ウラゲツ☆ブログ

urag.exblog.jp
ブログトップ
2006年 05月 15日

グーグル・ブックスがやってくる

業界紙「文化通信」によれば、グーグルが日本での「ブック検索」に向けて出版社登録ページなどオープンした、とあります。 「Google ブック パートナー プログラム– 書籍のオンライン マーケティング プログラム」がそれです。

ブック検索」は現在のところ日本語に対応していませんが、まずはビジネス・パートナーを見つけたいという意向のようです。どこの出版社が申し込むかは未知数ですけれども、登録無料なので、自費出版系の書籍には有効な宣伝手段になるのではないかと思います。出版「社」だけが対象なのではなく、広義での出版「者」、発行者、著作権者が対象であるはずです。

ブック検索とは、ミシガン大学、ハーバード大学、スタンフォード大学、オックスフォード大学の各図書館やニューヨーク公立図書館が所有する蔵書の書誌情報と内容を、ユーザーが検索でき閲覧できるようにするシステムです。登録された書籍は中味の全文を検索でき、購入できる場所や借りるための図書館等の情報を知ることができるそうです。

全文を検索できるといっても、全文を閲覧できるわけではありません。あくまでも本を購入したり借りたりすることの支援がブック検索の本意であるように見えます。

上記の図書館に収蔵されている日本語の書籍もデータ化の対象になっているようです。ブック検索に登録された本の情報を著作権者や出版社が除外したい場合には、その旨をグーグルに申請しなければなりません。そっちは勝手に進めてしてしまうくせに削除申請となると面倒だなあもう。

上記の図書館ともなると、それなりに日本語の書籍も定期的に購入しています。検索対象に登録される本も続々と出てくることでしょう。この先いつからこのことが業界内の表立った議論の俎上にのぼってくるか、注視したいと思います(すでにアマゾンの「なか見!検索」については議論があります)。現時点ではブック検索は日本の図書館とは提携していませんが、提携を申し出る図書館が出てくるかどうか、そこにも注目したいと思います。
[PR]

by urag | 2006-05-15 19:40 | 雑談 | Trackback | Comments(0)
トラックバックURL : http://urag.exblog.jp/tb/3612043
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。


<< 弊社絶版本をお探しなら紀伊國屋...      今週の注目新刊(第50回:06... >>