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2006年 01月 14日

ジュディス・バトラー初来日講演会は大盛況

a0018105_21464112.jpga0018105_2147624.jpg『ジェンダー・トラブル』や『アンティゴネーの主張』(いずれも青土社)、『触発する言葉』(岩波書店)などの著書で知られるアメリカの思想家のジュディス・バトラーさんが初来日を果たし、本日14:00から茗荷谷のお茶の水女子大学の講堂で講演会「Undoing Gender」が行われました。

写真は会場に貼られたチラシと、休憩時間中の会場の様子です。

大きな講堂は驚くほどの人で埋め尽くされました。500人は軽く越えており、どうやら1000人近い来場者数だったようで、大盛況ぶりにびっくりしました。女性が多かったと思いますが、男性や外国人の方々も少なからずいて、老若男女の幅広い層が見受けられました。

訳書や解説書を刊行している青土社さんの販売ブースも盛況で、わずか数十分で百数十冊が売れたようです。人文系の個人講演の出張販売ではほとんどありえない数字。ただただ驚き、感心するばかりでした。

講演内容は、初来日にふさわしく、バトラーさんの思想的営為の根本姿勢が分かりやすく明確に示されたものでした。バトラーさんがゆっくりと落ち着いたトーンで原稿を読み上げ、竹村和子さんが続いて補足を交えつつ訳稿を読まれました。主なテーマは、ジェンダー/セクシュアリティと政治、そして精神分析でした。講演は遠からず、某社の某学術月刊誌に掲載されると聞いています。

後半の質疑応答では誠実なバトラーさんの人柄が滲み出ていて、なごやかな雰囲気のうちに17:40過ぎに終了しました。すると、壇上のバトラーさんの前にはサインを求める人の長蛇の列がたちまち出来上がりました。一人一人に丁寧に対応されていました。

今回の来日に合わせて、紀伊國屋書店新宿本店5Fの人文書売場では昨日から、「ジュディス・バトラーとポスト・フェミニズム――バトラー来日記念」と題したブックフェアが開催され、百数十点もの関連書が陳列販売されています。2月中旬まで展開されていますので、皆様どうぞご覧になってください。

月曜社ではバトラーさんの著書の翻訳企画がありますが、それはまた後日発表できるのではないかと思います。(H)
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by urag | 2006-01-14 22:22 | 雑談 | Trackback | Comments(2)
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Commented by バトらー at 2006-01-14 22:44 x
今日の講演会すごかったですね。ちょっと感動しました。月曜社さんの企画、はやく知りたいところです。
Commented by urag at 2006-01-15 22:16
バトらーさんこんにちは。本当に大盛況でしたね。弊社の企画はまた然るべきタイミングでご報告いたします・・・


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