2008年 03月 16日

ブックフェア「暴力・主体・管理」@紀伊國屋書店新宿本店

a0018105_2333152.jpg紀伊國屋書店新宿本店3階のAカウンタ前柱台で、ブックフェア「情況を読む@新宿」第20回「暴力・主体・管理~敵はどこにいるのか?~」が好評開催中です。会期は4月18日(金)まで。弊社の「暴力論叢書」なども陳列されています。ぜひお立ち寄りいただけたら幸いです。以下に転載するのはフェアを企画した大藪さんの挨拶文です。

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「暴力」という言葉から想像されることは、あまりにも多様であると思うのです。

物理的な暴力と精神的な暴力、犯罪に関わる暴力、性に関わる暴力、個人対個人の暴力、グループ対個人、あるいはグループ対グループ、そして国家対個人、あるいは国家対国家……。

今月末に来日するネグリが提起しているような議論、また来月末に出版される『思想地図』(NHK出版)、さらに若手論客・評論家・芸術家の結集した雑誌『ロスジェネ』(5月発売予定)の中にも、様々な形ではありますが、「暴力」に関する考察が随所に含まれているようです。

社会・人文系ではちょっとした盛り上がりが予感されるこの春なのですが、それらを迎えるにあたって、「暴力」の多様性を、包括的に捉える視座を準備する必要を感じます。ともすれば政治学に、ともすれば心理学に、となりがちな議論ですが、それらをひっくるめて視座を創り出すのは社会学の得意とする仕事でしょう。

そこで今後「暴力」を考えるにあたってのスタンダードになるであろう、フランスの社会学者ヴィヴィオルカによる『暴力』(新評論)を手がかりに、古典から現代日本の問題まで、なるべく幅広く集めてみました。

皆様の読書の一助となれば幸いです。

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【書店員の皆様へのお願い】
当ブログでは、弊社の出版物を活用してくださっているブックフェアの積極的な告知を心がけておりますが、未紹介のフェアはまだまだたくさんあると思います。よろしければフェアの開催情報をEメールで弊社までお知らせ下さい。売場の写真を添えていただけるとたいへん嬉しいです。どうぞよろしくお願いいたします。
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by urag | 2008-03-16 23:21 | イベント告知 | Trackback | Comments(0)
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