2008年 03月 23日

続報:ネグリ来日中止をめぐる関係者インタビュー動画(21日@国際文化会館)

21日の国際文化会館でのネグリ・レセプション改め緊急説明会において収録された、三大学イベント関係者のインタビュー動画「ネグリ来日中止(イベントは予定通り)」がYou Tubeにアップされています。市田良彦さん、姜尚中さん、木幡和枝さんのコメント。

ちなみに、国際文化会館の牛場フェローシップのウェブページに掲載されていた降旗常務理事による長文の経緯解説がさげられて、ごく簡単な文章に差し替わっています。これまでの経緯があるだけに「なんで?!」という声があちこちで上がり始めておりますが、詳細は知りません。

★国際文化会館のメッセージ「アントニオ・ネグリ氏来日中止について 」改訂版:08年3月22日付

このたび、国際文化会館が主催いたします、牛場記念フェローシップの第二回招聘フェローとして3月20日に来日予定であった、アントニオ・ネグリ氏の来日が、中止となりました。

当会館は、民間レベルで文化交流・知的協力を推進することを目的に、さまざまな知識人・文化人の交流事業を行っております。その一環として今回招聘した、世界的知性で、政治哲学者であるネグリ氏の初来日が中止となりましたことを、誠に残念に思います。これまで、ネグリ氏の来日に向けて、ご尽力・ご協力いただいた京都大学、東京大学、東京藝術大学ならびに関係諸機関の方々に、心より感謝申し上げます。

今後とも、国際文化会館は、原点に立ち戻り、ネグリ氏の来日を実現すべく努力してまいります。

京都大学人文科学研究所のメッセージ

京都大学人文科学研究所では、ネグリ氏の来日に際して、人文研アカデミーの活動の一環として、京都大学時計台百周年記念ホールでのネグリ氏の講演会を主催すべく準備を進めてきました。その主催者として、招聘が決定した後、来日の直前になって、今回のような事態が生じるということは、意想外のことであり、また大変遺憾なことと言わざるをえません。

しかし、ネグリ氏はすでに、今回の京都訪問に際して準備された『大都市とマルチチュード』と題された原稿を私どもに届けてくださっています。また、当日登壇をお願いしていたコメンテーターの市田良彦 神戸大学教授、通訳の廣瀬純 龍谷大学専任講師のお二方は、これまでネグリ氏の著作に大きな刺激を受けながらそれぞれの仕事を展開されてきた、日本におけるネグリ氏のもっとも良き理解者でもあります。

したがって、人文科学研究所としては、きわめて異例のことではありますが、今回の催しについては、ネグリ氏不在のまま「アントニオ・ネグリ講演 『大都市とマルチチュード』」として開催し、ネグリ氏のテクストの日本語訳を読み上げるとともに、市田良彦、廣瀬純両氏をあらためてコメンテーターとしてお迎えして、ネグリ氏のテクストについて、さらには彼の不在の意味について、聴衆のみなさまと共に考える場とさせていただきたいと考えています。

講演会開催直前になってのプログラムの内容の変更となり、ネグリ氏の来場を心待ちにしていたみなさまに対してはまことに申し訳ありませんが、諸般の事情をご理解のうえ、どうかふるってご参加いただきますようお願い申し上げます。

東京藝術大学<ネグリさんとデングリ対話>実行者会議のメッセージ:08年3月21日付

<ネグリさんとデングリ対話>ドンデン返し!! アントニオ・ネグリ氏は、今回の来日を断念せざるをえなかった。しかし、芸大では、潜勢力励起事態が起こる。すべては予定の日時に実施されます。

ネグリ氏の招聘元、国際文化会館の「アントニオ・ネグリ氏来日中止について」に説明されている経緯で、同氏の来日はキャンセルになりました。しかし、マルチチュード=有象無象は止まれない、止まらない。宇宙はそうして膨張拡大してきた。世界はそうして無限の物理的、生物的経験をしてきた。それが天然だ。3月29日~30日、ネグリさんはヨーロッパにいる。口惜しいだろう、悲しいだろう,落ち着かないだろう・・・それがどうした? 仕事は着々と進んでいる。生政治はまた大きな一歩、いや何千歩を踏破する。

人権の唯物的根幹である居所と移動の自由を奪われ(またしても!)、友愛と成長の範囲を限定された。それがどうした? マゾで言っているのではありません。もともと<デングリ>は「貧、戦、共」を掲げて、学んじゃおう、遊んじゃおう、一人じゃなく大勢、有象無象の納得へ向けて、際限のない思考と試行を日常にしよう!と企図しました。日本という国家の排外的警戒心なんて初めて知ったわけではありません。[政治犯だったと証明しろ]なんて、そんなデングリ返し的自家撞着が法律にあるだなんて、この点は学んで得しました。

ともかく、私たちはさらに忙しくなりました。「貧、戦、共」は当事者の存在形態なので、環境が変われば即、主体の永劫変化がまた始まる。さあ、無数の出発のために起きよう、服を着よう、靴を履こう!

3月29日,30日、濃密で軽妙な事態のまっただなかで、待っています!
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by urag | 2008-03-23 21:40 | イベント告知 | Trackback | Comments(0)
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