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2016年 07月 19日

デリダ動物論シンポジウム

弊社出版物でお世話になっている著訳者の皆さんに関する最近の催事をご紹介します。

★ジャック・デリダさん(著書:『条件なき大学』)
★宮﨑裕助さん(共訳:ド・マン『盲目と洞察』)
★西山達也さん(訳書:サリス『翻訳について』)
★西山雄二さん(訳書:デリダ『条件なき大学』、共訳:『ブランショ政治論集』)
★佐藤嘉幸さん(共訳:バトラー『自分自身を説明すること』『権力の心的な生』)
★郷原佳以さん(共訳:『ブランショ政治論集』)

◎動物をめぐる形而上学的思考の行方――ハイデガーとデリダ
ハイデガー研究会×脱構築研究会共催シンポジウム
Symposium on Heidegger and Derrida: The Animal and the Problem of Metaphysics

日時:2016年7月31日(日)14:00-17:30
場所:立正大学品川キャンパス 5号館521教室(当日は正門よりご入場下さい)
料金:入場無料・予約不要

内容:ハイデガーの1929/30年冬学期講義『形而上学の根本諸概念 世界-有限性-孤独』は、1983年の公刊以来、わけてもその独特な「動物論」によって多くの論者の注目を集めてきた。なかでもこの動物の問題に正面から対決を試みた者として、デリダの名前を挙げないわけにはいかないだろう。『精神について』(1987年)をはじめ、『動物を追う、ゆえに私は(動物で)ある』(2006年)、そしてセミネール『獣と主権者I・II』(2008、2010年)と、晩年に至るまでデリダはハイデガーにおける動物の問題を繰り返し論じ続けた。動物をめぐる形而上学的思考は、いまどこへ向かおうとしているのか。今回のシンポジウムでは、ハイデガー研究とデリダ研究双方の視角からハイデガーの動物論を読み解き、徹底した議論を交わすことにより、その意義と制限を明らかにすることを目指す。

プログラム:
14:00-14:45 提題1:齋藤元紀(高千穂大学)
14:45-15:30 提題2:宮﨑裕助(新潟大学)
15:30-15:40 休憩
15:40-16:10 セッション1:西山達也(西南学院大学)
16:10-16:40 セッション2:川口茂雄(甲南大学)
16:40-17:30 オープンセッション
司会: 瀧将之(東京女子大学)


◎Workshop ジャック・デリダ『獣と主権者 II』を読む

日時:2016年 7月30日(土)13.00-18.00
場所:東京大学(駒場) 18号館4階コラボレーションルーム1
料金:入場無料、事前予約不要
主催:脱構築研究会

内容:ジャック・デリダの死後、講義録(全43 巻)が続々と刊行されており、今回『獣と主権者II』の日本語訳が出版された。『獣と主権者II』では、主要参考文献はわずか二つ、ダニエル・デフォー『ロビンソン・クルーソー』とハイデガー『形而上学の根本諸概念──孤独、世界、有限性』に限定される。十八世紀の漂流記文学と二十世紀の存在論哲学というこの意外な組み合わせを基調としつつ、獣と主権者の問いは世界の問いへと深化していく。今回のワークショップは、翻訳者による各回の解説、識者によるコメント、デリダ研究者による討論で構成される。未読者も既読者も『獣と主権者II 』の魅力に触れることができる、入門的かつ応用的なワークショップである。

プログラム:
13.00 趣旨説明:西山雄二(首都大学東京)
13.10-14.20 セッション1
 第1-2回 解説= 西山雄二  第3-4回  解説=亀井大輔(立命館大学)
 コメント=武田将明(東京大学)
14.20-15.30 セッション2
 第5-6回  解説=荒金直人(慶應義塾大学) 第7回 解説= 西山雄二 
 コメント=佐藤朋子(関東学院大学)
( 15.30-15.45 休憩)
15.45-17.00 セッション3
 第8回  解説=荒金直人 第9-10回  解説=佐藤嘉幸(筑波大学)
 コメント=齋藤元紀(高千穂大学)
17.00-18.00 セッション4
 総合討論: 藤本一勇(早稲田大学)、宮﨑裕助(新潟大学)、郷原佳以(東京大学)

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なお、脱構築研究会のウェブサイトには、第5回Derrida Today国際会議(2016年6月8-11日、ロンドン大学ゴールドスミス校)についての西山雄二さん、宮﨑裕助らによる報告が掲載されています。また、脱構築研究会の論集やデリダの訳書数点が進行中とも聞きます。

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by urag | 2016-07-19 11:03 | イベント告知 | Trackback | Comments(0)
2016年 07月 01日

月曜社フェア@八重洲BC本店人文書

◎月曜社フェア

場所:八重洲ブックセンター本店 4階人文書売場メイン通路沿いフェア台
期間:2016年7月1日~7月31日

このたび八重洲BC様のご厚意により弊社のブックフェアが開催されることになりました。弊社の人文書とその周辺を出品させていただいております。店頭ではあまりお見掛けいただけない書目のほか、版元品切本をかき集めました。平素は一堂に会することのない本ばかりでございます。この機会をぜひご利用いただきますよう念願しております。

★今回出品した版元「品切」本一覧
アガンベン『到来する共同体【初版黄色本】』本体1,800円
クリフォード『ルーツ』本体3,800円
スピヴァク『ポストコロニアル理性批判』本体5,500円
ブランショ『書物の不在【初版朱色本】』本体2,500円 →7月2日現在、売り切れました。
ブランショ『書物の不在【第二版鉄色本】』本体2,500円 →7月5日現在、売り切れました。
ユンガー『パリ日記』本体3,800円 →7月3日現在、売り切れました。
平井浩編『ミクロコスモス(1)初期近代精神史研究』本体3,000円 →7月1日現在、売り切れました。はやっ。
『表象01 人文知の現在と未来』本体1,600円 →7月1日18時現在、売り切れました。はやっ。
『表象04 パフォーマンスの多様体』本体1,800円 →7月5日現在、売り切れました。近日再入荷予定。
『表象05 ネゴシエーションとしてのアート』本体1,800円 →7月5日現在、売り切れました。近日再入荷予定。
『表象08 ポストメディウム映像のゆくえ』本体1,800円
森山大道『新宿+』本体1,905円
森山大道『大阪+』本体1,810円
川田喜久治『地図』本体12,000円 →7月1日18時現在、売り切れました。はやっ。
高柳昌行『汎音楽論集』本体3,600円

※いずれも現品限りです。美本でないもののありますが、ご容赦ください。
※『表象』の既刊号(01~10)全巻揃いでの出品はこれで最後になるかと思います。
※会期中にさらなる目玉(自称)をご用意する準備をしております。後日発表いたします。

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by urag | 2016-07-01 15:37 | イベント告知 | Trackback | Comments(0)
2016年 03月 24日

哲学書房フェア、売れ筋や会期延長情報など

哲学書房の出版物を取り揃えた回顧フェアが以下の通り都内3店舗で絶賛開催中です。好評につき会期延長となっていますので、最新情報を下記に列記いたします。哲学書房はすでに廃業されており、版元在庫はありませんので、店頭販売はこの3店舗を頼るほかありません。なお、「季刊哲学第12号」については3店舗では展開されておらず、弊社直販のみの扱いとなります。フェアでは、中野幹隆さんが手がけられた書籍一覧の年表がレジュメとして無料配布されています。貴重な資料です。

◎哲学書房を《ひらく》――編集者・中野幹隆が遺したもの

売れ筋ベスト5:
山内志朗『笑いと哲学の微妙な関係』
中沢新一ほか『季刊哲学2号=ドゥンス・スコトゥス』
中村元ほか『季刊哲学9号=神秘主義』
大森荘蔵ほか『季刊哲学10号=唯脳論と無脳論』
稲垣良典ほか『季刊哲学11号=オッカム』

◆ジュンク堂書店立川高島屋店(2月26日オープン)
場所:6Fフェア棚
期間:2月26日(金)~4月20日(水)
住所:立川市曙町2-39-3 立川高島屋6F
営業時間:10:00~21:00
電話:042-512-9910

ジュンク堂さん手作りの資料は無料配布中。
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店頭に1冊しかない本はどうぞお早めに。
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◆ジュンク堂書店池袋本店
場所:4F人文書売場
期間:3月1日(火)~4月20日(水)
住所:豊島区南池袋2-15-5
営業時間:月~土10:00~23:00/日祝10:00~22:00
電話:03-5956-6111

池袋本店ではエスカレーターを上がって右手壁面で展開中。
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「セーマ」誌は中野さんが手がけられた最後の雑誌です。貴重!
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◆丸善丸の内本店
場所:3F人文書売場(Gゾーン)
期間:3月1日(火)~4月17日(日)※延長の可能性あり
住所:千代田区丸の内1-6-4 丸の内オアゾショップ&レストラン1~4F
営業時間:9:00~21:00
電話:03-5288-8881

丸の内本店では蓮実重彦『陥没地帯』が早々に完売したとのこと。
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フェアタイトルにもなっている「哲学書房を開く」は会社設立挨拶から採られています。 「フィロギア」というのは原文では「フィロロギア」です。
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なお、弊社(月曜社)では「季刊哲学」「季刊ビオス」「羅独辞典」を直販にて絶賛販売中です。弊社での売れ筋ナンバー1は「羅独辞典」です。

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by urag | 2016-03-24 11:55 | イベント告知 | Trackback | Comments(0)
2016年 03月 16日

「紙と印刷のフェア」@カネイリ・ミュージアムショップ6

せんだいメディアテーク(仙台市青葉区春日町2-1)の1Fにある「KANEIRI Museum Shop 6」では現在「紙と印刷のフェア」の後期が今週月曜日から始まっています。紙モノのメーカーの製品や出版社の書籍などに使用されている紙の特性や印刷加工技術に注目したユニークなフェアです。参加しているメーカーや出版社は以下の通り。

7 days cards、福永紙工、ララデザイン、赤々舎、朝日出版社、カラマリインク、月曜社、研究社、青幻舎、大福書林、竹尾、ナナロク社、パイ・インターナショナル、プランクトン、プチグラパブリッシング、ミシマ社、港の人、リトルモア、HeHe、ONE STROKE、TOTO出版、YK Publishing。

弊社からは『曽根裕|Perfect Moment』を出品。ブックデザインを手がけられたカラマリインクの尾中俊介さんが本の紹介文をお書きになっておられます。裏表紙をわざわざ破った加工が施されている真っ白な本で、店頭販売をしているお店はごく少数です。ネット書店でももう販売していませんので、この機会をぜひご利用いただけたら幸いです。フェアの会期は4月3日まで。3月27日(日)にはメディアテークとの協同イベント「活版印刷体験」が開催されるそうですがすでに定員いっぱいとのことです。

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いよいよ来週月曜日、福岡で皆さんにお目に掛かります。この激動期に出版とは何か、本を作ることと売ることについて、工藤さんや会場の皆さんと議論してみたいと念願しております。どうぞよろしくお願いいたします。

◎トークイベント「今、出版を続けるための方法

日時:2016年3月21日月曜日 15:00~17:00(予定)
場所:福岡パルコ新館6Fタマリバ6

ゲスト:
工藤 秀之(株式会社トランスビュー代表取締役)
小林 浩(有限会社月曜社取締役)

参加方法:
・フタバ図書福岡パルコ新館店レジカウンターにてチケットをご購入ください。
・席代 1,000円(税込) ドリンク1杯つき
・募集人数 30名(定員に達し次第終了させていただきます)

主催:フタバ図書福岡パルコ新館店(問い合わせ電話番号092-235-7488 担当:神谷)

内容:今大きな転換期を迎えている出版業界にあって、独自の方法をもって奮闘する出版社の経営者のお2人をお迎えし、業界の現状の徹底的な分析を踏まえた、“今、出版を続けるための方法”についての議論を行っていただきます。お2人は現在発売中の「ユリイカ2016年3月臨時増刊号『出版の未来』で 『構造変動期の出版流通と営業』というテーマで対談をなさっていますが、ここで語られた内容についてもさらに思考を深めていく試みになればと思います。業界関係者はもちろん、これから出版を目指す人、本を愛する日々を送る読者の皆様も必聴のイベントです。
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by urag | 2016-03-16 16:24 | イベント告知 | Trackback | Comments(0)
2016年 03月 03日

工藤×小林トークイベント「今、出版を続けるための方法 」

今月下旬の祝日に以下のイベントに出演させていただくことになりました。

◎トークイベント「今、出版を続けるための方法

日時:2016年3月21日月曜日 15:00~17:00(予定)
場所:福岡パルコ新館6Fタマリバ6

ゲスト:
工藤 秀之(株式会社トランスビュー代表取締役)
小林 浩(有限会社月曜社取締役)

参加方法:
・フタバ図書福岡パルコ新館店レジカウンターにてチケットをご購入ください。
・席代 1,000円(税込) ドリンク1杯つき
・募集人数 30名(定員に達し次第終了させていただきます)

主催:フタバ図書福岡パルコ新館店(問い合わせ電話番号092-235-7488 担当:神谷)

内容:今大きな転換期を迎えている出版業界にあって、独自の方法をもって奮闘する出版社の経営者のお2人をお迎えし、業界の現状の徹底的な分析を踏まえた、“今、出版を続けるための方法”についての議論を行っていただきます。お2人は現在発売中の「ユリイカ2016年3月臨時増刊号『出版の未来』で 『構造変動期の出版流通と営業』というテーマで対談をなさっていますが、ここで語られた内容についてもさらに思考を深めていく試みになればと思います。業界関係者はもちろん、これから出版を目指す人、本を愛する日々を送る読者の皆様も必聴のイベントです。
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by urag | 2016-03-03 11:10 | イベント告知 | Trackback | Comments(0)
2016年 02月 25日

ブックフェア「哲学書房を《ひらく》」@ジュンク堂書店・丸善

先月末で廃業された哲学書房さんの出版物を取り揃えた回顧フェアが以下の通り都内3店舗で行われます。一番手は明日2月26日オープンのジュンク堂書店立川高島屋店さんです。

◎哲学書房を《ひらく》――編集者・中野幹隆が遺したもの

◆ジュンク堂書店立川高島屋店(2月26日オープン)
場所:6Fフェア棚
期間:2月26日(金)~3月下旬
住所:立川市曙町2-39-3 立川高島屋6F
営業時間:10:00~21:00
電話:042-512-9910

◆ジュンク堂書店池袋本店
場所:4F人文書売場
期間:3月1日(火)~4月上旬
住所:豊島区南池袋2-15-5
営業時間:月~土10:00~23:00/日祝10:00~22:00
電話:03-5956-6111

◆丸善丸の内本店
場所:3F人文書売場(Gゾーン)
期間:3月1日(火)~4月17日(日)
住所:千代田区丸の内1-6-4 丸の内オアゾショップ&レストラン1~4F
営業時間:9:00~21:00
電話:03-5288-8881

なお、哲学書房さんの廃業については「東京新聞/中日新聞」2016年2月22日(月)夕刊の「大波小波」欄に「哲学書房がなくなった」という記事が載っており、オンラインでは有料で読むことができます。

2月26日追記:ジュンク堂書店高島屋店さんを訪問された作品社さんがフェアについて写真付きでツイートされています。
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by urag | 2016-02-25 18:32 | イベント告知 | Trackback | Comments(0)
2016年 02月 19日

「紀伊国屋じんぶん大賞2016」発表

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◎「紀伊國屋じんぶん大賞2016――読者と選ぶ人文書ベスト30」連動フェア

期間:開催中~3月上旬 
場所:紀伊國屋書店新宿本店3階

毎年恒例の「紀伊國屋じんぶん大賞―─読者と選ぶ人文書ベスト30」の2016年版が発表されました。大賞は、岸政彦さんの『断片的なものの社会学』(朝日出版社)です。受賞コメントは上記リンクでお読みいただけるほか、現在同チェーンの主要店で展開中の連動ブックフェアの店頭にて無料配布中の記念小冊子でもご覧になれます。同冊子には読者推薦コメントのほか、斎藤哲也さん、山本貴光さん、吉川浩満さんの三氏による特別鼎談も収録されています。

連動フェアの概要は以下の通りです。

①「紀伊國屋じんぶん大賞2016」ベスト30フェア
「読者と選んだ人文書ベスト30作品」を展示中。記念小冊子も無料配布中です。

②「「じんぶん」のモンダイを語る――2015年の人文書を振り返って」フェア
小冊子特別鼎談を記念し、斎藤哲也さん、山本貴光さん、吉川浩満さんによる選書フェアを開催中。

③文化系トークラジオLife「文化系大新年会――2015年のオススメ本はこれだ!」フェア
TBSラジオLifeパーソナリティ陣による、「2015年のオススメ本」選書フェアを開催中。

また、同大賞2位に選出された森田真生さんの『数学する身体』(新潮社)関連のフェア「森田真生をめぐる宇宙――【じんぶんや】特別企画『みんなのミシマガジン×森田真生 0号』刊行記念」が、紀伊國屋書店新宿本店4階で3月上旬まで開催されているとのこと。このフェアでは、森田さん選書「私をつくった○冊の本」に加え、『みんなのミシマガジン×森田真生 0号』の執筆・制作に携わられた小田嶋隆さん、榎本俊二さん、池上高志さん、立川吉笑さん、山縣良和さん、矢萩多聞さん、そして、「みんなのミシマガジン」編集長・三島邦弘さんの著書と関連書も展開中だそうです。

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さらに、紀伊國屋書店新宿本店3階、グランフロント大阪店では同じく3月上旬まで、『現代思想 2016年1月号:ポスト現代思想』ならびに『現代思想 2016年3月臨時増刊号:人類学のゆくえ』の刊行を記念したブックフェア「ポスト現代思想――新しい思想のダイアグラム」が開催中です。フェア企画趣旨に曰く「「思弁的実在論(Speculative Realism)」や「新しい唯物論(New Materialism)」、「オブジェクト指向存在論(Object-Oriented Ontology)」、そして、「人類学」のあたらしい潮流――当フェアでは、現代思想の最先端の議論を紹介しながら、「新しい思想のダイアグラム」を探っていきます」とのこと。リンク先では出品書目一覧とともに、青土社営業部さんが作成されたという「ポスト現代思想相関図」が掲出されています。フェアでは和書だけでなく未訳の注目洋書も店頭販売されていて、非常に意欲的な催事となっています。

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by urag | 2016-02-19 13:50 | イベント告知 | Trackback | Comments(0)
2015年 12月 07日

ドキュメンタリー映画『カメラになった男—写真家 中平卓馬』上映会

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★中平卓馬さん(写真集:『都市 風景 図鑑』)
★森山大道さん(写真集:『犬と網タイツ』ほか多数)
小原真史監督によるドキュメンタリー映画「カメラになった男—写真家 中平卓馬」(2003年/DVD/カラー/91分)の特別上映会が、2016年1月10日から1月17日までの8日間、新宿のphotographers’ galleryにて開催されます。映画には中平さんはもちろん、森山さんや荒木経惟さん、東松照明さんも出演されています。詳しくは下記リンクをご覧ください。

ドキュメンタリー映画『カメラになった男—写真家 中平卓馬』上映会
日時:2016年1月10日(日)~17日(日)
上映時間:1)13:00~14:40/2)15:00~16:40/3)17:00~18:40
会場:photographers’ gallery(新宿区新宿2-16-11-401)
鑑賞料:1000円 ※各回入れ替え制
定員:20名・当日先着順 ※上映開始時間30分前より整理券を配布します。
※初日最終回上映後に小原真史監督のミニトークあり。

内容:1960年代から70年代にかけて、先鋭的な写真と言葉で「政治の季節」を牽引した中平卓馬は、写真家としてはスランプに陥り77年に病に倒れた。記憶と言葉の大部分を失うこととなったが、それ以降、写真を撮ることが生活のほとんどすべてとなった。本作では中平に3年間密着、横浜の自宅周辺を日々撮影する姿や失われた記憶をなぞるようにかつて訪れた沖縄へと向かう姿を追った。


★鵜飼哲さん(共訳:ジュネ『公然たる敵』)
photographers’ galleryの機関誌「photographers’ gallery press」の第13号が発売されました。鵜飼哲さんによる講演「「どこにいても」――墓とその代補をめぐって」(26-38頁)が掲載されています。これは、ICANOF第12回企画展「矢野静明――種差 ENCLAVE」(2014年8月22日~9月15日)特別プログラムとして開催されたレクチュアに加筆修正をして収録したもの、とのことです。なお、第13号ではディディ=ユベルマンの論考「なんという感動!なんという感動?」(橋本一径訳、69-85頁)が収録されているほか、既刊号に掲載されていたディディ=ユベルマン、バッチェン、マイケル・フリードのインタヴューが再録されています。目次詳細は号数のリンク先をご覧ください。
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by urag | 2015-12-07 09:42 | イベント告知 | Trackback | Comments(0)
2015年 10月 07日

お知らせなど:ガンディー、鶴見俊輔、ホホホ座

弊社出版物でお世話になっている著者の皆様の最近のご活躍をご紹介します。

★ショラル・ショルカルさん(著書:『エコ資本主義批判』)
マハトマ・ガンディーの生誕日(10月2日)を記念してブログに「The Environment of India's Silicon Valley Capital Bangalore - a few pictures」と題したエントリーを投稿されています。ショルカルさんは「賛成できない点がいくつかあるとはいえ、私はガンディーのことを現代世界における最初にしてもっとも必然的な環境保護主義者としてたいへん尊敬している」とメールで教えてくれました。

エントリーでは1928年のガンディーの言葉を紹介するとともに、「ガーディアン」紙で報じられたインドの「シリコンバレー」と呼ばれるバンガロールにおける湖の汚染の写真を紹介しています。ガンディーの言葉はこうです。「たった一つの小さな島国(イギリス)の経済的帝国主義が世界を鎖で縛りつけ続けている。もし〔インドの当時の〕全国民3億人がイギリスと似たような経済的搾取を始めるならば、イナゴのように世界を丸裸にしてしまうだろう」。

バンガロールの湖が化学汚染によって大量の白い泡で満たされ、その泡が沿岸の街まで吹き飛ばされている写真に言及しながら、ショルカルさんはこう述べています。「これは第三世界がより豊かになり同時により人口が増えていくことに対して払う代償のほんの一部に過ぎない。インドの現在の人口はざっと13億人なのだ」。


★上野俊哉さん(著書:『アーバン・トライバル・スタディーズ』)
『現代思想』2015年10月臨時増刊号「総特集=鶴見俊輔」に、「The Wrong Goodbye、あるいは「かくれホワイトヘッド」について」(180-189頁)と題した論文を寄稿されています。末尾近くで上野さんはこう論じられています。

「二つの矛盾し、対立する観念や論理がある場合、これを総合、統一した原理をすぐには思い描かない思考、いったん止まって考えている営みの「持続可能性」を鶴見はつねに目指そうとした。これは単に弁証法や二項対立の思考様式の拒否ではない。むしろ、対立を極限までおしすすめてみることであり、ときにこの対立のなかに、総合の手前で、そして来るべき総合のあとにもあるかもしれない「どちらもいい」を意志的に選びとる身ぶりである。そしてこの立場はときに「どちら(で)もいい」という微調整も受けいれる。強制されない、管理されずに、(権)力と向きあうために、また自らのうちに作動する権力やシステムを直視しながら、その「空気を読まず、空気を抜く」ためにそうする。/言いかえれば、それぞれの契機や要素が、自らのなわばり(作動領域)をはみだしながら、しかしなお自らの特異性をはらみながら――保つ(留保する)のではない!――お互いの意味を互いに逸れながら同時に内包する/含意する「どちら(で)もいい」inclusive or、そんな相互的内包mutual inclusionを鶴見の思考は一貫して追いつづけていた」(188頁)。

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私事で恐縮ですが、今月25日、AZ KYOTOさん主催のイベント「京都で出版社をつくる(には)」第1回のゲストとして出演させていただくことになりました。ホストはホホホ座さんの山下賢二さんと松本伸哉さんです。すでに参加申込が定員に達してしまったようです。ご報告が遅くなりすみません。皆様にお目に掛かるのを楽しみにしております。

◎【イベント】「第1回 京都で出版社をつくる(には)」ホホホ座 × 月曜社取締役 小林浩

【日時】2015年10月25日(日)14:00~17:00
【会場】Impact Hub Kyoto
〒602-0898 京都府京都市上京区相国寺門前町682
京都駅から地下鉄烏丸線「鞍馬口駅」で下車。1番出口から南(今出川通、同志社大学方面)へ歩き、Daily Yamazakiを超えてすぐ。徒歩3分程度。
【参加費】1,500円
【スケジュール】
13:30~ 開場
14:00~ トークイベント開始
15:00~ 休憩
15:10~ 再開
15:30~ 質疑応答
16:00  終了
~17:00 ゲスト・参加者による交流会

【内容】リトルプレスやZINEをつくるのもいいですが、いっそ出版社をつくってみてはいかがでしょうか。つくる人がいて、読む人がいます。でも私たちは本をつくっている人のことをほとんど知りません。出版社の「中の人」のことを知ることで本がもっと身近なものになります。そしてじぶんも本をつくりたくなってきます。そんな人がたくさん現れて新しい出版社ができれば、京都の出版文化がもっとにぎやかになるはずです。読む人も、つくりたい人も、つくっている人も、「本」を愛するすべての人のための連続イベントが開幕します。第1回目のゲストは月曜社の取締役小林浩さん。ホストはご存知ホホホ座のメンバー、山下さんと松本さん。本のつくりかた、売りかた、出版社のつくりかたを知る、絶好の機会です。京都の本好きはふるってご参加ください!!!「そもそも出版社って ? (リトルプレスをつくってるだけじゃ出版社といえないの ? )」」「本をつくるのにどんな人がかかわっているの?」「本をつくるのにどのくらい(お金・時間)がかかるの?」「自分がつくった本を本屋さんで置いてもらえるの?」「出版社って儲かるの?」「ひとりで出版社ってつくれるの?」などなど、知らないことをなんでも聞いてください。つくるプロと売るプロが全部お答えいたします!!

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by urag | 2015-10-07 17:44 | イベント告知 | Trackback | Comments(0)
2015年 09月 17日

映像作家パトリック・キーラーの「ロビンソン三部作」上映会

弊社出版物でお世話になった著訳者の方々の最近のご活躍をご紹介します。

★木内久美子さん(共訳:ポール・ド・マン『盲目と洞察』)
★ドリーン・マッシーさん(著書:『空間のために』)
比較文化研究者であり東京工業大学准教授の木内さんがイギリスの映像作家キーラーの「ロビンソン三部作」の上映会を以下の通り企画されています。「上映に合わせて、映画関連資料、キーラー監督との編者とのインタヴュー記事(日・英)、マッシー先生のエッセイ「風景/空間/政治」の日本語訳を含む、小冊子を発行いたします。劇場でお手にとってごらんください。今後の上映情報、キーラー監督や作品についての情報はTwitterにてご覧ください」とのことです。

◎企画趣旨

来る10月から12月にかけて、東京・神戸・名古屋で、イギリスの映像作家パトリック・キーラー(Patrick Keiller, 1950‐)のロビンソン三部作を上映いたします。イギリスでは「風景映画」の先駆的な作家として知られる映像作家です。「ロビンソン三部作」では、 風景の見方を主体的に選び取ることによって、世界を変換する可能性が模索されています。

「風景」とはつねに見えている世界から「切り取られ」ているものです。この「切り取り」は、概してあまり意識されずに行われがちですが、実際には既存の慣習やステレオタイプに規定されており、私たちの気づかぬうちに世界をある方向へと動かしてしまっているかもしれないものです。裏を返せば、切り取られた風景は私たちの世界や物事へのまなざしをうつす鏡であり、それを意識的に見つめなおしてみることは、私たちの世界に対するまなざしについて考える第一歩にもなりえます。

「ロビンソン三部作」は、イギリスを中心とするヨーロッパ文化圏の歴史・政治・社会・文化(建築・文学など)についての膨大な知識を参照しながら、私たちの身近にありながら、私たちには見過ごされている複数の世界のありかたを、風景の積み重ねとユニークな語りとの組み合わせによって提示しています。この機に多くの方にロビンソン三部作をご高覧いただければ幸甚に存じます。

◎上映スケジュール

東京
日程:10月16日 (金)、17日(土)
会場:アテネフランセ文化センター(御茶ノ水)
スケジュール:
16日(金)
14:10ロンドン(82分)
16:10空間のロビンソン(78分)
18:00廃墟のロビンソン(101分)/トーク:萩野亮(映画批評家)+木内久美子
17日(土)
14:1013:10ロンドン(82分)
16:1015:10空間のロビンソン(78分)
18:0017:00廃墟のロビンソン(101分)/トーク:佐藤元状(英文学者・映画研究者)×木内久美子

神戸
日程:11月6日 (金)、11月7日(土)
会場:神戸映画資料館(新長田)
スケジュール:
6日(金)
13:00『ロンドン』+ティーチイン(木内久美子)
15:00『空間のロビンソン』
16:40『廃墟のロビンソン』
7日(土)
13:50『ロンドン』+ティーチイン(木内久美子)
15:50『空間のロビンソン』
17:30『廃墟のロビンソン』
19:20 トーク(木内久美子)[無料]

名古屋
日程:11月29日 (日)~12月6日(日)のいずれかの日(第20回 アートフィルムフェスティバル)
会場:愛知芸術文化センター10階12階・アートスペースA

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by urag | 2015-09-17 18:15 | イベント告知 | Trackback | Comments(0)