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2013年 12月 25日

BH叢書第2弾:菊地原洋平『パラケルススと魔術的ルネサンス』ついに刊行!

弊社出版物の著訳者の皆様の最近のご活躍をご紹介します。

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★ヒロ・ヒライさん(編著:『ミクロコスモス』第一集)
★菊地原洋平さん(寄稿:『ミクロコスモス』第一集)
ヒライさんが監修されている「bibliotheca hermetica叢書」の第二弾『パラケルススと魔術的ルネサンス』がついに刊行されました。弊社刊『ミクロコスモス』第一集に寄稿されていた菊地原洋平さんによる第一作となるパラケルスス論です。目次詳細は書名のリンク先をご覧ください。さる21日(土)には紀伊國屋書店新宿本店で刊行記念トークイベント「賢者の石・ホムンクルスからアロマテラピーまで――パラケルススの魔術的世界」(菊地原洋平×ヒロ・ヒライ×長谷川弘江)が行われ、盛況裡に終わったと聞きます。なお現在、同店人文書売場では刊行記念ブックフェア「近代医学の父か?魔術師・錬金術師か?――パラケルススの世界」が開催中です(1月初旬まで)。ヒライさんがパラケルススの著作やパラケルススをモデルにした小説など15点を選書。主な書目にはヒライさんのコメントPOPが付されています。店頭の様子が、フェア名のリンク先でご覧になれます。

そもそも日本人の書き手による、丸ごと一冊がパラケルススを扱った本というのは、大橋博司『パラケルススの生涯と思想』(思索社、1976年) 、種村季弘『パラケルススの世界』(青土社、1977年) に続く、本当に久しぶりの成果で、画期的なことです。パラケルススの訳書も少しずつ増えてきた昨今、パラケルススへの注目が必然的に高まってくる気がします。なお、同書の編著者略歴によれば、中央公論新社さんからの近刊で、ヒロ・ヒライ&小澤実編『知のミクロコスモス――西欧中世ルネサンス精神史研究』という本が出版されるようです。菊地原さんも「ルネサンスにおける架空種族と怪物――ハルトマン・シェーデルの『年代記』から」と題したご論考を寄せられるようです。

パラケルススと魔術的ルネサンス
菊地原洋平著 ヒロ・ヒライ編集
勁草書房 2013年12月 本体5,300円 A5判上製336頁 ISBN978-4-326-14827-1
帯文より:近代医学の創始者か、賢者の石を手にいれた錬金術の達人か? 魔術・占星術とキリスト教の融合をめざして放浪するホーエンハイム。パラケルスス研究の最前線をここに!


★中山元さん(ブランショ『書物の不在』)
光文社古典新訳文庫でカント『純粋理性批判』(全7巻、2010-2012年)や『実践理性批判』(全2巻、2013年)、そして『永遠平和のために/啓蒙とは何か 他3編』(2006年)や『道徳形而上学の基礎づけ』(2012年)などの新訳を手掛けられてきた中山さんが2011年1月から8月にかけて東京ドイツ文化センターで行った全6回の連続講義が、一冊の本にまとまりました。第1回の講義の様子は、同センターの公式ブログでレポートされています。約90分の講義と質疑応答があり、盛況な会だったそうで、古典新訳文庫のカフェブログにも写真とともに詳しいレポートが載っています。目次詳細は書名のリンク先をご覧ください。

自由の哲学者カント――カント哲学入門「連続講義」
中山元著
光文社 2013年12月 本体2,000円 四六並製363頁 ISBN 978-4-334-97758-0
帯文より:入門を超えた入門書! 今を生きるためにカントを読む!


★リピット水田堯さん(著書:『原子の光(影の光学)』
「図書新聞」2013年12月21日号(3139号)に掲載された「2013年下半期読書アンケート」において、49名の回答者のうち、四方田犬彦さんと三浦哲哉さんが『原子の光』を取り上げてくださいました。四方田さんの選評は「アメリカの映画研究に類書のない、現代思想との連携書として」。三浦さんの選評は「映画とX線と精神分析との、1895年の出合いによって画された「没視覚性 avisuality」をめぐる思索の記録。そもそも人類がそれについて語る言葉を持たなかった領域へ、融通無碍に言葉を変形させながら分け入ってゆく」。四方田さん、三浦さん、ありがとうございました。
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by urag | 2013-12-25 19:27 | 本のコンシェルジュ | Trackback | Comments(0)
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