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2008年 06月 21日

『VOL』03号:特集「反資本主義/アート」、以文社より

a0018105_19245490.jpg『VOL』の第三号が来週ついに発売されます。巻頭のマイケル・ハートさんのインタビューに始まり、最後のページに至るまで全編からアクティヴィズムの熱気があふれんばかりの一冊になっています。平行して発行されているフリー・ペーパー「VOL ZINE」は、CONFLICTIVE.infoからダウンロードが可能です。最新号となる04号では、マウリツィオ・ラッツァラートさんの論考「表現とコミュニケーションの対立」(村澤真保呂・中倉智徳:訳)が読めます。

なお、以文社さんの最新刊に、栗原康『G8 サミット体制とは何か』(08年6月、1,680円, 46判並製カバー装174頁、ISBN978-4-7531-0262-4)があります。併読をお奨めします。

***
『VOL03』
以文社 08年6月 2,310円 B5変型判並製カバー装208頁 ISBN978-4-7531-0263-1

いま世界で何が起こっているのか? 重苦しい日常生活から飛翔するように日々拡張を続ける文化的生産領域と、それをとりまく資本主義的経済社会の関係を、巷で氾濫/叛乱をはじめた思考や実践をとおして徹底的に捉えなおす。対抗G8運動からの活力も注入した、渾身の『VOL』第3弾。

★目次

*巻頭特別インタビュー
マイケル・ハート:「「コモン」の革命論に向けて」(聞き手・高祖岩三郎)

*NO! G8からはじまる
辺見庸:「洞爺湖サミットへの熱いメッセージ――「幻想の絶頂」をことほぐのか」
ハンネ・ヨブスト+高祖岩三郎+平沢剛+ミランダ+ジャギィ・シング(序=クリス・ソル):「反G8をめぐる国際ラウンドテーブル」(高祖岩三郎訳)
仲田教人:「会議と革命──オルター・グローバリゼーション運動のはかりかた」
ベン・トロット:「ハイリゲンダムで勝ったような気がしたことがなぜ重要なのかについての覚え書き」(西村あさみ訳)
杉村昌昭:「〈帝国〉と〈強国〉を打ち崩すために」(聞き手・矢部史郎)

■特集=「反資本主義/アート」

*特集巻頭言
高祖岩三郎:「アートとアクティヴィズムのあいだ――あるいは新しい抵抗運動の領野について」

*討議
櫻田和也+田崎英明+平沢剛:「来るべき民衆が「都市的なるもの」においてアートを完成させる――運動/芸術/コモン」

*論考
デヴィッド・グレーバー:「前衛主義のたそがれ」(栗原康訳)
スティーブン・シュカイティス:「情動構成の美学──観客を消滅させ、群衆蜂起をうながす」(西川葉澄訳)
ブルーノ・グーリ:「芸術と労働」(信友健志訳)
ロザリン・ドイッチ:「民主主義の空隙」(比嘉徹徳訳)
スティーブン・ダンコム:「ファンタジーの時代における政治」(平田周訳)

*インタビュー
ブライアン・ホームズ:「文化的問題の諸空間」(森元斎+酒井隆史訳)
クリティカル・アート・アンサンブル:「バクテリアとアメリカ」(小田透訳)
イルコモンズ:「〈帝国〉のアートと新たな反資本主義の表現者たち」
工藤キキ:「ポスト・ノー・フューチャーにとって政治とはなにか──シーンなきアートの現場から」
山田史郎:「もっとモメよう!ゴネよう!ある学生のハンスト」(聞き手・影本剛)
ハーポ部長:「盗みの品格」(聞き手・一色こうき)

*エッセイ
酒井隆史:「現代ぼやきの存在と意味ver.2」
小川てつオ:「246表現者会議」
阿部小涼:「占拠するアート/技巧する占拠」
ヘックス:「デジタル商品の危機と理論の危機、そしてポストメディア工作者」
RADIO MAROON:「ハンドルなんて握っちゃいない──オールドスクールとしての暴走族」
二木信:「奇妙な縁は、いつも路上でつながる――2003年以降の東京の路上と運動についての覚え書き」
一色こうき:「可能性のある空間を作りたい──ホー娘。の批評性」
徳永理彩:「踊る身体とコミュニティ──オーストラリアのラディカル・クィアとインドネシアの波紋」
久保田裕之:「Squat the World!――拡大する居住運動と地域住民との共犯関係」
松本潤一郎:「革命の教育法――アルシーヴ再考」

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次号(04号:08年冬季)予告→「1970年代」
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by urag | 2008-06-21 19:34 | 本のコンシェルジュ | Trackback | Comments(0)
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