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2005年 06月 06日

日経新聞記事「名作写真集、復刊続く」

「日本経済新聞」6月5日(日)24面の「読書欄」の「活字の海で」コーナーに、同紙文化部の白木緑さんがお書きになった記事「名作写真集、復刊続く――日本の造本、海外でも評価」が掲載されており、小社の『地図――川田喜久治写真集』が言及されています。小社代表のコメントも載っています。同記事で取り上げられているのは、『地図』のほかに、青幻舎さんの『鎌鼬』、国書刊行会さんのシリーズ『日本写真史の至宝』(全6巻、別巻1)。

「〔それぞれの復刻版は〕米国の出版社からも発売が決まっている。復刊ブームは、日本の写真集文化の輸出にも一役買っている」と、記事は結ばれています。そうですね。ブームというよりは偶然ですが、他社さんの出版企画と一脈通じる動向が近ごろはありました。もちろん出版社としてはこのニュースを書店さんにも周知していただいて、盛り上がってくださるととても嬉しいです。以下のようなイベントもすでに告知されています。

◆飯沢耕太郎+金子隆一+クリス・ピヒラー(Nazraeli Press)トークショー「写真集の魅力と愉しみ――作る、読む、蒐める」

日時:2005年6月26日(日)15:00~17:00(14:30開場)
会場:青山ブックセンター本店内・A空間
定員:60名様
入場料:¥500(税込)電話予約の上、当日精算
電話予約&お問い合わせ電話:03-5485-5511

内容:写真集という「メディア」の魅力はどこにあるのか。雑誌や新聞といったマスメディアとも、オリジナルプリントとも違うその魅力について、第一線で写真集と格闘する3人のプロが「作り」「読み」「蒐める」それぞれの立場から大いに語りあう。「日本写真史の至宝」のほか、川田喜久治「地図」、細江英公「鎌鼬」といった過去の名写真集の復刻や、Martin Parr, Photobook、 Andrew Roth、 The Book of 101 Books といった「写真集本」の刊行が相次ぐ現在の状況を読み解く。

飯沢耕太郎:写真評論家。おもな著書に、『「芸術写真」とその時代』(筑摩書房)、『写真に帰れ 「光画」の時代』(平凡社)のほか、『写真美術館へようこそ』(講談社現代新書)、『私写真論』(筑摩書房)、『同時代写真』(未来社)、『「写真時代」の時代!』(白水社)、『The History of Japanese Photography』(イエール大学出版局)など。

金子隆一:写真史家。東京都写真美術館専門調査員。武蔵野美術大学非常勤講師。大正・昭和期のピクトリアリズムの研究における第一人者。編著に『植田正治 私の写真技法』(TBSブリタニカ)、『定本 木村伊兵衛』(朝日新聞社)など、共著に『The History of Japanese Photography』(イエール大学出版局)など。

クリス・ピヒラー:1990年にドイツで写真集専門の出版社Nazraeli Pressを設立、1996年アメリカに拠点を移し、マイケル・ケンナ、ロバート・アダムス、リー・フリードランダーのほか、森山大道、柴田敏雄、山本昌男、やなぎみわ、鈴木理策、オノデラユキ、畠山直哉、米田知子、今道子、三好耕三、伊奈英次など、現代日本の写真家の作品集も制作。

以上です。(H)
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by urag | 2005-06-06 09:45 | 芸術書既刊 | Trackback | Comments(0)
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