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2015年 05月 11日

注目新刊:バトラーなど6人の論客による論集『人民とはなにか?』以文社、など

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★上村忠男さん(訳書:アガンベン『到来する共同体』、共訳:アガンベン『アウシュヴィッツの残りのもの』『涜神』、スピヴァク『ポストコロニアル理性批判』、編訳書:スパヴェンタほか『ヘーゲル弁証法とイタリア哲学』、パーチ『関係主義的現象学への道』)
60年代を振り返る回想録、その名もずばり『回想の1960年代』をぷねうま舎さんから上梓されました。60年代というのは1942年生まれの上村先生にとって18歳から20代にあたる青年時代で、60年代論としても出色の書き下ろしです。目次詳細は書名のリンク先をご覧ください。

回想の1960年代
上村忠男著
ぷねうま舎、2015年4月、本体2,600円、四六判上製260頁、ISBN978-4-906791-44-6
帯文より:60年安保闘争から「学生叛乱」前夜の68年へ、革命の夢と挫折、知のあり方をめぐる深い疑念と紆余曲折、「歴史」になろうとする時代への愛惜をつづる。


★ジュディス・バトラーさん(著書:『自分自身を説明すること』『権力の心的な生』)
バトラーさんの論考「われわれ人民――集会の自由についての考察」を含むアンソロジー『人民とはなにか?』が以文社さんより刊行されました。ほかにはバディウ、ブルデュー、ディディ=ユベルマン、サドリ・キアリ、ランシエールらの論文が収録されています。目次詳細は書名のリンク先をご覧ください。

人民とはなにか?
アラン・バディウほか著、市川崇訳
以文社、2015年5月、本体2,400円、四六判上製228頁、ISBN978-4-7531-0325-6
帯文より:「シャルリー・エブド」事件などの国際テロリズムは、アメリカの拡張的な世界戦略の帰結である。本書は、この新自由主義的グローバリズムに抗する革新的主体としての「人民」概念の再興を促す論集。


★門林岳史さん(共訳:リピット水田堯『原子の光(影の光学)』)
関西大学映像文化学会のニューズレター「EB」第6号(2015年3月発行)に巻頭言を寄稿されています。ベルリン工科大学のクリスチャン・フォン・ヘルマン(メディア・技術史研究)教授の研究室で客員研究員として過ごされた昨年の経験について綴っておられます。


★宮崎裕助さん(共訳:ド・マン『盲目と洞察』)
講談社の歴史的シリーズ「現代思想の冒険者たち」の第28巻として1998年に刊行された高橋哲哉さんの『デリダ』が『デリダ――脱構築と正義』と改題され、講談社学術文庫より今月(2015年5月)再刊されました。宮崎さんは文庫版の解題「「新たな決定の思想」を再導入する」(344-354頁)を寄せておられます。
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by urag | 2015-05-11 16:29 | 本のコンシェルジュ | Trackback | Comments(0)
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