2013年 02月 21日

新生Book Newsに弊社新刊紹介記事、紀伊國屋じんぶん大賞フェア、など

フライングラインさんの「本が好き!Bookニュース」のライター「ナガタ」さんが独立され、「出版系イベントからマニアックな新刊情報まで、「本」にまつわることはなんでも扱」う、ナガタさん個人が運営するメディア「Book News」として今月からリニューアルされました。

そして、今日公開された記事「伝説的ジャズ評論家の著作集が復刊!その闘争の軌跡を読み解く。『時代の未明から来たるべきものへ』」では弊社新刊『間章著作集I』を取り上げて下さっています。「間章の文章はわかりづらい。しかしかっこいいのだ。[…]本書の本文を読み始めてまず驚くのは、ほとんどジャズ・ミュージシャンの名前が出てこないというところだろう。/ハイデガー、メルロ=ポンティ、カフカ、ブランショといった哲学者・文学者の名前が頻出する。それに対して、言及されるミュージシャンの名前はたとえばビリー・ホリデイくらいだ。最初はそのことに面食らう。しかしジャズに親しんでいない読者には、ある意味ではむしろ読み易いかも知れない。/ちなみに本書で言及されている、間章自身のビリー・ホリデイ論のタイトルは「存在の終末としての休暇」。 これで「存在のウィークエンドとしてのホリデイ」と読ませる。厨二感がアツい。/そう、本書におさめられている文章は、間章というガチの厨二病の生き様が刻印されたものとして捉えると、格別の味わいをもったものになる。いわばヴィンテージものの厨二感」。さすがナガタさん、切り口が巧いですね。

さて、ナガタさんと言えば、空犬さん・河村書店さん・ハマザキカクさんとともに〈Twitter出版速報四天王〉として活動もされており、昨秋は紀伊國屋書店新宿南店3階の「ふらっとすぽっと」でライブトークも行われています。今年は今月8日から同書店の新宿本店3Fで展開中のブックフェア「出版業界のインフラ達「Twitter出版速報四天王」が選ぶ2012年のお勧め人文書フェア」でも選書を担当されています。

このフェアは「紀伊國屋じんぶん大賞2012──読者と選ぶ人文書ベスト30」を記念するブックフェア「読者と選んだ2012年人文書ベストブックフェア」と並行して行われています。今回の大賞は柄谷行人さんの『哲学の起源』(岩波書店、2012年11月)が受賞されており、続くベスト30冊の中には第23位に、弊社8月刊、アガンベン『到来する共同体』がランクインしています。「今年いちばん心にのこり、ふとしたときに何度も読み返した本。造本も素晴らしく、おそらくこれからも、何度も立ち戻ることになるような、広い射程をもった概念の数々」との選評をTさんから頂きました。Tさんありがとうございます。同フェアは、紀伊國屋書店さんの35店舗で展開。店頭で無料配布中の記念小冊子(写真)には柄谷さんの受賞コメントのほか、仲正昌樹さん(金沢大学教授)と與那覇潤さん(愛知県立大学准教授)の特別対談「2012年は"政治"の年だった!? 書棚の民主主義論――西洋思想と日本史の視座から」が3段組計8頁のヴォリュームで収録されています。ここで取り上げられている本は、上記のベストブックフェアや四天王フェアと同時開催で新宿本店3Fで展開中です。これら3つのブックフェアは3月9日(土)まで行われます。

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by urag | 2013-02-21 11:35 | イベント告知 | Trackback | Comments(0)
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