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2013年 09月 29日

◎注目の近刊文庫:10月創刊「文春学藝ライブラリー」、ほか

◆10月創刊、文春学藝ライブラリー

★文藝春秋の代表取締役社長、平尾隆弘さんが「創立90周年を迎えて――気兼なしに、自由な心持で」というメッセージで明かしていた文春学藝ライブラリーがいよいよ来月(2013年10月)創刊となります。「新文化」9月13日付記事「文藝春秋、「文春学藝ライブラリー」創刊へ」によれば、「10月18日、既刊書などを文庫版で復刊し、5点を揃えて創刊する。中高年や大学生など本好きに向け、長期販売を目指す。偶数月20日発売。以降3~4点のペースで刊行、定価は1200~1600円の予定」とのこと。同記事や版元サイト、ネット書店、取次会社が公開している情報を確認したところ、以下の5点で創刊されるようです。価格は税込。

江藤淳『近代以前』1491円、ISBN978-4-16-813001-4
福田恆存『保守とは何か』浜崎洋介編、400頁、1607円、ISBN978-4-16-813002-1
内藤湖南『支那論』352頁、1617円、ISBN978-4-16-813003-8
文藝春秋編『天才・菊池寛――逸話でつづる作家の素顔』224頁、1229円、ISBN978-4-16-813004-5
ジョン・メイナード・ケインズ『デフレ不況をいかに克服するか――ケインズ1930年代評論集』松川周二編訳、1239円、256頁、ISBN978-4-16-813005-2

★すでに予約を開始しているアマゾンでの発売日は10月16日となっています。そこから推測すると、16日に取次搬入で18日より店頭発売となるものと思われます。ライブラリーという名称から考えると、平凡社ライブラリーや小学館ライブラリーといった、文庫より一回り大きなサイズを想像します。文藝春秋のサイトでは「文春文庫」内に個別の書目紹介ページが置かれていますし、版型は文庫版と表示されています。また、セブンネットショッピングや楽天ブックスではサイズが「文庫」と記載されている一方、アマゾンでは書名の脇に「新書」と表示されています。結局のところ現物を見るまで正確なサイズはよく分からないのですが、値段から推測するとやはり文庫より一回り大きそうな気がします。

★なぜこうしたシリーズがあの文春から出るのか、興味深いところです。私が以前仄聞したところでは、某社で人文書を手掛けてきた辣腕編集者が確か移籍したのではなかったかと記憶しているものの、その方が担当しているのかどうかは知りません。さすがに創刊ラインナップとあって5点とも食指が動きます。気になる書目から以下に見ていきます。

★ケインズ『デフレ不況をいかに克服するか――ケインズ1930年代評論集』は立命館大学で経済学を教えておられる松川周二教授による編訳書です。版元サイトの内容文は、まず短いヴァージョンが、「ケインズなら、今日、どんな政策を? 失業対策、国債発行、保護貿易……デフレ脱却の提言を果敢に行った1930年代のケインズ。今日なお示唆に富む、諸論稿を初邦訳」。長いヴァージョンはこうです。「21世紀の今、ケインズならどうするか? デフレ不況、失業、財政赤字、国債発行、自由貿易と保護貿易、為替レート、人口減少など、1930年代のケインズは、今日にも通じる諸問題に取り組み、平明な言葉で分析と政策提言を行いました。そのうち、いずれも未邦訳の重要論稿を十数本精選・訳出したのが本書です。大部な理論的著作は敬遠したい読者にも、ケインズの資本主義観・経済理論・政策提言のエッセンスをご理解いただける評論集です」。この紹介文には文末にNTと署名されているのですが、このイニシャルはまさに、移籍したと私が聞いた編集者のイニシャルですから、やはり――。

★トーハンが運営しているe-honでの単品ページでは、「おすすめコメント」欄に以下の紹介文がアップされています。「1930年代のケインズは、直面した経済的困難に対して、問題の本質を理論的に解明し、具体的で現実的な政策手段を提案した。そして、理論的著作の執筆だけでなく、新聞や雑誌への寄稿、あるいは講演という形で、より広範な市民に向けて、みずからの考えを噛み砕いて、積極的に提示し続けたのである。その優れた著作からだけでは掴めない、ケインズのもう一つの魅力と重要性は、ここにある。/デフレ大不況、財政問題、国際通貨問題、貿易問題など、ケインズが格闘した諸問題は、いずれも、今日のわれわれが直面している問題でもある。具体的に、ケインズは、①雇用の創出効果は広範に及び、十分に大きいこと、②財政への悪影響は、一般に考えられるよりも小さいこと、③正常水準からの物価上昇は、景気回復に必ず伴うものであり、インフレではないこと、④長期金利の上昇を招いて民間投資を締め出したり、国債の借換コストを上昇させたりはしないこと、などを主張した。まさにこれは、今日の脱デフレ政策と通底するものである。/そこで、本書は、「失業の経済分析」「世界恐慌と脱却の方途」「ルーズベルト大統領への公開書簡」「財政危機と国債発行」「自由貿易に関するノート」「国家的自給」「人口減少の経済的帰結」など、1930年代のケインズの重要論稿を十数本、精選し、「世界恐慌」「財政赤字と国債発行」「自由貿易か、保護貿易か」「経済社会の国家の介入」といったテーマ別に編集した。/本書に収録された、いずれも未邦訳の諸論稿は、ケインズの時代と共通する経済的問題に直面するわれわれにとって、多くの示唆や教訓を含み、今後の指針ともなりうるだろう」。この紹介文は、アマゾンやセブンネットショッピングなどに掲載されている内容紹介と同じものです。

★ケインズはここしばらく、主著の新訳が続いたり(『雇用、利子および貨幣の一般理論』上下巻、間宮陽介訳、岩波文庫、2008年;『雇用、利子、お金の一般理論』山形浩生訳、講談社学術文庫、2012年)、関連書が多数出ており、さながら「ケインズ・リヴァイヴァル」もしくは「ケインズ・ルネサンス」と言ってよい状況です。このたび刊行される『デフレ不況をいかに克服するか』によってケインズ再評価はますます高まりそうです。

★次に福田恆存『保守とは何か』ですが、編者の浜崎洋介(1978-)さんは一昨年『福田恆存 思想の〈かたち〉――イロニー・演戯・言葉』(新曜社、2011年)を上梓されています。これは浜崎さんの博士論文「福田恆存の思想――作家論・芸術論・国語論の観点から」を元にした本で、福田恆存の著書を徹底的に読み直し辿り直すことによって「保守反動」のレッテルから救おうとするものでした(ちなみに修士論文は小林秀雄について書かれたそうです)。この本については今春、三浦展さんが浜崎さんにインタヴューされています(「これからの日本のために、福田恆存のことを考えよう」)。長篇です。このインタヴュー記事ではこんなやりとりがありました。

浜崎:実は、2013年に、文藝春秋が、新たに「文春学藝ライブラリー」という文庫シリーズを立ち上げるらしいのですが、まずは、そこから福田のアンソロジーを、たとえば、保守論、文学論、政治論、という感じで出そうという話はあります。

三浦:1冊で?

浜崎:まずは1冊で。できれば、その後、2冊、3冊と出せればと思っていますが、そのアンソロジーと解説は僕がやることになっています。

三浦:そうなの。

浜崎:あと、「保守とは何か」という感じで新書を出そうという話もあるんですが、それは、もちろん文学に寄せた形で、やれることはやりましょうという感じです。それは来年か、再来年かわかりませんが、近いうちには書きたいとは思っています。

★このインタヴューにあるアンソロジーの続編や新書がいずれ出ることを楽しみにしたいと思います。さて次に、アンゾロジーの第1弾『保守とはなにか』の内容について、版元サイトの紹介文を見てみます。「保守とは「主義」ではなく「態度」である。旧来の「保守」像と「福田恆存」像を刷新すべく、気鋭の若手論客が最重要作品を年代別に精選した究極のアンソロジー」。これが短いヴァージョン。長い方はこうです。「福田恆存が戦後の時流に抗して孤独のなかで掴んだ生き方としての「保守」。それは、時局に左右されたり、イデオロギーとして声高に叫ばれるようなものではありません。福田恆存によれば、「保守」とは、主義ではなく、態度であり、人は、本来、「保守」的にしか生きられません。「過去にたいする信頼の上に生きてゐる人間に見とほしは必要ない。自分が居るべきところに居るといふ実感、その宿命感だけが人生を支えてゐる」――本書は、気鋭の若手論客が編んだ、最良の「福田恆存入門」にして「保守思想入門」です」。この文章の署名もNTさん。

★さらに、オンライン書店用のコメントも見てみましょう。「「私の生き方ないし考へ方は保守的であるが、自分を保守主義とは考へない。保守主義などといふものはありえない。保守派はその態度によつて人を納得させるべきであつて、イデオロギーによつて承服させるべきではない。」福田恆存が戦後の時流に抗して孤独のなかで掴んだ、「主義」ではなく「態度」としての保守。/時事的な論争家、文芸評論家、脚本家、演出家、シェイクスピア翻訳者など多くの顔を持つ福田恆存は、「保守論客」と位置づけられながらも、その「保守」の内実は、必ずしも十分に理解されてきたとは言い難い。福田恆存にとって「保守」とはいかなるものだったのか――本書は、その問いに迫るべく、気鋭の若手論客が編んだアンソロジーである。/本書の構成は、以下の通り、Ⅰ~Ⅴまで、年代順であると同時にテーマ別に構成されているが、福田恆存の思索自体が、問いに対する答えを一つずつ腑に落としながら、時代ごとに形成されたものにほかならないからである。「Ⅰ 『私』の限界」〔九十九匹(政治)には回収できない一匹(個人)の孤独とその限界をみつめた論考〕。「Ⅱ 『私』を超えるもの」〔近代個人主義の限界で、エゴ(部分)を超えるもの(全体)へと開かれていった福田の論考〕。「Ⅲ 遅れてあること、見とほさないこと」〔近代=個人を超える「全体」を「伝統」として見出しながら、それを「主義」化できないものとして受容しようとした論考〕。「Ⅳ 近代化への抵抗」〔戦後を風靡した合理主義と近代主義に抵抗した論考〕。「Ⅴ 生活すること、附合ふこと、味はふこと」〔「生活感情」に基づき、主義ではない、生き方としての「保守」の在り方を示したエッセイ〕。/旧来の「保守」像と「福田恆存」像を刷新する本書は、今日、最良の「福田恆存入門」であると同時に「保守思想入門」である」。

★福田恆存さんの著書や訳書は多数文庫で読むことができますが、近年では、麗澤大學出版會から『福田恆存評論集』全20巻+別巻1(2007-2011年)が刊行されています。また、「保守思想」をめぐっては、必読の基本的テクストがあります。今月待望の増補版が刊行されたマイケル・オークショット『政治における合理主義』(嶋津格ほか訳、勁草書房、2013年9月)に収録されている高名な論文「保守的であるということ」です。この論文を読めば、だいたいの読者は「自分も保守派だな」と感じるだろうと思います。ちまたにあふれる「保守」についての凡庸なイメージはこの秀逸な論文でただちに払拭されるでしょう。福田さんの生きざまと同様に、オークショットにおいてそれは主義というよりは、人間の心の必然的傾向性を示しています。正確に言えば、人は誰しもおのれのうちに保守的な部分と革新的な部分を両方持っており、縁に触れてその都度別々の側面が前に出るようになっているのでしょう。オークショットの人間観察の卓抜さに学ぶところは多いです。

★残りの3点も版元の内容紹介文を借りながら、急ぎ足で見てみます。内藤湖南『支那論』は「「中国の民主化」は原理的に不可能なのか? 博識の漢学者にして、優れたジャーナリストであった内藤湖南。辛亥革命以後の混迷に中国の本質を見抜いた近代日本最高の中国論」と紹介されています。長いヴァージョンの紹介文は書名のリンク先をご覧ください。やはりNTさんがお書きになっています。内藤湖南(1866-1934)の中国史研究の古典的地位については改めて言うまでもありません。中公クラシックスの『東洋文化史』(2004年)もアンソロジーのひとつですし、講談社学術文庫の『日本文化史研究』(上下巻、1976年)は中国と日本の歴史的関係をひもとく上で欠かせない基本書です。

★江藤淳『近代以前』はもともとは月刊誌「文學界」の連載で、1985年に単行本が出ています。その時の版元紹介文は以下の通りでした。「古くは中国、近くは西洋の影響を受けながら日本文学に通底する独自性とはいかなるものか。その総体に“共時的”に触れる文芸評論」。今回の文庫化にあたっての紹介文はこうです。「日本文学の源を探る。日本文学の特性とは何か? 藤原惺窩、近松門左衛門、井原西鶴、上田秋成などの江戸文藝を丹念に読み、その問いに答える。初文庫化」。長いヴァージョンの紹介文は書名のリンク先をご覧ください。NTさんではなくHBさんによるものです。なお『近代以前』はかつて、福田和也編『江藤淳コレクション4 文学論II』(ちくま学芸文庫、2001年)にも収録されていましたが、現在は品切。

★文藝春秋編『天才・菊池寛――逸話でつづる作家の素顔』は署名つきの長いヴァージョンの紹介文はありません。短い方はこうでした。「この男が「文藝春秋」を作り上げた! 小林秀雄、舟橋聖一、井伏鱒二など縁の深い作家や親族が織り上げる菊池寛の様々な素顔。生誕125年を記念して「幻の書」が復刊!」。こうやって一通り眺めてみると、文春学藝ライブラリーの創刊は、経済問題、保守思想、中国研究、日本文学、という論壇におけるもっとも古典的かつアクチュアルな主題を押さえ、さらに自社の原点を振り返り顕彰するものとなっていて、実に良く練られたラインナップだと思います。発売がとても楽しみです。


◆注目の文庫近刊

★来月(2013年10月)刊行予定の文庫を見ていきます。まずは、前段とのつながりで文藝春秋。今春より創刊されている文春ジブリ文庫ですが、『風の谷のナウシカ』『天空の城ラピュタ』『となりのトトロ』に続くシネマ・コミック第4弾はついに『火垂るの墓』です。10日発売。近年、テレビでは再放映されてこなかっただけに、朗報です。脳内でアニメを再生しながら繰り返し読むのが楽しいシリーズ。これからもずっと続いてほしいと思います。同日発売の「ジブリの教科書」ももちろん『火垂るの墓』です。今後の刊行予定は文春ジブリ文庫の特設ページに2016年分まで列記されています。発売日が確定されているのかどうか不明ですが、文春ジブリ文庫では宮崎駿監督へのインタヴュー本『風の帰る場所――ナウシカから千尋までの軌跡』も近刊予定と聞きます。親本はロッキング・オンから2002年に刊行された単行本です。

★次に筑摩書房。9日発売のちくま文庫では、湯浅誠『なぜ「活動家」と名乗るのか――岩盤を穿つ』。会田誠『青春と変態』など、同日発売のちくま学芸文庫では、『空海コレクション3 秘密曼荼羅十住心論 上』福田亮成校訂/福田亮成訳、トゥキュディデス『歴史』上下巻/小西晴雄訳、デカルト『幾何学』原亨吉訳、など。小西訳『歴史』は、筑摩版『世界古典文学全集』第11巻(1971年)の文庫化かと思います。親本の表記では「トゥーキュディデース」でした。原訳『幾何学』は白水社版『デカルト著作集』第1巻(1973年;増補版1993年)に収録されていたものの文庫化だろうと思います。

★続いては講談社。11日発売の講談社学術文庫では、エーコ『記号論II』池上嘉彦訳、『ウィトゲンシュタインの講義――ケンブリッジ1932-1935』アリス・アンブローズ編/野矢茂樹訳、中村元『往生要集を読む』、パット・バー『イザベラ・バード――旅に生きた英国婦人』小野崎晶裕訳、などが予定されています。以前も取り上げましたが、エーコは岩波書店から、ウィトゲンシュタインは勁草書房からのスイッチです。また、同日発売の講談社文芸文庫では江藤淳『考えるよろこび』や、井伏鱒二『釣師・釣場』など。なお、11月12日発売予定の講談社学術文庫では、バルザック『役人の生理学』鹿島茂訳が予告されています。

★次に平凡社。12日発売の平凡社ライブラリーでは、木村榮一訳『ボルヘス・エッセイ集』が刊行予定です。版元サイトの紹介文によれば「フーコーの孫引きで有名な『シナの百科事典』が登場する「ジョン・ウィルキンズの分析言語」をはじめ、時間、現実、翻訳、『キホーテ』、カフカ等について博識と奇想の横溢する諸篇を新編・新訳」とのこと。平凡社ライブラリーでの木村さんによるボルヘスの新訳は『エル・アレフ』(2005年)に続く2冊目。こちらは残念ながら現在、版元品切。なお、晶文社では10月にボルヘスの名作『幻獣辞典』(柳瀬尚紀訳)の新版が発売されるようです。なんと挿絵はスズキコージさんが担当。オンライン書店にアップされている内容紹介には「1974年邦訳初版を読みやすく改版。スズキコージの新画12点を新たに収録」とありました。旧版を持っている読者もこれはもう一回買い直したくなるに違いないですね。

★次に岩波書店。16日発売の岩波文庫では、西條八十訳『訳詩集 白孔雀』、マラマッド『魔法の樽 他十二篇』阿部公彦訳、『モーゲンソー 国際政治』中巻、などが予定されています。同じく16日発売の岩波現代文庫では、伊藤正雄訳『現代語訳 学問のすすめ』や、保母武彦『日本の農山村をどう再生するか』などが見えます。文庫とは言っても大きいサイズの岩波少年文庫(同じく16日発売)ではバーバラ・レオニ・ピカード『ホメーロスのイーリアス物語』高杉一郎訳、などが予告されています。

★次に集英社。18日発売の集英社文庫では、坂口恭平『TOKYO一坪遺産』が予告されています。最近髪型の変化が著しい水道橋博士が解説を書かれているとのこと。親本は春秋社より2009年刊。なお、集英社新書では坂口さんは8月に『モバイルハウス 三万円で家をつくる』というユニークな本を上梓されています。同名のDVDは竹書房から5月に発売されています。

★最後に角川書店。25日発売の角川ソフィア文庫では、『バートン版 アラビアンナイト 千夜一夜物語拾遺』大場正史訳、鹿島茂『パリ、娼婦の館 メゾンクローズ』と『パリ、娼婦の街 シャンゼリゼ』、鎌田東二『聖地感覚』などが予告されています。また、11月の角川ソフィア文庫では、三浦逸雄訳のダンテ『神曲』が、地獄篇、煉獄篇、天国篇の三冊同時発売となるようです。各900円。これは、1970年から1972年にかけて角川文庫で刊行されていたものの再文庫化かと思います。三浦逸雄(みうら・はやお:1899-1991?)さんには数々の訳書があり、パピーニやジェンティーレなどを訳されたこともあります。ダンテの「新生」もお訳しになっており、かつて角川文庫でも出ていました。『神曲』だけでなく『新生』も再刊されると良いなあと思います。
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by urag | 2013-09-29 18:14 | 本のコンシェルジュ | Trackback | Comments(0)
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