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2006年 04月 14日

青山BC六本木店が25日より休業、6月7日新装開店

四半世紀に渡り営業してきた青山ブックセンター六本木店が、改装工事のため4月24日(月)22:00にいったん閉店することになりました。4月25日(火)から6月7日(水)まで休業し、6月8日(木)10:00に新装開店するそうです。

青山BCを象徴する店舗と言っていい六本木店は、近年、色々な苦難を味わってきました。次々と進出する他書店からのプレッシャーがありました。駅直結のあおい書店や東京ランダムウォーク・ストライプハウス店をはじめ、六本木の地勢図をガラリと塗り替えてしまった六本木ヒルズの完成とともに、TSUTAYA TOKYO ROPPONGI有隣堂六本木ヒルズ店、そして六本木ヒルズアートアンドデザインストアがオープンし、群雄割拠の戦乱時代へ突入。界隈の老舗だった誠志堂は書店業から撤退し、青山BC自体も自社の経営難があったりして、本当に楽ではなかったと思います。

これから一ヶ月以上クローズし、満を持して再デビューを期します。プレスリリースによれば、「国立新美術館、サントリー美術館のオープンを2007年にひかえ、今後ますます、六本木がアート・デザインの発信エリアとして注目を集めていく」ことを見据えてのリニューアルだそうです。店舗面積は150坪。広さで言えばこんにちではもはや「大型店」とは呼べませんが、その分は中味で勝負する考えのようです。

注目したいのが店内の「エリア・コンセプト」。以下のようなゾーンを展開するとのことです。

ZONE A (A=ARTISTIC アーティスティック) ―「見る」「聴く」が生み出す至福―
写真、美術、映画、音楽、コミックスetc。「眼と耳から味わうことで、『私という空間』のすみずみまで感動が広がる。海外輸入物から国内レア・アイテムまで、探している一冊に出会えるスペース。」

ZONE B (B=BASIC ベーシック) ―日常生活をより豊かにするための素材―
読みもの、ライフスタイルetc。「立ち止まる、寄り道する楽しみを提供。回り道のようでいて、根本に立ちかえり、仕事や雑事を離れて、自分を取り戻すために。本を探すのはくつろぎの一つ、と思えるスペース。男性・女性を問わず、より充実した生活のためのエッセンスを取り揃える。」

ZONE C (C=CREATIVE クリエイティブ) ―仕事のアイディアや発想のヒント―
デザイン系の和書・洋書を中心に、コンピューターグラフィック、広告、マーケティング関連の書籍など。「メディア、デザインなどの仕事に携わる方々のためのエリア。品揃えの妙、組み合わせの妙、レイアウトの妙。視界を開き、発想をときほぐすひらめきがきっと見つかる。」

さらに次のような運営コンセプトもあります。

POINT C’ (C=COMMUNICATION コミュニケーション)
「『青山ブックセンターといえばイベント』と思って下さるお客さまも多いことでしょう。新オープン後も、さまざまな作家の方々のサイン会、サイン本販売、店内演奏、ギャラリー展示などを予定しています。作家の方々と読者、アーティストとファンを、生でつなげる場所として今後も活動していきます」とのこと。

ゾーンの振り分けを見ていると、わが社が関連してくるような人文書はひょっとしたら思い切って置かなくなるのかなと想像してしまうほどですけれど、全く置かないということはたぶんないような気がします。続報はまた今度。

青山ブックセンター六本木店
新装開店日 2006年6月8日(木)10時~
店舗所在地 〒106-0032 東京都港区六本木6-1-20 富山電気ビル
営業時間 平日・祝日:10時~翌朝5時/日曜日:10時~22時 年中無休
電話:03-3479-0479 FAX:03-3479-0605
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by urag | 2006-04-14 21:46 | 雑談 | Trackback(1) | Comments(0)
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