2007年 07月 08日

今週の注目新刊(第105回:07年7月8日)

ポピュラー音楽と資本主義
毛利嘉孝(1963-):著 せりか書房 07年7月 1,890円 46判213頁 ISBN978-4-7967-0278-2
●弊社刊『文化=政治』(03年12月刊、品切重版未定)に続く著書第二弾! 毛利さんは現在進行中の「下北沢路上解放戦線」の一環で来たる8月4日に行われる予定のイベント「UKダブ研究会路上編」に、鈴木慎一郎さん、鈴木孝弥さんとともに出演予定。

東京大学〈ノイズ文化論〉講義
宮沢章夫(1956-):著  白夜書房 07年7月 2,000円 A5判389頁 ISBN978-4-86191-284-9
●『東京大学「80年代地下文化論」講義』(06年7月)に続く講義録。刊行記念イベントが今週火曜日、紀伊國屋ホールで。
●第70回 新宿セミナー @ Kinokuniya「『80年代地下文化論』から『ノイズ文化論』へ…で、『ノイズ』ってなんですか?」―『東京大学[ノイズ文化論]講義』(白夜書房)刊行記念特別授業―
日時:07年7月10日(火) 19:00~20:30(開場18:30)
会場:紀伊國屋ホール(紀伊國屋書店新宿本店4階)
内容:第1部「東大で授業を行なった2年間を振り返る」(ゲスト:内野 儀)/第2部「「ノイズ文化論」アンコール・紀伊國屋ホール出張講義」(ゲスト:土屋敏男)
料金: 1,000円(全席指定・税込)
前売取扱:キノチケットカウンター(紀伊國屋書店新宿本店5F 受付時間 10:00~18:30)
予約・問い合わせ先:紀伊國屋ホール 03-3354-0141(受付時間 10:00~18:30)

Scratch on the Wall --日本のグラフィティ+ペインター最前線
長澤均+パピエ・コレ:編  ブルース・インターアクションズ 07年7月 2,500円 B5判142頁 ISBN978-4-86020-229-3
●ストリート・アーティストたちのインタヴュー集。「パピエ・コレ」と言えばあの伝説的マガジン。

権力の読みかた――状況と理論
萱野稔人(1970-):著 青土社 07年7月 1,890円 46判224頁 ISBN978-4-7917-6343-6
●『国家とは何か』(05年6月、以文社)、『カネと暴力の系譜学』(06年11月、河出書房新社)に続く第三の書。

季刊〈あっと〉 8号 特集フェアトレードの現在――オルタナティブな南北貿易の回路を求めて
太田出版 07年7月 998円 A5判157頁 ISBN978-4-7783-1083-7

アイデンティティ
ジグムント・バウマン:著 伊藤茂:訳  日本経済評論社 07年7月 2,520円 46判163頁 ISBN978-4-8188-1941-2
●つい先日刊行された『廃棄された生』(中島道男訳、昭和堂)に続いてバウマンの訳書がもう一点。バウマン社会学への注目はますます高まりつつあると言えそうです。

チェ・ゲバラわが生涯――ヒューマン・フォトドキュメント
エルネスト・チェ・ゲバラ:著 ビクトル・カサウス:編 角敦子:訳 原書房 07年7月 3,990円 A4変形判314頁 ISBN978-4-562-04089-6

不都合な真実――ECO入門編
アル・ゴア:著 枝廣淳子:訳 ランダムハウス講談社 07年6月 1,260円 46判208頁 ISBN978-4-270-00226-1
●07年1月刊の同名書籍のコンパクト版。

人命の脱神聖化
ピーター・シンガー:著 浅井篤+村上弥生+山内友三郎:監訳 晃洋書房 07年7月 2,835円 A5判227頁 ISBN978-4-7710-1860-0

ヒトは食べられて進化した
ドナ・ハート+ロバート・W・サスマン:著 伊藤伸子:訳  化学同人 07年7月 2,310円 46判356頁 ISBN978-4-7598-1082-0

受肉――〈肉〉の哲学
ミシェル・アンリ(1922-2002):著 中敬夫:訳  法政大学出版局 07年7月 6,300円 46判541頁 ISBN978-4-588-00868-9

解読 ユダの福音書
J・ファン・デル・フリート(1952-):著 戸田聡:訳 教文館 2,520円 46判290+16頁 ISBN978-4-7642-6666-7
●コプト語原典からの初の全訳とのこと。それにしても関連書が増えてきましたね。

針の上で天使は何人踊れるか――幻想と理性の中世・ルネサンス
ダレン・オルドリッジ:著 池上俊一:監修 寺尾まち子:訳 柏書房 07年7月 3,360円 A5判299+15頁 ISBN978-4-7601-3164-8

いかにして神と出会うか
J・クリシュナムルティ:著 中川正生:訳 めるくまーる 1,890円 07年6月 46判266頁 ISBN978-4-8397-0130-7

偶然と驚きの哲学――九鬼哲学入門文選
九鬼周造:著  書肆心水 07年6月 2,415円 A5判188頁 ISBN978-4-902854-31-2

哲学の歴史(7)理性の劇場 18-19世紀 カントとドイツ観念論
加藤尚武:責任編集 中央公論新社 07年7月 新書判718頁 ISBN978-4-12-403524-7
●第4回配本。目次は以下の通り。総論「カントとドイツ観念論」、ヴォルフとドイツ啓蒙主義の暁、カント、ハーマン、ヤコービ/ヘルダー、ラインホルト/シュルツェ、フィヒテ、ヘーゲル、ドイツ自然哲学、シェリング、シュライエルマハー、ドイツ・ロマン主義、ヘルダーリン。次回配本は第9巻「反哲学と世紀末 19-20世紀 マルクス・ニーチェ・フロイト」須藤訓任責任編集。

モーティマー夫人の不機嫌な世界地誌――可笑しな可笑しな万国ガイド
モーティマー夫人(1820-1878):著 トッド・プリュザン:編 三辺律子:訳  バジリコ 07年7月 1,575円 46判297頁 ISBN978-4-86238-045-6
●著者はイギリス・ヴィクトリア朝時代の児童書作家。実地旅行に出ないまま書いた独断の万国ガイドとのこと。

ルネサンスの活字本――活字、挿絵、装飾についての三講演
E・P・ゴールドシュミット:著 高橋誠:訳 国文社 07年6月 2,940円 A5判204+16頁 ISBN978-4-7720-0518-0

アラマタ大事典
荒俣宏:監修 講談社 07年7月 2,310円 A5判367頁 ISBN978-4-06-214052-2


◎注目の新書

イタリア病の教訓
松本千城:著  新書y:洋泉社 07年7月 819円 205頁 ISBN978-4-86248-175-7
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by urag | 2007-07-08 02:26 | 本のコンシェルジュ | Trackback | Comments(0)
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