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2017年 02月 27日 ( 1 )


2017年 02月 27日

注目新刊:山田俊弘『ジオコスモスの変容』(記念イベントあり)

弊社出版物でお世話になっている著者の皆様の最近のご活躍をご紹介します。

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★ヒロ・ヒライさん(編著書:『ミクロコスモス 第1集』)
★山田俊弘さん(論考:「ニコラウス・ステノ、その生涯の素描――新哲学、バロック宮廷、宗教的危機」、『ミクロコスモス 第1集』所収)
ヒロ・ヒライさんが編纂しておられるシリーズ「bibliotheca hermetica叢書」の最新刊『ジオコスモスの変容』が発売となりました。同書は山田俊弘(やまだ・としひろ:1955-)さんが2004年に東京大学大学院に提出した博士論文「17世紀西欧地球論の発生と展開――ニコラウス・ステノの業績を中心として」を大幅に改稿したものとのことです。詳しい書誌情報や目次については書名のリンク先をご覧ください。山田さんの訳書である、ニコラウス・ステノ『プロドロムス――固体論』(東海大学出版会〔現:東海大学出版部〕、2004年)とともにひもときたい一書です。また、『ジオコスモスの変容』の刊行を記念し、トークイベントが開催される予定とのことです。こちらのリンク先からご予約いただけます。

ジオコスモスの変容――デカルトからライプニッツまでの地球論
山田俊弘著 ヒロ・ヒライ編集
勁草書房 2017年2月 本体4,800円 A5判上製304頁 ISBN978-4-326-14829-5

帯文より:デカルト、キルヒャー、スピノザ、ライプニッツ。17世紀ヨーロッパの科学革命を生きた知識人たち、彼らによって世界をその歴史の理解が大変革をとげる。デンマーク人ステノを案内人に、この壮大な旅路を「ジオ・コスモス」観の変容として読みとき、地球惑星科学の起源に肉迫する。

◎トークイベント「デカルトからライプニッツまでの地球像――17世紀ヨーロッパの科学革命におけるジオコスモス」ヒロ・ヒライ(BH叢書・監修)×山田俊弘(東京大学研究員)

日時:2017年3月8日(水)19時~21時(開場18時30分)
場所:本屋 EDIT TOKYO  東京都中央区銀座5-3-1 ソニービル6F
料金:2,000円(ドリンク付)

内容:哲学と歴史を架橋し、テクスト成立の背景にあった「知のコスモス」に迫るインテレクチュアル・ヒストリー。その魅力を紹介する「bibliotheca hermetica(ヘルメスの図書館)」叢書の第4回配本は、『ジオコスモスの変容:デカルトからライプニッツまでの地球論』です。近代科学の創始者であるガリレオやニュートンといった学者たちが活躍した17世紀は、科学革命の時代と呼ばれています。天動説と地動説をめぐって論争が繰り広げられた時代です。地動説によって地球が世界の中心ではなく、惑星のひとつになってしまうことは、世界観そのものの大きな変容でした。この大変革期に、デカルト、キルヒャー、スピノザ、ライプニッツといった知識人たちは、化石、鉱物、火山活動、気象といったものから、地球がどのようなものだと考えていたのでしょうか。デンマーク人ステノを案内人に、「ジオ・コスモス」(大地の世界)観の変容というこの壮大な旅路へご案内します。

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by urag | 2017-02-27 12:43 | 本のコンシェルジュ | Trackback | Comments(0)