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2008年 10月 02日

注目新刊:ジル・ドゥルーズ『シネマ1*運動イメージ』

ついにドゥルーズ『シネマ』完訳です。「1:運動イメージ」が昨日発売されましたが、早速品切の店舗が出ているようです。出足の早さには特筆すべきものがありますね。幾度か当ブログで言及しましたが、本書をもって、公刊されたドゥルーズの著書のすべてが翻訳されつくしたことになります。残るは未公刊の大学講義録。a0018105_21501168.jpg

シネマ1*運動イメージ
ジル・ドゥルーズ:著 財津理+齋藤範:訳
法政大学出版局 08年10月 本体4500円 46判上製389+70頁 ISBN978-4-588-00855-9

シネマ2*時間イメージ
ジル・ドゥルーズ:著 宇野邦一+石原陽一郎+江澤健一郎+大原理志+岡村民夫:訳
法政大学出版局 06年11月 本体4700円 46判上製403+88頁 ISBN4-588-00856-0

■「シネマ」について(帯文より):「映画」を思考することによって「運動」や「時間」をめぐる哲学の概念を新たに作り直す。ドゥルーズの真に創造的な傑作。『シネマ(1, 2)』は哲学者による単なる映画史・映画論としてではなく、「映画に現れるかぎりでのイメージと記号の分類の試み」である。

■「運動イメージ」について(帯文より):『1*運動イメージ』は、戦後ばかりでなく戦前の数多くの作品を自由に踏査しながら、後続の『2*時間イメージ』にたいする必然的な前提として、その思考の原理が明確に提示される。

■「時間イメージ」について(帯文より):『2*時間イメージ』は主に第二次大戦後の映画を扱っているがもちろんこれも「戦後の映画史」ではなく、「イメージと記号の分類」、『1*運動イメージとは別の次元で展開している。

■「運動イメージ」目次:
序文
第1章:運動に関する諸テーゼ――第一のベルクソン注釈
第2章:フレームとショット、フレーミングとデクパージュ
第3章:モンタージュ
第4章:運動イメージとその三つの種類――第二のベルクソン注釈
第5章:知覚イメージ
第6章:感情イメージ――顔とクロースアップ
第7章:感情イメージ――質、力、任意空間
第8章:情動から行動へ――欲動イメージ
第9章:行動イメージ――大形式
第10章:行動イメージ――小形式
第11章:フィギュール、あるいは諸形式の変換
第12章:行動イメージの危機
用語解説
訳者あとがき
訳注
原注
著作索引
映画作品索引
人名索引

■「時間イメージ」目次:
第1章:運動イメージを超えて
第2章:イメージと記号の再検討
第3章:回想から夢へ――第三のベルクソン注釈
第4章:時間の結晶
第5章:現在の諸先端と過去の諸層――第四のベルクソン注釈
第6章:偽なるものの力能
第7章:思考と映画
第8章:映画、身体と脳、思考
第9章:イメージの構成要素
第10章:結論
映画用語一覧
訳者あとがき
原注・訳注
映画作品・書名索引
人名索引
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by urag | 2008-10-02 21:51 | 本のコンシェルジュ | Trackback | Comments(0)
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