『ソシュール『一般言語学講義』』の新訳が、
東京大学出版会から来月(07年3月)に刊行されるようです。PR誌「UP」2月号巻末の新刊予定に掲載されていました。訳者は影浦峡さんと田中久美子さん。聴講生コンスタンタンによる第三回の聴講ノートの新訳だそうです。
もうご存知の方も多いと思いますが、
岩波書店では本年11月に、『ソシュール「一般言語学」著作集』全4巻を刊行することになっています。同社の「1月の新刊」パンフに掲載されている「2007年の新企画から」に予告が出ています。監修・翻訳は名大の松澤和宏さん。内容紹介文にはこうあります、「1996年発見の新資料を含めた自筆原稿とともに、1907年からジュネーヴ大学で行われた全3回の講義の全容を明らかにする学生の聴講ノートを厳密な校訂の下に紹介する」。