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2007年 09月 06日

大谷能生第一批評集『貧しい音楽』、9月28日取次搬入予定

大谷能生さんの初めての単独著である『貧しい音楽』を、07年9月28日取次搬入予定でいよいよ刊行いたします。6月の時点で、8月刊行予定とお知らせいたしましたが、刊行が延期になり、皆様をお待たせいたしましたこと、深くお詫び申し上げます。

■07年9月28日取次搬入予定 【ジャンル: 音楽/文化批評】

貧しい音楽
大谷能生:著

B6判変型(タテ184ミリ×ヨコ118.5ミリ) 並製カバー装340頁
税込定価2,625円(本体価格2,500円) ISBN:978-4-901477-35-2

■内容:菊地成孔氏の「東大講義」のブレーン、気鋭の音楽批評家/ミュージシャン・大谷能生による第一批評集! ジャズ、テクノ、現代音楽、ポップスなど、ジャンルを横断的に走査し、新たな音楽地図を描き出す。

■主な目次:二重化された死の空間について/録音機器の前の、二つの椅子/引用の終わり、音のそのもの 大友良英インタヴュー/『複製技術時代における芸術作品』へのノート/歌詞講義 「町田町蔵、イスラエル」/パッケージングの前、デジタル化の後/ジョン・ケージは関係ない/ホロコーストを録音するために

■著者:大谷能生(おおたに・よしお)1972年生まれ。横浜国立大学中退。1996~2002年まで音楽批評誌『Espresso』編集に携わる。日本の音楽におけるインディペンデントシーンを中心に執筆活動を続ける他、サックス、エレクトロニクス奏者として、mas,feep,simなどのバンドに参加。2004年に、菊地成孔との共著「憂鬱と官能を教えた学校によって俯瞰される20世紀商業音楽史」(河出書房新社刊)を上梓。同氏とは以降も東京大学教養学部での講義を担当(「東京大学のアルバート・アイラー」として2005年に刊行)。

■イベント情報:〈本屋の教室・音楽の時間〉第六回「新刊『貧しい音楽』リスニング&リーディング」@青山BC本店

出演:大谷能生
日時:07年9月20日(木)19:00~(開場18:45~) ※トークショー終了後にサイン会を行います。
会場:青山ブックセンター本店内・A空間
定員:40名様
受講料:700円(税込) ※電話予約の上、当日ご清算。

電話予約&お問い合わせ電話:青山ブックセンター本店 03-5485-5511
受付時間: 10:00~22:00 ※受付時間は、お問い合わせ店舗の営業時間内となります。御注意下さい。

内容:9月に発売される大谷能生初の音楽批評集『貧しい音楽』(月曜社)で取り上げている音楽を実際に聴きながら、自作の解説と、現在における「音楽批評」の役割について分析します。

※青山ブックセンター「本屋の教室 音楽の時間」とは?:07年4月より、青山ブックセンターHMV渋谷店にて、毎月いずれかの木曜日に「本屋の教室 音楽の時間」と題したマンスリーの音楽講座を開催。今月より、場所を青山本店に移します。音楽の歴史や音楽家にスポットをあてたり、音楽と本の紹介や楽しみ方のレクチャーなど多彩な講師陣を迎えて行う予定です。

***

青山BCさんのイベント告知ページでは、『貧しい音楽』が07年9月11日発売予定となっていますが、青山BC本店ではイベント当日の20日から、イベント会場にてお買い求めになれます。一般書店での発売開始は、9月28日以降になりますので、ご了承ください。

by urag | 2007-09-06 14:35 | 近刊情報 | Comments(0)


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