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カテゴリ:広告・書評( 93 )


2017年 12月 27日

週刊読書人と図書新聞の読書アンケートにソシュール、ロゴザンスキー、ウリの訳書

弊社5月刊のフェルディナン・ド・ソシュール『伝説・神話研究』(金澤忠信訳)と、7月刊のジャコブ・ロゴザンスキー『我と肉――自我分析への序論』(松葉祥一/村瀬鋼/本間義啓訳)、11月刊のジャン・ウリ『コレクティフ――サン・タンヌ病院におけるセミネール』(多賀茂/上尾真道/川村文重/武田宙也訳)に対し、識者の先生方から高いご評価を頂戴しましたので、ご紹介します。

1)「週刊読書人」2017年12月15日号「2017年の収穫 41人へのアンケート」で、江川純一さん(東京大学大学院助教・宗教学)に、ソシュール『伝説・神話研究』を3冊のうちの1冊として選んでいただきました。「今後、神話研究史における位置づけが必要な重要文献」。

2)「図書新聞」2017年12月23日号「17年下半期読書アンケート」で、上村忠男さん(学問論・思想史)にロゴザンスキー『我と肉』を3冊のうちの1冊として選んでいただきました。「フッサールが晩年に構想した「あらかじめ与えられている生活世界にまで問いを遡らせたところから出発して現象学的超越論哲学へいたる道」は、わたしが学問論的反省を進めるにあたっての導きの意図でありつづけてきた。そのフッサールの構想に潜む陥穽がデカルトの「自我」概念に回帰したところから鋭くえぐり出されていてショッキング」。

3)「図書新聞」同号で、松本卓也さん(精神病理学)に、ウリ『コレクティフ』を3冊のうち1冊として選んでいただきました。「広く集団の問題に関わる3冊を興味深く読んだ。『コレクティフ』はラカンの優れた理解者であり、ラボルド病院における実践家であった著者の講義録。個人の特異性は他者と共約不可能なものであるが、それを尊重しながらいかにして集団をつくることができるかを問う」。

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by urag | 2017-12-27 15:00 | 広告・書評 | Trackback | Comments(0)
2017年 12月 27日

星野太『崇高の修辞学』が読売新聞・週刊読書人・紀伊國屋じんぶん大賞で取り上げられました

弊社2月刊、星野太『崇高の修辞学』に識者や読者の方々から高いご評価を頂戴しましたので、ご紹介します。

1)「週刊読書人」2017年12月15日号「2017年の収穫 41人へのアンケート」で、上村忠男さんに3冊のうちの1冊として選んでいただきました。「たまたまヘイドン・ホワイトの論文「歴史的解釈の政治――ディシプリンと脱崇高化」(一九八二年)を訳出した直後だったこともあって(『歴史の喩法―ホワイト主要論文集成』作品社、二〇一七年所収)、興味深く読ませてもらった。ただ、残念ながら、ホワイトが主題的に論じていたシラーの「崇高について」(一八〇一年)については、第Ⅱ部でとりあげられているバークやカントとの絡みで言及されていてよかったはずなのに、どういうわけか本書ではひと言も触れられていない」。

ちなみにこのご指摘については星野さんご自身がツイートされています。「コメントの中で書かれている「シラーの不在」については、拙著では十分に扱う余裕がなかったということに尽きます。シラーの二篇の崇高論(Vom Erhabenen, Über das Erhabene)および『美的教育書簡』を含むその全体を遺漏なく論じるには、また別稿を期す必要があるだろうと判断しました」。

2)「読売新聞」2017年12月24日付「本よみうり堂」での特集「読書委員が選ぶ「2017年の3冊」年の終わりに出合う新たな本」において、納富信留さんに3冊のうちの1冊として選んでいただきました。「年の最後に、自分の読書用の本を紹介したい。『崇高の修辞学』は「崇高」を論じた古代の修辞学書を読み解き、現代における言葉の可能性を問う美学論」。

3)紀伊國屋書店さんが2017年12月26日に発表された「紀伊國屋じんぶん大賞2018 読者と選ぶ人文書ベスト30」において、『崇高の修辞学』が第12位に選ばれました。

同賞の趣旨は以下の通り「「読者の皆さまと共に優れた人文書を紹介し、魅力ある『書店空間』を作っていきたい」――との思いから立ち上げた「紀伊國屋じんぶん大賞」は、今年で第8回目を迎えました。〔・・・〕一般読者の方々からいただいたアンケートを元に、出版社、紀伊國屋書店社員による推薦を加味して事務局にて集計し、ベスト30を選定いたしました。/※2016年12月~2017年11月に刊行(店頭発売日基準)された人文書を対象とし、2017年11月1日(水)~11月30日(木)の期間に読者の皆さまからアンケートを募りました。当企画における「人文書」とは、「哲学・思想、心理、宗教、歴史、社会、教育学、批評・評論」のジャンルに該当する書籍(文庫・新書も可)としております」。

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by urag | 2017-12-27 13:57 | 広告・書評 | Trackback | Comments(0)
2017年 12月 13日

「図書新聞」に金澤忠信『ソシュールの政治的言説』の書評

弊社5月刊、金澤忠信著『ソシュールの政治的言説』の書評情報です。

松澤和宏氏書評「手稿の政治的言説から浮かび上がるソシュール像を慎重に素描しようとした貴重な労作――「現代フランス思想」風の華やかな像からは遠くかけ離れた、真理を追究するソシュールの姿」(「図書新聞」2017年12月16日付「政治的言説・ポピュリズム・難民問題――思想と現実政治の情況を読み解く三冊」欄)。

「貴重な労作〔・・・〕我が国では、ソシュールとはもっぱら言語学者、というよりはむしろ哲学的思想家として論じられてきたこともあり、こうした政治的言説の研究が本格的になされたことはこれまでなかった」。「ソシュールの冷徹な観察に明らかなように、現代は情緒的な正義感で政治を動かすことができる時代ではないとソシュールは考えていたのである。その意味でソシュールの政治的姿勢は徹底して現実主義的であり、人道主義的理想主義者の対極にある」。「ドレフュス派のレヴィルの『ある知識人の行程』を問題視するのは、その書き方のうちに事実を人道主義的な大義のもとに平然と歪めることをためらわない態度や風潮をソシュールは察知していたからではないだろうか」。「たゆまない探求心が本書の幹を支えている。到達点が定かではない研究の価値は、探究のプロセスそのものにあることを改めて教えてくれる本である」。

全文はぜひ掲載紙にてご覧ください。松澤先生、ありがとうございました!

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by urag | 2017-12-13 18:59 | 広告・書評 | Trackback | Comments(0)
2017年 12月 13日

南嶌宏『最後の場所』の紹介記事と書評

弊社11月新刊、南嶌宏『最後の場所――現代美術、真に歓喜に値するもの』の紹介記事と書評が3本出ています。

村澤聡氏記名記事「自らの至上の表現スタイルで」(「南信州新聞」2017年11月18日付5面「BOOKS 書考」欄)。「阿南町出身の美術評論家、南嶌宏さんの評論集『最後の場所』が出版された。〔・・・〕その充実した仕事ぶりを故郷の人たちに知ってもらうすべがなかったのは、私たちメディアの責任ばかりではない。本人が、地球規模の仕事領域を持ち続けていたからにほかならない。そのことを再認識するためにも、本書が世に出た意義は大きい」。

小池一子氏記名記事「好奇心が強いキュレーター」(「朝日新聞 be」2017年12月2日(土)付b9面「めぐる 時間・空間・私」欄)。「これぞキュレーターという一人の友人を私は持っていた。その人は昨年急逝してしまい、彼自身が準備中であった著作集が遺作として出版された。〔・・・〕人、主題、社会へのむき出しの好奇心が彼を突き動かしていた。そうでなければ展覧会作りも執筆もこんなに熱い軌跡として残すことはできなかっただろう」。

無記名氏記事(「東京新聞」2017年12月10日(日)付読書欄「新刊」コーナー)。「作品と向き合い、時代と対峙した「本気」の対話の記録」。

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by urag | 2017-12-13 18:20 | 広告・書評 | Trackback | Comments(0)
2017年 11月 27日

「図書新聞」にソシュール「伝説・神話研究」の書評

「図書新聞」第3329号(2017年12月02日号)に、弊社5月刊行のソシュール『伝説・神話研究』(金澤忠信訳)の書評「伝承に象徴の意図は存在しない――ストーリーの大筋から逸脱した無意味そうな細部に〈歴史的事実〉の痕跡を見ようとする」が掲載されました。評者は千野帽子さんです。「訳者は、編者たちがつけた註をきわめて詳細な訳註でさらに補い、訳者みずからも手稿にあたって、編者たちが省略した部分のなかから読解の助けになる部分を抜き出したり、ソシュールの手書き文字の編者たちとは違う読解を示したりする。根気強い仕事だ」と評していただきました。千野先生、ありがとうございました。

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by urag | 2017-11-27 12:15 | 広告・書評 | Trackback | Comments(0)
2017年 11月 07日

「読売新聞」11月7日付朝刊に『最後の場所』紹介記事

「読売新聞」2017年11月7日付朝刊に、今月の弊社新刊、南嶌宏美術評論集『最後の場所』の紹介記事「南嶌宏さんの美術評論集刊行」が掲載されています。「南嶌さんが伝えたかったのは、個々の作品の良しあしや解釈よりも、美術の存在意義といった根本的なことであることがうかがえる」と評していただいています。



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by urag | 2017-11-07 10:50 | 広告・書評 | Trackback | Comments(0)
2017年 11月 06日

「共同通信」配信記事に『ユニオンジャック~』の書評

「共同通信」より弊社8月刊『ユニオンジャックに黒はない』の書評が配信されています。「河北新報」では10月1日付読書欄の「新刊抄」に掲載されました。「英国の文化研究の対価が現代の人種問題の構造を分析した1980年代の古典的著作の初訳英国の人種暴動を素材に、差別への多様な抵抗を新たな社会運動と位置付け、国民意識との対抗構造を徹底分析する。/その考察が、英国での刊行から30年を経た今も古びていないことは驚きだ」と評していただいています。



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by urag | 2017-11-06 10:56 | 広告・書評 | Trackback | Comments(0)
2017年 10月 18日

『ele-king』WEB版にギルロイ『ユニオンジャックに黒はない』書評

弊社8月発売既刊書、ポール・ギルロイ『ユニオンジャックに黒はない』の書評が、『ele-king』WEB版の2017年10月4日付「Book Reviews」欄に掲載されました。評者は野田努さんです。「黒い英国における音楽と社会運動史の考察、『ユニオンジャックに黒はない』は、その後『ブラック・アトランティック』で有名になるギルロイのデビュー作で、初版は1987年だが、有名なのは2002年の増補版で、それにしても15年目にしての本邦初翻訳だ。が、これはいま読んでも充分にパワフルで、震える本であり、ここに書かれている過去の闘争が現在と交差する瞬間、その持続する瞬間においてこれからも多くの人が訪ねて来るであろう本だと言える」。また「『ユニオンジャックに黒はない』は、資本主義批判/社会運動の本であるが、面白いほど、音楽についての本である。ソウル、ファンク、ブルービート(スカ)とレゲエ、そしてヒップホップ……こうした音楽が趣味にとどまることを許さずに、黒い英国においてどのように社会と“関わり合っていた”のかを綴り、パンク・ロックを起爆剤に生まれた「ロック・アゲインスト・レイシズム」という運動についてもじつに詳しく描写している。思想書において、この本ほど音楽誌からの引用が多い本もそうないだろう」と評していただきました。野田さん、ありがとうございました。



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by urag | 2017-10-18 13:05 | 広告・書評 | Trackback | Comments(0)
2017年 09月 12日

「週刊読書人」にロゴザンスキー『我と肉』の書評

弊社7月刊、ジャコブ・ロゴザンスキー『我と肉――自我分析への序論』(松葉祥一・村瀬鋼・本間義啓訳)の書評「あらたな思考の出発点をうちたてる――現象学的身体論の刷新へと波及する潜在性」が「週刊読書人」2017年9月8日号に掲載されました。評者は廣瀬浩司さんです。「本書は、デリダ的な「差延」や「散種」の否定的な側面をさらに脱構築し、それが「私の肉(体)」に内在していることを示し、現象学的身体論や他者論にあらたな洞察を切り開こうとしている」と評していただきました。廣瀬先生、ありがとうございました。


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by urag | 2017-09-12 16:44 | 広告・書評 | Trackback | Comments(0)
2017年 09月 04日

「ふらんす」に、金澤忠信『ソシュールの政治的言説』の書評

白水社さんの月刊誌「ふらんす」2017年9月号で、弊社6月刊の金澤忠信『ソシュールの政治的言説』について、加賀野井秀一さんが書評「〈一般言語学〉から遠く離れて」を寄せて下さっています。「金澤氏は10世紀の小新聞・雑誌にいたるまで実に丹念に追跡して」いると評して下さいました。また同書評では同月刊の金澤さん訳によるソシュール『伝説・神話研究』と、7月刊のロゴザンスキー『我と肉』(松葉祥一ほか訳)にも言及して下さり、弊社について「敢闘賞もの」とのお言葉を頂戴しました。『我と肉』は同誌の情報コーナー「さえら」でも書誌情報をご掲載いただいています。加賀野井先生、白水社さん、ありがとうございます。




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by urag | 2017-09-04 18:12 | 広告・書評 | Trackback | Comments(0)