ソドム』)
★高桑和巳さん(訳書:アガンベン『バートルビー』『思考の潜勢力』、共訳:ボワ+クラウス『アンフォルム』)
J-P・デュピュイの思想をめぐって来月、慶應大学にて開催されるシンポジウムに登壇されます。

◎シンポジウム「ジャン=ピエール・デュピュイの思想圏――カタストロフ、科学技術、エコノミー

日時:2014年12月13日(土) 15:00-18:00
場所:慶應義塾大学日吉キャンパス 独立館2階201教室
入場無料・登録不要

渡名喜庸哲(慶應義塾大学)「デュピュイとカタストロフ論的転回」
中村大介(豊橋技術科学大学)「デュピュイの科学哲学と破局論:システム論から出発して」
森元庸介(東京外国語大学)「救済の反エコノミー」
コメント:西谷修(立教大学)
司会:高桑和巳(慶應義塾大学)

後援:慶應義塾大学強要研究センター

内容:スタンフォード大学教授、フランス理工科学校名誉教授、フランス放射線防護原子力安全研究所倫理委員会委員長……『ありえないことが現実になるとき』、『ツナミの小形而上学』、『経済の未来』、『聖なるものの刻印』……「賢明な破局論」、「予言のパラドクス」、「自己超越」、「テクノロジー収斂」……いま最も注目される哲学者の一人ジャン=ピエール・デュピュイの全体像に迫る。
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by urag | 2014-11-06 13:29 | イベント告知 | Trackback | Comments(0)
2014年 11月 04日

注目イベント:ヘーゲル自筆書込本公開&講演会

ヘーゲル自身による書き込みのある「差異論文」初版本が日本で見つかり、来年1月末にドイツのヘーゲル文庫に寄贈される前に今月一般公開されるそうです。公開に伴い、明治学院大学教授の寄川条路さんによる講演会も行われます。同書は11月7日(金)と8日(土)に東京古書会館で開催される「洋書まつり」でも公開されるとのことで、こちらでも寄川先生は講演されるのだとか(11月7日18時より)。本書の出どころであるいわゆる「今泉六郎博士寄贈本」にはいまだ行方不明のものもあるらしく、今もなおお宝本が古書市場を彷徨っている可能性があるらしいです。

◎講演「哲学者ヘーゲルの自筆書き込み本の発見について

日時:2014年11月13日(木)17:00 ~ 18:00(16:30受付開始)
会場:雄松堂書店 本社6階 特設会場

※先着申込制です。雄松堂書店サイトよりお申し込みください。
※お問い合わせは雄松堂書店古書事業部「古書談義」担当まで。TEL:03-3357-1417/FAX:03-3356-8730/E-Mail: antiq@yushodo.co.jp

内容:ドイツ観念論を代表する哲学者ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲルの自筆入り著書『フィヒテとシェリングの哲学体系の差異』(1801年の初版本、通称『差異論文』)が都内の古書店で発見されました。本の見返しには「今泉博士寄贈」とあり、今泉六郎博士が明治期にドイツのベルリン高等獣医学校に留学していた際に本書を手に入れたものと思われます。調査により書き込みは、『エアランゲン文芸新聞』(1802年)に掲載された『差異論文』への書評を抜粋したものと判明、ヘーゲル研究の第一級資料であることは間違いありません。本講演ではこの書物が辿った軌跡や、自ら著書に書評を書き写した理由などをはじめヘーゲルを中心に、当時の思想界の様子などを寄川教授に語っていただきます。

講演者:寄川条路(よりかわ・じょうじ)。筆名は、紀川しのろ(きかわ・しのろ)。1961 年、福岡県生まれ。ドイツのボーフム大学大学院を修了して、文学博士。現在は、哲学者・エッセイスト、明治学院大学教授。

+++

本講演の『差異論文』実物の展示を下記稀覯書展開催中に1階ショールームにて展示いたします。

◎第39回 雄松堂書店 国際稀覯書展2014

日時:2014年11月13日(木)午前11時~午後7時、11月14日(金)午前11時~午後7時
場所:雄松堂書店 本社1 階ショールーム(東京都新宿区坂町27)
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by urag | 2014-11-04 16:30 | イベント告知 | Trackback | Comments(0)
2014年 10月 30日

シュレンドルフ監督『シャトーブリアンからの手紙』好評公開中

弊社出版物でお世話になっている著者の皆様方に関連する最新情報をご紹介します。

★エルンスト・ユンガーさん(著者:『追悼の政治』『パリ日記』『労働者』)
先週25日(土)より渋谷のシアター・イメージフォーラムで公開され、来月より全国で順次公開される映画『シャトーブリアンからの手紙〔La mer à l'aube / Das Meer am Morgen〕』(フォルカー・シュレンドルフ監督、フランス・ドイツ合作、2012年)で登場人物の一人として描かれています(名優ウルリヒ・マテスが好演)。この映画は1941年10月にドイツ人将校が暗殺されたことに対してヒトラーが報復としてフランス人150人の銃殺を命じた史実に基づいた作品です。ナチス・ドイツの一士官だったユンガーはこの一件の記録を担当し『人質問題について〔Zur Geiselfrage〕』(1941/1942年)という文書を書いており、シュレンドルフはこの報告書やユンガーが訳した人質たちの手紙、さらに警察記録などに基づいて脚本を書いたそうです。また、若いドイツ兵士の描写にあたってノーベル賞作家のハインリヒ・ベルによる小説『遺言〔Das Vermächtnis〕』(1982年)が参考にされています。名作『ブリキの太鼓』(1979年)でおなじみの巨匠シュレンドルフ監督の13年ぶりの日本公開作ということで注目が集まっています。。

映画の公開に併せて、神保町の書泉グランデ3Fのエンタメ売場ではパネル展示および関連書籍フェアが展開されており、前売券も販売中とのことです。また、東京駅前の八重洲ブックセンター本店4F人文書売場でも関連書コーナーが設けられています。



◎書泉グランデさんの店頭風景
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★松本俊夫さん(著書:『逸脱の映像』)
今年1月19日にMARUZEN&ジュンク堂書店渋谷店で行われた『逸脱の映像』刊行記念トークイベント(松本俊夫さん、映像評論家の波多野哲朗さん、アニメーション作家の黒坂圭太さんの三氏による対談。司会は編者の金子遊さん)が本日発売の「映画芸術」誌449号で採録されています。「終わりなき「逸脱」へ――映像構築と理論において絶え間ない試行を提示し続けている松本俊夫。その実践の歴史を網羅する書の刊行を機に行われた対話の記録」(136-141頁)と題されています。知的刺激に満ちた対談となっていますので、見逃された方はぜひ誌面でお楽しみ下さい。
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by urag | 2014-10-30 16:52 | イベント告知 | Trackback | Comments(0)
2014年 10月 29日

デリダ没後10年シンポジウム

弊社出版物でお世話になっている著訳者の皆様の関連イベントをご紹介します。
★ジャック・デリダさん(著書:『条件なき大学』)
★西山雄二さん(訳書:デリダ『条件なき大学』、共訳:『ブランショ政治論集』)
★宮崎裕助さん(共訳:ド・マン『盲目と洞察』)
★郷原佳以さん(共訳:『ブランショ政治論集』)
★ロドルフ・ガシェさん(著書:『いまだない世界を求めて』)
デリダ没後10年を記念するシンポジウム2本と関連催事2件が以下の通り開催されます。

◎ジャック・デリダ没後10年シンポジウム──プレセッション
日時:11月21日(金)13:00~18:30
場所:早稲田大学文学部キャンパス33号館第1会議室

第Ⅰ部 ラカン、ドゥルーズ、エコノミー 13:00-15:30
司会:藤本一勇(早稲田大学)/コメンテータ:西山雄二(首都大学東京)
1「暴力と形而上学」における「エコノミー」の問題 鈴木康則(慶應大学)
2 代補と裂け目──デリダとラカンにおける死の欲動の問題圏 工藤顕太(早稲田大学)
3 宙吊りと賭け──デリダとドゥルーズの1968年 鹿野祐嗣(早稲田大学・日本学術振興会DC2)

(15:30-16:00 休憩)

第Ⅱ部 形而上学と出来事の思想 16:00-18:30
司会:宮﨑裕助(新潟大学)/コメンテータ:亀井大輔(立命館大学)
4 デリダにおける出来事と事実性の問い──出来事の(不)可視性と初期目的論批判をめぐって 松田智裕(立命館大学)
5 ジャック・デリダにおける現前の問題の再検討 桐谷慧(東京大・ストラスブール大)
6 デリダと存在神学 長坂真澄(大阪大学・日本学術振興会PD)


◎ジャック・デリダ没後10年シンポジウム
日時:2014年11月22-24日
場所:早稲田大学・小野記念講堂
講演は60-80分、休憩10分、質疑応答20-30分で構成
主催:文部科学省私立大学戦略的研究基盤形成支援事業「近代日本の人文学と東アジア文化圏-東アジアにおける人文学の危機と再生」

11月22日(土) テーマ1「デリダと芸術、精神分析」
 10:00-12:00 講演:増田一夫(東京大学)「眼と精神――あるいは瞬きと死のパトス」
 13:00-15:00 講演:守中高明(早稲田大学)「ファロス・亡霊・天皇制――ジャック・デリダと中上健次」
 15:10-17:10 講演:郷原佳以(関東学院大学)「L'enfant que donc je suis、あるいは、あの猫はなぜ「自伝的」なのか」
 17:20-18:50 共同討議・質疑応答 司会=西山雄二(首都大学東京)

11月23日(日) テーマ2「デリダと哲学」
 10:00-12:00 講演:藤本一勇(早稲田大学)「デリダの反時代的テクノロジー」
 13:00-15:00 講演:合田正人(明治大学)「縁から縁――ジャック・デリダとジル・ドゥルーズ」
 15:10-17:10 講演:ロドルフ・ガシェ(ニューヨーク州立大学バッファロー校)「The Force of Deconstruction」(通訳付)
 17:20-18:50 共同討議・質疑応答 司会=宮﨑裕助(新潟大学)

11月24日(月) テーマ3「デリダと政治」
 10:00-12:00 講演:高橋哲哉(東京大学)「〈脱国家〉の企てをめぐって」
 13:00-15:00 講演:梶田裕(早稲田大学)「差延と平等」
 15:10-17:10 講演:松葉祥一(神戸市看護大学)「デモクラシーは来るべきものか──ランシエールのデリダ批判」
 17:20-18:50 共同討議・質疑討議 司会=藤本一勇


日本現象学会第36回研究大会(2014年11月29-30日)
ワークショップ「初期デリダとハイデガー――デリダの『ハイデガー』講義(1964‐65)をめぐって」
日時:11月30日(日)15:20~17:50(5号館 5103室)
会場:東洋大学(白山キャンパス)
発表:亀井大輔(立命館大学)、加藤恵介(神戸山手大学)、長坂真澄(日本学術振興会・大阪大学)


◎ワークショップ「サルトル×デリダ」
日時:2014年12月6日(土)13.00-18.00
場所:立教大学
主催:日本サルトル学会、脱構築研究会、立教大学文学部フランス文学専修
発表:澤田直(立教大学)、北見秀司(津田塾大学)、藤本一勇(早稲田大学)、西山雄二(首都大学東京)
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by urag | 2014-10-29 12:34 | イベント告知 | Trackback | Comments(0)
2014年 09月 16日

「社会思想史研究」第38号に『労働者』の詳細な書評

弊社出版物への書評やブックフェア、著訳者の皆様の最近のご活躍をご紹介します。

★川合全弘さん(訳書:ユンガー『追悼の政治』、同『労働者』)
★大竹弘二さん(訳書:デュットマン『思惟の記憶』、共訳:同『友愛と敵対』)
まもなく発売となる社会思想史学会さんの年報「社会思想史研究」第38号(藤原書店発売、9月24日配本)に、ユンガー『労働者』の書評が掲載されました。評者は南山大学准教授の大竹弘二さんです。「かねてから多くの人々の興味を惹きつけてきた著作でありながら長く邦訳が存在しなかった本書がようやく日本語で出版されたことは、ユンガーの思想の全体像を明らかにするのに大きく貢献し、なお手つかずの部分が多い日本のユンガー研究の本格的な端緒を開くことが期待される。訳文は独特の概念や晦渋な文章が平易に訳されて」いる、と評していただきました。同書評では現代におけるユンガーの再評価の星座が示されており、難解をもって鳴る『労働者』の思想圏が明快に解きほぐされており、非常に啓発的です。なお、同号には蔭山宏『崩壊の経験――現代ドイツ政治思想講義』(慶應義塾大学出版会、2013年)への川合さんによる書評も掲載されています。

★ジョルジョ・アガンベンさん(著書:『アウシュヴィッツの残りのもの』『バートルビー』『瀆神』『思考の潜勢力』『到来する共同体』)
★上村忠男さん(訳書:アガンベン『到来する共同体』、編訳:パーチ『関係主義的現象学への道』、スパヴェンタほか『ヘーゲル弁証法とイタリア哲学』、共訳:アガンベン『アウシュヴィッツの残りのもの』『瀆神』、スピヴァク『ポストコロニアル理性批判』)
柏書房さんのウェブマガジン「ARCANA MUNDI(アルカーナムンディ)」にて今月連載が開始となった波戸岡景太さんによる「隠喩としてのホロコースト」の第1回「極限状態の「からだ」――吉田修一『パーク・ライフ』」(2014年9月11日付)において、アガンベンさんの『アウシュヴィッツの残りのもの』が論及されています。「証言と注釈。語り得ぬものを考えていくために、それは確かに有効な手段だ。これから始まる連載の中で、私もまた、物語世界に暮らす「ごく普通の人間」の証言に耳を傾けていこうと思う」とお書きになっておられます。

『アウシュヴィッツの残りのもの』の共訳者でいらっしゃる上村忠男さんは来月、アガンベンさんの『ホモ・サケル』シリーズの第4巻第1分冊としてネリ・ポッツァから2011年に刊行された『いと高き貧しさ――修道院の規則と生の形式〔Altissima povertà: Regole monastiche e forma di vita. Homo sacer IV, 1〕』の共訳書をみすず書房さんから上梓されます。『いと高き貧しさ』は太田綾子さんとの共訳書で、2014年10月24日発行予定、本体4,600円です。

★大谷能生さん(著書:『貧しい音楽』)
★間章さん(著書:『間章著作集』全3巻)
★須川善行さん(編者:『間章著作集』全3巻)
2014年8月30日(土)18:00より、吉祥寺のSound Café dzumi(サウンドカフェ・ズミ)にて「デレク・ベイリーを聴く会」の第6回「70年代の音源[4]」が、大谷能生さんを特別ゲストに迎えて開催されました。モデレーターのお一人、工作舎編集部の石原剛一郎さんが同舎ウェブサイトにてリポート記事を書かれておられます。『間章著作集』もご紹介いただいたようです。今月末に行われる「デレク・ベイリーを聴く会 」第7回「70年代の音源[5]」は、『間章著作集』の編集人を務められた須川善行さんがゲストです。2014年9月27日(土)18:00より吉祥寺・ズミにて、ドリンク付入場料:1500円で先着20名につき事前予約が必要です。

★廣瀬純さん(著書:『絶望論』、共著:『闘争のアサンブレア』、訳書:ヴィルノ『マルチチュードの文法』、共著:ネグリ『芸術とマルチチュード』
フランスの映画監督フィリップ・ガレル(Philippe Garrel, 1948-)の最新作『ジェラシー』が9月下旬に公開されることに伴い開催される下記のトークイベントに御出演されます。聞き手は「boid」誌を主宰する樋口泰人さんで、今般「boid」誌では『フィリップ・ガレル読本』を出版されました。『ガレル読本』は「『ジェラシー』をめぐるフィリップ・ガレル最新インタヴュー、青山真治(映画監督)による特別寄稿エッセイ、ガレル映画音楽論、生い立ちと映画作法を解明するキーワード集、関連人物紹介、作品解説ほか」収録とのことです。ちなみに廣瀬さんは寄稿されていません。定価1,500円+税。

廣瀬純、フィリップ・ガレルを語る

場所:ジュンク堂書店 池袋本店 4F喫茶
日時:2014年09月30日(火)19:30~
出演:廣瀬純(現代思想・映画批評家)
聞き手:樋口泰人(boid主宰)

内容:ゴダールとウォーホルに映画を学び、歌姫ニコとともにアンダーグラウンド映画を牽引した孤高の映画作家。わずか16歳で処女作を撮り、神童と呼ばれた男、フィリップ・ガレル。愛と芸術に生きるフランスの映画作家の最新作『ジェラシー』が、9月27日よりいよいよ日本公開されます。その公開に合わせて、ガレル入門書でもあり『ジェラシー』のパンフレットともなっている『フィリップ・ガレル読本』が刊行されました。その刊行を記念して、常に独自の切り口で世界を切り取り、我々を唖然とさせつつ、新たな運動をそこに作り出す哲学者、思想家、廣瀬純がフィリップ・ガレルとガレルが生きてきた時代を語ります。

★ドリーン・マッシーさん(著書:『空間のために』)
今年5月にミネルヴァ書房さんから刊行されたニール・スミス『ジェントリフィケーションと報復都市――新たなる都市のフロンティア』(原口剛訳)の刊行を記念し、今月1日からジュンク堂書店難波店さんでブックフェア「都市の未来」が9月30日まで開催されています。原口さんが選書された約30点のなかにの社会書売場の棚8にて、弊社3月刊のドリーン・マッシー『空間のために』(森正人・伊澤高志訳)が選出されています。原口さんによる選書コメントは以下の通りです。皆様のご来店をお待ちしております。

「現代を代表する地理学者、ドリーン・マッシーの待望の邦訳。マッシーは、ハーヴェイとの長らくの論争でも知られる。ハーヴェイがタワービルのような高みをもつ首尾一貫した理論を構築するのに対し、マッシーはそのような理論から漏れ落ちる要素――差異や他者性、軌跡や異種混淆性――をこそ拾い上げ、しなやかに組み上げていく。なかでも彼女がこだわるのは、「場所」という概念だ。たとえば「場所を開く」といっても、資本の投下に対して開くのと、厄介な他者に対して開くのとでは、話はまったく違ってくる。とするならば、場所はどのような場合に、誰に対して開かれるべきか、あるいは閉じられるべきなのか。そのような繊細な議論のひとつひとつをていねいに論じながら、彼女は「グローバルなもの」に到達しようと試みる。あまりに視野が狭くなってしまった私たちの地図を塗り替えるためにも、欠かせない一冊」。

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by urag | 2014-09-16 13:05 | イベント告知 | Trackback | Comments(0)