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カテゴリ:重版情報( 16 )


2016年 10月 06日

重版出来:アガンベン『涜神』新装版2刷

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ジョルジョ・アガンベン『涜神』新装版の重版(2刷)ができあがりました。いっぽう、ヴェルナー・ハーマッハー『他自律』(2007年)が版元品切になりました。同書は丸善&ジュンク堂さんでは2016年10月6日現在で20店舗ほどで在庫ありとなっていますので、こちらをご利用いただけたら幸いです。
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by urag | 2016-10-06 11:28 | 重版情報 | Trackback | Comments(0)
2016年 08月 10日

森山大道『犬と網タイツ』『ニュー新宿』重版出来

弊社出版物の著訳者の皆さんの最新情報です。

★森山大道さん(写真集:『新宿』『新宿+』『ニュー新宿』『大阪+』『パリ+』『ハワイ』『NOVEMBRE』『にっぽん劇場』『何かへの旅』『オン・ザ・ロード』『カラー』『モノクローム』『犬と網タイツ』)

好評既刊書2点の重版ができあがりました。

犬と網タイツ』2刷:2016年8月8日出来
ニュー新宿』2刷:2016年8月10日出来

また、「ニューヨーク・タイムズ」紙2016年8月1日付「レンズ:写真、映像、映像報道」欄に森山さんのエッセイの英訳「In Shinjuku, ‘Blade Runner’ in Real Life」が掲載されました。文末に「This essay has been adapted from “Daido Tokyo,” by Daido Moriyama. Used by permission of Getsuyosha Limited. Reproduced by arrangement with Thames & Hudson Inc.」と書かれていますが、これは今年5月にテムズ&ハドソン社から今春刊行された写真集『Daido Tokyo』に掲載されたもので、弊社刊『通過者の視線』(月曜社、2014年)に収録されたエッセイ「新宿」の抄訳となっています。初出は『新宿』(月曜社、2002年)の付録としてでした。ちなみに同書は八重洲BC本店4F人文書売場(TEL:03-3281-8204)にて1冊だけ在庫しており(「月曜社フェア」終了後に継続展開していただいています)、もちろん付録付なので、ご興味のある方はお早目にお問い合わせください。版元品切のレア本で店頭在庫があるのは同店のみとなります。

なお、テムズ&ハドソン版『Daido Tokyo』は、月曜社版では『カラー』や『犬と網タイツ』と重複していますが、未収録のものもあります。アマゾン・ジャパンで購入することもできます。

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※月曜社フェア@八重洲BC本店は終了していますが、『新宿』や『羅独-独羅学術語彙辞典』など、一部の絶版本は扱いを継続していただいています。詳しくはお店にお問い合わせください(TEL:03-3281-8204)。
※なお、哲学書房版『羅独-独羅学術語彙辞典』を店頭でご確認のうえお買い求めになりたいお客様はぜひ八重洲BC本店、丸善丸の内本店、ジュンク堂書店池袋本店をご利用下さい。弊社での直販も継続しております。


★竹田賢一さん(著書『地表に蠢く音楽ども』)
静岡県藤枝市で来週行われる次のイベントにご出演されます。

『世界の断崖で九条を叫ぶ』 howling the CUJO on the edge of the world.

会場:すぎ石彫工房いっとう小さな私美術館(静岡県藤枝市瀬戸ノ谷、藤枝・不動峡・杉村孝作業場「9条の碑(いしぶみ)」前)

正午開始:終了時間未定
雨天決行:激烈な荒天の場合は中止
観覧無料:チップインスタイル(集まったお金の一部は「9条の碑」支援金に使わせていただきます)

出演:
遠藤隆幸 ディジュリドゥ奏者
鈴木大治 言触(演劇)
イシデタクヤ 舞踏
youth of kawamukou パンクス
竹田賢一 エレクトリック大正琴・思想家
杉村孝 「9条の碑」制作者・石彫刻家

企画制作:ユーコ・あくび

※駐車場はありますが、出来るだけ相乗りでお越し下さい。駐車場の誘導はありません。車両移動にはご注意下さい。トイレは駐車場にあります。飲食の販売はありません。予約不要ですが、事前にお知らせいただけると幸いです。

内容:この道の先が断崖ならば、今わたしに何ができるのか、あるいは何をすべきなのか。世界が灰と瓦礫に化すのが定めならば、わたしは何ができるのか、あるいは何をしたいのか。石に刻まれた言葉は死者たちの「呪詛」なのか、それとも扉を開く「祝詞」なのか。わたしは抗うことができるだろうか、誇り高く不屈の民を自認し続けられるだろうか。2015年8月15日、藤枝市滝ノ谷の不動峡で「9条の碑(いしぶみ)」が披露された。藤枝市在住の石彫刻家・杉村孝が「不戦」を祈願して、一年をかけて製作した、高さ約3メートル、重さ約5トンの石彫刻である。幼少期に戦争を体験している杉村は、「9条の碑」を未来に伝える石の手紙として誰もがいつでもみられるように、静岡県下の公有地での建立を目指したが、いずれの行政機関もこれを受け入れず、いまだに設置先は定まっていない。小笠原諸島が日本に返還された1968年、杉村孝は硫黄島の通称すり鉢山で、戦没者慰霊碑建立作業に参加した。現地で戦争の悲惨を聞き、地下壕に残された日本軍のおびただしい遺留品を手にとった。誰に要請されるでもなく、杉村は米軍が上陸した東海岸の岩場に「延命地蔵菩薩」を彫った。道具袋には暗黒の地下通路の中でひろった「錆びた銃剣」が入っていた。二十年後、杉村は不動峡の絶壁に八年を費やして巨大な不動明王座像を刻んだ。磨崖仏の下を流れる滝ノ谷川は、東日本大震災犠牲者の鎮魂を願う杉村が、極寒の中で滝つぼに身を沈める「表現」を行った清流である。「9条の碑」は、この渓流を遡った杉村孝の作業場にある。「9条の碑」に落ちる雨粒は、滝ノ谷川を流れ、駿河湾に流れ込み、海は硫黄島に続く。空襲に恐怖した八歳の杉村と、地下道の何百体という遺骨に涙した三十一歳の杉村が、七十八歳の杉村の前に在る。この国の誰かが拒絶した「9条の碑」の中に居る。

声は消える、音は消える、舞踏は消える。
だが「石に刻んだ言葉」は残る。
もし今その意味が判らなくても、
百年後にその意味が判るかもしれない。
もし今その意志を皆が棄ててしまっても、
千年後に誰かがその意志を継いでくれるかもしれない。

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★鵜飼哲さん(共訳:ジュネ『公然たる敵』)
市民アートサポートICANOF(イカノフ)さんの2016年度(第14回)企画展『赤城修司+黒田喜夫 ——— 種差デコンタ2016』にご出演されます。

デコンタ・フォーラム 2:[種差とカリオキバ]
日時:2016年8月27日(土)
場所:アメリカンダイナー Rody's 2F(八戸市十六日町21/TEL:0178-71-2933)
※要ワンドリンク代・定員80名・申込不要

プログラム:
13時~:倉石信乃講演『孤島論 ——— 土の深浅』
13時半~:矢野静明・金村修・赤城修司ほか『写真と絵画のグリスマ(glissement)』
14時半~:鵜飼哲講演『空想の笑い ——— 黒田喜夫の詩的方法の探求』
15時45分~17時45分:クロストーク#2『ツヅボウないしはツチボウ:地中の武器』出席:飴屋・山川・椹木・露口・八角・鵜飼、ほかトーク講師陣

内容:災源から60キロ圏に住む福島市民 赤城修司によるツイッター写真「除染土仮置場:デコンタ(DeContaminant)」展示にいま、山形出自・没後30年の忘れられた前衛詩人 黒田喜夫による「飢餓の思想:地中の武器」が甦る。とすれば、美術批評家 椹木野衣による「赤城論」と文学思想家 鵜飼哲による「黒田論」が炸裂する開幕トーク《デコンタ・フォーラム》も見逃せないはず。「畳を剥がし根太を切りひと掴みの種を蒔き、ここがわたしたちの土地よ」と、母たちはウタいウッタう、水位を増す種差(たねさし)岸礁で。低線量型〈種差(しゅさ)変異〉の野兎たちもウッテウつ「破れた袋から螢烏賊に似た軟体がうようよ、みんなあなたの種よ、貪婪だわ」と。ミンナアナタノ蒔イタ種? 「おお!本望だわ」。そこに失踪せる死者たちの隷属・統治を拒む〈断種のエロス〉を看破しうるなら。(豊島重之)

主催:市民アートサポートICANOF/共催:八戸市美術館
キュレーション:豊島重之(ICANOF)
協賛:南部電機(株)、番丁庵、(株)キタムラ、(株)惣門
後援:八戸学院大学・八戸学院短期大学 地域連携研究センター、東奥日報社、デーリー東北新聞社、青森放送、青森朝日放送、BeFM、(公社)八戸観光コンベンション協会、八戸市文化協会
問合せ:ICANOF事務局 090-2998-0224


★毛利嘉孝さん(著書:『文化=政治』、共訳:クリフォード『ルーツ』、ギルロイ『ブラック・アトランティック』)
ご高著『文化=政治』(月曜社、2003年、品切重版未定)が、SEALDs(自由と民主主義のための学生緊急行動)の皆さんによる「“今”を生き抜くための102冊」の1冊に選定されています。同リストはSEALDsのウェブサイトよりダウンロード可能です。

◆「SEALDs BOOKS SELECTION:“今”を生き抜くための102冊」
第一弾「基本選書15冊」に続く、選書プロジェクト第二弾です。“今”と向き合い、考え、他者と話し合うために、この社会に生きる人々と共有したい102冊です。私たちは半年間かけて、数百冊の候補の中から議論を重ね選書し、リストをつくりました。一冊一冊、レビューを付けて、ポスターにしました。ぜひ、ご覧下さい。

日本には社会を考えたり人間を考えたりする時に、読むべき素晴らしい本がたくさんあります。図書館や学校や地域文庫で書店で、そんな本を手渡してくれる「おとな達」がいて、私たちは本に興味を持ち、本が好きになりました。本からは、これからの社会をより良くする手掛かりを見つけることができます。本の中の言葉を共有することで、人と話し合うことが可能になります。本は、言葉を通して人と人とを結び、平和的に共存する社会を作っていく、大切なものです。私たちは学び、そして行動します。

【図書館員の方へ】:ポスターやリストを、図書館の掲示板や片隅に置いて頂けないでしょうか。A4サイズなので、ラミネート加工してリングを通して頂くこともできます。また、図書館で展示を企画して頂けたらと願っています。その時に、私たちの102冊選書が、なんらかの形で役に立てば幸いです。何か疑問などがございましたら、SEALDs選書班(sealdssensyo@gmail.com)までご連絡ください。

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by urag | 2016-08-10 15:42 | 重版情報 | Trackback | Comments(0)
2016年 03月 17日

重版出来:アガンベン『バートルビー』4刷

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★ジョルジョ・アガンベンさん(著書:『アウシュヴィッツの残りのもの』『バートルビー』『涜神』『思考の潜勢力』『到来する共同体』)
★高桑和巳さん(訳書:アガンベン『バートルビー』『思考の潜勢力』、共訳:クラウス+ボワ『アンフォルム』)
アガンベン『バートルビー 偶然性について [附]ハーマン・メルヴィル『バートルビー』』(高桑和巳訳、月曜社、2005年)の4刷が3月14日(月)にできあがりました。なお、高桑和巳さんのアガンベン論を集成した『アガンベンの名を借りて』が青弓社さんより来月下旬に刊行されます。


★ドリーン・マッシーさん(著書:『空間のために』)
3月11日(金)にご自宅で逝去されました。ご冥福をお祈りいたします。オープン・ユニヴァーシティによる訃報「Doreen Massey, 1944-2016」、それを受けたマンチェスター・イヴニング・ニュース紙の訃報「Tributes after the death of geographer and acclaimed social scientist Professor Doreen Massey」などをご参照ください。マッシーさんは2014年3月に来日されています。既訳書には以下のものがあります。

ドリーン・マッシィ『空間的分業――イギリス経済社会のリストラクチャリング』富樫幸一・松橋公治訳、古今書院、2000年。
ドリーン・マッシー『空間のために』森正人・伊澤高志訳、月曜社、2014年。
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by urag | 2016-03-17 15:33 | 重版情報 | Trackback | Comments(0)
2015年 06月 02日

重版出来:バトラー『権力の心的な生』2刷、アガンベン『アウシュヴィッツ~』7刷

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ジュディス・バトラー『権力の心的な生』の2刷が2015年5月12日に、ジョルジョ・アガンベン『アウシュヴィッツの残りのもの』の7刷が本日2015年6月2日にできあがりました。

ご存知の通り『アウシュヴィッツの残りのもの』はアガンベンさんの代表作「ホモ・サケル」シリーズの第III部ですが、今年になってシリーズ最新作『スタシス――政治的パラダイムとしての内戦』がイタリアで刊行されました。本書は第II部第2巻と銘打たれていますが、従来の数え方では『王国と栄光』が第II部第2巻です。著者に確認したところ、『王国と栄光』は欠番だった第II部第4巻に変更され、『スタシス』が新たに第II部第2巻となったことが分かりました。以下にシリーズ既刊書をまとめます。なお第IV部第2巻『身体の使用』は某社で翻訳が進行中のようです。

◎アガンベン「ホモ・サケル」シリーズ

I) Homo Sacer: Il potere sovrano e la nuda vita, Torino: Einaudi, 1995.『ホモ・サケル――主権権力と剥き出しの生』高桑和巳訳、以文社、2003年。

II, 1) Stato di eccezione, Torino: Bollati Boringhieri, 2003.『例外状態』上村忠男・中村勝己訳、未來社、2007年。

II, 2) Stasis: La guerra civile come paradigma politico, Torino: Bollati Boringhieri, 2015.

II, 3) Il sacramento del linguaggio: Archeologia del giuramento, Roma: Laterza, 2008.

II, 4) Il Regno e la Gloria: Per una genealogia teologica dell'economia e del governo, Vicenza: Neri Pozza, 2007, Torino: Bollati Boringhieri, 2009.『王国と栄光――オイコノミアと統治の神学的系譜学のために』高桑和巳訳、青土社、2010年。※『王国と栄光』の原書は当初「ホモ・サケル」第II部第2巻として初版が2007年に刊行され、2009年に別の版元から図版が増補された新版が刊行された。日本語訳はこの新版を底本としている。2015年に新たに『スタシス』が第II部第2巻として刊行されるに伴い、『王国と栄光』は第II部第4巻に変更された。

II, 5) Opus Dei: Archeologia dell'ufficio, Torino: Bollati Boringhieri, 2012.

III) Quel che resta di Auschwitz: L'archivio e il testimone, Torino: Bollati Boringhieri, 1998.『アウシュヴィッツの残りのもの――アルシーヴと証人』上村忠男・廣石正和訳、月曜社、2001年。

IV, 1) Altissima povertà: Regole monastiche e forma di vita, Vicenza: Neri Pozza, 2011.『いと高き貧しさ――修道院規則と生の形式』上村忠男・太田綾子訳、みすず書房、2014年。

IV, 2) L'uso dei corpi, Vicenza: Neri Pozza, 2014.
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by urag | 2015-06-02 16:34 | 重版情報 | Trackback | Comments(0)
2014年 09月 22日

重版出来:ボワ+クラウス『アンフォルム』3刷

ボワ+クラウス『アンフォルム』の3刷ができあがりました。

一方、アガンベン『到来する共同体』は品切で、重版準備中です。
重版出来予定はもう少し先になるかと思います。

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1年前の弊社はこんな本を出していました。

◎2013年9月12日発売:松本俊夫『逸脱の映像――拡張・変容・実験精神』金子遊編、本体3,600円
書評1⇒風間正氏書評(「neoneo web」2013年10月25日付「ブックレビュー」欄)
書評2⇒近藤亮介氏短評(「美術手帖」2013年12月号「INFORMATION BOOK」欄)
書評3⇒内藤誠氏書評「最先端の映像についての論考」(「キネマ旬報」2013年12月上旬号「映画・書評」欄)

◎2013年8月8日発売:エルンスト・ユンガー『労働者』本体2,800円、叢書エクリチュールの冒険第5回配本
書評1⇒ナガタ氏書評「労働という概念が放棄されたあとの現実を、読者の目に映す」(「Book News」2013年8月24日付)
書評2⇒初見基氏書評「いまだにアクチュアルな問題提起――ヴァイマル期ドイツのもっとも重要にして問題的な著作のひとつ」(「週刊読書人」2013年10月4日号)
書評3⇒大竹弘二氏書評(「社会思想史研究」第38号、2014年9月)

◎2013年7月8日発売:竹田賢一『地表に蠢く音楽ども』本体3,800円
書評1⇒無記名氏短評(「アイデア」誌360号(2013年8月10日発売)「インフォメーション&ブック」欄)
書評2⇒松山晋也氏書評「批評軸にブレはなく、本質はシンプルなヒューマニズム」(「ミュージック・マガジン」誌2013年9月号(8月20日発売)「ランダム・アクセス」欄)
書評3⇒陣野俊史氏書評「ジャズやロックの先端で世界を語る」(「週刊朝日」2013年9月13日号「週刊図書館」欄)
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by urag | 2014-09-22 16:20 | 重版情報 | Trackback | Comments(0)
2014年 06月 20日

3刷出来:ドアノー『不完全なレンズで』堀江敏幸訳

ここしばらく版元品切だったロベール・ドアノー『不完全なレンズで――回想と肖像』(堀江敏幸訳、月曜社、2010年9月)を重版いたしました(3刷出来)ので、皆様にご報告いたします。

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ちなみに1年前の月曜社はこんな本を出していました。

◎2013年6月4日発売:リピット水田堯『原子の光(影の光学)』本体3,400円。
書評1⇒北野圭介氏書評「観ることの倫理性」(「思想」2014年第5号:1081号)

◎2013年5月10日発売:清水知子『文化と暴力――揺曳するユニオンジャック』本体2,800円。
書評1⇒浜井祐三子氏書評「サッチャー時代の功罪」(「北海道新聞」2013年7月14日(日)付朝刊12面)

◎2013年5月2日発売:廣瀬純『絶望論――革命的になることについて』本体1,600円。
書評1⇒ナガタ氏書評「革命の不可能性から逃げるために。」(「Book News」2013年5月15日付)
書評2⇒無記名氏書評(「神戸新聞」2013年6月16日付11面読書欄「ひょうご選書」;「信濃毎日新聞」6月23日付朝刊読書欄)
書評3⇒結城秀勇氏書評「《始まりから始める》ための強さと柔軟さとを」(『nobody』39号、2013年夏季)
書評4⇒綿野恵太氏書評「バートルビーが振り返る」(『映画芸術』444号、2013年夏季)

◎2013年4月11日発売:『表象07:アニメーションのマルチ・ユニヴァース』本体1,800円。
書評1⇒ナガタ氏書評「アニメ論の最先端を切り開く」(「Book News」2013年4月24日付)
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by urag | 2014-06-20 17:20 | 重版情報 | Trackback | Comments(0)
2013年 03月 06日

2刷出来:ポール・ド・マン『盲目と洞察』

ポール・ド・マン『盲目と洞察』2刷が本日出来上がりました。また、「Book News」さんに同書の紹介記事「ド・マン対デリダ テクストを誤読する盲目性と、批評における洞察とは?」(2013年3月1日付)が掲載されています。また、先日東京堂書店で行われた土田知則さんと巽孝之さんのトークセッション「ポール・ド・マン・ルネサンスのために」の模様が、3月9日付「図書新聞」に「言葉、この不可解なもの――ド・マンを正面から読み直す好機が訪れた」と題され掲載されています。

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「Book News」さんの記事では『盲目と洞察』が最新刊となるシリーズ「叢書・エクリチュールの冒険」の造本についてご好評をいただきました。「疑念や驚きをテクストが読者に与えるということに自覚的な「エクリチュールの冒険」の試みを僕は支持する。今後も「単に書かれている」と思われるだけのテクストに対して「余計な意味」と思われそうな危険な挑戦を続けて欲しい」との励ましのお言葉、光栄です。ナガタさんありがとうございます! 同シリーズの次回配本はエルンスト・ユンガー『労働者』になる予定です。刊行時期が決まりましたら当ブログにてお知らせします。
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by urag | 2013-03-06 17:51 | 重版情報 | Trackback | Comments(0)
2011年 05月 17日

ボワ+クラウス『アンフォルム』2刷、2011年5月17日出来

イヴ-アラン・ボワ+ロザリンド・クラウス『アンフォルム――無形なものの事典』の2刷が出来上がりました。本日より搬入再開しております。

なお、4月新刊『表象05』は現在、版元在庫僅少です。ネット書店ではしばらく入手しにくいかもしれませんが、リアル書店の店頭ではまだ在庫があります。MARUZEN&ジュンク堂さんの在庫はこちら
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by urag | 2011-05-17 10:43 | 重版情報 | Trackback | Comments(0)
2008年 12月 05日

アガンベン+メルヴィル『バートルビー』、来週より重版出荷開始

アガンベンの論考にメルヴィル小説の新訳を附した『バートルビー』(05年7月刊)の重版が本日出来上がり、事前にご予約いただいた書店様には、8日(月)から取次搬入開始いたします。働くことを拒絶しながらも職場に居座り、やがて世界の片隅で餓死してしまう小説の主人公の生き様は、発表後150年を経た今もなお鮮烈です。昨今、小林多喜二の「蟹工船」がブームになりましたが、「蟹工船」に描かれた《抵抗と団結》への労働者の道のりとは違って、一生懸命自分の仕事に没頭していたバートルビーはある日突然、職場での簡単な手伝いを拒んだのをきっかけにして、やがて自分の職務そのものもやめてしまいます。その《拒絶と孤独》のありようというのは、現代人への黙示録のように映ります。

アガンベンはバートルビーをあらゆる可能性の全的回復者とみなします。アガンベンの議論というのは、現実として顕在化したものが世界のすべてなのではなく、現実の奥底にすでに潜在的に実在するものが確かにあって、いまだ到来していないけれども「存在しない」とまでは否定できない、というような、そうした物事について書いているように私個人は読みました。つまり、人間が本来持っている可能性というのは、《できない》という否定形としてよりも、「ないことが《できる》」という肯定においてこそ捉えることのできるものだ、とアガンベンは言っているように思います。「もうひとつの世界は可能だ」とでもいうような、ひとつの希望です。

バートルビーのような絶望の物語に、希望を読み解こうとしたアガンベンが、私にはとても重要に見えます。彼は皮肉を書いたのではないのです。絶望をそっくりそのままあらゆる希望へと反転させるということ。キリストでも救世主でもないバートルビーにおいてすら「すべての希望が担保されている」ということを、アガンベンは言いたかったのではないかと私は考えています。

書店様へ。弊社では重版および新刊のご案内をFAXないしEメールでご案内しています。「そんなのもらったことないけど、チェックしてやってもいいぞ」という書店様は、弊社へ電話、FAX、メールなどでお申し付け下さい。電話/FAX番号やメアドは、弊社の公式ウェブサイトに明記してあります。


メルヴィルの「バートルビー」は今世紀に入ってから映画で実写化されたことがありました。2001年のアメリカ映画で、ジョナサン・パーカー監督の「バートルビー」(83分)がそれです。上記映像はその予告編。クリスピン・グローヴァーが主人公バートルビーをつとめていて、まさに小説で描かれているような風貌で怪演しています。グローヴァーと言えば、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の気弱なお父さん役や「チャーリーズ・エンジェル」のマニアックな用心棒役で日本でも一般的に知られていると思います。映画を製作したパーカー・フィルム・カンパニーでは「バートルビー」のTシャツや奇妙なサントラの音楽CDを販売していて可笑しいです。弊社でもTシャツを作ろうかな、「I would prefer not to」っていう。
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by urag | 2008-12-05 01:45 | 重版情報 | Trackback | Comments(0)
2008年 01月 11日

ギルロイ『ブラック・アトランティック』3刷出来

ポール・ギルロイ『ブラック・アトランティック――近代性と二重意識』の3刷が本日出来上がりました。皆様のご愛顧のおかげです。まことにありがとうございます。人文社会書(カルチュラル・スタディーズ)売場だけでなく、音楽書(ブラック・ミュージック)売場でも動いているようです。嬉しい限りです。
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by urag | 2008-01-11 15:37 | 重版情報 | Trackback | Comments(0)