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2006年 02月 24日

発売1週間で10万部までの増刷を決定

難病プロジェリア(早期老化症)に罹っている14歳の少女アシュリー・ヘギちゃんが自らの人生について語った本『アシュリー』が先週扶桑社から発売されましたが、書店から追加注文が殺到、発売1週間の動向で10万部まで増刷することを決定したそうです。すごいですね。

その健気だけれども芯の強さを感じさせる生きかた(強さという言葉では単純に言い表せない何かなのですが)や彼女の素晴らしいお母さんに学ぶところが多く、私も読んでみたいなとは思いましたが、10万部という数字がいったいどんなものか、想像もつきません。

かつて某社につとめているとき倉庫で返品の山を見てとても驚いたことがありますが、山と言ったってせいぜい千部ちょっと。それでもその物量に圧倒されたくらいでしたから、10万部というと……やっぱり想像がつきません。いつかそんなベストセラーを手がけてみたいものです。

強ささという言葉では単純に言い表せない何か……タルコフスキーの映画『ストーカー』に、登場人物の一人が「弱さこそ偉大なのだ」と語る場面があったと思います。逆説めいた言葉で初めて見た当時は意味がよく理解できなかったのですが、その後、ふとした瞬間に「弱さの強さ」について、その一端を直感的に理解するような経験が何度かありました。

「強さ」にはない「弱さ」の豊かな価値について、今また思いを馳せます。そして、アシュリーちゃんの言葉を反芻します、「プロジェリアじゃなければいいのに、なんて思わないわ。わたしは、わたしという人間であることが幸せだもの」。(H)
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by urag | 2006-02-24 23:18 | 雑談 | Trackback | Comments(0)
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