朝日新聞社の月刊誌
「論座」08年1月号の「読書空間」欄に、「私が選んだ3冊・2007年の収穫本」として、27人の方が寄稿されています。その中で、劇作家の宮沢章夫さんが、3冊のうちに弊社の『
芸術とマルチチュード』を挙げてくださいました。宮沢さん、ありがとうございます。このほか、雨宮処凛、荒川洋治、池内紀、大澤真幸、春日武彦、立岩真也、島田裕巳、清水良典、杉田敦、田口久美子、中条省平、野田努、ほかの各氏が寄稿されています。
ちなみにこの1月号には、北大准教授の
中島岳志(1975-)さんによる「大川周明・幻の原稿」が掲載されています。原稿発見までの過程が明かされていて興味深いです。当の「幻の原稿」は、大川が第二次世界大戦の終戦間際に執筆していたもので、このたび春風社さんから『
頭山満と近代日本』として出版されました。中島さんによる解説付き。