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2008年 09月 19日

注目近刊:ホッブズ『市民論』京都大学学術出版会

来月(08年10月)15日頃、ホッブズの『市民論』(1642年)が京大出版会から発売されるそうです。これまでに部分訳はありましたが、待望の完訳です。ホッブズの主著は言わずと知れた『リヴァイアサン』(1651年)ですが、彼の哲学体系三部作は、『市民論』と『物体論』(1655年)、『人間論』(1658年)の三作です。その第一作がついに読めるようになります。今年の人文書業界における「事件」とも言うべき注目書です。「近代社会思想コレクション」というのはシリーズ名だと思いますが、一発目にホッブズがくるわけなので、以後の書目にも期待大ですね。

・・・実は弊社もシリーズ「古典転生」の続刊予定でホッブズの「市民論」をエントリーさせているのをブレイエの本の裏広告でご覧になった方もいらっしゃると思いますが、弊社のものはもう少し時間がかかりそうです。

市民論 (近代社会思想コレクション1)
トマス・ホッブズ:著 本田裕志:訳
京都大学学術出版会 本体3,900円 四六判上製458頁 ISBN978-4-87698-753-5

■版元紹介文より:本書は、トマス・ホッブズ(1588-1679)の主著のひとつ『市民論(De Cive)』の全訳で、最新のラテン語版を底本とし、直接に日本語に訳したものである。『市民論』はこれまで邦訳に恵まれなかったが、近代自然法思想の成立と展開を正確に理解するためにも、またホッブズ自身の政治思想の形成を知るためにも、本書の読解は重要な意味をもっている。
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by urag | 2008-09-19 23:14 | 本のコンシェルジュ | Trackback | Comments(0)
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