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カテゴリ:イベント告知( 266 )


2017年 05月 23日

イベント続報:首都大講演、ゲンロンカフェ

首都大での講演が明日に迫りました。発表用レジュメ(A4用紙7枚=A3用紙裏表2枚)をお配りします。前半では出版不況期の20年間を既成の出版社ではない「サブプレイヤーの台頭期」と位置づけて概説し、後半では読書論と書物論を通じて出版社の存在意義を見直します。質疑応答の時間もあるので、お越しの皆様と意見交換できれば幸いです。入場無料、予約不要です。

◎講演会「人文書出版と業界再編――出版社と書店は生き残れるか」

日時:2017年5月24日(水)16.20-18.00
場所:首都大学東京(南大沢)国際交流会館 中会議室
講師:小林浩(月曜社取締役・編集者)
司会:西山雄二(首都大学東京准教授)
料金:入場無料、事前予約不要

内容:出版業界は激動期に突入しています。自費出版社が中堅版元を吸収し、新古書店がセレクト書店チェーンを傘下におき、大手印刷会社が書店や出版社を次々に買収しています。ネット通販会社が取次の大株主となり、IT関連企業と大出版社が合併しました。電子出版はジャンルによっては紙媒体の売上を上回るようになり、ネット書店最大手の販売力はリアル書店最大手のそれを凌駕しています。リアル書店は書籍だけでは売上を維持できず、文具や雑貨の売場、カフェなどを併設するのが当たり前になりつつあり、このトレンドは図書館にまで影響を及ぼしています。紙媒体の雑誌は広告収入が減少し、専門書の初版部数もまた減少しています。もはや戦後の従来の体制を維持できなくなりつつある出版界で、出版社は、書店は、物流は、人文書は、どう変わっていくのでしょうか。著者や読者はそこにどう巻き込まれていくのでしょうか。出版界に明るい未来はあるのでしょうか。五里霧中とも言える不透明な業界再編の現実について、零細出版社の立場から証言し、展望します。そして、誰しもが納得しうる万能な解決策の提示ではなく、出版の、書物の原点を再確認したいと思います。(講師・記)


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ゲンロンカフェさんでのトークイベントに多数のご予約をいただいたため(23日現在55名様)、57席から80席に増席されたそうです。皆様とお目に掛かれるのを楽しみにしております。辻山さんの著書『本屋、はじめました』(苦楽堂、2017年1月)や、辻山さんと竹田さんの発言が読める『これからの本屋』(書肆汽水域、2016年5月)、竹田さんが創刊された文芸誌「草獅子(そう・しし)」第1号(双子のライオン堂、2016年11月)などをお読みになっていただきますと、今回のイベントがより楽しめるのではないかと思います。なお動画配信もあるようなので(チャンネル会員:無料、一般:1000円)、どうぞよろしくお願いいたします。

◎辻山良雄(Title)× 竹田信弥(双子のライオン堂)× 小林浩(月曜社)「出版不況が叫ばれるいま、なぜあえて本屋をはじめたのか

日時:2017年5月31日(水)19:00-21:30
会場:ゲンロンカフェ(東京都西五反田1-11-9 司ビル6F)
料金:2,600円(前売券 1ドリンク付 ※当日、友の会会員証/学生証提示で500円キャッシュバック)

※友の会会員限定最前列席:2,600円(前売分 1ドリンク付、共有サイドテーブル・電源あり ※ キャッシュバックはありません ※複数予約される場合はお連れの方が会員でなくても結構です)

イベント概要:出版ベンチャーとして成長を続けるゲンロンが、出版業界・書店業界のこれからについて考えるイベントを行います。/すでに20年にわたり、出版業界全体の売上は落ち込み続けています。この間に倒産した出版社、閉店した書店は数え切れません。一方で、この厳しい状況のなか、希望を持ってこの業界で挑戦し続けている方々もいます。/話題の新刊『本屋、はじめました』の著者である辻山良雄さんは、長く全国のリブロで勤務した経験を活かし、本屋Titleの店主としてさまざまな試みを行っています。一方、もともとネット古書店として創業し現在は赤坂に実店鋪を構える双子のライオン堂の竹田信弥さんは、独特の選書サービスで読書家を魅了し続け、各方面で話題となっています。/そんな新しいタイプの本屋を運営するおふたりとともに、出版業界の状況について積極的な情報発信を行っている月曜社の小林浩さんをお迎えし、本を作り、本を売り続けるために必要なことは何か、さまざまな視点から考え、語り合っていただきます。

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by urag | 2017-05-23 09:58 | イベント告知 | Trackback | Comments(0)
2017年 05月 01日

大竹昭子「写真とことばの編集術」@Title/吉田昌平展覧会 「新宿(コラージュ)」@B GALLERY

★大竹昭子さん(編書:内田美紗+森山大道『鉄砲百合の射程距離』)
今月(2017年5月)下旬発売予定の弊社新刊『鉄砲百合の射程距離』の刊行を記念し、編者の大竹さんが以下のレクチャーを行います。なお、さる4月27日に森岡書店銀座店にて行われた大竹さんのトークショウについては「大竹昭子のカタリココ」の記事「内田美紗さんと森山大道さんをゲストに、ことばと写真の関係を探りました。」をご覧ください。また、大竹さんは亜紀書房さんより『間取りと妄想』という新刊を近く上梓されるとのことです。

◎大竹昭子「写真とことばの編集術

日時:2017年5月26日(金)19:30~21:00
会場:Title 1階特設スペース
料金:1000円+1ドリンク500円
定員:25名

内容:長年、ことばと写真の両方に関わってきた大竹昭子さんによる”ことばと写真の良い関係”を探るレクチャーです。最近、大竹さんは内田美紗さんの俳句と森山大道さんの写真をセレクトして、俳句写真集『鉄砲百合の射程距離』を編集しました。ことばが写真に、あるいは写真がことばに寄りかかることなく、互いが独立した存在として刺激しあうにはどうすればよいか。本書をテキストにしながら、観客のみなさんとともに考えます。

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★森山大道さん(写真集:『新宿』『新宿+』『ニュー新宿』『大阪+』『Osaka』『パリ+』『ハワイ』『NOVEMBRE』『にっぽん劇場』『何かへの旅』『オン・ザ・ロード』『カラー』『モノクローム』『犬と網タイツ』、エッセイ集:『通過者の視線』、対談集:『絶対平面都市』)
森山大道さんの伝説的写真集『新宿』(月曜社、2002年)を解体し、全てのページを素材として使用しコラージュした全128点からなる作品集『Shinjuku(Collage)』が、内沼晋太郎さん率いるnumabooksの書籍出版第一弾として刊行されます。その中から厳選した作品の展示、販売が5月19日より行われ、さらに森山さん自身をゲストに迎えたアーティスト・トークも開催されます。

◎吉田昌平展覧会 「新宿(コラージュ)

日時:2017年5月19日(金) 〜 6月4日(日) 11:00 - 20:00<会期中無休>
場所:B GALLERY(新宿 / BEAMS JAPAN 5F;新宿区新宿3-32-6)
電話:03-5368-7309

内容:B GALLERYでは初となる吉田昌平の展覧会を開催します。吉田昌平は、書籍のデザインや展覧会のアートディレクションといった仕事をする傍ら、アーティストとしてコラージュ作品を数多く制作、発表しています。彼の欲と衝動に溢れた、大胆かつ自由で美しいコラージュは、森山作品に新たな息吹を与えています。どうぞご期待ください。「ぼくは吉田さんのコンセプトによって、すでにぼくの手から離れた〈もうひとつの新宿〉風景の中を歩き回れることを楽しみにしている」(森山大道)。

◎アーティスト・トーク:吉田昌平
ゲスト:森山大道(写真家)、杉江宣洋(『BRUTUS』副編集長)
日時:2017年6月3日(土) 18:00〜19:30
会場:B GALLERY
予約定員制:先着30名様 ※ご予約はB GALLERYまで

◎書籍『Shinjuku(Collage)』
コラージュ:吉田昌平
写真:森山大道『新宿』(月曜社)
編集・発行:numabooks
定価:5,800円(税別)
ブックデザイン:吉田昌平(白い立体)
仕様:w182×h247mm/256p シリアルナンバー付き・スリーブケース入り
ISBN:978-4-909242-00-6
2017年4月11日より、クラウドファンディング・プラットフォーム「CAMPFIRE」にて先行予約受付中(~5月17日(水)23:59)。5月19日より展示会場にて先行発売し、その後6月末まで、一部の書店にて限定先行発売。7月1日より、トランスビュー扱いにて、全国書店に一般流通を開始予定。

◎作家紹介:吉田昌平(よしだしょうへい) / アートディレクター、グラフィックデザイナー。1985年、広島県生まれ。桑沢デザイン研究所卒業後、デザイン事務所「ナカムラグラフ」での勤務を経て、2016年「白い立体」として独立。カタログ・書籍のデザインや展覧会ビジュアルのアートディレクションなどを中心に活動。その傍ら、アーティストとして字・紙・本を主な素材・テーマとしたコラージュ作品を数多く制作発表する。2016年、雑誌『BRUTUS』(マガジンハウス)No.818「森山大道と作る写真特集」への参加を契機に、森山大道氏の写真集を素材としたコラージュ作品の制作を始める。作品集に『KASABUTA』(2013年/WALL)がある。

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by urag | 2017-05-01 23:06 | イベント告知 | Trackback | Comments(0)
2017年 04月 25日

本日スタート:森山大道写真展@森岡書店銀座店

来月中旬に全国主要書店にて発売となる予定の弊社新刊『鉄砲百合の射程距離』の発刊を記念した「森山大道写真展」が本日より銀座の森岡書店さんでスタートしました。5月7日まで開催(4月30日は休店)。内田美紗さんによる俳句の数々と森山大道さんの写真が織りなす独特な世界観をご堪能いただけます。会期中は森山大道さんのオリジナルプリントも販売されています。

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by urag | 2017-04-25 15:06 | イベント告知 | Trackback | Comments(0)
2017年 04月 24日

「人文書出版と業界再編――出版社と書店は生き残れるか」@首都大学東京

◎講演会「人文書出版と業界再編――出版社と書店は生き残れるか」

日時:2017年5月24日(水)16.20-18.00
場所:首都大学東京(南大沢)国際交流会館 中会議室
講師:小林浩(月曜社取締役・編集者)
司会:西山雄二(首都大学東京准教授)
料金:入場無料、事前予約不要

内容:出版業界は激動期に突入しています。自費出版社が中堅版元を吸収し、新古書店がセレクト書店チェーンを傘下におき、大手印刷会社が書店や出版社を次々に買収しています。ネット通販会社が取次の大株主となり、IT関連企業と大出版社が合併しました。電子出版はジャンルによっては紙媒体の売上を上回るようになり、ネット書店最大手の販売力はリアル書店最大手のそれを凌駕しています。リアル書店は書籍だけでは売上を維持できず、文具や雑貨の売場、カフェなどを併設するのが当たり前になりつつあり、このトレンドは図書館にまで影響を及ぼしています。紙媒体の雑誌は広告収入が減少し、専門書の初版部数もまた減少しています。もはや戦後の従来の体制を維持できなくなりつつある出版界で、出版社は、書店は、物流は、人文書は、どう変わっていくのでしょうか。著者や読者はそこにどう巻き込まれていくのでしょうか。出版界に明るい未来はあるのでしょうか。五里霧中とも言える不透明な業界再編の現実について、零細出版社の立場から証言し、展望します。そして、誰しもが納得しうる万能な解決策の提示ではなく、出版の、書物の原点を再確認したいと思います。(講師・記)


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by urag | 2017-04-24 09:26 | イベント告知 | Trackback | Comments(0)
2017年 04月 11日

辻山良雄×竹田信弥×小林浩「出版不況が叫ばれるいま、なぜあえて本屋をはじめたのか」

ゲンロンカフェさんのトークイベントに登壇させていただくことになりました。皆様とお目に掛かれるのを楽しみにしております。

◎辻山良雄(Title)× 竹田信弥(双子のライオン堂)× 小林浩(月曜社)「出版不況が叫ばれるいま、なぜあえて本屋をはじめたのか

日時:2017年5月31日(水)19:00-21:30
会場:ゲンロンカフェ(東京都西五反田1-11-9 司ビル6F)
料金:2,600円(前売券 1ドリンク付 ※当日、友の会会員証/学生証提示で500円キャッシュバック)

※友の会会員限定最前列席:2,600円(前売分 1ドリンク付、共有サイドテーブル・電源あり ※ キャッシュバックはありません ※複数予約される場合はお連れの方が会員でなくても結構です)

イベント概要:出版ベンチャーとして成長を続けるゲンロンが、出版業界・書店業界のこれからについて考えるイベントを行います。/すでに20年にわたり、出版業界全体の売上は落ち込み続けています。この間に倒産した出版社、閉店した書店は数え切れません。一方で、この厳しい状況のなか、希望を持ってこの業界で挑戦し続けている方々もいます。/話題の新刊『本屋、はじめました』の著者である辻山良雄さんは、長く全国のリブロで勤務した経験を活かし、本屋Titleの店主としてさまざまな試みを行っています。一方、もともとネット古書店として創業し現在は赤坂に実店鋪を構える双子のライオン堂の竹田信弥さんは、独特の選書サービスで読書家を魅了し続け、各方面で話題となっています。/そんな新しいタイプの本屋を運営するおふたりとともに、出版業界の状況について積極的な情報発信を行っている月曜社の小林浩さんをお迎えし、本を作り、本を売り続けるために必要なことは何か、さまざまな視点から考え、語り合っていただきます。

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by urag | 2017-04-11 15:52 | イベント告知 | Trackback | Comments(0)
2017年 04月 05日

星野太×塩津青夏「美学的崇高 vs. 修辞学的崇高?」@NADiff名古屋

◎トークイベント:星野太×塩津青夏「美学的崇高 vs. 修辞学的崇高?――崇高における像と言語」(星野太『崇高の修辞学』(月曜社)刊行記念トーク
出演:星野太(美学・表象文化論)× 塩津青夏(美術史学)
日時 :2017年4月23日(日)18:30-20:30(開場 18:00)
会場:NADiff愛知(愛知県名古屋市東区東桜1-13-2 愛知芸術文化センターB2F)
定員:50名
料金:500円
参加方法: ご希望日、ご参加を希望される方のお名前、お電話番号、ご参加人数を明記の上、イベント名のリンク先からメールにてご予約ください。 お電話(TEL : 052-972-0985)でも承っております。なお、当日キャンセルはお断りしております。

星野太(ほしの・ふとし): 1983年生まれ。美学、表象文化論。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)。現在、金沢美術工芸大学講師。著書に『崇高の修辞学』(月曜社、2017年)、共著に『コンテンポラリー・アート・セオリー』(イオスアートブックス、2013年)、共訳書にカンタン・メイヤスー『有限性の後で』(共訳、人文書院、2016年)などがある。

 
塩津青夏(しおつ・せいか): 1985年生まれ。美術史学。名古屋大学大学院文学研究科修士課程修了。修士(文学)。2010年より愛知県美術館学芸員。2017年4月より、トリエンナーレ推進室で勤務。愛知県美術館で担当した主な展覧会に「ピカソ、天才の秘密」(2016年)などがある。


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by urag | 2017-04-05 15:59 | イベント告知 | Trackback | Comments(0)
2017年 03月 29日

ブックフェア「19世紀フランス哲学、再発見のために」@紀伊國屋書店新宿本店

紀伊國屋書店新宿本店3階にてブックフェア「じんぶんや」の特別企画「19世紀フランス哲学、再発見のために」が、ラヴェッソン『十九世紀フランス哲学』(知泉書館、2017年1月)刊行記念として好評開催中です。選書人は同書の共訳者で、学習院大学文学部教授の杉山直樹(すぎやま・なおき:1964-)さんです。フェア名のリンク先では、店頭で無料配布中の選書コメント小冊子より、杉山さんによる挨拶文「フェアによせて」が転載されているほか、選書リストや店頭写真をご覧になれます。フェアを企画された仕入のOさん曰く「神、王、絶対者の廃位可能性という観点から「西洋哲学の大きな試練の場、巨大かつリアルな実験場」を読み取るためのブックフェアとなっています」とのことです。

◎じんぶんや「19世紀フランス哲学、再発見のために」

場所:紀伊國屋書店新宿本店 3階人文書フェアスペース
会期:2017年3月20日(月・祝)より開催中
問合:紀伊國屋書店新宿本店3階 電話03-3354-5703

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by urag | 2017-03-29 17:43 | イベント告知 | Trackback | Comments(0)
2017年 03月 28日

トークイベント:星野太×岡本源太「ロゴスとアイステーシス」、ほか

弊社出版物でお世話になっている著訳者の皆様のご活躍をご紹介します。

★星野太さん(著書:『崇高の修辞学』)
★岡本源太さん(著書:『ジョルダーノ・ブルーノの哲学』)
京都の書店「MEDIA SHOP」さんと「Art Critique」誌の櫻井拓さんのご企画により、お二人の対談イベントが実現の運びとなりました。

◎星野太×岡本源太「ロゴスとアイステーシス――美と崇高の系譜学

出演:星野太(美学・表象文化論、金沢美術工芸大学講師)
   岡本源太(美学、岡山大学准教授)
日時:2017年5月20日(土) 18:30―20:30(開場は18:00)
会場:MEDIA SHOP|gallery(京都市中京区河原町三条下る一筋目東入る大黒町44 VOXビル1F )
料金:一般1,300円/学生1,000円/メディアショップにて『崇高の修辞学』(3,888円[税込])をご購入のお客様は一律、入場料500円とさせていただきます。
定員:50名、要予約。お申込みはメールにて受け付けております。担当齋藤 mediashop@media-shop.co.jp
企画:MEDIA SHOP/櫻井拓
内容:言葉と感性はどの地点で交差し、或いは訣別するのか。崇高と滑稽、技を隠す技と自然の模倣、系譜と古典、イメージと情念。『崇高の修辞学』の内容を入口に、幾つかのキーワードを切り口として、言葉と感性をめぐる問いを、理論的かつ歴史的な視点から議論していただきます。星野太さん『崇高の修辞学』(月曜社)刊行記念トークイベント。

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★郷原佳以さん(共訳:『ブランショ政治論集』)
★門間広明さん(訳書:ブランショ『謎の男トマ』)
「20世紀文学の読み替え」を目指す論集『〈前衛〉とは何か? 〈後衛〉とは何か?――文学史の虚構と近代性の時間』(塚本昌則・鈴木雅雄編、平凡社、2010年)、『写真と文学――何がイメージの価値を決めるのか』(塚本昌則編、平凡社、2013年)に続く完結篇が刊行されました。郷原さん、門間さんが参加されています。

声と文学――拡張する身体の誘惑
塚本昌則・鈴木雅雄編
平凡社 2017年3月 本体6,200円 A5判上製590頁 ISBN978-4-582-33327-5

目次:
序 あなたはレコード、私は蓄音機――20世紀フランス文学の声の「回帰」|鈴木雅雄
Ⅰ それは誰の声か――語り、身体、沈黙
 貸し出される身体――話すことと読むことをめぐって|伊藤亜紗
 消えゆく声――ロラン・バルト|桑田光平
 セイレーンたちの歌と「語りの声」――ブランショ、カフカ、三人称|郷原佳以
 〈操る声〉と〈声の借用〉――ジャリにおける蓄音機、催眠術、テレパシー|合田陽祐
 文学――他処から来た声?:ホメロスからヴァレリーへ|ウィリアム・マルクス/内藤真奈訳
Ⅱ 声の不在と現前――歌、証言、フィクション
 〈第四の声〉――ヴァレリーの声に関する考察|塚本昌則
 シャルロット・デルボ――アウシュヴィッツを「聴く」証人|谷口亜沙子
 W島を描写する〈声〉は誰のものか――ペレック『Wあるいは子供の頃の思い出』における証言の問題|塩塚秀一郎
 想像し、想像させる声――ベケットとデュラス?|たけだはるか
 声は石になった――アンドレ・ブルトン『A音』精読|前之園望
 歌声と回想――ルソー、シャトーブリアン、ネルヴァル|野崎歓
Ⅲ 声から立ちあがるもの――叫び、リズム、ささやき
 叙情に抗う声――オカール、アルトー、ハイツィックにおける音声的言表主体|熊木淳
 例外性の発明――ギー・ドゥボールの声について|門間広明
 目で聴く――マラルメと古典人文学の変容|立花史
 主体なき口頭性――アンリ・ミショーにおけるリズム|梶田裕
 ささやきとしての声〔ヴォワ〕、動詞の形としての態〔ヴォワ〕|ジャクリーヌ・シェニウー=ジャンドロン/中田健太郎訳
Ⅳ 声の創造――霊媒、テレパシー、人工音声
 声は聞き逃されねばならない――シュルレアリスムとノイズの潜勢力|鈴木雅雄
 心霊主義における声と身元確認――「作家なき作品」の制作の場としての交霊会|橋本一径
 人工の声をめぐる幻想――ヴェルヌ、ルーセル、初音ミク|新島進
 オートマティスムの声は誰のもの?――ブルトン、幽霊、初音ミク|中田健太郎
 フランスにみる録音技術の黎明期――来るべき「音声技術と文学」のために|福田裕大
跋 〈本物〉とは何か|塚本昌則
年表 音響技術と文学|福田裕大編
索引

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★柿並良佑さん(共訳:サラ-モランス『ソドム』)
★渡名喜庸哲さん(共訳:サラ-モランス『ソドム』)
来月下旬に慶応大学三田キャンパスで行われるバタイユ生誕120年記念国際シンポジウムでご講演されます。

◎ジョルジュ・バタイユ生誕120年記念国際シンポジウム「神話・共同体・虚構——ジョルジュ・バタイユからジャン=リュック・ナンシーへ
Le colloque international pour le cent vingtième anniversaire de la naissance de Georges Bataille « Le mythe, la communauté et la fiction : De Georges Bataille à Jean-Luc Nancy »

内容:バタイユ生誕120周年、ナンシーとともに。バタイユの衝撃——生誕120年を迎える今日、バタイユの思想は人文科学、社会科学などの領域でなおも反響してやむことがない。バタイユは二度の大戦、民族殲滅、原爆投下、東西冷戦など20世紀の数々の暴力・災厄の歴史を生きながら、人と人、人と世界の共生に賭けた。ナンシーが『無為の共同体』(1986)によってこの思想を照らし出してから30年が経過するが、人種差別主義、ナショナリズムが新たに猛威を振るう現在、共同体についての問いはその重要性を増すばかりである。神話・共同体・虚構。これらのテーマに果敢に取り組むナンシーとともに、バタイユの思想の新たな意義を考えたい。*なお、ジャン=リュック・ナンシー氏の招聘は平成29年度スーパー・グローバル大学創成支援によるものです。

日時:2017年4月22‐23日
場所:慶應義塾大学・三田キャンパス南校舎ホール
※入場無料、事前予約不要
※フランス語・日本語(通訳あり)

主催:慶應義塾大学文学部仏文学専攻
共催:慶應義塾大学・藝文学会
お問い合わせ:colloque.bataillenancy@gmail.com

日程:
4月22日(土)
10h 開会の辞
10h30-11h15 大池惣太郎(東京大学 IHS特任助教)「「内的経験」における他者の場所」
11h15-12h 井岡詩子(日本学術振興会 特別研究員)「だれが「虚構」を悦ぶのか?——もうひとつの「アンフォルム」のために」
休憩
14h-14h45 石川学(東京大学 IHS 特任助教)「神話の不在、文学の不在——ジョルジュ・バタイユと消滅の力をめぐって」
14h45-15h30 中川真知子(慶應義塾大学経済学部 専任講師)「ジョルジュ・バタイユの『死者』について——キリスト教・愛・物語」
休憩
15h45-16h30 松本鉄平(慶應義塾大学文学研究科 博士課程)「「個人」をめぐる1940年代のキリスト教思想——J.-L. ナンシーの脱キリスト教的視点から」
16h30-17h30 討議

4月23日(日)
10h-10h45 柿並良佑(山形大学人文社会科学部 専任講師)「人間(オム)なきオマージュ——バタイユとナンシー、思考の身振りと力」
10h45-11h30 福島勲(北九州市立大学文学部 准教授)「「恋人たちの共同体」再考——バタイユの物語作品とナンシーの思考から」
11h30-12h15 渡名喜庸哲(慶應義塾大学商学部 准教授)「エロス、文学、災厄——バタイユ、レヴィナス、ナンシー」
休憩
13h45-14h30 市川崇(慶應義塾大学文学部 教授)「時間、エクリチュール、政治——ジョルジュ・バタイユとジャン=リュック・ナンシー」
14h30-15h15 酒井健(法政大学文学部 教授)「バタイユとナンシーにおけるニーチェの可能性と不可能性——神話の問題系を中心に」
休憩
15h30-17h ジャン=リュック・ナンシー(ストラスブール大学 名誉教授)「心からバタイユを」
17h-18h ラウンドテーブル
18h 閉会の辞

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by urag | 2017-03-28 16:09 | イベント告知 | Trackback | Comments(0)
2017年 03月 23日

予約満席御礼:星野太トークイベント@代官山蔦屋書店

明日3月24日(金)19時より代官山蔦屋書店1号館2階イベントスペースにて行われる星野太さんのトークイベント「『崇高の修辞学』――その構造と生成(仮)」はお蔭様で昨夕、予約満席となりました。多数のお申込みまことにありがとうございます。

ご予約済みでご来場いただいた方には、
1)ナンバリング付き限定小冊子
2)イベント用A3判レジュメ
をお渡しするほか、ご来場者優遇として都内ではいち早く、國分功一郎さんの新刊『中動態の世界』(医学書院)をお買い求めになることができます。

また、トークイベントでは、質疑応答とサイン会の時間もございますので、どうぞこの機会に星野さんと触れ合っていただけたら幸いです。

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by urag | 2017-03-23 15:13 | イベント告知 | Trackback | Comments(0)
2017年 03月 17日

ブックフェア「美と崇高の表象文化論」@東大生協駒場

◎『崇高の修辞学』刊行記念ブックフェア「美と崇高の表象文化論」

期間:2017年3月21日~4月26日(終了予定)
場所:東京大学消費生活協同組合駒場書籍部(コミュニケーションプラザ北館1階)

内容:東大UTCP出身の新星・星野太氏の『崇高の修辞学』(月曜社)刊行を記念し、ブックフェア「美と崇高の表象文化論」を開催します。星野氏の選書リストに加えて、関連書籍を集めました。美学・表象文化論・現代思想にまたがる氏の思想圏を自薦コメントと共にご紹介します。みなさまのご来店をお待ちしております。

※月曜社より・・・長期品切本だった『表象04:パフォーマンスの多様体──エンボディメントの思想/ドゥルーズの逆説的保守主義』と『表象08:ポストメディウム映像のゆくえ/ドゥルーズの時代』を特別出品しています。「表象」誌のドゥルーズ特集はこの2号のみ。4号では共同討議「ドゥルーズの逆説的保守主義」(國分功一郎+佐藤嘉幸+千葉雅也)。8号では共同討議「『ドゥルーズの哲学原理』と『動きすぎてはいけない』」(國分功一郎+千葉雅也+堀千晶+佐藤嘉幸)などを収録。その他目次詳細は書名のリンク先をご覧ください。どうぞお早目に。

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by urag | 2017-03-17 18:02 | イベント告知 | Trackback | Comments(0)