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2017年 12月 13日 ( 2 )


2017年 12月 13日

「図書新聞」に金澤忠信『ソシュールの政治的言説』の書評

弊社5月刊、金澤忠信著『ソシュールの政治的言説』の書評情報です。

松澤和宏氏書評「手稿の政治的言説から浮かび上がるソシュール像を慎重に素描しようとした貴重な労作――「現代フランス思想」風の華やかな像からは遠くかけ離れた、真理を追究するソシュールの姿」(「図書新聞」2017年12月16日付「政治的言説・ポピュリズム・難民問題――思想と現実政治の情況を読み解く三冊」欄)。

「貴重な労作〔・・・〕我が国では、ソシュールとはもっぱら言語学者、というよりはむしろ哲学的思想家として論じられてきたこともあり、こうした政治的言説の研究が本格的になされたことはこれまでなかった」。「ソシュールの冷徹な観察に明らかなように、現代は情緒的な正義感で政治を動かすことができる時代ではないとソシュールは考えていたのである。その意味でソシュールの政治的姿勢は徹底して現実主義的であり、人道主義的理想主義者の対極にある」。「ドレフュス派のレヴィルの『ある知識人の行程』を問題視するのは、その書き方のうちに事実を人道主義的な大義のもとに平然と歪めることをためらわない態度や風潮をソシュールは察知していたからではないだろうか」。「たゆまない探求心が本書の幹を支えている。到達点が定かではない研究の価値は、探究のプロセスそのものにあることを改めて教えてくれる本である」。

全文はぜひ掲載紙にてご覧ください。松澤先生、ありがとうございました!

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by urag | 2017-12-13 18:59 | 広告・書評 | Trackback | Comments(0)
2017年 12月 13日

南嶌宏『最後の場所』の紹介記事と書評

弊社11月新刊、南嶌宏『最後の場所――現代美術、真に歓喜に値するもの』の紹介記事と書評が3本出ています。

村澤聡氏記名記事「自らの至上の表現スタイルで」(「南信州新聞」2017年11月18日付5面「BOOKS 書考」欄)。「阿南町出身の美術評論家、南嶌宏さんの評論集『最後の場所』が出版された。〔・・・〕その充実した仕事ぶりを故郷の人たちに知ってもらうすべがなかったのは、私たちメディアの責任ばかりではない。本人が、地球規模の仕事領域を持ち続けていたからにほかならない。そのことを再認識するためにも、本書が世に出た意義は大きい」。

小池一子氏記名記事「好奇心が強いキュレーター」(「朝日新聞 be」2017年12月2日(土)付b9面「めぐる 時間・空間・私」欄)。「これぞキュレーターという一人の友人を私は持っていた。その人は昨年急逝してしまい、彼自身が準備中であった著作集が遺作として出版された。〔・・・〕人、主題、社会へのむき出しの好奇心が彼を突き動かしていた。そうでなければ展覧会作りも執筆もこんなに熱い軌跡として残すことはできなかっただろう」。

無記名氏記事(「東京新聞」2017年12月10日(日)付読書欄「新刊」コーナー)。「作品と向き合い、時代と対峙した「本気」の対話の記録」。

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by urag | 2017-12-13 18:20 | 広告・書評 | Trackback | Comments(0)