弊社出版物の著者の皆様の最近のご活躍をご紹介します。
★G・C・スピヴァクさん(著書『ポストコロニアル理性批判』)
一昨年、京都賞受賞により来日講演を四回行ったその講演録が一冊の本になりました。本日取次搬入の新刊です。篠原さんによる解説を版元さんのウェブサイトで読むことができます。
いくつもの声――ガヤトリ・C・スピヴァク日本講演集
ガヤトリ・C・スピヴァク著 星野俊也編 本橋哲也/篠原雅武訳
人文書院 2014年2月 本体1,800円 4-6判上製150頁 ISBN978-4-409-03081-3
帯文より:世界のあらゆる境界と時間を越え、名もなき人々の声がこだまする――スピヴァク思想の真髄を示す圧巻のスピーチ。
帯文(裏)より:2012年秋、スピヴァクは京都賞受賞を機に来日、各地で四つのスピーチをおこなった。世界的な思想家、教育者、社会活動家となったいま、あらためて自身の来歴と活動をふまえ、グローバル化における人文学的想像力や民主主義の再考などについて、時にやさしく、時に力強く私たちに呼びかける。
目次:
序文(星野俊也)
1 いくつもの声(2012年11月11日 国立京都国際会館)
2 翻訳という問い(2012年11月12日 国立京都国際会館)
3 グローバル化の限界を超える想像力(2012年11月14日 大阪大学)
4 国境のない世界(2012年11月16日 国際文化会館)
解説(篠原雅武)
★松本俊夫さん(著書『逸脱の映像』)
『逸脱の映像』の刊行を記念して以下の作品上映が行われます。2月22日(土)最終回上映後に、映画文筆家の松崎健夫さんと『逸脱の映像』の編者金子遊さんのトークイベントが行われます。タイムテーブルや料金等の詳細はイベント名のリンク先をご確認ください。
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松本俊夫・劇映画の世界「薔薇の葬列」1969年/「修羅」1971年
会場:キネカ大森(東京大森)
上映期間:2014年2月22日(土)~2月28日(金)
★竹田賢一さん(著書『地表に蠢く音楽ども』)
以下の通りライヴが行われます。詳細はイベント名のリンク先をご覧ください。
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剰余価値分解工場2014
出演:大凶風呂敷(白石民夫、Cammisa Buerhaus[from New York])、後飯塚僚、山崎春美、工藤礼子、工藤冬里、鈴木健雄、高橋幾郎、竹田賢一
日時:2014年3月3日(月)20:00開演
会場:ラストワルツ(東京 渋谷)
料金:全席自由、前売¥2,500、当日¥2,800(税込、ドリンク別)