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2007年 04月 02日

「人文会ニュース」100号記念号は人文系業界人必読

a0018105_16254341.jpg「人文会ニュース」100号記念号が先週発行されました。「人文会」ニュースは、人文系出版社20社が加盟する業界団体「人文会」が年三回つくっている非売品の会誌です。主に書店員さんに読んでもらうために、人文書を扱っている全国の主要書店に無料配布されています。

100号記念号は、いつもより厚い126頁というボリュームで、目次は以下の通りです。

継続すること――「人文会ニュース」100号発刊を機に …… 代表幹事・佐藤英明(白水社)

〈特別寄稿〉「人文書に期待するもの」 …… 坪内祐三

〈再録〉 創刊の辞 …… 初代代表幹事・中平千三郎(東京大学出版会)

〈インタビュー〉 相田良雄さん(第二代代表幹事・元みすず書房)に聞く …… [参加者] 菊池明朗(筑摩書房)+市川昭夫(法政大学出版局)+濱地正憲(誠信書房)+佐藤英明(白水社)+鎌内宣行(春秋社)+持谷寿夫(みすず書房)+西谷能英(未来社)

人文会の活動を振り返って …… 第三代代表幹事・菊池明朗(筑摩書房)

書店員10人からのメッセージ――100号記念号によせて …… 飯室茂樹(旭屋書店)+市橋昌昭(紀伊國屋書店)+森雅夫(三省堂書店)+岡充孝(ジュンク堂書店)+古田一晴(ちくさ正文館)+隅山泰助(ブックファースト)+横井邦光(丸善)+宍戸哲郎(八重洲ブックセンター)+村越武(有隣堂)+駒瀬丹人(リブロ)

人文書をどう創り、どう売るか――100号記念特別座談会 …… 糸日谷智(東京大学生協本郷書籍部)+宇田智子(ジュンク堂書店池袋本店)+神矢真由美(紀伊國屋書店新宿南店)+新藤顕一(オリオン書房ノルテ店)+関剛士(精文館書店本店)+藤崎寛之(紀伊國屋書店出版部)+橋本育(御茶の水書房)+吉武創(勁草書房)+華園斉(創元社)+鎌内宣行(春秋社)

目次再録――創刊号から100号まで

歴代担当者一覧

*****

評論家の坪内さんのエッセイと、約40年前の人文会草創期時代をめぐる相田さんのインタビューを、特に興味深く読みました。

100号までの目次を見ていくと、ちまたの諸媒体に掲載された出版論や書店論でたびたび言及されてきた有名な座談会や、今読み直してみたいエッセイや資料など、実に盛りだくさんです。業界の貴重な資料でもありますから、合本して再刊されてもいいような気がします。業界人だけでなく、出版や書店に興味をお持ちの一般読者の方々にとっても面白く読めるはずです。内容のごく一部が人文会のサイトから読めます

歴代担当者一覧がついているのも素晴らしいですね。これは一般読者の皆さんには活用しづらい資料かもしれませんが、業界人にとっては人文会の歴史の一端が鳥瞰できる非常に貴重な情報です。業界のキャリアの長い方はここに懐かしい名前も見出すことでしょう。

一般読者でお読みになりたい方は、幹事社である白水社さん(営業部電話03-3291-7811)に在庫を確認されたうえで、郵便切手代160円を送ればいいとのことです。品切の際はご容赦ください。
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by urag | 2007-04-02 15:27 | 雑談 | Trackback | Comments(0)
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